この記事は以下の悩みや要望を持つ方にオススメです。
- ゲーミングPCやBTOパソコンでデータの移行をしてみたい
- SSDを直接取り外して新しいパソコンへ取り付けることは可能?
- 実際にSSDを取り替えた人の意見や気を付けるポイントは?
自作パソコン初心者である私が実際にゲーミングPCのSSDを別のPCへ移動してみたので、方法や気を付けたポイントを解説していきます。

動画にもまとめてあります
*ブログのアイキャッチ(サムネ)にはCanvaを使用しています。
SSDとメモリを直接取り外してデータ移行する方法
動画編集用PCに今までグラフィックボードを搭載していなかったので、すでにGeForce GTX1650SUPERが搭載されているマウスのGtuneにデータを移行していきます。
移行前後のPCスペックについては下表の通りです。
移行前のPCスペック(ドスパラ) | 移行後のPCスペック(マウス) | |
CPU | Core i5-10400 | Ryzen 5 3600 |
GPU | インテル UHDグラフィックス630 | GeForce GTX1650SUPER |
RAM | 16GB(移行) | 16GB(移行) |
ROM | SSD 256GB(移行) | SSD 256GB(移行) |
PCからSSDとメモリを取り外す
今回はメモリとSSDを移行されるGtuneにもメモリと空のSSDが搭載されているため、先にSSDとメモリを取り外しておきます。(マウスのGtuneなのにメモリが1枚しか無いのは既に別PCへ移植したからです)

パソコンケースの開け方はネジを外すタイプやカバーを上手く引っ張るタイプなどがあるので、初めて開ける方はどのタイプなのか確認してください。
メモリを外すためにロックを解除します。

ロックはメモリ挿入口の端にある出っ張りを押せば解除されます。

メモリとマザーボードの相性によってはなかなか抜けない場合もあるため、そんな時は傷つかない程度に力を入れてください。
メモリを外したら、次はSSDを取り外していきます。

上画像のSSDは右側がマザーボードに繋がっており、左側がネジで固定されています。
ネジさえ外せば下画像のようにSSDの左側が起き上がるので、引っ張れば簡単に取り外すことが出来ます。

次に、SSDとメモリを移行するPC(ガレリア)のケースを開けます。
2年くらい使っていたため、ケース内は埃が溜まってかなり汚かったです…

埃が溜まっていると故障の原因にもなるためエアダスターで埃を取り除きます。
ガレリアのPCもマウスのPCと同様にSSDとメモリを取り外します。

メモリはマウスのPCと同じように取り外せますが、SSDは左側にあるゴムの蓋を引っ張ることで取り外せました。

個人的にはネジを回して取り外すより楽でした。
ゲーミングPCにSSDとメモリを取り付ける
Gtuneにドスパラから取り外したメモリとSSDを取り付けていきます。

まずはSSDの右側をマザーボードへ差し込み、SSDの左側を手で押さえて固定します。

グラボが邪魔で上手く押さえられない場合は細い棒などを使用すると良いかもしれません。
上手くSSDを固定出来たら、ネジを締めていきます。
SSDを固定するネジは小さくて落ちやすいため、ドライバーの磁力が弱くなっている場合は注意してください。
次にメモリを取り付けていきます。
今回は2枚(デュアルチャンネル)差し込むため、下画像の1番右と右から3番目にメモリを搭載します。

メモリ挿入口のロックが解除されていることを確認し、メモリの向きに注意しながら取り付けます。
しっかりメモリを取り付けることが出来れば「カチッ」という音がして自動でロックされます。

念の為、軽く引っ張ってメモリが外れないか確認してください。
2枚目のメモリも1枚目と同様にマザーボードへ取り付けます。

これでSSDとメモリの移行は完了です。
一応、ゲーミングPC内をエアダスターで綺麗にしてから実際に起動してみます。

SSDとメモリを移行したゲーミングPCを起動してみたら…
SSDとメモリを移行したゲーミングPCを起動してみると、すぐには何も表示されませんでした。

移行前のPCであれば起動するとすぐにTHIRDWAVE(ドスパラ)のロゴが表示されたのですが….
と思ってたらマウスのロゴが表示されました!

とりあえず無事に起動し、PCを移行したのでパスワードの変更などをする必要があるみたいです。

パスワードを再発行し、ログインすると移行前のPCデータがちゃんと引き継がれていました。
この記事執筆時点でデータ移行から約10日ほど経ちますが、特に不具合は起きずに動画編集も今まで通り行うことが出来ました。(移行後に作ってみた動画↓)
グラフィックボードにGeForce GTX1650SUPERを使用したおかげで動画のエンコード時間も早くなったので、エンコード時間で悩んでいる方にはデータの移行やグラボの交換がオススメです。