この記事は下記の悩みや疑問を持つ人にオススメです。
- Fusion360推奨PCを知りたい!
- Fusion360にオススメのPCは?
- Fusion360の注意点を教えて!
はじめまして。ブログ運営と動画投稿をしているちゃすくです。
結論だけ先に書くと、Fusion360は10万円台のノートPCでも動きますが、可能であればグラボ搭載PCがオススメです。
マウスコンピューターのクリエイター向けPC「DAIV」ならFusion360を余裕で動かせ、コスパも高いです。

DAIVシリーズの中には3DCADへ特化したモデルもあるため、Fusion360用のPCが欲しい時は参考にしてください。
Fusion360推奨PCスペックと注意点
Fusion360の推奨PCスペックは下表の通りであり、10万円台のPCであれば推奨スペックを超える製品も多いです。
Fusion 360 | 最低動作スペック | 推奨PCスペック |
---|---|---|
OS | Windows8.1、10、11(各種64ビット版) MacOS11、12 | (記載無し) |
CPU | Intel Core i、AMD Ryzenシリーズの4コア、1.7 GHz以上 Apple Mシリーズチップ | Intel Core iまたはAMD Ryzen シリーズの3GHz以上、6コア以上 |
グラフィックス | DirectX11 (Direct3D 10.1 以上) VRAM 1GB以上の専用GPU RAM6GB以上の内蔵グラフィックス | DirectX 11 (Direct3D 11以上) VRAM 4GB以上の専用GPU |
メモリ | 4GB以上 | 8GB以上 |
ストレージ | 3GB以上 | 3GB以上 |
ただし、Fusion360を使う際にいくつか気をつけるべき点があるので、詳細を解説します。
注意点1:ノートPCでも動くが、グラボは推奨
Fusion360はグラフィックボード非搭載のノートPCでも動作しますが、快適に作業をしたい場合はグラボがほぼ必須です。
グラフィックボード(グラボ):画像や映像を処理するための部品「GPU」が集積されたPCパーツ。
連続的な演算処理能力に優れており、ゲーミングPCには搭載されている。
非搭載の場合はCPU内蔵パーツが同じ働きをするが、性能はグラボより低い。
Fusion360の推奨スペックでも「VRAM 4GB以上の専用GPU」が指定されており、可能であればGTX1650以上のスペックが良いでしょう。

グラボが無い場合は途中で止まることもある
もしどのグラボやPCが良いか分からない場合は、マウスコンピューターのクリエイター向けPCシリーズ「DAIV」がオススメです。

DAIVの15万円以上する製品ならグラボを搭載しており、コスパも十分に高いので是非チェックしてください。
注意点2:メモリは16GB以上がオススメ
Fusion360の推奨PCスペックでは8GB以上のメモリを推奨していますが、実際に作業をするなら16GB以上がオススメです。

メモリが8GBではFusion360と他のソフトの併用によってメモリ不足になりやすく、「動作が重くなる」「フリーズする」などが起きやすいです。

他のソフトを立ち上げておくことは多いからね
メモリ不足に陥らないためにも16GB以上、可能であれば32GB以上のメモリを搭載したPCがオススメです。
パソコン工房のクリエイター向けPCシリーズ「SENSE」なら、デスクトップPCのほとんどが16GB以上のメモリを搭載しています。

SENSEの中でも「3DCAD向けモデル」があるので、PCスペックが分からない場合はパソコン工房もオススメです。
注意点3:大規模設計では高スペックPCが必要
Fusion360で中〜大規模な設計を考えている場合は、30万円超えの高スペックPCも視野へ入れておいた方が良いです。

子供サイズ以下の置物やシンプルな設計であれば10万円台のPCでも十分ですが、自動車や工業用機械の設計は高スペックPCでなければ難しいです。
なぜなら、大規模・複雑な設計ではCPUとグラフィックスへ多大な負荷がかかり、メモリの使用量も一気に増えるからです。

低スペックPCでは処理おちします
そのため、中〜大規模な設計を考えている場合は、30万円台以上のクリエイター向けPCがオススメです。
Fusion360にオススメのPC5選【推奨】
ここからはFusion360の推奨スペックを満たしたオススメのPCを紹介します。
マウスコンピューター DAIV R4-I7G50WT-A
Fusion360にオススメのPC1つ目は、マウスコンピューターのノートPC「DAIV R4-I7G50WT-A」です。

DAIV R4-I7G50WT-Aの価格は149,800円であり、具体的なPCスペックは下表の通りです。
項目 | DAIV R4-I7G50WT-A | Fusion360最低動作スペック | Fusion360推奨PCスペック |
---|---|---|---|
OS | Windows11 Home 64ビット | Windows8.1、10、11(各種64ビット版) MacOS11、12 | (記載無し) |
CPU | Intel Core i7-12650H | Intel Core i、AMD Ryzenシリーズの4コア、1.7 GHz以上 Apple Mシリーズチップ | Intel Core iまたはAMD Ryzen シリーズの3GHz以上、6コア以上 |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 3050 Laptop | DirectX11 (Direct3D 10.1 以上) VRAM 1GB以上の専用GPU RAM6GB以上の内蔵グラフィックス | DirectX 11 (Direct3D 11以上) VRAM 4GB以上の専用GPU |
メモリ | 16GB | 4GB以上 | 8GB以上 |
ストレージ | SSD:512GB | 3GB以上 | 3GB以上 |
グラフィックスへ現行の低価格帯グラボ・RTX3050、CPUへハイエンドのCore i7を搭載しており、個人利用なら十分快適に動作するスペックです。
ストレージが512GBのみなので3Dデータを扱う場合は少ないですが、増設や外付けSSDで対処できるのでオススメです。

ディスプレイは14インチなのでA4よりも一回り分デカい
マウスコンピューター DAIV S4-I7G60CB-B
Fusion360にオススメのPC2つ目はマウスコンピューターのノートPC「DAIV S4-I7G60CB-B」です。

DAIV S4-I7G60CB-Bの価格は229,800円(WEB限定)であり、具体的なPCスペックは下表の通りです。
項目 | DAIV S4-I7G60CB-B | Fusion360最低動作スペック | Fusion360推奨PCスペック |
---|---|---|---|
OS | Windows11 Home 64ビット | Windows8.1、10、11(各種64ビット版) MacOS11、12 | (記載無し) |
CPU | Intel Core i7-13700H | Intel Core i、AMD Ryzenシリーズの4コア、1.7 GHz以上 Apple Mシリーズチップ | Intel Core iまたはAMD Ryzen シリーズの3GHz以上、6コア以上 |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop | DirectX11 (Direct3D 10.1 以上) VRAM 1GB以上の専用GPU RAM6GB以上の内蔵グラフィックス | DirectX 11 (Direct3D 11以上) VRAM 4GB以上の専用GPU |
メモリ | 16GB | 4GB以上 | 8GB以上 |
ストレージ | SSD:512B | 3GB以上 | 3GB以上 |
DAIV S4-I7G60CB-BはFusion360で中規模設計をするくらいなら余裕であり、ノートPCで設計したい場合はオススメです。
大規模な設計は条件次第ですが、個人で開発する環境であれば十分なスペックだと思います。

ディスプレイサイズは14インチです
パソコン工房 SENSE-MWP5-R57X-RBX
Fusion360にオススメのPC3つ目は、パソコン工房のデスクトップPC「G-GEAR GA5J-B221/B2」です。

SENSE-MWP5-R57X-RBXの価格は144,800円であり、具体的なPCスペックは下表の通りです。
項目 | SENSE-MWP5-R57X-RBX | Fusion360最低動作スペック | Fusion360推奨PCスペック |
---|---|---|---|
OS | Windows11 Home 64ビット | Windows8.1、10、11(各種64ビット版) MacOS11、12 | (記載無し) |
CPU | AMD Ryzen 7 5700X | Intel Core i、AMD Ryzenシリーズの4コア、1.7 GHz以上 Apple Mシリーズチップ | Intel Core iまたはAMD Ryzen シリーズの3GHz以上、6コア以上 |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 3060 | DirectX11 (Direct3D 10.1 以上) VRAM 1GB以上の専用GPU RAM6GB以上の内蔵グラフィックス | DirectX 11 (Direct3D 11以上) VRAM 4GB以上の専用GPU |
メモリ | 16GB | 4GB以上 | 8GB以上 |
ストレージ | SSD:500GB | 3GB以上 | 3GB以上 |
CPUへハイエンドCPUのRyzen7、グラボにRTX3060を搭載しており、3DやVR向けの高コスパPCに仕上がっています。
Fusion360で大規模な設計をする場合はメモリを32GBへ増設した方が良いですが、初心者であれば十分なスペックです。

デスクトップはノートよりコスパが良いですね
マウスコンピューター DAIV FX-I7G60
Fusion360にオススメのPC4つ目は、マウスコンピューターのデスクトップPC「DAIV FX-I7G60」です。

DAIV FX-I7G60の価格は269,800円であり、具体的なPCスペックは下表の通りです。
項目 | DAIV FX-I7G60 | Fusion360最低動作スペック | Fusion360推奨PCスペック |
---|---|---|---|
OS | Windows11 Home 64ビット | Windows8.1、10、11(各種64ビット版) MacOS11、12 | (記載無し) |
CPU | Intel Core i7 13700KF | Intel Core i、AMD Ryzenシリーズの4コア、1.7 GHz以上 Apple Mシリーズチップ | Intel Core iまたはAMD Ryzen シリーズの3GHz以上、6コア以上 |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 3060 | DirectX11 (Direct3D 10.1 以上) VRAM 1GB以上の専用GPU RAM6GB以上の内蔵グラフィックス | DirectX 11 (Direct3D 11以上) VRAM 4GB以上の専用GPU |
メモリ | 32GB | 4GB以上 | 8GB以上 |
ストレージ | SSD:1TB | 3GB以上 | 3GB以上 |
CPUへハイエンドモデルのCore i7、グラフィックスへRTX3060を採用しており、メモリ量にも優れた構成になっています。
メモリさえ気をつければ中規模以上の設計も快適なので、これからFusion360を始めたい人にはオススメです。

1TBのストレージも嬉しい
パソコン工房 SENSE-F0X7-LCR79X-XLX
Fusion360にオススメのPC5つ目はパソコン工房のデスクトップPC「SENSE-F0X7-LCR79X-XLX」です。

SENSE-F0X7-LCR79X-XLXの価格は496,800円であり、具体的なPCスペックは下表の通りです。
項目 | SENSE-F0X7-LCR79X-XLX | Fusion360最低動作スペック | Fusion360推奨PCスペック |
---|---|---|---|
OS | Windows11 Home 64ビット | Windows8.1、10、11(各種64ビット版) MacOS11、12 | (記載無し) |
CPU | AMD Ryzen 9 7900X | Intel Core i、AMD Ryzenシリーズの4コア、1.7 GHz以上 Apple Mシリーズチップ | Intel Core iまたはAMD Ryzen シリーズの3GHz以上、6コア以上 |
グラフィックス | GeForce RTX 4090 | DirectX11 (Direct3D 10.1 以上) VRAM 1GB以上の専用GPU RAM6GB以上の内蔵グラフィックス | DirectX 11 (Direct3D 11以上) VRAM 4GB以上の専用GPU |
メモリ | 32GB | 4GB以上 | 8GB以上 |
ストレージ | SSD:1TB | 3GB以上 | 3GB以上 |
CPUへ超ハイエンドモデルのRyzen9、グラフィックスへRTXシリーズで最高位のRTX4090を搭載した超ハイスペックPCです。
自動車や工業製品の設計など、中〜大規模設計にも対応できるスペックであり、高速レンダリングも可能なのでオススメです。

余裕があればメモリを増設しても良いかも