はじめまして。ブログ運営と動画投稿をしているちゃすくです。
結論だけ先に言うと、M1以降のMacはParallels を使えばWindows環境を作れるので、一太郎をMacでも使えるようになります。
M2 Mac mini + macOS Ventura + Parallels Desktop 18 + 一太郎2015 +ATOK
— やっさん (@nagoya_nexus) June 9, 2023
割とあっさり出来た#Macmini#Mac一太郎#MacGoodnotes#MacWindows#MacParallels#Macパラレルズ#一太郎Goodnote pic.twitter.com/3hSsdvzZWN
BootCampが使えないM1以降のMacではWindowsを利用できる貴重な方法なので、Windows専用のソフトを起動したい場合は参考にしてください。
Macで一太郎を使う方法3選【M1対応】
一太郎をMacで使う方法は下記の3つがあるため、各方法について詳しく解説していきます。
- BootCampでWindowsを導入(M1非対応)
- Parallels DesktopでWindowsを導入
- Windowsサーバーへリモートアクセス
方法1:BootCampでWindowsを導入
一太郎はMacへ対応していませんが、Intel製CPU搭載Macへ純正のWindowsを導入できるBootCampを使えば起動できるようになります。
BootCampの特徴は下記であり、M1チップのMacが発売されるまではWindowsを導入する代表的な方法でした。
- 起動時にMacかWindowsを選べるようになる
- BootCampはMacへ最初からインストール済み
- Windowsのライセンスさえあれば導入は簡単
- WindowsのPCスペック=Mac本体の性能
しかし、BootCampはM1チップ以降のMacへ対応しておらず、Intel製CPUを搭載した古いMacでしか使えません。
年代で言うと、2020年以降に発売されたMacは対応していません
Intel製CPUを搭載したMacの場合はBootCampの指示へ従うだけでWindowsを導入でき、一太郎をMacで使えるようになります。
ただし、BootCampでMacへWindowsを導入する時は下記のようなWindowsのライセンスが必要です。
方法2:Parallels DesktopでWindowsを導入
M1チップ以降のMacで一太郎を使いたい場合は、Parallels ならWindowsの仮想環境が作れるので起動できるようになります。
そもそもParallels とはMacでWindowsやLinuxなどを起動できるソフトであり、下記のメリットがあります。
- Macの処理速度があまり落ちず、動作も軽い
- MacとWindows間でコピペやドラッグ&ドロップが可能
- Boot Campよりも気軽にWindowsを使える
- M1チップ以降のMacにも対応(Boot Campは非対応)
現状、M1チップ以降のMacへWindowsを導入する方法はParallels しかないため、Macで一太郎を使いたい場合は必須のソフトです。
Parallels の料金プランは下表のようになっており、無料のTrial版でも一太郎の起動を確認できます。
プラン名 | Trial | Standard | Pro | Business |
---|---|---|---|---|
価格 | 無料 | 10,400円 | 11,700円/年 | 147,00円/年 |
ライセンス | 14日間 | 永続ライセンス | 1年間 | 1年間 |
アップデート | 更新なし | 更新なし | 更新あり | 更新あり |
補足 | 無料のプラン | 普通のプラン | 電話サポートあり | 企業向けプラン |
無料体験はParallels Desktop公式サイトからできるので、M1以降のMacで一太郎を使いたい人にはオススメです。
方法3:Windowsサーバーへリモートアクセス
M1以降のMacへWindowsを入れることはできませんが、Windowsサーバーを利用すればMacやChromebookでWindowsをアプリ感覚で使えます。
Windowsサーバーとは、自身のPCやスマホからリモートアクセスできるWindows環境であり、24時間365日稼働しています。
感覚としては「本体が無いWindowsパソコンをリモート操作している状態」に近く、OfficeやAdobeなどのソフトも使えます。
リモートアクセスさえ出来れば良いため、自身の端末がMacやChromebookでもWindowsサーバーが利用でき、間接的にWindows専用アプリも利用できます。
最近ではリモートワークに使われることが多く、どんな場所でも同じWindowsを操作できる利点が重宝されています。
導入ハードルは少し高いものの、Windowsサーバーは純正のWindowsを利用できるので、Windows専用ソフトにも対応しています。
リモートアクセスならM1以降のMacでもOK!
国内で利用できるWindowsサーバーには下記があるため、MacでWindows専用の一太郎を使いたい場合は参考にしてください。
サービス名 | メモリ1GB | メモリ2GB | メモリ3GB | メモリ4GB | メモリ6GB | メモリ8GB | メモリ16GB |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ConoHa for Windows Server | 月額1,077円 | 月額2,178円 | 月額2,178円 | 月額4,296円 | 月額8,470円 | 月額8,470円 | 月額15,972円 |
Xserver for Windows | 月額1,980円 | 月額1,980円 | 月額1,980円 | 月額3,960円 | 月額7,920円 | 月額7,920円 | 月額15,840円 |
ABLENET VPS | 月額1,936円 | 月額1,936円 | 月額2,513円 | 月額4,472円 | 月額4,472円 | 月額6,661円 | 月額14,036円 |
【Macで一太郎】Parallelsの導入方法
Parallels であればMacでも簡単に一太郎を使えるので、詳細な導入方法を解説します。
Parallels導入方法1:公式サイトへアクセス
Parallels公式サイトへアクセスし、「製品」から「Parallels Desktop for Mac」をクリックします。
最新版のParallelsが表示されるので「今すぐトライ」をクリックします。
すると、無料トライアルをダウンロードできるページへ移動するので「無料トライアルをダウンロード」をクリックしてください。
無料トライアルのダウンロードが始まるので、「保存」をクリックして完了するまで待ってください。
Parallels導入方法2:Parallelsをインストール
Parallelsのダウンロードが完了したら、ダウンロードファイルをクリックしてインストーラーを起動します。
インストーラーを起動すれば自動でParallelsがMacへインストールされるので、しばらく待ってください。
Parallels導入方法3:Windowsをダウンロード
Parallels のインストールが完了したら、Windowsをダウンロードしましょう。
M1チップ以降のMacを使ってる場合は下画像の表示が出るので「続行」をクリックし、画面の指示に従ってWindowsをダウンロード&インストールしてください。
しばらく進めるとWindowsのダウンロード&インストールが完了し、MacでWindowsを使えるようになります。
これでParallels の導入は完了なので、後は仮想Windows上で一太郎をインストールするだけです。