はじめまして。ブログ運営と動画投稿をしているちゃすくです。
この記事では弁護士へオススメの安いノートパソコンや具体的な選び方を詳しく解説していきます。
候補となりやすいSurfaceやMacBookなどについても解説するので、ぜひ参考にしてください。
弁護士にノートパソコンが必要な理由
弁護士にとってノートパソコンは業務を効率的に遂行するための重要なツールであり、主に下記の業務を行うために必要です。
弁護士におすすめのノートパソコンの選び方
弁護士へオススメのノートパソコンスペックは下表の通りであり、一般的なビジネス向けノートPCよりも2〜3万円分ほど性能が高いです。
項目 | 推奨スペック |
---|---|
OS | Windows 10、Windows 11 |
CPU | Intel Core i5またはCore i7(第11世代以上) AMD Ryzen 5またはRyzen 7(第5世代以上) |
メモリ | 8GB以上 |
ストレージ | 256GB以上 |
Webカメラ | 約100万画素(フルHD・1080p)以上 |
ディスプレイ | 1920×1080(フルHD)以上 |
Officeソフト | Office搭載モデルがおすすめ |
選び方1:OS
OSをWindowsにするかMacにするか迷う人も多いと思いますが、こだわりがなければ弁護士にはWindowsがおすすめです。
OSは「オペレーションシステム」の略称であり、パソコン全体を管理するシステムです。
PCへインストールしたソフトのアイコンをクリックするだけで起動するのはOSのおかげです。
OSにはWindows、MacOS、LINUXなど様々な種類がありますが、ソフトやデバイスによって対応OSが異なるので注意してください。
よく使われるのはWindows↓
WindowsはAmazonや楽天市場などでライセンスを買えば後からインストールすることも可能です
Windowsは多くのソフトウェアやハードウェアへ最適化されており、業務効率化ソフトなどを幅広い種類から選べることが大きなメリットになります。
MacでもOfficeや業務効率化ソフトなどを使えますが、互換性や割高な問題があり、Windowsよりも使いにくいです。
ちゃすくもMacを持っており、操作性は最高なので日常的に利用していますが、やはり互換性で問題になることはあります。
下記でWindowsとMacそれぞれのメリットとデメリットを詳しく解説していきます。
Windowsのメリット・デメリット
Macのメリット・デメリット
上記のようなメリットとデメリットがあるため、こだわりがなければWindowsを搭載したノートパソコンを選ぶと良いでしょう。
選び方2:CPU
CPUは人間で例えると「脳」にあたる重要なPCパーツであり、指示された計算やプログラムを実行する役割があります。
CPUは「セントラルプロセッサーユニット」の略称であり、プログラムの演算・解釈・実行を行う役割です。
人間の脳に似ており、ソフトウェアの処理や動画の再生にも利用されます。
高性能なCPUを搭載すればPCの処理能力が上がり、高負荷な作業も快適に行えます。
PC全体へ影響を与えるパーツなのでPC選びでは重要です。
CPU製造で有名なメーカーは「Intel」と「AMD」。
ブラウザやメールソフト、案件管理ソフトなど、パソコンに関わる作業全てでCPUのスペックが大切になります。
CPUにはさまざまな種類があり、例えばIntel製CPUの場合は「Intel Core i5 10210U」といった表記になっています。「Core i5」の部分がCPUのクラス、「10210U」の部分がCPUの世代番号を表しています。
CPUのクラス | 超ハイエンド | ハイエンド | ミドルレンジ | ローエンド | 超ローエンド |
---|---|---|---|---|---|
Intel | Core i9 | Core i7 | Core i5 | Core i3 | Pentium、Celeron |
AMD | Ryzen 9 | Ryzen 7 | Ryzen 5 | Ryzen 3 | Athlon |
用途や できること | 3Dゲーム開発 VRゲーム | PCゲーム プログラミング | 動画編集 軽量なPCゲーム | 動画視聴 文章作成 | ネットサーフィン 軽量なSNSの閲覧 |
一般的にCPUのクラスや世代の数字が大きいほど性能が高いものの、Core i7の第6世代はCore i3の第13世代よりも性能が低いというケースがあり、CPUの性能を表記だけで測るのは難しいです。
もしCPUの性能をクラスや世代を総合的に判断したい場合は下記サイトで「PassMark値(Average CPU Mark)」を参考にする方法がオススメです。
弁護士でも一般的なビジネス向けPCに搭載されているCPU並みのスペックが必要なので、、下記のようなPassMark値8,000以上がオススメです。
- Intel Core i5またはCore i7の第11世代と同等性能以上
- AMD Ryzen 5またはRyzen 7の第5世代と同等性能以上
- Apple M1、M2チップ以上
上記のCPUであればOfficeやブラウザソフトは快適に利用できるので、一般的な事務作業や案件管理ソフトの利用などに使えます。
選び方3:メモリ
メモリ(RAM)とはパソコンの主記憶装置であり、パソコンにとっての作業スペースにあたるPCパーツです。
メモリはPCのデータを一時保存するストレージであり、CPUとストレージ間のデータ取り扱いをサポートする役割です。
作業台へ例えられることが多く、「作業台が広い=メモリの容量が多い」状態だと1度に処理できるデータ量も増えます。
複数のソフトウェアを同時に使用する場合は大容量メモリが推奨されています。
アプリやダウンロードファイルを保存する「ストレージ」とは別物なので注意
メモリは容量が大きければ大きいほど一度に多くの処理ができ、それに伴ってソフトウェアやプログラムの処理速度が速くなります。
弁護士は下記のような作業が必要になるので、最低でも8GB、可能であれば16GB以上のメモリがオススメです。
- 文書の作成・編集
- 法的リサーチ
- クライアントや関係者との連絡
- スケジュール管理
- 案件管理ソフト
- プレゼンテーション
- 財務・請求管理
- 法的データベースへのアクセス
ただし、弁護士が利用するソフトであれば16GBもあれば十分なので、32GB以上のメモリは検討しなくてもよいでしょう。
選び方4:ストレージ
ストレージはデータやソフトウェアをパソコン本体へ保存するためのPCパーツであり、Office系ファイルや作成したデータなどを保存する際にも使います。
ストレージはデータやソフトウェアなどを保存するパーツであり、本棚へ例えられることが多いです。
ストレージには「SSD」と「HDD」の2種類があります。
SSDは高速なデータ処理が可能であり、物理的な衝撃にも強いです。
HDDは安価で大容量ストレージを用意できますが、SSDよりもデータ処理が遅いです。
ストレージにはHDDとSSDの2種類があり、ソフトの起動速度や編集速度を考慮すると起動速度やデータの読み書きが速いSSDの選択が必須です。
例えば最新のM.2SSDであれば通常のHDDより50倍以上も転送速度が大きく、パソコンやソフトウェアなどの起動速度も速くなります。
比較 | HDD | SSD |
---|---|---|
価格 | 安い | 高い |
価格に対する保存容量 | 多い | 少ない |
転送速度 | 遅い | 速い |
本体の寿命 | 約3年 | 約5年 |
衝撃への耐性 | 壊れやすい | 壊れにくい |
また、弁護士の場合は顧客データや画像ファイルなども保存する必要があるため、最低でも256GB以上、できれば512GB以上のSSDを搭載したモデルを選ぶと安心です。
もし容量が不足した場合には、クラウドストレージや外付けハードディスクを活用して顧客ごとにデータを保存しても良いでしょう。
弁護士にSurfaceやMacBookはオススメ?
ここまでは弁護士にオススメのノートパソコンについて解説してきましたが、よくある候補に「Surface」と「MacBook」があります。
SurfaceとMacBookには普通のWindows搭載ノートパソコンと異なる部分があるため、詳しい内容を解説していきます。
弁護士にSurfaceはオススメ?
MicrosoftのSurfaceは弁護士でも利用できますが、1台目のノートパソコンにはオススメしません。
というのも、SurfaceのCPUはARMプロセッサを搭載しており、実はIntelやAMDのCPUを使っていません。
ARMプロセッサとは、イギリスに本拠を置くARM Holdingsが設計したRISC(Reduced Instruction Set Computer)アーキテクチャを採用したプロセッサのことを指します。ARMプロセッサは、効率的な電力消費と高性能を兼ね備えており、現在ではスマホやタブレット、IoTデバイス、ノートパソコンなどの幅広いデバイスで使用されています。
IntelやAMDのCPUとはそもそも設計が異なるため、ARMプロセッサへ最適化されたソフトでなければ動かせないデメリットがあります。
ARMとIntel&AMDではCPUのアーキテクチャが異なるため、同じWindowsを搭載しているつもりでも対応しているソフトが異なります。
世の中にある多くのソフトはIntelとAMDへ対応しており、ARMへ合わせたソフトは限られています。
一応、Surfaceへ搭載されているARM版WindowsはエミュレーションによってIntel&AMD向けソフトを動かせるようにしてますが、完全互換ではありません。
つまり、Surfaceでは正常に動作しないソフトウェアがあるため、弁護士のように専門性が高く、業界へ特化したソフトを使う可能性がある場合にはオススメしづらいです。
一方で、Surface自体の性能やデザイン、使い勝手などには問題がないため、2台目のノートパソコンとして活用する場合はオススメです。
弁護士にMacBookはオススメ?
結論から書くと、弁護士にMacBookは十分オススメできますが、一太郎や電子内容証明サービスなどが対応していないので注意が必要です。
実際にMacを利用している弁護士は一定数存在しており、主に下記の理由で使ってる人が多い印象です。
- Macのスムーズな操作性が業務効率を向上させるため。
- iPhoneやiPadとの連携機能が非常に便利なため。
- 美しいフォントや高解像度のディスプレイで快適に作業できるため。
- シンプルで直感的なインターフェースにより操作がストレスフリーなため。
- セキュリティ面でウイルス感染リスクが低いため。
- システムが安定しており、予期せぬトラブルが少ないため。
- 委員会や弁護士の業務現場でMacユーザーが多いため。
- リモートデスクトップでWindows環境にも対応できるため。
ただし、MacBookを使ってる弁護士であってもWindowsを別途持っている場合が多く、2台目以降にオススメです。
WindowsとMacの両方があれば普段はMac、必要な時だけWindowsを使うことができるのでスムーズに業務を行えます。
弁護士にオススメの安いノートパソコン6選
Lenovo IdeaPad Slim 3 Gen 8 AMD
IdeaPad Slim 3 Gen 8 AMDは世界最大のパソコンメーカーであるLenovoの低価格帯ノートパソコンです。
IdeaPad Slim 3 Gen 8 AMDの具体的なPCスペックは下表の通りであり、価格は59,840円です。
項目 | IdeaPad Slim 3 Gen 8 AMD |
---|---|
OS | Windows11 Home 64ビット |
CPU | AMD Ryzen 3 7330U |
グラフィックス | 内蔵GPU |
メモリ | 8GB |
ストレージ | SSD:512GB |
- 軽量でスリムなデザインで2色から選べる
- 15.6インチのフルHDディスプレイ&ブルーライト軽減あり
- AMD Ryzen 3 7330UでOfficeやWEBアプリを快適に使える
- Wi-Fi 6E対応で、高速かつ安定したインターネット接続が可能
- 1年間の引取修理サポートあり
- Webカメラとマイク、ノイズキャンセリングスピーカーを標準搭載
- USB TypeAやTypeC,HDMI、マイクロSDカード、イヤホンジャックなどに対応
- 最大48回までクレカなしで分割払いが可能
マウスコンピューター mouse B4-I1U01PG-B(16GB)
mouse B4-I1U01PG-B(16GB)は国内BTOパソコンで売上No1であるマウスコンピューターの低価格帯ノートパソコンです。
mouse B4-I1U01PG-B(16GB)の価格は79,800円であり、主なスペックは下表の通りです。
項目 | mouse B4-I1U01PG-B(16GB) |
---|---|
OS | Windows11 Home 64ビット |
CPU | Intel N100 |
グラフィックス | Intel UHD グラフィックス |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 256GB(M.2 NVMe SSD) |
パソコン工房 SENSE-15FH127-i7-UHSX
SENSE-15FH127-i7-UHSXは実店舗も多いBTOパソコンメーカーであるパソコン工房のエントリー向けノートパソコンです。
SENSE-15FH127-i7-UHSXの価格は104,800円であり、具体的なパソコンスペックは下表の通りです。
項目 | SENSE-15FH127-i7-UHSX |
---|---|
OS | Windows 11 |
CPU | Intel Core i7 12650H(10コア16スレッド) |
グラフィックス | Intel Iris Xe Graphics |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD:500GB |
価格 | 104,800円 |
パソコン工房 STYLE-15FH127-i5-UH7X
STYLE-15FH127-i5-UH7Xは実店舗も多いBTOパソコンメーカーであるパソコン工房のビジネス&クリエイター向けノートPCです。
STYLE-15FH127-i5-UH7Xの価格は109,700円であり、具体的なパソコンスペックは下表の通りです。
項目 | STYLE-15FH127-i5-UH7X |
---|---|
OS | Windows11 Home 64ビット |
CPU | Intel Core i5-12450H |
グラフィックス | Intel UHD グラフィックス |
メモリ | 32GB |
ストレージ | SSD:512GB |
価格 | 109,700円 |
CPUへ2021年に発売されたミドルレンジCPUを搭載しており、Officeソフトを使った事務作業や画像編集、リモートワークなどを快適に行えるスペックです。
マウスコンピューター mouse K5-I7G50BK-A
mouse K5-I7G50BK-Aは国内BTOパソコンで売上No1であるマウスコンピューターのクリエイター&ゲーマー向けノートパソコンです。
mouse K5-I7G50BK-Aの価格は149,800円であり、具体的なパソコンスペックは下表の通りです。
項目 | mouse K5-I7G50BK-A |
---|---|
OS | Windows 11 Home |
CPU | IIntel Core i7 12650 |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 2050 Laptop |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD:512GB |
- 15インチのフルHDノングレア液晶なので長時間作業でも目が疲れにくい
- Intelの12世代ミドルレンジCPU搭載
→Office系ソフトやAdobe系ソフトを使える性能 - グラフィックボード「RTX2050」を搭載
→PCゲームやクリエイティブ系ソフト、AI学習にも使える - Wi-Fi 6E対応で、高速かつ安定したインターネット接続が可能
- 3年間センドバック修理保証・24時間×365日電話サポート
- バッテリー駆動時間最大10時間
- 100万画素のWebカメラとマイク、スピーカーを標準搭載
- USB TypeAやTypeC,HDMI、マイクロSDカード、イヤホンジャックなどに対応
- 最大36回までクレカなしで分割払いが可能
マウスコンピューター NEXTGEAR J6-A7G60GN-A
NEXTGEAR J6-A7G60GN-Aは国内BTOパソコンで売上No1であるマウスコンピューターのWEB限定ゲーミングノートパソコンです。
NEXTGEAR J6-A7G60GN-Aの価格は179,800円であり、具体的なPCスペックは下表の通りです。
項目 | NEXTGEAR J6-A7G60GN-A |
---|---|
OS | Windows11 Home 64ビット |
CPU | AMD Ryzen 7 7840HS |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop |
メモリ | 16GB(増設注文可能) |
ストレージ | SSD:512GB |
グラフィックスへRTX4060を採用しており、人気PCゲームをプレイできるほどのスペックがあります。
- 16インチのフルHDノングレア液晶&165Hzで作業やゲームも快適
- 8コア16スレッドCPUでAdobeやPCゲームにも使える
- グラフィックボード「RTX4060」搭載で画像処理や3Dゲームにも対応
- 500GBの大容量ストレージ&SSDなので読込も速い
- Wi-Fi 6E対応で、高速かつ安定したインターネット接続が可能
- 3年間センドバック修理保証・24時間×365日電話サポート
- 100万画素のWebカメラとマイク、スピーカーを標準搭載
- USB TypeAやTypeC,HDMI、マイクロSDカード、イヤホンジャックなどに対応
- 最大36回までクレカなしで分割払いが可能