はじめまして。ブログ運営と動画投稿をしているちゃすくです。
結論だけ先に言うと、MacへParallels を導入すれば仮想のWindows環境を使えるので、Mac上でもVR Chatをプレイできるようになります。
VRChatって今のところは M1 Mac + Parallels で動くんだ知らなかった pic.twitter.com/KW0vYzYYCq
— S0iRu|そいる (@S0iRu_VR) July 26, 2022
Parallels公式サイトでは無料体験版も配布されているので、Macユーザーの場合は使ってみてください。
MacでVR Chatをプレイする方法3選
VR ChatはWindows専用ゲームなのでMac版はありませんが、下記の方法を活用すればMacでもVR Chatで遊べます。
- BootCampでWindowsを導入
- Parallels でWindowsを導入
- WindowsのゲーミングPCを導入
そこで、ここからは上記の方法について詳しく解説していきます。
方法1:BootCampでWindowsを導入
2020年以前に発売されたIntel製CPU搭載MacであればBootCampを使うことで、起動時にMacとWindowsを切り替えられるようになります。
そのため、Mac本体のOSをWindowsへ切り替え、VR Chatをプレイできるようになります。
BootCampはIntel製CPUのMacには標準搭載のアプリであり、Windowsのライセンスがあれば誰でも無料でMacへWindowsを導入できます。
BootCampの特徴は下記であり、M1チップのMacが発売されるまではWindowsを導入する代表的な方法でした。
- 起動時にMacかWindowsを選べるようになる
- BootCampはMacへ最初からインストール済み
- ストレージをmacOSとWindows用に分ける
- Windowsのライセンスさえあれば導入は簡単
M1以降のMacでは利用できないものの、Mac本体でWindowsを直接起動するので、VR Chat以外のWindows専用ゲームもプレイ可能です。
BootCampを起動すれば自動的に案内がスタートするので、Windowsのライセンスを用意すれば準備は完了です。
方法2:Parallels DesktopでWindowsを導入
M1チップ以降のMacはBootCampを使えませんが、Parallels ならMac本体で仮想Windowsが使えるのでVR Chatをプレイできます。
とりあえずM1 Mac + ParallelsでVRChatは動きそうな感じ pic.twitter.com/FYg1VyA7YN
— oze🎸 (@GuitarOze) February 12, 2022
そもそもParallels とはMacでWindowsやLinuxなどを起動できるソフトであり、下記の特徴があります。
- Macの処理速度があまり落ちず、動作も軽い
- MacとWindows間でコピペやドラッグ&ドロップが可能
- Boot Campよりも気軽にWindowsを使える
- M1チップ以降のMacにも対応(Boot Campは非対応)
現在、M1以降のMacで仮想Windowsを起動できる唯一の方法なので、MacでWindows版のVR Chatを遊びたい場合は必須ソフトです。
Parallels の料金プランは下表のようになっており、無料のTrial版でもゲームの起動を確認できます。
プラン名 | Trial | Standard | Pro | Business |
---|---|---|---|---|
価格 | 無料 | 10,400円 | 11,700円/年 | 147,00円/年 |
ライセンス | 14日間 | 永続ライセンス | 1年間 | 1年間 |
アップデート | 更新なし | 更新なし | 更新あり | 更新あり |
補足 | 無料のプラン | 普通のプラン | 電話サポートあり | 企業向けプラン |
無料体験はParallels Desktop公式サイトからできるので、M1以降のMacでVR Chatを遊びたい場合はオススメです。
方法3:WindowsのゲーミングPCを導入
MacへWindows環境を導入すればVR Chatをプレイできますが、Mac自体のスペックが低ければVR Chatがマトモに動作しません。
特にグラフィックボードを搭載していないモデルのMacでは、3D描画を処理しきれないので、デスクトップモードでもカクカクします。
グラフィックボード(グラボ):画像や映像を処理するための部品「GPU」が集積されたPCパーツ。
連続的な演算処理能力に優れており、ゲーミングPCには搭載されている。
非搭載の場合はCPU内蔵パーツが同じ働きをするが、性能はグラボより低い。
そのため、BootCampやParallels でゲームが重かった場合はWindowsのゲーミングPCを導入するしかありません。
VR Chatに必要なグラフィックボードやPCスペックは下の記事で紹介しているので、PC選びの参考にしてください。
クラウドゲームでVR Chatはできない
MacでWindowsのゲームをプレイする場合はクラウドゲームサービスも有力な候補ですが、VR ChatはGeForceNowやVboxGamePassへ対応していません。
そもそもクラウドゲームとは、ネット回線を利用することでスマホやタブレットでも高負荷のPCゲームを楽しめるサービスです。
クラウドゲームではゲームの処理をサービス提供会社のサーバーで負担しており、私たちのスマホやタブレットには負担がほぼありません。
つまり、私たち利用者はまるで「高スペックなゲーミングPCを遠隔操作している状態」なので、スマホやタブレットでは遊べないゲームも快適にプレイできます。
今後、対応する可能性はありますが、まだVRゲームの対応タイトルは少ないです。
そのため、すぐにMacでVR Chatをプレイしたい場合はWindowsの環境を用意しなければいけません。
【MacでVR Chat】Parallelsの導入方法
Parallels であればM1以降のMacでも簡単にVR Chatをプレイできるので、詳細な導入方法を解説します。
Parallels導入方法1:公式サイトへアクセス
Parallels公式サイトへアクセスし、「製品」から「Parallels Desktop for Mac」をクリックします。
最新版のParallelsが表示されるので「今すぐトライ」をクリックします。
すると、無料トライアルをダウンロードできるページへ移動するので「無料トライアルをダウンロード」をクリックしてください。
無料トライアルのダウンロードが始まるので、「保存」をクリックして完了するまで待ってください。
Parallels導入方法2:Parallelsをインストール
Parallelsのダウンロードが完了したら、ダウンロードファイルをクリックしてインストーラーを起動します。
インストーラーを起動すれば自動でParallelsがMacへインストールされるので、しばらく待ってください。
Parallels導入方法3:Windowsをダウンロード
Parallels のインストールが完了したら、Windowsをダウンロードしましょう。
M1チップ以降のMacを使ってる場合は下画像の表示が出るので「続行」をクリックし、画面の指示に従ってWindowsをダウンロード&インストールしてください。
しばらく進めるとWindowsのダウンロード&インストールが完了し、MacでWindowsを使えるようになります。
これでParallels の導入は完了なので、後は普通のWindowsと同様にSteamからVR Chatをインストールするだけです。