この記事は下記の悩みや疑問を持つ方にオススメです。
- YouTubeのショート動画で年齢制限がかかった理由を知りたい
- YouTubeShortsの年齢制限はYouTubeAIの誤判断?
- ショート動画で年齢制限を受けた事例や対策方法を知りたい
最近は色んなYouTuberがShortsに力を入れていますが、原因不明の年齢制限を受ける人たちも増えてきました。
例えばセクシーな要素が無い普通のゲーム実況動画であっても何故か誤った年齢制限を受けている人がいます。(やみんちゅたけさん↓)
調べてみると、該当する動画が意外にも多かったため、誤った年齢制限を受けている動画をまとめ、共通点と対策方法を考えていきます。

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実際にYouTubeShortsで年齢制限がかかった人達
まずは誤った年齢制限がかかった人達の共通点などがないか調べるために、実際に年齢制限を受けた人達の一部を紹介していきます。
ゲーム系のショートで年齢制限
ゲーム系は母数が多いため、年齢制限を受けているケースも多いです。
Vtuber&イラスト系のショートで年齢制限
実写系動画で年齢制限
制限された理由がなんとなく分かる動画たち
YouTubeShortsで年齢制限される動画の共通点と対策
実際にYouTubeShortsで誤った年齢制限を受けた人達の動画を50本以上確認したため、私が思った共通点などを紹介していきます。
上下に黒の余白
年齢制限されているShortsには上下の余白が黒になっているケースが多かったです。
特にゲーム系動画は録画画面が横向きであることも多く、黒色の余白を上下に残しがちです。
上下が黒であることが年齢制限に繋がるのかは不明ですが、YouTubeではランキング動画や文字スクロール動画のように同じような構成の動画は制限される傾向にあります。

そのため、多くの人がShorts動画の上下を黒色にしていると、制限の原因になるかもしれません。
黒部分へ文字を追加すると年齢制限が解除されたケースもあるため、黒部分を減らすように対策してみるのもオススメです。

無音(声が小さい)orBGMが大きい
年齢制限されている動画はマイクの感度がおかしいせいか、音が小さすぎたり、BGMが大きすぎたりする動画が目立ちしました。

正直、音が小さいことが年齢制限とどのように繋がるのかは私にも不明です…
(声が小さいことで不気味な動画だと判断されている???)
誤判断との関係は不明ですが、単純に音量調節をミスっている動画は視聴者からの満足度が低くなるので改善することをオススメします。
人気ゲーム実況者やVtuberが実際に使用しているマイクも紹介しているため、マイクの音量に困っている方は参考にしてみて下さい。


勘違いセンシティブがある
年齢制限されるショート動画の3つ目の共通点は「勘違いされそうなセンシティブ要素がある」です。
前章でも一部あったように年齢制限された動画にはセクシー系やホラー系、グロ系要素を含んでいるものが多いです。
下ツイートのようなホラー・グロ系であれば分かりやすいですが、中にはYouTubeAIが勘違いして制限を付けているものもあります。
実際に起きたYouTubeAIの勘違いには『サムネ内にある”イキリ”をセンシティブな内容と判断して制限した事例』や『チェスの”駒”を白人と黒人の人種差別と判断して制限した事例』があります。
↓サムネにイキリがあるせいで規制(詳細はこちら)

↓チェスが人種差別へ繋がり制限
実際、この動画の80%以上の発言で、「黒(black)」「白(white)」「攻撃(attack)」「脅威(threat)」といった言葉を使用していることがわかった。アントニオさんもチェスの話しかしていないが、「白対黒(black vs. white)」といった表現が停止された原因ではないかと考えているという。
引用元:https://finders.me/articles.php?id=2631&p=2
チェス分野で人気の5つのYouTubeチャンネルから取得した68万以上の発言を、AIソフトウェアで調べたところ、コメントの82%がフィルターによってフラグが立てられたが、明らかな人種差別的な言葉や悪意のある表現が含まれていなかったとのこと。
引用元:https://finders.me/articles.php?id=2631&p=2
このように勘違いで規制されているケースもあるため、出来るだけAIにも正しく伝わるように動画を作る必要がありそうです…

AIに勘違いされないようにするのはムズイ
少し余談になりますが、Amazon傘下であり、世界的に大人気のゲーム配信サイト「Twitch」では少し変わったAI対策が行われています。

実はTwitchでは暴言や嫌がらせ発言をした配信者を2020年6月から厳しく取り締まっています。(YouTubeより厳しい)
しかし、ゲームをしていると普段は温厚な人であっても「4ねカス!」「ぶっ◯す」などの暴言はよく出てきます。
そのため、多くの配信者はAIの勘違いで制限や垢BANがされないか不安であり、自由な配信活動が出来ません。
そこで、Twitch配信者達は配信のタグに「ADHD(注意欠陥・多動性障害)」を入れることで、規制を免れようとしています。

実際に海外の配信者である「xQc」さんは配信上でHUNTER×HUNTERのアニメを流して視聴しており、そのような行為をしているとアカウントがすぐにBANされるはずでした。
しかし、「ADHD」のタグを入れていたからかxQcさんのアカウントはBANされませんでした。(他のアニメ視聴配信者はBANされてます)
このxQcさんの出来事によってTwitch上ではADHDのタグを入れてAI対策を行う配信者が急増したため、今後はYouTube上でも似たような対策法が流行るかもしれません。

タグを濫用するのはリスク高いけどね
ADHDのタグを入れるのはやりすぎですが、概要欄に「この動画は全年齢向けです」と一言入れておくだけでもYouTubeAIの勘違いを減らせるかもしれません。
シンプルにセンシティブ
シンプルにセンシティブな内容のショート動画は年齢制限をされていますが、やはり通常の動画に比べると基準はかなり厳しくなっていると感じました。
YouTubeShortsは通常の動画と違い、TikTokのようにクリックしなくても次々に動画が流れてくるシステムのため、制限の基準を引き上げているのかもしれません。
さらに、現在のYouTubeは単純に下品な言葉も規制対象に入っているため、ネタよりの下品な言葉であっても気を付ける必要があります。

もし下ネタで笑いをとるチャンネルであれば、出来るだけ早いうちにクリーンな動画にも挑戦しておくべきだと思います。
【まとめ】YouTubeShortsの未来はどうなる?
AIの誤った判断であれば再審査をしてもらうことで年齢制限は外されます。
しかし、私は5年近くYouTubeへ動画投稿をしており、年々YouTubeの規制が厳しくなる様子を見てきました。
そのため、再審査を送っても年齢制限が解除されない動画はこれから増えていくでしょう。

これからYouTubeへ挑戦する方は出来るだけセンシティブな言葉は控え、見た目も露出やスタイルを強調しない格好を意識した方が良いかもしれません。
サムネが削除された人達や収益化審査に落とされた人たちについてもまとめてあるので、チャンネル運営の参考にしてみて下さい。
サムネの削除は年齢制限にも大きく影響する内容なのでオススメです。