この記事は下記の悩みや疑問を持つ人にオススメです。
- MMDの推奨PCスペックは?
- MMDはノートPCで大丈夫?
- MMDにオススメのPCは?
はじめまして。ブログ運営と動画投稿をしているちゃすくです。
結論だけ先に言うと、MMDは下表のようなPCスペックであれば余裕を持って作業ができます。
PCモデル名 | G-Tune DG-A5G1D | G-Tune DG-A5G60 | LEVEL-M76M-124-RBX | G-Tune FZ-I7G70 | MMDの最低スペック |
---|---|---|---|---|---|
OS | Windows 11 | Windows 11 | Windows 11 | Windows 11 | WindowsOS(Windows7以降の64bit版) |
CPU | AMD Ryzen 5 4500 | AMD Ryzen5 4500 | Intel Core i5 12400 | Intel Core i7-13700KF | Intel Core i7 6700 AMD A10-7870K以上 |
グラフィックス | GeForce GTX 1660 SUPER | GeForce RTX 3060 | GeForce RTX 3060 | GeForce RTX 4070 | NVIDIA Geforce GTX 950以上 |
メモリ | 16GB | 16GB | 16GB | 32GB | (記載なし) |
ストレージ | SSD:512GB | SSD:512GB | SSD:500GB | SSD:1TB | (記載なし) |
公式サイト | マウス公式サイト | マウス公式サイト | パソコン工房公式サイト | マウス公式サイト |
MMDの推奨PCスペックと注意点4選
MMDをプレイする際に必要な最低スペックと推奨スペックは下表の通りです。
項目 | MMDの最低スペック | MMDの推奨スペック |
---|---|---|
OS | WindowsOS(WindowsXP以降) | WindowsOS(Windows7以降の64bit版) |
CPU | PentiumM 超低電圧版 753 1.2GHz/Pentium3 1.2GHz/ATOM Dual Core 330 1.6GHz以上 | Intel Core i7 6700 AMD A10-7870K以上 |
グラフィックス | NVIDIA GeForce 9600GT以上 | NVIDIA Geforce GTX 950以上 |
MMDの最低・推奨スペックは上表の通りですが、いくつかの注意点があるので詳しく解説します。
注意点1:推奨PCスペックは少し古い
そもそもMMD(MikuMikuDance)は個人クリエイターの樋口優さんが開発したソフトです。
そのため、企業製ソフトの様に毎年推奨PCスペックが発表されるわけではありません。
実際、上表の推奨PCスペックも2015年から更新されていないので、今のPCならグラフィックスさえ用意すれば簡単に推奨値を超えます。
ノートPCでもグラフィックボードがあれば余裕
しかし、最近の3Dモデルを扱う場合だと、推奨PCスペックでは性能が足りないこともあります。
可能であれば、グラフィックボードを搭載したデスクトップ型ゲーミングPCがオススメです。
注意点2:モデルによって必要スペックが変わる
MMD自体の推奨PCスペックは低いですが、MMDで扱う3Dモデルは年々クオリティが上がっており、動かす際に求められるスペックも大きくなっています。
荒いモデルは求められるスペックも低いです
そのため、人気な3Dモデルを動かしたい場合は「3Dゲームを快適にプレイできる」程度のPCスペックが必要です。
具体的にはGTX 1660 superやRTX 3060以上を搭載したゲーミングPCであり、価格で言えば13万円以上のモデルになります。
注意点3:グラボなしではMMDが重すぎる
MMDは最低スペックの条件が低いため、現在のグラボなし新品ノートPCでも動作自体は可能です。
具体的にMMDの最低スペックとマウスコンピューターのmouse B5-I7I01SR-Aを比較した結果が下表です。
項目 | MMDの最低スペック | mouse B5-I7I01SR-A |
---|---|---|
OS | WindowsOS(WindowsXP以降) | Windows 11 Home |
CPU | PentiumM 超低電圧版 753 1.2GHz/Pentium3 1.2GHz/ATOM Dual Core 330 1.6GHz以上 | Intel Core i7-1195G7 |
グラフィックス | NVIDIA GeForce 9600GT以上 (ベンチマーク:1.26) | Intel Iris Xe Graphics (ベンチマーク:10.53) |
mouse B5-I7I01SR-Aはグラボ非搭載のノートPCですが、MMDの最低スペックで推奨されているグラボ「GeForce 9600GT」よりも高いベンチマークを持っています。
ベンチマークは性能は数字化したものです。値が大きいほど性能も高いです。
つまり、現在の最新CPUを搭載したPCであれば内蔵GPUだけでMMDの最低グラフィックス性能を上回ることが可能です。
ただし、mouse B5-I7I01SR-AであってもMMDの推奨グラフィックス性能である「Geforce GTX 950(ベンチマーク:13.67)」には及びません。
実際に内蔵GPUや低スペックグラボだとモーションを入れた際に重くなるので、最低でも推奨グラフィックス性能は上回りたいです。
MMDでグラボ性能が足りてないって警告初めて見た…やっぱモーション入れると厳しいのか
— 比名那居 天子@寝具 (@sinzain) August 8, 2023
MMDのグラボに関する内容は下の「MMDはグラボなしで使える?」で詳細に解説しているので、グラボ性能が不安な場合は参考にしてください。
注意点4:MMDにMacやChromeOS版は無い
MMDは個人クリエイターの樋口優さんによる開発なので、Windowsでしか使えず、MacやChromeBook版がありません。
「クリエイターと言えばMacでしょ!」という風潮もありますが、MacやChromeBookはMMDを含む日本の個人製ソフトへほぼ対応していません。
ゆっくり実況を作れるYMMもWindowsのみ
そのため、MMD用のパソコンが欲しい場合はWindows1択なので気を付けてください。
もし既にMacBookやChromeBookを買ってしまった場合はParallels などを使用し、Windowsを動かせる環境を作ってください。
MMDにオススメのPC4選【スペック】
ココからはMMDにオススメのPCを紹介・解説します。
マウスコンピューター G-Tune DG-A5G1D
MMDにオススメのゲーミングPC1つ目は、マウスコンピューターの「G-Tune DG-A5G1D」です。
G-Tune DG-A5G1Dの価格は139,800円であり、具体的なPCスペックは下表になります。
項目 | G-Tune DG-A5G1D | MMDの最低スペック |
---|---|---|
OS | Windows 11 Home 64ビット | WindowsOS(Windows7以降の64bit版) |
CPU | AMD Ryzen 5 4500 | Intel Core i7 6700 AMD A10-7870K以上 |
グラフィックス | GeForce GTX 1660 SUPER | NVIDIA Geforce GTX 950以上 |
メモリ | 16GB | (記載なし) |
ストレージ | SSD:512GB | (記載なし) |
CPUへコスパの高さから人気になっているRyzen 5、グラフィックスにはエントリークラスのGTX 1660 SUPERを搭載しています。
3Dゲームを遊ぶ場合は少し物足りないスペックですが、MMDで動画を作る分には十分なのでオススメです。
マウスコンピューター G-Tune DG-A5G60
MMDにオススメのゲーミングPC2つ目はマウスコンピューターの「G-Tune DG-A5G60」です。
G-Tune DG-A5G60の価格は169,800円であり、ゲーミングデバイスやモニターがセットになった超お得モデルです。
項目 | G-Tune DG-A5G60 | MMDの最低スペック |
---|---|---|
OS | Windows 11 Home 64ビット | WindowsOS(Windows7以降の64bit版) |
CPU | AMD Ryzen5 4500 | Intel Core i7 6700 AMD A10-7870K以上 |
グラフィックス | GeForce RTX 3060 | NVIDIA Geforce GTX 950以上 |
メモリ | 16GB | (記載なし) |
ストレージ | SSD:512GB | (記載なし) |
CPUに6コア12スレッドのRyzen5 4500、グラフィックスへVRや3Dゲームでも対応できる3060を搭載しています。
MMDを余裕で使えるスペックを持っており、HDMI端子がPC前方にもあるので、VRデバイスとも相性が良いです。
パソコン工房 LEVEL-M76M-124-RBX
MMDにオススメのゲーミングPC3つ目はパソコン工房の「LEVEL-M76M-124-RBX」です。
LEVEL-M76M-124-RBXの価格は149,800円であり、具体的なPCスペックは下表になります。
項目 | LEVEL-M76M-124-RBX | MMDの最低スペック |
---|---|---|
OS | Windows 11 | WindowsOS(Windows7以降の64bit版) |
CPU | Intel Core i5-12400 | Intel Core i7 6700 AMD A10-7870K以上 |
グラフィックス | GeForce RTX 3060 | NVIDIA Geforce GTX 950以上 |
メモリ | 16GB | (記載なし) |
ストレージ | SSD:500GB | (記載なし) |
グラフィックスへ3DゲームやVRゲームを遊べる「GeForce RTX 3060」を搭載しており、人気な3DモデルもMMDで扱えます。
15万円以内のゲーミングPCではコストパフォーマンスが非常に高く、MMDの推奨スペックを余裕で上回っているのでオススメです。
マウスコンピューター G-Tune FZ-I7G70
MMDにオススメのゲーミングPC4つ目はマウスコンピューターの「G-Tune FZ-I7G70」です。
G-Tune FZ-I7G70の価格は359,800円であり、具体的なPCスペックは下表になります。
項目 | G-Tune FZ-I7G70 | VRChat推奨スペック |
---|---|---|
OS | Windows 11 | WindowsOS(Windows7以降の64bit版) |
CPU | Intel Core i7-13700KF | Intel Core i7 6700 AMD A10-7870K以上 |
グラフィックス | GeForce RTX 4070 | NVIDIA Geforce GTX 950以上 |
メモリ | 32GB | (記載なし) |
ストレージ | SSD:1TB | (記載なし) |
グラフィックスへ単体価格約15万円の「RTX 4070」を搭載しており、MMDで複数人の3Dモデルを動かしても快適なスペックです。
CPUもIntel最新のCorei7であり、メモリとストレージも大容量なので、MMD以外の3D用ソフトにもオススメです。