- 家電量販店でパソコンを買うのは情弱?
- PCを家電量販店で買うと割高なの?
- 家電量販店でPCを買ってはいけない理由は?
はじめまして。動画投稿とブログ運営をしているちゃすくです。
私は実際に下表のPCを持っており、普段はネットでPCを買っています。
ミドルタワー | ミドルタワー | ミドルタワー | スリムタワー | ノートPC | |
---|---|---|---|---|---|
OS | Windows | Windows | Windows | Windows | Windows |
CPU | AMD Ryzen5 3600XT | Intel Core i5-10400 | Intel Core i7-10700 | Intel Core i7-3770K | Intel Core i5-10210U |
GPU(グラボ) | GeForce GTX1660 SUPER | UHDグラフィックス630 | GeForce RTX 3060 | GeForce GTX1050 | UHDグラフィックス630 |
RAM(メモリ) | 16GB | 16GB | 32GB | 8GB | 8GB |
ROM(ストレージ) | SSD 512GB | SSD 256GB | SSD 512GB | SSD 256GB | SSD 256GB |
しかし、私もPCの知識を付けるまでは家電量販でPCを買っており、情弱だったので完全にカモられていました…
そこで、私自身の反省も踏まえて「家電量販店でPCを買ってはいけない理由」を解説していきます。

少しだけ結論を明かすとパソコン工房などで買った方が絶対に得だからです
【情弱】家電量販店でPCを買ってはいけない理由
簡潔に理由だけを先に言うと、家電量販店でPCを買うとカモられる可能性が非常に高いです。
家電量販店では無く、ドスパラやパソコン工房などのネットショップ(BTOパソコンメーカー)で買うことをオススメします。
詳細な理由については下記で解説していきます。
理由1:ゴミPCが並んでいる
家電量販店でPCを買ってはいけない理由1つ目は「ゴミPCが並んでいる」です。
通常、PCと言えばCPUはIntelのCoreシリーズやAMDのRyzenシリーズがメジャーです。

なぜなら、CoreやRyzen未満のCPUでは性能が低過ぎるため、事務作業や軽量なプログラミングでもPCが重くなりやすいからです。
そのため、PCを購入する時は絶対にCoreやRyzenを選びたいですが、家電量販店ではCoreやRyzen未満のCPUを搭載したPCが当たり前のように並んでいます。

下画像は2020年モデルだけど…

ハッキリ言って上画像のようなPCは下記の点から電気が流れるだけのゴミであり、絶対に10万円も払ってはいけません。
- CPUがCeleronなので、事務作業にも使えない
- 今時、メモリは8GB以上が当たり前なのに4GBしかない
- SSDではなくHDDなので読み込みや起動が遅い
パソコン工房には同じ価格帯で2倍以上性能が高いPCが売られており、家電量販店のPCが非常に割高になっています。
項目 | 家電量販店 | パソコン工房 | 性能の違いや特徴 |
---|---|---|---|
OS | Windows 10 | Windows 11 | Windows11が新しいです |
CPU | Intel Celeron 5205U | Intel Core i5 1135G7 | ベンチマークテスト(※1)だと、Celeron 5205Uは1451、Core i5 1135G7は9982 |
メモリ | 4GB | 8GB | ExcelやWordで有名なMicrosoft365は4GB以上を推奨 |
ストレージ | HDD:1TB | SSD:500GB | パソコン工房のSSDはM.2なので、転送速度はHDDよりも最大50倍も早い |
価格 | 98800円 | 97980円 | ほぼ同じ価格帯です |
家電量販店では上記のような割高PCが当たり前のように並んでいるので、パソコン工房などのネットショップがオススメです。
理由2:価格とスペックのコスパが悪い
家電量販店でPCを買ってはいけない理由2つ目は「価格とスペックのコスパが悪い」です。
先ほどの理由と少々似ていますが、実は家電量販店にも高スペックのPCはちゃんと売っています。
例えばヤマダ電機ではネットショップであるマウスコンピューターのPCも扱っており、下画像のように性能が悪くないPCも売られています。

価格 | 137,280円 |
OS | Windows 11 Pro |
CPU | Intel Core i5-11400 |
GPU(グラボ) | 内蔵GPU |
RAM(メモリ) | 8GB |
ROM(ストレージ) | SSD 512GB |
しかし、マウスコンピューターの本家サイトではさらにコスパの良いモデルが売られています↓

価格 | 126,800円 |
OS | Windows 11 Home |
CPU | Intel Core i5-12400 |
GPU(グラボ) | 内蔵GPU |
RAM(メモリ) | 8GB |
ROM(ストレージ) | SSD 512GB |
ざっくりと2つのPCを比較すると下記の通りであり、やはりマウスコンピューター本家の方がコスパに優れています。
ヤマダのモデル | マウスのモデル | 両者の比較 | |
---|---|---|---|
価格 | 137,280円 | 126,800円 | マウスが10,480円安い |
OS | Windows 11 Pro | Windows 11 Home | Pro=Home+9,000円。正直、Proは要らない |
CPU | Intel Core i5-11400 | Intel Core i5-12400 | マウスのCPUは9,388円分性能が高い |
GPU(グラボ) | 内蔵GPU | 内蔵GPU | 一緒 |
RAM(メモリ) | 8GB | 8GB | 一緒 |
ROM(ストレージ) | SSD 512GB | SSD 512GB | 一緒 |

OSとCPUで価格差はほぼ無いはずなのにマウスの方が安い
そのため、少しでもコスパの良いPCを買いたい場合はネットショップであるマウスコンピューターで直接買うことがオススメです。

理由3:PCの選択肢が少ない
家電量販店でPCを買ってはいけない理由3つ目は「PCの選択肢が少ない」です。
一見、家電量販店では大量のPCが並んでますが、中にはスペックが低すぎて購入候補にならないPCもあ、グラボ非搭載も多いです。
グラボ(グラフィックボード):基本的に画像や映像を処理するための部品が集積されたPCパーツ。単純作業が得意であり、ゲーミングPCやクリエイター用PCでは必須。
搭載されていない場合はCPUに内蔵されているパーツが同じ働きをする。
そのため、家電量販店に並んでいるPCは意外にも選択肢の幅が狭く、予算やスペックを妥協しなければいけない場合も多いです。

在庫の問題もあるからね
一方で、ネットショップだと在庫の問題が小さいので幅広い製品があり、スペックや価格を妥協する機会が少ないです。

しかも、パソコン工房やFRONTIERのようなBTOパソコンメーカーはPCのスペックをカスタマイズして注文ができます。
もちろん、BTOパソコンメーカーであればグラボ搭載PCもあるので、動画編集やPCゲームをプレイしたい場合はBTOパソコンメーカー1択です。
理由4:オプションが邪魔過ぎる
家電量販店でPCを買ってはいけない理由4つ目は「オプションが邪魔過ぎる」です。
家電量販店でPCを買う時には下記2つのオプションが定番となっていますが、これらは要りません。
- パソコンの初期設定(4,000円〜)
- ウイルス対策用ソフト(6,000円〜)
パソコンの初期設定(4,000円〜)
「パソコンの初期設定」では起動時の設定やOfficeのインストール、インターネットオプションなどの幅広い設定を店員がやってくれます。
しかし、今のPCやソフトは初期設定も丁寧にPC側がガイドしてくれるので、日本語が読めれば誰でも出来ます。

Officeに関してはライセンスコードを入力するだけ
仮に初期設定をミスっても後から変更することが出来るため、わざわざ有償でやってもらう必要はありません。
ウイルス対策用ソフト(6,000円〜)
パソコンにウイルス対策は必要ですが、Windowsであれば最初から「WindowsDefender」という優秀なウイルス対策ソフトが搭載されてます。

そのため、わざわざ有料のウイルス対策ソフトを購入する必要は全くありません。
もしかしたら「無料のウィルス対策ソフトは性能が低いのでは?」と思うかもしれませんが、WindowsDefenderは他の有料ソフトと比較してもウイルス検出率が非常に高いので問題ありません。
実際にWindowsDefenderと有料ソフトを比較した結果が下画像であり、赤で囲んだ部分がWindowsDefenderです。

棒グラフの中でグレー部分はウイルスを防げた攻撃、赤部分はウイルスを防げなかった攻撃、黄色が利用者に依存した感染、折れ線グラフが誤検知の数です。
グラフからも分かる通り、WindowsDefenderは有料ソフトに負けていないどころか、むしろ勝っているので性能の問題は全くありません。
ただし、誤検知も多いので、有志が作ったフリーソフトをダウンロードしたい時などは使いづらいと思うかもしれません。
PCを買うならBTOパソコンメーカーがオススメ
もし動画編集やブログ、PCゲームを始めたくてPCが欲しい場合はネットショップの中でもBTOパソコンメーカーがオススメです。
BTOパソコン:BTOはBuild To Orderの略称であり、意味は「受注生産」。
つまり、BTOパソコンメーカーは商品が購入されてから組み立てる形式のメーカー。
超人気アイドルである山田涼介さんもBTOパソコンメーカー「ドスパラ」のGALLERIAと呼ばれるモデルを使用しています。

基本的にBTOパソコンメーカーであれば、どこで買っても家電量販店よりコスパが良いので、今からPCが欲しい人はBTOパソコンメーカーで購入してみてください。

ここからはオススメのBTOパソコンメーカーを紹介
品揃え豊富:パソコン工房

パソコン工房はゲーミングPCやクリエイターPC、ビジネスPC、ティープラーニングPCなど幅広い製品を取り扱っているBTOパソコンメーカーです。
PCパーツ単体でも販売しているのでカスタマイズへ挑戦してみたい人にもオススメです。
ちなみに、パソコン工房はネットショップが基本ではありますが、実店舗も多いので実際にPCを見たい場合はお店へ行ってみるのもアリです。
最速で届く:ドスパラ

ドスパラはBTOパソコンメーカーの中でも圧倒的な知名度と人気を持つメーカーであり、利用しているゲーム実況者やYouTuberも多いです。
注文してから届くまでの期間が業界内で最速なので、早くPCが欲しい人にオススメです。
一時期は「品質が悪い」と問題になっていましたが、今は安くて安心できるBTOパソコンメーカーになっています。
PC初心者向け:マウスコンピューター

マウスコンピューターはTVCMでもお馴染みのBTOパソコンメーカーであり、G-Tuneと呼ばれるゲーミングブランドがプロゲーマーやVtuberから人気です。
他のBTOパソコンメーカーに比べるとPC初心者向きな製品が多く、お手頃な価格帯のPCが充実しています。
そのため、ゲーマー向けPCだけではなく、動画クリエイター向けPCやイラストレイター向けPCなどもあり、今から何かを始めてみたい人にオススメのBTOパソコンメーカーです。
業界最安:FRONTIER

FRONTIERはヤマダ電機傘下のBTOパソコンメーカーであり、業界内最安で高スペックPCを買うことが出来ます。
なぜなら、FRONTIERでは月末セールや期間限定セールなど何かしらのセールを常にやってるからです。
定価自体は他店とあまり変わりませんが、常にセールをしているせいで基本的に他のBTOパソコンメーカーよりも安く、売り切れになっているモデルも多いです。
キャラコラボ多数:TSUKUMO

TSUKUMOもヤマダ電機傘下のBTOパソコンメーカーであり、PC本体以外にもPCパーツやソフトウェア、VRヘッドセットも売っているメーカーです。
また、エヴァンゲリオンや初音ミク、ホロライブなどとコラボしており、ファンには嬉しいグッズが多数あります。

PCのコスパは他店に劣るところもありますが、コラボグッズは優秀なので定期的に確認しておきたいメーカーです。