- 無料AI画像生成「PicLumen」の全て
- PicLumenの商用利用について
- PicLumenの無料プランと有料プランの違い
はじめまして!YouTubeとブログで活動しているちゃすくです。
今回は無料でも月間300枚ほどの画像を生成できるPicLumenについてレビュー解説していきます。
商用利用の可否や有料プランとの違いも具体的に分かりやすく解説していくので、ぜひ参考にしてください。
そもそもPicLumenとは
PicLumenは、テキスト入力だけでさまざまなスタイルの画像を生成できるクラウド型のAIサービスです。

画像生成AIサービスの基本であるリアル系写真やアニメ風イラスト、アートなどをテキストプロンプトで手軽に生成可能です。
また、画像生成だけでなく、背景除去や画像拡張、AI置き換え、AI高画質化、AIカラー化などの画像編集機能も搭載しており、生成から詳細な編集までを一貫して行えるのが大きな特徴です。
無料プランでも画像生成機能を利用でき、実は商用利用にも対応しているので、個人事業主や法人でも扱いやすいです。
操作自体も非常にシンプルで日本語の入力にも対応しており、ブラウザ完結型なので高スペックなPCを持っていない方でも扱いやすいです。

では、ここからはPicLumenのメリット3選を順番に解説していきます
- 複数の画像生成AIモデルが搭載されている
- AIを活用した画像編集機能が便利すぎ
- 無料でも画像生成でき、商用利用可能
複数の画像生成AIモデルが搭載されている
PicLumenのメリットは画像生成AIのモデルが複数搭載されていることであり、それぞれの画像生成AIモデルで得意な表現が異なっています。
- Art V1:オールラウンドな基本となるモデル
- Realistic V2:より現実の写真に近づけたモデル
- Anime V2:アニメ調のイラストを手軽に出力できるモデル
- Lineart V1:漫画のような表現で出力できるモデル

仮に同じプロンプトを使った場合でもモデルを切り替えるだけで、全く異なる表現の画像やイラストを生成できます。
しかも、AIアート生成で提供されている上記のモデルは基本となる4つであり、実は他のモデルもどんどん追加されています↓

AI画像の利用目的に合わせてモデルを使い分けられるので、複数のサービスを契約するよりも費用を抑えやすいのは大きなメリットです。

最近は生成AIで作った漫画とかも人気ですよね。
Lineart V1を使えば毎回漫画っぽくするためのプロンプトを入力しなくてもいいので、作業効率がかなり上がりそうです。
AIを活用した画像編集機能が便利すぎ
PicLumenには画像生成AIの機能だけでなく、背景除去やAIカラー化などの本来なら画像編集ソフトで提供されている機能が付属しています。

PicLumenで提供されている画像編集機能には下記などがあり、画像生成以外の用途でも役に立つメリットがあります。
- 背景除去:人物や対象の物以外の背景を自動で透過
- AI置き換え:AIを使って画像の一部だけを別のモノへ変更
- AIカラー化:モノクロ画像を自身の好きなようにカラー化
- 画像アップスケール:画質がよくない画像をAIで高画質化
個人的にはブログやYouTubeのために背景除去を使うことが多いので、画像生成AIの機能と一緒に使えるのはありがたいです。
無料でも画像生成でき、商用利用可能
PicLumenは無料プランでも毎日10枚ほどの画像を生成でき、それを商用利用できるメリットがあります。
と言うのも、無料プランの「Basic」と有料プランの「Standard」や「Pro」があり、具体的な機能比較は下表の通りです。
項目 | Basic | Standard | Pro |
---|---|---|---|
月額料金 | ¥0 | $10 | $20 |
毎日の配布ルーメン | 10ルーメン | 10ルーメン | 10ルーメン |
月間の利用可能ルーメン | なし | 800ルーメン | 4,800ルーメン |
Relaxモード | 制限付き | 無制限 | 無制限 |
履歴へのアクセス期間 | 30日間 | 無制限 | 無制限 |
タスクの同時実行数 | 1タスクのみ | 2タスク同時実行可能 | 5タスク同時実行可能 |
編集ツールの利用 | 基本的な編集ツール | 高度な編集ツール | 高度な編集ツール |
商用利用の可否 | 可能 | 可能 | 可能 |
「ルーメン」とはPicLumenで画像を生成するために使うコインやクレジットのようなモノであり、画像の同時生成枚数やモデルの精度によって消費ルーメンが異なります。
とはいえ、1ルーメンあれば先ほど紹介したモデルなら画像を1枚生成できます。

つまり、無料プランでも毎日10枚ほどの画像を生成でき、それを商用利用することが可能です。
無料プランでも月間300枚ほどのAI画像を生成できるため、AI画像をビジネスとして使ってみたい人にはおすすめです。

とりあえず無料から始めればAI副業を行う場合でもリスクが小さいので、まずはPicLumenから使ってみるのも良いですね。
PicLumenの基本的な使い方【画像生成】
では、ここからはPicLumenの基本的な使い方について紹介していきます。
まずはPicLumen公式サイトにアクセスし、「AI画像を無料生成」をクリックします。
アカウント登録はメールアドレスで行うか、SNSアカウントなどとの連携でログインをしてください。

ログイン後、左サイドメニューの「作成」からAIアート生成(画像生成AI)画面へ移動し、上部のテキストボックスに希望する画像のイメージを日本語や英語のプロントで入力します。


日本語でもokですが、精度を高めたいなら英語がおすすめです!
キーワードを数個入力するだけでも補完機能が働くので、大雑把に生成してみたい場合はざっくりとしたイメージを単語で入力してもokです。
モデルや画像のアスペクト比、詳細設定などを調整すると、「生成する」のボタンに必要なルーメンの数が表示されます。
表示されたルーメンの数で問題なければ、そのまま「生成する」のボタンを押してください。
すると、画像の生成が始まり、終わると自動で画像が表示されます。

早いモデルであれば5秒ほどで画像が生成されます。
イメージと違った場合はプロンプトを追加したり、モデルの変更などをして再度生成してみると良いでしょう。
PicLumenの商用利用について
PicLumenは無料でも月間300枚ほどの画像生成が可能であり、無料のままでも商用利用が可能です。
しかし、PicLumenで生成されるAI画像には著作権や肖像権の問題が絡むケースがあるため、特定の人物やキャラクターを使う際は著作権や肖像権元のルールを確認することが重要です。

PicLumen自体は商用利用を許可していますが、最終的な責任はユーザーにあることを理解しておく必要があります。
例えばPicLumenで原作のあるアニメキャラを生成し、それを使ったオリジナルグッズなどを販売すると著作権の侵害になります。
あくまでPicLumenは「提供した生成AIで作った画像は商用利用しても良いよ。でも、著作権や肖像権の問題は自身で適切に管理してね」というスタンスです。
PicLumenで生成すれば著作権や肖像権の問題が無くなる訳ではないので、商用利用する際は気をつけてください。