この記事は下記の悩みや疑問を持つ方にオススメです。
- YouTubeのAIからおかしな判定を受けた…
- AIから収益制限を受ける理由を知りたい
- Shortsで年齢制限の判定を受ける理由は?
はじめまして。ブログ運営と動画投稿をしているちゃすくです。
最近は色んなYouTuberがShortsへ力を入れていますが、AIの判定によって年齢制限を受ける人たちも増えました。

セクシーな要素がなくても年齢制限へ↓
調べてみると、該当する動画が意外にも多かったのでAIによって年齢制限を受けた動画をまとめ、理由を考察します。
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AIの判定によって年齢制限を受けたShorts動画
実際にAIの判定によって年齢制限を受けたShorts動画は下記の通りです。
AIの無能判定1:ゲーム動画・実況系
ゲーム系は母数が多いからか、AIの無能判定で年齢制限を受けているケースも多いです。
AIの無能判定2:Vtuber・イラスト系
AIの無能判定3:実写系
AIの判定4:制限された理由が分かる動画
AIの無能判定で制限される理由【YouTubeShorts】
実際にYouTubeShortsでAIの無能判定を受けた動画を50本以上確認したため、私が思った共通点や理由などを紹介していきます。
理由1:上下に黒の余白がある
AIの無能判定によって年齢制限を受けたShortsには、上下の余白が黒になっている場合が多かったです。
特に、ゲーム系動画は録画画面が横向きであることも多く、黒色の余白を上下に残しがちです。
上下が黒が年齢制限に繋がるのかは不明ですが、YouTubeではランキングや文字スクロール動画などの似ている構成の動画は制限される傾向にあります。

そのため、多くの人がShorts動画の上下を黒色にしていると、AIの無能判定を受ける原因になるかもしれません。
黒部分へ文字を追加すると年齢制限が解除されたケースもあるため、黒部分を減らすように対策してみるのもオススメです。
理由2:声が小さいorBGMが大きい
AIによって年齢制限を受けた動画はマイクの感度がおかしいせいか、音が小さすぎたり、BGMが大きすぎたりする動画が目立ちしました。

正直、音の小ささが年齢制限へどのように繋がるのかは私にも不明です。
AIによる無能判定との関係は不明ですが、単純に音量調節のミスが多い動画は視聴者からの満足度が低くなるので改善した方が良いでしょう。
人気ゲーム実況者やVtuberが実際に使用しているマイクは下記事で紹介しているので、マイクの音量に困っている人は参考にして下さい。
理由3:勘違いセンシティブが含まれる
年齢制限を受けたショート動画には勘違いされそうなセンシティブ要素がありました。
例えば下記のようなホラー・グロ系であれば分かりやすいセンシティブですが、中にはYouTubeAIが勘違いして制限を付けているケースもあります。
実際に起きたYouTubeAIの勘違いには下記があり、チェスの件は一時的に大きな問題になりました。
- サムネ内にある”イキリ”をセンシティブと判定(詳細はこちら)
- チェスの”駒”を白人と黒人の人種差別と判定(詳細は下記)
実際、この動画の80%以上の発言で、「黒(black)」「白(white)」「攻撃(attack)」「脅威(threat)」といった言葉を使用していることがわかった。アントニオさんもチェスの話しかしていないが、「白対黒(black vs. white)」といった表現が停止された原因ではないかと考えているという。
引用元:https://finders.me
上記のようにAIの勘違いで判定されるケースもあるので、出来るだけAIにも正しく伝わるような動画を作らなければいけません。
理由4:判定の基準が厳しくなっている
現在、大手動画配信サービスでは表現の規制が厳しくなっており、それに合わせてAIの判定基準も厳しくなっています。
例えば、ゲーム配信の最大手であるTwitchでは2020年6月から暴言や嫌がらせ発言をした配信者を厳しく取り締まっており、垢BANされた人もいます。

しかも、YouTubeのShortsはクリックをしなくても次々に動画が表示されるため、AIの判定基準を通常の動画よりも厳しくしている可能性があります。

YouTubeでは下品な言葉も規制対象になってます↓

【YouTube】AIの無能判定を対策する方法3選
対策1:オリジナル性の高い動画を作る
ゆっくり解説やランキング動画のように誰が作っても同じような構成になる動画は、AIの判定が厳しくなる傾向にあります。

可能であれば他の投稿者と被りにくい音声や素材を使い、オリジナル性の高い動画を作ることが大切です。
ゆっくり音声をどうしても使いたい場合は、代わりにVOICEROIDを使う方法がオススメです。
ゆっくりボイスを使ってる人は超危険!
2022年から収益化剥奪が戻らない人が急増
\VOICEROIDへの乗り換えがオススメ/
対策2:動画のタグや説明欄を調整する
Amazon傘下であるTwitchはYouTubeよりも判定基準が厳しいため、タグを調整することで対策している配信者もいます。
その対策は配信のタグに「ADHD(注意欠陥・多動性障害)」を入れる方法であり、「xQc」さんという配信者の行動がキッカケでした。

「xQc」さんはHUNTER×HUNTERのアニメを配信上に流して視聴者と一緒に見ており、そのような行為はすぐにアカウントがBANされるはずでした。
しかし、「ADHD」のタグを入れていたからか、xQcさんのアカウントはBANされませんでした。
この出来事によってTwitch上ではタグによるAI対策が急増しており、今後はYouTube上でも似た対策法が流行るかもしれません。
ADHDのタグを入れるのはやりすぎですが、概要欄に「この動画は全年齢向けです」と一言入れておくだけでもAIの勘違いを減らせるかもしれません。
対策3:動画のセンシティブ要素を減らす
大手の動画配信サイトでは年々センシティブな要素への規制が強まっており、AIの判定も厳しくなります。
センシティブな要素は視聴者を増やしやすいですが、規制のリスクも大きいので徐々にセンシティブ要素を減らす運営方法がオススメです。
また、センシティブ要素が多かったYouTuberはニコニコ動画へ制限されそうな動画を投稿し、YouTubeからニコニコへ視聴者を誘導しています。

ニコニコは有料会員限定にも出来るので誘導先にオススメ