はじめまして。ブログ運営と動画投稿をしているちゃすくです。
結論から書くと、クラック版のAdobeを使うことはほぼ不可能であり、使えたとしても最新の機能を搭載していないので使い物になりません。
Adobeであれば正式な方法で通常価格よりも安く買う方法があるので、記事後半では詳しい方法も解説していきます。
Adobe製品のクラックがバレた理由3選【割れ】
過去にAdobe製品のクラックがバレた人には下記の理由があるので、詳しい内容を解説していきます。
- Adobe社によるクラックの検出
- シリアルナンバーの確認
- 身内や知り合いの通報&共有
理由1:Adobe社によるクラックの検出
Adobe社のソフトは常にオンライン上でアップデートを重ねており、正規のライセンスをオンライン上で認証することで使える仕組みになっています。
当然、不正利用されているライセンスであればAdobeはクラックを検知できるため、ライセンスの停止やアップデートの拒否が可能です。
オンラインでAdobeソフトを使用しなければクラックは検知されませんが、1ヶ月以上オンラインへ接続していない場合は有料版Adobeの利用が制限されます。
実際にAdobeをオフライン環境で使い続けた人には下画像のような警告が表示されており、段階的に機能を利用できなくなります。
上画像の警告を消すためにはオンラインへの接続が必須なので、クラックをしていればAdobe社へバレてしまいます。
教育機関や銀行などであればAdobeはオフライン版のソフトも提供していますが、基本的にはオンライン版しか提供されていません。
Adobeのオフライン利用については下の「Adobeはオフラインで使えない?認証終了やインストールも解説」を参考にしてください。
理由2:シリアルナンバーの確認
Adobe社はユーザー達が使っているソフトウェアの正規性を確認するために、シリアルナンバーを定期的にチェックしています。
ほとんどの場合でクラック版では不正なシリアルナンバーが使われているため、チェック時にバレてしまいます。
シリアルナンバーの入力時や購入時だけでなく、接続のたびに定期チェックされているので、利用すればするほどバレるリスクが上がります。
理由3:身内や知り合いの通報&共有
会社などでクラック版Adobeを使っている場合、従業員の通報によってクラックがバレてしまう時があります。
実際に会社の従業員がAdobeへ相談したことでバレた下記のような事件もあります。
A社がBSA加盟企業3社の複数のソフトウェア「AutoCAD」、「AutoCAD LT」、「Microsoft Office」及び「Adobe Acrobat」を、権利者らに無断で複製し利用している、との情報を端緒にしたものでした。
提供された情報を分析した権利者らは、情報提供の内容が具体的かつ詳細であったことと、権利者らが把握するユーザー登録数の分析結果などから、A社が権利侵害を行っている蓋然性が高いと判断し、津地方裁判所に対し、代理人を通じて2016年2月29日付で証拠保全の申立を行っていました。
また、SNS上ではクラック版を利用している知人を晒しているユーザーもおり、彼らの情報提供でバレてしまうことがあります。
インフルエンサーであれば動画や画像の制作過程を共有してしまったことでバレたケースがあり、活動休止まで追い込まれた人たちがいます。
クラック版Adobeを利用する危険性4選
クラックや割れで入手したAdobeにはリスクがあるため、詳しい内容を解説していきます。
危険1:犯罪に該当し、罰せられる
クラック版AdobeはAdobe社の利用規約を侵害しているだけでなく、違法ダウンロードや電子計算機損壊等業務妨害罪などの罪にあたります。
自分でクラックを行わず、クラックされたAdobe製品を購入した場合でも罰せられるため、クラック版を利用する危険性は非常に大きいです。
実際にクラック版Adobeを利用していた企業が訴えられたケースがあるため、クラック版の利用はオススメしません。
危険2:ウイルスへ感染しやすい
クラック版のAdobeは当然公式サイトで配布されておらず、違法なサイトで配布されています。
正規のサイトでなければウイルスやマルウェアのリスクが高く、クラック版Adobeをインストールする際に何か追加でインストールされても気づきにくいです。
そもそもクラック版のAdobeを配布している業者や個人は信頼性が非常に低いため、どのようなモノを仕込まれ、購入の際に開示した情報をどのように使われるのか分かりません。
Adobe公式サイトでインストールするよりもリスクが大きすぎるため、クラック版の利用はオススメしません。
危険3:インフルエンサーの場合は炎上も
YouTuberやインフルエンサーの場合、クラック版のAdobeやOfficeなどを使っていることがバレると炎上に繋がります。
一度、炎上してしまうとAdobeの公式料金以上の損失になるため、影響力が大きいインフルエンサーであれば絶対にクラック版へ手を出さないようにするべきでしょう。
危険4:騙されても泣き寝入りしやすい
実はAdobeのクラック版はヤフーショピングやフリマサイトなどでも販売されており、意外と気軽に購入できてしまいます。
しかし、クラック版Adobeを購入した後に「インストールがうまくいかない」「数日で使えなくなった」「Adobe社にバレた」などの問題が起きても泣き寝入りするしかありません。
と言うのも、各種ネットショッピングサイトでは返金などで詳細な理由を伝える必要があり、「購入した商品がクラック版であった」という事実を報告しなければいけません
しかし、現在の日本の法律ではクラック版を購入する側も罰せられるので、返金などの手続きを実質行えません。
つまり、クラック版Adobeを購入した後に何か問題が起きてtも返金などを求めることは不可能です。
Adobeを安く契約する方法5選
クラック版のAdobeを使う危険性は非常に高いので、ここからはAdobeを少しでも安く契約する方法を紹介します。
- 無料期間を徹底して利用
- 学生&教員割引を使う
- Adobe講座を受ける
- Adobeを解約するフリ
- 外資でAdobeと契約
方法1:無料期間を徹底して利用
Adobe Creative Cloudには7日間の無料期間があり、無料体験中は「Photoshop」や「Premiere Pro」などのソフトが機能制限無しで利用できます。
7日間中の商用利用は禁止されているものの、機能制限無しでAdobeの全ソフトを体験できるメリットは大きいです。
いきなり有料プランへ加入するのも良いですが、まずは無料体験でAdobeソフトの使い方や特徴を知ってみることがオススメです。
方法2:学生&教員割引を使う
学生や教員であればAdobe社へ証明書を提出することで、Adobe Creative Cloud(Adobe CC)を学割価格で購入できる様になります。
Adobe CC以外で学割はありませんが、通常価格の60%OFF以上で契約できるのは大きなメリットです。
プラン | 月々プラン | 年間プラン(月々払い) | 年間プラン(一括払い) |
---|---|---|---|
Adobe Creative Cloud | 月額10,280円(税込) 年間123,360円(税込) | 月額6,480円(税込) 年間77,760円(税込) | 年間72,336円(税込) (1ヶ月あたり税込6,028円) |
Adobe Creative Cloud (学割) | なし | 月額1,980円(税込) 年間23,760円(税込) | 年間23,760円(税込) (1ヶ月あたり税込1,980円) |
Adobe Creative Cloud (法人向け) | なし | 月額9,280円(税込) 年間111,360円(税込) | 年間111,368円(税込) (1ヶ月あたり税込9,281円) |
実質月額1980円になるのは大きなメリット
会社員の場合は学割を使えませんが、実は次で紹介する方法を使えば学割価格に近い金額になるのでオススメです。
方法3:Adobe講座を受ける
会社員は学割版のAdobe CCを契約できませんが、「デジハリ」などのAdobe講座を利用すれば学割に近い価格でAdobeを導入できます。
デジハリはアドビプラチナスクールパートナーなので、受講生へ学割版のAdobe CCを販売できます。
Adobe講座 | 料金 | Adobe CC | 講座の内容 |
---|---|---|---|
デジハリ | 動画閲覧1ヶ月+課題作成2ヶ月 :39,980円 | 1年分のライセンス付き | ・オンライン講座 ・動画を見ながら学習 ・課題添削をしてもらえる |
1年分のAdobe CCへ講座費用が上乗せされているので、本来の学割価格である23,760円よりは高いですが、通常版の72,336円よりは安いです。
オンライン講座なのでネット環境さえあれば誰でも受けられますし、応募に年齢制限もありません。
どちらも動画を見て自分で学習する講座なので、分かってる人は動画を見なくてもOK
会社員がAdobeソフトを格安で購入できる貴重な方法なので、「クラック版は避けたいけど、高いよな~」と思ってる人におすすめです。
方法4:Adobeを解約するフリ
これはほとんどの人が知らない裏技ですが、Adobeへ解約する素振りを見せると同じプランを割引価格で提案してきます。
実際にAdobe CCを解約するために手続きを進めると、約半額でAdobe CCを提供してきます。
学割プラン(月額1,980円)には劣る割引ですが、会社員でも半額で続けられる点は大きなメリットです。
Adobe離れが起きないために必死
この裏技が広まりすぎればAdobe社も対策すると思うので、いつまで出来るかは分かりませんが、少しでも安く契約したい場合はオススメです。
方法5:外貨でAdobeと契約
Adobe Creative Cloudの料金は国によって変化しており、日本よりも物価が低い国ではAdobe CCの価格が安いです。
例えばトルコの通貨「リラ」は日本円以上に通貨の価値が下落しており、Adobe CCの価格も下表になっています。
Adobe Creative Cloud | 月々プラン | 年間プラン(一括払い) |
---|---|---|
日本(円) | 月額10,280円 | 年間72,336円 |
トルコ(リラ) | 月額507.60リラ (約2,714円) | 年間2289.60リラ (約12,243円) |
日本円をリラへ変えて支払う必要があるものの、学割以上に安い価格になっています。
ただし、トルコのリラで支払う場合はトルコ国内で発行されたクレジットカードが必要なので支払いのハードルは高いです。
トルコまでAdobeのPOSAカードを買いに行く方法もあります(片道5万円超え)