この記事は下記の悩みや疑問を持つ人にオススメです。
- 動画投稿を始めたいけど、低スペックPCしかない
- グラボが無いPCでも動画編集ソフトは動くの?
- グラボの有無でどれくらい編集作業に違いが出る?
はじめまして。ブログ運営と動画投稿をしている「ちゃすく」です。

この記事では実際にYouTubeやニコニコへの動画投稿歴が4年以上あり、ゲーミングPCも4台以上持っている私が「動画編集ソフトはグラボ無しPCでも動くのか」解説していきます。

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動画編集ソフトはグラボ無しPCでも動くのか
そもそもグラボが無いPCとは
そもそもグラボ(グラフィックボード)はPCディスプレイへ画像や映像を表示するための部品が集積されたPCパーツです。

グラボ上にはGPUと呼ばれるPCの画像処理装置が搭載されており、映像に関する処理を得意としています。

GPUは映像版CPUみたいな感じ
しかし、ゲームや動画作成以外の用途ではグラボの性能が余剰すぎることも多いうえ、グラボの価格は数万円もします。
そのため、家電量販店などで販売されているPCにはグラボが搭載されていないことも珍しくありません。

15万円前後だけどグラボは搭載されてないよ↓

上画像のようなグラボが無いPCはマザーボード上のGPUやCPU内蔵のGPUが代わりに映像処理を行なっており、「オンボードGPU」や「内蔵グラフィックス」と呼ばれます。
しかし、オンボードGPUなどは最低限の性能しか備えておらず、ゲームプレイや動画のエンコードでは役に立たないことも多いです。
【結論】動画編集ソフトはグラボ無しPCだと〇〇
結論から言うと、動画編集ソフトはグラボが無いPCでも十分機能します。
実際に私はPowerDirectorやPremiere Pro、Filmoraなども利用してきましたが、グラボが搭載されていない下表のPCでも動画編集は可能でした。
形状・OS | ミドルタワー・ Windows | ノートPC・ Windows |
CPU | Intel Core i5-10400 | Intel Core i5 10210U |
GPU(グラボ) | UHDグラフィックス630 | UHDグラフィックス630 |
RAM(メモリ) | 16GB | 8GB |
ROM(ストレージ) | SSD 256GB | SSD 256GB |
しかし、PowerDirectorやPremiere Proはグラボが無いPCだと少々動作が重く、プレビュー画面が滑らかに映らない時もありました。

上表のPCだとCPUはそこそこ新しいのに…
そのため、グラボを搭載したPCを購入出来るのであれば、絶対にそちらがオススメです。

エンコード時間が短くなるメリットもあるよ
もしくはグラボが無いPCでも快適に動く動画編集ソフトを購入した方が良いです。
グラボが無くても快適な動画編集ソフト
ここからはグラボが無いPCでも快適に利用できる動画編集ソフトを紹介していきます。
【格安で字幕起こし】EaseUS Video Editor
EaseUS Video EditorはWindows用の動画編集ソフトであり、パッケージ版がAmazonで7384円です。
一方、ダウンロード版は下画像の料金表通り1ヶ月のプランで3590円、1年間のプランで5990円、買い切り型で9590円となっています。

初心者向きの動画編集ソフトなので動作は軽く、グラボが無いPCでも動画編集をすることが出来ます。
しかも、EaseUS Video Editorは比較的安価な動画編集ソフトでありながら、動画内の音声を自動で字幕にしてくれる機能があります。

動画に字幕を入れる作業は非常に手間がかかるため、字幕入れを自動化出来る機能がある点はオススメです。
【使用者超増加中!?】Filmora
FilmoraはWindowsとMacどちらも販売されており、パッケージ版の価格が9980円(Amazon)、ダウンロード版の価格は下画像のように設定されています。

Filmoraも初心者向けに制作された動画編集ソフトであるため、機能の種類はPowerDirectorやPremiere Proに劣ります。
しかし、グラボが無いPCでも動作が軽く、利用者も多いので困ったことがあってもネットで検索すれば何とかなります。

知名度は意外と大事
また、Filmoraを購入すると「Filmorastock」と呼ばれる専用の動画用素材サイトも制限無しで利用できるため、動画編集作業で役立ちます。

そのため、これから動画編集を始めたい人にオススメのソフトです。
グラボを搭載したオススメのPC
動画編集ソフトはグラボが搭載されていないPCでも利用出来ますが、やはりグラボのあるPCの方が多機能動画編集ソフトを使えるうえ、編集作業も快適です。
そこで、ここからはグラボを搭載したPCを紹介していきます。
マウスコンピューター:G-Tune PL-B
最初に紹介するPCはマウスコンピューターのG-Tune PL-Bです。

OS | Windows 11 Home |
CPU | インテル Core i5-12400F |
グラボ | GeForce GTX 1650 |
メモリ(RAM) | 16GB(8GB×2) / デュアルチャネル) |
ストレージ(ROM) | SSD:512GB |
G-Tune PL-Bの価格は149,800円であり、エントリーモデルのゲーミングPCです。
グラボにはGeForce GTX 1650が使われているため、重いゲームのプレイでは少々キツイですが、動画編集だけなら問題ありません。
実際に人気FPSゲームである「VALORANT」をG-Tune PL-Bでプレイした時のフレームレートが下画像であり、フルHD(1920×1080)でも平均213になっています。


要はゲームもヌルヌルプレイできるってこと!
動画編集や軽いFPSなら快適なので、グラボを搭載したPCが欲しい場合はオススメです。
TSUKUMO:G-GEAR GA5J-B221/B2
次に紹介するグラボ搭載PCはツクモのG-GEAR GA5J-B221/B2です。

OS | Windows 11 Home |
CPU | インテル Core i3-12100 |
グラボ | GeForce GTX 1650 |
メモリ(RAM) | 16GB(8GB×2) / デュアルチャネル) |
ストレージ(ROM) | SSD:500GB |
価格は119,000円であり、グラボを搭載したPCでは格安のモデルになります。
グラボ自体は先ほどのG-Tune PL-Bと同じ「GeForce GTX 1650」を搭載していますが、CPUがCore i5からCore i3になっています。
流石に12世代同士のCPUの場合、Core i5とCore i3では下画像のように差がありますが、動画編集なら気にすることは無いです。


ベンチマークが高いほど性能も高いよ
なぜなら、2020年に発売された第10世代Core i5と比較すると、下画像のように第12世代Core i3が性能で上回っています。

つまり、2年前に発売されたCore i5よりは高い性能を持つCPUであるため、動画編集用であれば全く問題ありません。
そのため、出来るだけ安いグラボ搭載PCを欲しい場合はG-GEAR GA5J-B221/B2がオススメです。
パソコン工房:LEVEL-M066-124-RBX
3つ目のオススメPCはパソコン工房のLEVEL-M066-124-RBX
です。

OS | Windows 11 Home |
CPU | インテル Core i5-12400 |
グラボ | GeForce RTX 3060 |
メモリ(RAM) | 16GB(8GB×2) / デュアルチャネル) |
ストレージ(ROM) | SSD:500GB |
価格は159,980円ですが、パソコン工房は還元キャンペーンをしているので数千円も安く買える場合があります。

PayPayも使えるよ
CPUはG-Tune PL-Bとほぼ同じ性能ですが、グラボには「RTX 3060」を搭載しているので総合的なスペックはLEVEL-M066-124-RBXが上です。
実際にG-Tune PL-Bの「GTX 1650」とLEVEL-M066-124-RBXの「RTX 3060」を比較した結果が下画像です。

上画像の通り、RTX 3060の性能はGTX 1650のほぼ倍になっています。
LEVEL-M066-124-RBXの価格はG-Tune PL-Bよりも1万円ほど高いですが、グラボの性能に大きな差があるので金銭的な余裕がある場合はLEVEL-M066-124-RBXのがオススメです。
FRONTIER:FRGAH670/SG1/NTK
最後にオススメのPCがFRONTIERのFRGAH670/SG1/NTKです。

OS | Windows 11 Home |
CPU | インテル Core i7-12700F |
グラボ | GeForce GTX 1660 SUPER |
メモリ(RAM) | 16GB(8GB×2) / デュアルチャネル) |
ストレージ(ROM) | SSD:512GB HDD:2TB |
価格は194,800円ですが、FRONTIERはヤマダ電機グループが運営しているのでセールが非常に多いです。
そのため、定価である194,800円よりも安く買える可能性が高いです。
FRGAH670/SG1/NTKはCPUに第12世代Core i7を搭載しているため、基本的なスペックは非常に高いです。

基本スペックが高ければ、全ての動作が快適
実際に、先ほどのLEVEL-M066-124-RBXに搭載されていたCore i5-12400と比較すると下画像の通りであり、同じ第12世代CPUでも性能に大きな差があります。

CPU性能が高ければ動画編集だけで無く、PCのあらゆる動作で処理が早くなるのでPC作業がスムーズになります。
また、グラボには「GTX 1660 SUPER」を搭載しており、「RTX 3060」に比べると性能では少し劣りますが、実はVRゲームを遊べるほどのスペックはあります。


GTX 1660 SUPERがVRゲームを遊べる最低ラインと呼ばれてるよ
そのため、動画編集へ使うグラボとしての性能は十分高スペックであり、重い動画編集ソフトもヌルヌル動きます。
価格は約20万円なので少々高いですが、動画編集以外にも幅広く使えるモデルなのでオススメです。
【余談】編集ソフトやグラボ搭載PCを買えない場合
少し余談になりますが、この記事でも紹介したようにグラボを搭載したPCは価格が15万円前後もするのでなかなか買うことが出来ません。
しかし、高機能な動画編集ソフトやグラボ搭載PCを持っていた方が動画作りもスムーズに進むことは間違いないです。

初期の頃から、ヒカキンさんも機材にはお金を使ってるよ

そこで、学生や主婦でもお金を貯められる「ネット副業」や「節約方法」を下記事で紹介しています。
上記事で紹介しているクラウドワークスのライティングやドコモの格安プラン「ahamo」への乗り換えなどをすれば、効率よくお金が貯まるのでグラボを搭載したPCも買いやすくなります。
また、当ブログでは他にもゲーミングPCに関係する記事があるので参考にしてみてください。