はじめまして。ブログ運営と動画投稿をしているちゃすくです。
この記事ではMeta Questをノートパソコンへ接続する際にオススメのモデルや推奨スペックを解説していきます。
コスパに優れたノートパソコンモデルや選び方を具体的に解説しているので、ノートパソコンでMeta Questを楽しみたい場合は参考にしてください。
Meta Questのノートパソコン推奨スペック
Meta Questをノートパソコンと接続して使用する場合、Meta Quest LinkまたはAir Linkを利用します。
Meta公式サイトでは下記のスペックが推奨されており、推奨スペックはノートパソコンだと16万円ほどになりやすいです。
項目 | 必要動作スペック | 推奨スペック |
---|---|---|
OS | Windows 10(64ビット)以降 | Windows 10(64ビット)以降 |
CPU | Intel Core i5-4590または AMD Ryzen 5 1500X以上 | Intel Core i7または AMD Ryzen 7以上 |
メモリ | 8GB以上 | 16GB以上 |
グラフィックボード (グラフィックカード) | NVIDIA GTX 1070または AMD Radeon 500シリーズ以上 | NVIDIA RTX 20シリーズまたは AMD Radeon RX 6000シリーズ以上 |
USBポート | USB 3.0ポート以上 | USB 3.0ポート以上 |
一応、必要動作スペックを満たすだけであれば10万円前後のノートパソコンでも可能ですが、Meta Questはグラフィックボードの性能が必要なのでマトモにVRゲームを楽しめない可能性があります。
ノートパソコンにしては値段が張りますが、できるだけ推奨スペック以上のノートパソコンを選んだ方が良いでしょう。
ただし、BTOパソコンメーカーやメーカー直販サイトで購入すれば家電量販店よりも10%以上安くなるため、この記事ではコスパに優れた安いモデルを紹介していきます。
Meta Quest対応ノートパソコンの選び方
選び方1:OS
Meta Questをノートパソコンへ接続する場合、OSにはWindows10以上が必要です。
OSは「オペレーションシステム」の略称であり、パソコン全体を管理するシステムです。
PCへインストールしたソフトのアイコンをクリックするだけで起動するのはOSのおかげです。
OSにはWindows、MacOS、LINUXなど様々な種類がありますが、ソフトやデバイスによって対応OSが異なるので注意してください。
よく使われるのはWindows↓
WindowsはAmazonや楽天市場などでライセンスを買えば後からインストールすることも可能です
OSにはWinddoやmacOS,Linuxなどがありますが、Meta Quest LinkはmacOSやLinuxなどには公式対応していません。
ネット上ではMacで接続する方法も解説されてるけど、公式推奨のやり方ではありません。面倒なことをせずに快適に遊びたい場合はWindowsがオススメ!
また、Meta Quest以外のVRヘッドセットもWindows以外には対応していないことが多いため、VRを活用する際は基本的にWindowsがオススメです。
選び方2:CPU
CPUは人間で例えると「脳」にあたる重要なPCパーツであり、指示された計算やプログラムを実行する役割があります。
CPUは「セントラルプロセッサーユニット」の略称であり、プログラムの演算・解釈・実行を行う役割です。
人間の脳に似ており、ソフトウェアの処理や動画の再生にも利用されます。
高性能なCPUを搭載すればPCの処理能力が上がり、高負荷な作業も快適に行えます。
PC全体へ影響を与えるパーツなのでPC選びでは重要です。
CPU製造で有名なメーカーは「Intel」と「AMD」。
Meta QuestなどのVRヘッドセットは一般的なソフトよりも重たい処理が必要なので、CPUスペックが大切になります。
CPUにはさまざまな種類があり、例えばIntel製CPUの場合は「Intel Core i5 10210U」といった表記になっています。「Core i5」の部分がCPUのクラス、「10210U」の部分がCPUの世代番号を表しています。
CPUのクラス | 超ハイエンド | ハイエンド | ミドルレンジ | ローエンド | 超ローエンド |
---|---|---|---|---|---|
Intel | Core i9 | Core i7 | Core i5 | Core i3 | Pentium、Celeron |
AMD | Ryzen 9 | Ryzen 7 | Ryzen 5 | Ryzen 3 | Athlon |
用途や できること | 3Dゲーム開発 VRゲーム | PCゲーム プログラミング | 動画編集 軽量なPCゲーム | 動画視聴 文章作成 | ネットサーフィン 軽量なSNSの閲覧 |
一般的にCPUのクラスや世代の数字が大きいほど性能が高いものの、Core i7の第6世代はCore i3の第13世代よりも性能が低いというケースがあり、CPUの性能を表記だけで測るのは難しいです。
もしCPUの性能をクラスや世代を総合的に判断したい場合は下記サイトで「PassMark値(Average CPU Mark)」を参考にする方法がオススメです。
Meta QuestであればPassMark値が12,000以上がオススメなので、下記のようなCPUを選ぶとよいでしょう。
- Intel Core i7(第12世代以上)またはCore i9(全世代)
- AMD Ryzen 7またはRyzen 9(全世代)
普通のビジネス向けPCだとIntel Core i5でも大丈夫だけど、Meta Questはハイエンドモデル以上を勧めているので注意が必要です。
選び方3:グラフィックス
グラフィックボード(グラフィックカード)はグラフィックス処理や演算処理へ特化したPCパーツであり、Meta Questでは重要な役割を果たします。
グラフィックボード(グラボ):画像や映像を表示するための部品(GPU)が集積されたPCパーツ。
連続的な演算処理能力に優れており、ゲーミングPCには搭載されている。
非搭載の場合はCPU内蔵パーツが同じ働きをするが、性能はグラボより低い。
PCゲームやライブ配信、編集ソフトなどで画像や映像を処理するために使われるPCパーツです。
でも、価格が高いので一般的なパソコンには搭載されてません。
Meta QuestなどのVRヘッドセットでは通常の3Dゲームなどよりもグラフィックスへ大きな負担がかかるため、グラフィックボードの性能が必要です。
グラフィックボードの性能が不足しているとVRゲームの映像がカクついたり、VR Chatなどで人数が集まった時に重くなったりします。
しかも、Meta QuestはMet公式サイトでも対応グラフィックボードが公開されており、下記のような対応グラボが必要です。
- NVIDIA GeForce GTX 1660
- NVIDIA GeForce RTX 2060
- NVIDIA GeForce RTX 3060
- AMD 5000シリーズなど
とは言え、直近4年以内に発売されたグラフィックボードであれば基本的に対応しているので、中古商品から選ばなければあまり問題ありません。
当記事ではMeta Questへ対応したグラボからコスパに優れたモデルを搭載したノートパソコンを紹介します。
選び方4:メモリ
メモリ(RAM)とはパソコンの主記憶装置であり、パソコンにとっての作業スペースにあたるPCパーツです。
メモリはPCのデータを一時保存するストレージであり、CPUとストレージ間のデータ取り扱いをサポートする役割です。
作業台へ例えられることが多く、「作業台が広い=メモリの容量が多い」状態だと1度に処理できるデータ量も増えます。
複数のソフトウェアを同時に使用する場合は大容量メモリが推奨されています。
アプリやダウンロードファイルを保存する「ストレージ」とは別物なので注意
メモリは容量が大きければ大きいほど一度に多くの処理ができ、それに伴ってソフトウェアやプログラムの処理速度が速くなります。
Meta Questをノートパソコンへ接続する場合、メモリの使用量が大きくなりやすいVRゲームの処理を行う必要があるのでメモリの容量は非常に重要です。
Meta Questの必要動作スペックでは8GB、推奨スペックでは16GB以上が必要だと記載されていますが、実際にゲームを行う場合は最低でも16GB、可能であれば32GB以上がオススメです。
メモリは多ければ多いほど良いので、予算に余裕があればグラボと一緒にどんどん性能を上げていきたいところです。
選び方5:ストレージ
ストレージはデータやソフトウェアをパソコン本体へ保存するためのPCパーツであり、VRゲームのソフトウェア本体や作成したファイルを保存する際に利用します。
ストレージはデータやソフトウェアなどを保存するパーツであり、本棚へ例えられることが多いです。
ストレージには「SSD」と「HDD」の2種類があります。
SSDは高速なデータ処理が可能であり、物理的な衝撃にも強いです。
HDDは安価で大容量ストレージを用意できますが、SSDよりもデータ処理が遅いです。
ストレージにはHDDとSSDの2種類があり、ソフトの起動速度や編集速度を考慮すると起動速度やデータの読み書きが速いSSDの選択が必須です。
例えば最新のM.2SSDであれば通常のHDDより50倍以上も転送速度が大きく、パソコンやソフトウェアなどの起動速度も速くなります。
比較 | HDD | SSD |
---|---|---|
価格 | 安い | 高い |
価格に対する保存容量 | 多い | 少ない |
転送速度 | 遅い | 速い |
本体の寿命 | 約3年 | 約5年 |
衝撃への耐性 | 壊れやすい | 壊れにくい |
VRゲームのソフトウェアはデータ量が大きいモノが多いので読み込み速度が大切です。
また、VRゲームはファイルサイズが大きくなりがちなので、512GB以上のSSDを搭載したモデルを選ぶと安心です。
選び方6:Wi-Fi
Air Linkを利用してMeta Questをノートパソコンへワイヤレス接続する場合、Wi-Fi 6に対応したモデルを選ぶとスムーズな接続が可能です。
Meta Questへオススメの安いノートパソコン6選
マウスコンピューター NEXTGEAR J6-A7G60GN-A
NEXTGEAR J6-A7G60GN-Aは国内BTOパソコンで売上No1であるマウスコンピューターのWEB限定ゲーミングノートパソコンです。
NEXTGEAR J6-A7G60GN-Aの価格は179,800円であり、具体的なPCスペックは下表の通りです。
項目 | NEXTGEAR J6-A7G60GN-A |
---|---|
OS | Windows11 Home 64ビット |
CPU | AMD Ryzen 7 7840HS |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop |
メモリ | 16GB(増設注文可能) |
ストレージ | SSD:512GB |
グラフィックスへRTX4060を採用しており、人気PCゲームをプレイできるほどのスペックがあります。
- 16インチのフルHDノングレア液晶&165Hzで作業やゲームも快適
- 8コア16スレッドCPUでAdobeやPCゲームにも使える
- グラフィックボード「RTX4060」搭載で画像処理や3Dゲームにも対応
- 500GBの大容量ストレージ&SSDなので読込も速い
- Wi-Fi 6E対応で、高速かつ安定したインターネット接続が可能
- 3年間センドバック修理保証・24時間×365日電話サポート
- 100万画素のWebカメラとマイク、スピーカーを標準搭載
- USB TypeAやTypeC,HDMI、マイクロSDカード、イヤホンジャックなどに対応
- 最大36回までクレカなしで分割払いが可能
パソコン工房 SENSE-15FX155-i7-PLSX
SENSE-15FX155-i7-PLSXは実店舗も多いBTOパソコンメーカーであるパソコン工房のクリエイター&ゲーマー向けノートパソコンです。
SENSE-15FX155-i7-PLSXの価格は184,700円であり、具体的なパソコンスペックは下表になります。
項目 | SENSE-15FX155-i7-PLSX |
---|---|
OS | Windows 11 |
CPU | Intel Core i7 13700H(14コア20スレッド) |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 4050 |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD:500GB |
Intelの13世代ハイエンドCPUとNVIDIAのグラフィックボードを搭載しており、3DメタバースやPCゲームのプレイも可能なスペックです。
- 14コア20スレッドのCPUなので、マルチタスク性能も高い
- RTX4050で3Dグラフィックスの処理性能が高い
→&GBのビデオメモリでPCゲームやクリエイティブ系ソフトに使える - 15.6インチフルHDの大きめディスプレイ
- SSD 512GBの大容量ストレージで読込も速い
- 100万画素のWebカメラとマイク、スピーカーを標準搭載
- 本体重量は約1.8kgなので持ち運びも楽々
- Wi-Fi 6E対応で、高速かつ安定したインターネット接続が可能
- USB TypeAやTypeC,HDMI、マイクロSDカード、イヤホンジャックなどに対応
- 最大36回までクレカなし&手数料0円で分割払い可能
- 1年間無償保証が標準で付属(3年以上へアップグレード可能)
- PayPayや楽天Pay、d払いなどにも対応
マウスコンピューター NEXTGEAR J6-A7G60GN-A(32GB)
NEXTGEAR J6-A7G60GN-A(32GB)は国内BTOパソコンで売上No1であるマウスコンピューターのWEB限定ゲーミングノートパソコンです。
NEXTGEAR J6-A7G60GN-A(32GB)の価格は199,800円であり、具体的なPCスペックは下表の通りです。
項目 | NEXTGEAR J6-A7G60GN-A(32GB) |
---|---|
OS | Windows11 Home 64ビット |
CPU | AMD Ryzen 7 7840HS |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop |
メモリ | 32GB(増設注文可能) |
ストレージ | SSD:1TB |
グラフィックスへRTX4060を採用しており、人気PCゲームをプレイできるほどのスペックがあります。
- 16インチのフルHDノングレア液晶&165Hzで作業やゲームも快適
- 8コア16スレッドCPUでAdobeやPCゲームにも使える
- グラフィックボード「RTX4060」搭載で画像処理や3Dゲームにも対応
- プロゲーマーや人気配信者並の32GB大容量メモリ
→ゲーム配信やクリエイティブ系ソフトも快適 - 1TBの大容量ストレージ&SSDなので読込も速い
- Wi-Fi 6E対応で、高速かつ安定したインターネット接続が可能
- 3年間センドバック修理保証・24時間×365日電話サポート
- 100万画素のWebカメラとマイク、スピーカーを標準搭載
- USB TypeAやTypeC,HDMI、マイクロSDカード、イヤホンジャックなどに対応
- 最大36回までクレカなしで分割払いが可能
パソコン工房 LEVEL-17WG181-i7-VLSX
LEVEL-17WG181-i7-VLSXは実店舗も多いBTOパソコンメーカーであるパソコン工房のビジネス&クリエイター向けノートPCです。
LEVEL-17WG181-i7-VLSXの価格は税込398,800円であり、主なスペックは下表の通りです。
項目 | LEVEL-17WG181-i7-VLSX |
---|---|
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | Intel Core i7-13700HX |
グラフィックス | GeForce RTX 4080 12GB Laptop |
メモリ | 32GB |
ストレージ | SSD:512GB |
ディスプレイ | 17.3インチ WQHD (2560×1440), 165Hz |
ASUS ROG Zephyrus G16 GU605MI
ROG Zephyrus G16 GU605MIはゲーミングPCやPC周辺機器で有名なASUSのハイエンドノートパソコンです。
ROG Zephyrus G16 GU605MIの価格は449,800円であり、主なスペックは下表の通りです。
項目 | ROG Zephyrus G16 GU605MI |
---|---|
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | Intel Core Ultra 9 185H |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 4080 Laptop |
メモリ | 32GB |
ストレージ | SSD:1TB |
ディスプレイ | 16インチ (240Hz) |
ASUS ROG Strix SCAR 16 G634JYR
ROG Strix SCAR 16 G634JYRはゲーミングPCやPC周辺機器で有名なASUSのハイエンドノートパソコンです。
ROG Strix SCAR 16 G634JYRの価格は479,800円であり、主なPCスペックは下表の通りです。
項目 | ROG Strix SCAR 16 G634JYR |
---|---|
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | Intel Core i9-14900HX |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 4090 |
メモリ | 32GB(最大64GBまで拡張可能) |
ストレージ | SSD:1TB |
ディスプレイ | 16インチ 2.5K miniLED(ROG Nebula HDR Display、240Hz) |