はじめまして。ブログ運営と動画投稿をしているちゃすくです。
結論から書くと、Adobeの無料体験版は「新しいAdobeアカウント」と「新しいパソコン」があれば何度でも使うことが可能です。
仮にパソコンを50台持っていた場合、1台のパソコンで7日間の無料体験ができるため、350日間も無料体験できます。
パソコンが複数台必要なものの、4台あれば1ヶ月も無料で使えるため、少しでも長く無料体験したい場合はオススメです。
Adobeの無料体験版を何度も使う方法
Adobeの体験版を永遠に使う正規の方法はありませんが、実は複数のAdobeアカウントとPCを用意することでAdobeの体験版を複数回利用できます。
と言うのも、Adobeの無料体験版には下記のルールがあり、PCとAdobeアカウントを新しくすればルールに抵触しないからです。
- 体験版の利用はAdobeアカウントに記録される
- 体験版を利用した端末情報も記録される
(PCを初期化しても記録されてるので意味なし) - PCの日付時間を変えると体験版が強制終了する
- 体験版ソフトのプログラムを変更すると強制終了
- ネットに繋いでいない状態でも体験版は終了する
つまり、PCを5台持っている状態であればAdobeの無料体験版を5回まで使い続けられます。
PCさえ用意できれば実質永遠に無料体験版を使えます
実際に上記のやり方でAdobeの体験版を複数回利用している人もおり、知る人ぞ知る裏技になっています。
複数台のPCを駆使してAdobeの体験版だけで卒研乗りきってやる。
— べなちゃんドロップキック (@Bena0307) July 14, 2016
もちろん、上記の裏技はAdobe社が推奨していないので、いつか対策されると思いますが、少しでも長く体験版を使いたい場合は参考にしてください。
【裏技】Adobe解約で無料にする方法
実はAdobeでソフトの解約手続きに入ると、Adobe社が顧客離れを止めるために60日間も無料で使えるようにする場合があります。
この方法は一度Adobeを契約しなければいけませんが、Adobe社が提供する正式な無料サービスなので安全性が非常に高い裏技です。(詳細やリスクはこちら)
無料ではなく、半額でオススメしてくる場合もあります
一度正式に購入しなければいけない点と運要素がデメリットであるものの、Adobeソフトを無料や格安で続けられるメリットは大きいです。
特にAdobeの全アプリを利用できるAdobe Creative Cloudを解約する時に表示されやすいので、無料期間を伸ばしたい場合はAdobe Creative Cloudから始めても良いでしょう。
Adobeの無料体験版を使う時の注意点3選
Adobeの無料体験は機能制限がありませんが、下記の注意点があるので詳しい内容を解説します。
- Adobeの無料体験は各ソフトごとではない
- Adobeの無料体験にはクレカが必要
- Adobeの無料体験版は商用利用できない
Adobeの無料体験は各ソフトごとではない
Adobeには「Photoshop」や「Premiere Pro」などの業界必須級ソフトが複数ありますが、無料体験は各ソフトごとにできる訳ではありません。
つまり、Photoshopを7日間無料体験した後にPremiere Proを無料体験することはできません。
一方、Photoshopの無料体験期間中は自動的に他のAdobeソフトも体験できるようになるため、7日間の間であればPremiere Proも利用できます。
そのため、Photoshopを利用できるプランには下記がありますが、どれを無料体験してもPhotoshopは7日間しか無料体験ができません。
プラン | 使用可能ソフト | 月々プラン | 年間プラン(月々払い) | 年間プラン(一括払い) |
---|---|---|---|---|
Adobe Creative Cloud | 全26ソフト (詳細はこちら) |
月額10,280円(税込) 年間123,360円(税込) |
月額6,480円(税込) 年間77,760円(税込) |
年間72,336円(税込) (1ヶ月あたり税込6,028円) |
Photoshop単プラン | Photoshop Adobe Fresco Photoshop Express Adobe Express |
月額3,828円(税込) 年額45,936円(税込) |
月額2,728円(税込) 年間32,736円(税込) |
年間28,776円(税込) (1ヶ月あたり税込2,398円) |
フォトプラン | Lightroom Lightroom Classic Photoshop Photoshop Express |
なし | 20GB:月額1,078円(税込) 1TB:月額2,178円(税込) |
20GB:年間12,936円(税込) 1TB:年間26,136円(税込) |
3つプランを利用して21日間の無料体験はできません
他社と比較するとAdobeは無料体験の期間が非常に短いため、できるだけ無料体験へ多くの時間を割ける時期に始めれるとよいでしょう。
Adobeの無料体験にはクレカが必要
Adobeのソフトを無料体験する場合、本人確認も兼ねたクレジットカードの登録が必要です。
日本のクレジットカードであればほぼ全て対応しており、私は楽天カードを利用しています。
年会費無料&5000円分の楽天ポイントが貰えるのでオススメです
また、デビットカードを入力した場合でも通ることはありますが、Adobe社は推奨していません。
実際に私がデビットカードを入力した場合は通ったので、クレジットカードを持っていない場合は下の記事を参考にしてください。
Adobeの無料体験版は商用利用できない
Adobeの無料体験版は体験期間以外の機能制限が一切無いため、有料版ソフトと同じ機能を利用できます。
しかし、Adobe公式サイトには下記があり、体験版で商用利用することを禁止しています。
Q10. 体験版を使用して商用の Web サイトや、サイトを作成して利益を上げることができますか?
A10. 商用、もしくは営利目的のプロジェクトに体験版を使用することはできません。
体験版は評価目的のみに使用目的が限られております。出版、商用利用等、ソフトウェアを購入するための評価以外に使用することはできません。商用、営利目的、サイト運営等の目的のプロジェクトを行う場合は、製品版をご購入いただく必要があります。引用元:Adobe公式サイト
個人的な推測になりますが、無料体験版で商用利用を許可してしまうとトラブルが起きやすく、Adobe社にとっても不利益や不信感が起きやすいからだと思います。
実際にSNSで話題になったトラブルとして下記があり、両者やAdobeも批判されていました。
- 学生がAdobeの体験版でアイコン制作を受注
- Twitter系インフルエンサーが制作を依頼
- アイコン制作中に体験版期間が終了
- 学生がインフルエンサーに有料版の費用を追加で求める
- インフルエンサーは上記へ納得いかず、Twitterで晒す
Adobeほどの大企業になると公的な振る舞いが求められるため、「無料体験では商用利用はできない」旨を発表しておく必要があるのだと考えられます。
もしAdobeのソフトを商用利用する場合、次章で紹介する「Adobeを安く購入する方法4選」を参考にしてください。
Adobeを安く購入する方法4選
無料体験以外でAdobeを安く購入する方法には下記があるため、詳しい内容を解説します。
-
- 学生&教員割引を使う
- 外資でAdobeと契約
- Adobe講座を受ける
- Adobeを解約するフリ
方法1:学生&教員割引を使う
学生や教員であればAdobe社へ証明書を提出することで、Adobe Creative Cloud(Adobe CC)を学割価格で購入できるようになります。
Adobe CCにはAfter EffectsやPremiere Proなどの全26ソフトが含まれており、色んなソフトを利用制限なしで使えます。
Adobe CC以外で学割はありませんが、通常価格の60%OFF以上で契約できるのは大きなメリットです。
プラン | 月々プラン | 年間プラン(月々払い) | 年間プラン(一括払い) |
---|---|---|---|
Adobe Creative Cloud | 月額10,280円(税込) 年間123,360円(税込) |
月額6,480円(税込) 年間77,760円(税込) |
年間72,336円(税込) (1ヶ月あたり税込6,028円) |
Adobe Creative Cloud (学割) |
なし | 月額1,980円(税込) 年間23,760円(税込) |
年間23,760円(税込) (1ヶ月あたり税込1,980円) |
Adobe Creative Cloud (法人向け) |
なし | 月額9,280円(税込) 年間111,360円(税込) |
年間111,368円(税込) (1ヶ月あたり税込9,281円) |
実質月額1980円で使えるようになるので、Adobeソフトを少しでも安く買いたい場合はオススメです。
方法2:外貨でAdobeと契約
Adobeの料金は国によって変化しており、日本よりも物価が低い国では価格が安くなる傾向にあります。
例えばトルコの通貨「リラ」は日本円以上に通貨の価値が下落しており、Adobe CCの価格で比較した場合は下表になります。
Adobe Creative Cloud | 月々プラン | 年間プラン(一括払い) |
---|---|---|
日本(円) | 月額10,280円 | 年間72,336円 |
トルコ(リラ) | 月額507.60リラ (約2,714円) |
年間2289.60リラ (約12,243円) |
日本円をリラへ変えて支払う必要があるものの、学割以上に安い価格になっています。
ただし、トルコのリラで支払う場合はトルコ国内で発行されたクレジットカードが必要であり、他の国でも同じような仕組みです。
そのため、Adobeの料金を外貨で支払う方法はあまり現実的ではありません。
トルコまでAdobeのPOSAカードを買いに行く方法もあります(片道5万円超え)
方法3:Adobe講座を受ける
社会人は学割版のAdobe CCを契約できませんが、「デジハリ」のAdobe講座を利用すれば学割に近い価格でAdobeを導入できます。
デジハリはアドビプラチナスクールパートナーなので、実は受講生へ学割版のAdobe CCを販売できます。
Adobe講座 | 料金 | Adobe CC | 講座の内容 |
---|---|---|---|
デジハリ | 動画閲覧1ヶ月+課題作成2ヶ月 :39,980円 |
1年分のライセンス付き | ・オンライン講座 ・動画を見ながら学習 ・課題添削をしてもらえる |
1年分のAdobe CCへ講座費用が上乗せされている分、本来の学割価格である23,760円よりは高いですが、通常版の72,336円よりは安いです。
オンライン講座なのでネット環境さえあれば誰でも受けられますし、応募に年齢制限もありません。
動画を見て自分で学習する講座なので、分かってる人は動画を見なくてもOK
社会人がAdobeソフトを格安で購入できる貴重な方法なので、学割並みの値引き率で購入したい場合はオススメです。
方法4:Adobeを解約するフリ
これはほとんどの人が知らない裏技ですが、Adobeへ解約する素振りを見せると同じプランを割引価格で提案してきます。
実際にAdobe CCを解約するために手続きを進めると、約半額でAdobe CCを提供してきます。
学割プラン(月額1,980円)には劣る割引ですが、半額で続けられる点は大きなメリットです。
Adobe離れが起きないために必死
私はAdobe CCでしか経験がありませんが、おそらく単体プランを解約する際にも同じような表記が出ると思います。
ただし、裏技が広まりすぎればAdobe社も対策すると思うので、できるだけ早めに利用することをオススメします。