はじめまして。ブログ運営と動画投稿をしているちゃすくです。
この記事ではMacBookやiMacなどでゆっくりームービーメーカー(YMM)をダウンロード&使う方法について解説します。
結論だけ先に書くと、MacでWindowsを起動できる「Parallels 」を使えば下の様なゆっくり系動画をMacでも編集できます。
Parallels には無料体験版もあるので、Macでゆっくりムービーメーカーを使いたい場合はオススメです。
Macでゆっくりムービーメーカーを使う方法3選【無料あり】
Macでゆっくりムービーメーカー(YMM)を使う方法には下記があるので、詳しい方法や特徴を解説します。
- BootCampでWindowsを導入(M1非対応)
- Parallels DesktopでWindowsを導入
- Windowsサーバーのレンタル利用
方法1:BootCampでWindowsを導入(M1非対応)
ゆっくりムービーメーカー(YMM)はMacへ対応していませんが、MacへWindowsを導入できるBootCampであればYMMを起動できるようになります。
BootCampの特徴は下記であり、M1チップ搭載Macが発売されるまではWindowsを導入する代表的な方法でした。
- 起動時にMacとWindowsを選べるようになる
- BootCampはMacへ最初からインストール済み
- Windowsのライセンスさえあれば導入は簡単
しかし、BootCampはM1チップ以降のMacへ対応しておらず、Intel製CPUを搭載したMacのみで使えます。
M1チップ以前のMacを使っている場合はBootCampの指示通り進めるだけでWindowsを導入でき、Mac本体でゆっくりムービーメーカーを使えるようになります。
Windowsのライセンスを持っていれば無料で正式なWindowsをMacで使える為、ゆっくりムービーメーカーも使えるようになります。
方法2:Parallels DesktopでWindowsを導入
Miチップ以降のMacでゆっくりムービーメーカーを使いたい場合は、Parallels を使えばWindowsの仮想環境が作れるのでYMMなどを起動できるようになります。
そもそもParallels とはMac上でWindowsやLinuxなどを動作できる仮想化ソフトであり、下記のメリットがあります。
- 無料トライアルを使えばタダで利用できる
- Macの処理速度があまり落ちず、動作も軽い
- MacとWindows間でコピペやドラッグ&ドロップが可能
- Boot Campよりも気軽にWindowsを使える
- M1チップ以降のMacにも対応(Boot Campは非対応)
現状、M1チップ以降のMacへWindowsを導入する方法はParallels しかないので、最新のMacでYMMを使いたい場合は必須のソフトです。
Parallels の料金プランは下表のようになっており、無料のTrial版でもYMMの起動を確認できます。
プラン名 | Trial | Standard | Pro | Business |
---|---|---|---|---|
価格 | 無料 | 10,400円 | 11,700円/年 | 147,00円/年 |
ライセンス | 14日間 | 永続ライセンス | 1年間 | 1年間 |
アップデート | 更新なし | 更新なし | 更新あり | 更新あり |
補足 | 無料のプラン | 普通のプラン | 電話サポートあり | 企業向けプラン |
まずは無料のTrial版でYMMの起動を確認し、その後にParallels の永続ライセンスを導入するとよいでしょう。
Windowsサーバーをレンタルする
M1以降のMacへWindowsを入れることはできませんが、Windowsサーバーを利用すればMacやChromebookでWindowsをアプリ感覚で使えます。
Windowsサーバーとは、自身のPCやスマホからリモートアクセスできるWindows環境であり、24時間365日稼働しています。
感覚としては「本体が無いWindowsパソコンをリモート操作している状態」に近く、OfficeやYMMなどのソフトも使えます。
リモートアクセスさえ出来れば良いため、自身の端末がMacやChromebookでもWindowsサーバーが利用でき、間接的にWindows専用アプリも利用できます。
最近ではリモートワークに使われることが多く、どんな場所でも同じWindowsを操作できる利点が重宝されています。
導入ハードルはBootCampやParallels より高いものの、Windowsサーバーは純正のWindowsを利用できるので、Windows専用ソフトにも対応しています。
リモートアクセスならM1以降のMacでもOK!
国内で利用できるWindowsサーバーには下記があるため、MacでWindows専用のYMMを使いたい場合は参考にしてください。
サービス名 | メモリ1GB | メモリ2GB | メモリ3GB | メモリ4GB | メモリ6GB | メモリ8GB | メモリ16GB |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ConoHa for Windows Server | 月額1,077円 | 月額2,178円 | 月額2,178円 | 月額4,296円 | 月額8,470円 | 月額8,470円 | 月額15,972円 |
Xserver for Windows | 月額1,980円 | 月額1,980円 | 月額1,980円 | 月額3,960円 | 月額7,920円 | 月額7,920円 | 月額15,840円 |
ABLENET VPS | 月額1,936円 | 月額1,936円 | 月額2,513円 | 月額4,472円 | 月額4,472円 | 月額6,661円 | 月額14,036円 |
ParallelsでYMMをMacへ導入するメリットと特徴
Macでゆっくりムービーメーカー(YMM)を使いたい場合は「Parallels 」というソフトを導入すれば解決できます。
ここからはParallels でYMMをMacへ導入するメリットや特徴を解説していきます。
【MacでYMM】Parallelsの特徴やメリット
Parallels には下記の特徴があり、最新のMacでゆっくりムービーメーカーを使いたい場合は他に方法がありません。
- Macの処理速度があまり落ちず、動作が軽い
- MacとWindows間でコピペやドラッグ&ドロップが可能
- Boot Campよりも気軽にWindowsを使える
MacでWindowsを使う場合は「Boot Camp」も候補にありますが、Macのストレージを大量に消費しますし、そもそもM1チップ以降のMacでは利用できません。
そのため、現行モデルのMacでWindowsのゆっくりムービーメーカーを使う場合はほぼParallels 1択になります。
【MacでYMM】Parallelsのプランと価格
Parallels の価格はプランによって異なっており、詳細は下表の通りです。
プラン名 | Trial | Standard | Pro | Business |
---|---|---|---|---|
価格 | 無料 | 10,400円 | 11,700円/年 | 147,00円/年 |
ライセンス | 14日間 | 永続ライセンス | 1年間 | 1年間 |
アップデート | 更新なし | 更新なし | 更新あり | 更新あり |
補足 | 無料のプラン | 普通のプラン | 電話サポートあり | 企業向けプラン |
ゆっくりムービーメーカー(YMM)を使いたい場合は最初に無料版のTrialを試し、StandardかProを選ぶことになります。
StandardはProへ下記の点で劣っていますが、YMMを使う程度であればあまり気にしなくても大丈夫です。
- 最新版を使いたい場合は随時買わなければいけない
- 仮想マシンに割り当てるスペックへ上限がある
- 電話サポートや専用のプラグインなどが付属しない
公式サイトで配布されている無料版のParallels で十分だと思った場合はStandardがオススメです。
【MacでYMMを使える】Parallelsの導入方法
Macでゆっくりムービーメーカー(YMM)を使うためにも、まずはParallels を導入しましょう。
Parallelsの導入方法1:公式サイトへアクセス
Parallels公式サイトへアクセスし、「製品」から「Parallels Desktop for Mac」をクリックします。
最新版のParallelsが表示されるので「今すぐトライ」をクリックします。
すると、無料トライアルをダウンロードできるページへ移動するので「無料トライアルをダウンロード」をクリックしてください。
無料トライアルのダウンロードが始まるので、「保存」をクリックして完了するまで待ってください。
Parallelsの導入方法2:Parallelsをインストール
Parallels のダウンロードが完了したら、ダウンロードファイルをクリックしてインストーラーを起動します。
インストーラーを起動すれば自動でParallelsがMacへインストールされるので、しばらく待ってください。
Parallelsの導入方法3:Windowsをダウンロード
Parallels のインストールが完了したら、Windowsをダウンロードしましょう。
M1チップ以降のMacを使ってる場合は下画像の表示が出るので「続行」をクリックし、画面の指示に従ってWindowsをダウンロード&インストールしてください。
しばらく進めるとWindowsのダウンロード&インストールが完了し、MacでWindowsを使えるようになります。
これでParallels の導入は完了です。
Macへゆっくりムービーメーカーをインストールする方法
MacでWindowsが起動すればインストール方法は通常のWindowsと同じで大丈夫です。
詳しい内容は下の「ゆっくりムービーメーカーは無料?ダウンロード方法を解説」で解説しているので、本記事では簡単に解説します。
ゆっくりムービーメーカー(YMM)をダウンロード
ゆっくりムービーメーカーをダウンロードする際は饅頭遣いのおもちゃ箱さんのサイトへアクセスします。
アクセスすると最新のゆっくりムービーメーカーのバージョンが公開されてるので、最新版をクリックしてください。
一番上に表示されてるバージョンをクリック!
新バージョンの更新情報や不具合などが表示されるため、「ゆっくりNovieMaker配布ページはこちら」をクリックしてください。
配布ページへ飛ぶので「ダウンロード」の項目にある「ゆっくりNovieMakerをダウンロード」をクリックしてください。
下画像のようにZIPファイルのダウンロードが始まるので好きな保存先を選択し、「保存」をクリックしてください。
これでゆっくりムービーメーカーのZIPファイルはダウンロード完了です。
YMMのZIPファイルをダウンロードした後
ゆっくりムービーメーカーのZIPファイルをダウンロードしたら、そのままファイルを解凍します。
- 解凍したいファイル(フォルダ)を右クリックする
- 「すべて展開…」をクリックする
- 表示されたウインドウで解凍したファイルの保存先を決める
- 「展開」をクリックし、しばらく待つ
- ファイルが解凍され、指定した場所へ保存される
ファイルを解凍すると、下画像のようなフォルダが表示されるので中身を開きます。
大量のファイルがあって分かりづらいですが、スクロールすると「YukkuriMovieMaker.exe」があるので起動します。
「YukkuriMovieMaker.exe」を右クリックし、「スタートメニューにピン留めする」をクリックするとWindowsバーへショートカットが作れます。
簡単にゆっくりムービーメーカーを起動できるようになるのでオススメです。
初めて起動した場合は色々とダウンロード&インストールがあるので、しばらく待ってください。
更新情報などが表示された場合は「閉じる」を押してください
しばらく待つと、Macでゆっくりムービーメーカーを使用できるようになります。
これでゆっくりムービーメーカーのダウンロード&インストールは完了です。
もし分からない内容があった場合は下の「ゆっくりムービーメーカーは無料?ダウンロード方法を解説」を参考にしてください。