はじめまして。ブログ運営と動画投稿をしているちゃすくです。
結論から書くと、NordVPNなどのVPNサービスを利用することでMicrosoft365(旧Office365)の料金を安くすることは可能です。
実際にNordVPNでアメリカへ接続した状態でMicrosoft365公式サイトへアクセスすると、価格は個人プランで年間69.99ドルになっています。
日本で契約した場合と比較すると下表のようになっており、アメリカへVPNで接続すれば7割ほどの価格で契約できます。
比較項目 | 日本 | アメリカ |
---|---|---|
通貨 | 円 | 米ドル |
Microsoft365 個人&年間プラン | 14,900円 | 69.99ドル (約10,494円) |
Microsoft365 ファミリー&年間プラン | 21,000円 | 99.99ドル (約14,993円) |
もちろん、物価の安い国へNordVPNで接続すればさらに安い料金でMicrosoft365を契約できます。
NordVPNであれば月額600円から契約できるため、Microsoft365の料金を安くしたい場合はオススメです。
NordVPNでMicrosoft365は安くなる?
冒頭でも書いた通り、NordVPNを使って他国へ接続すればMicrosoft365の料金を安くすることが可能です。
実際に私がNordVPNを使って確認した国と料金は下記の通りであり、日本よりも安い国が多い印象です。
比較項目 | 日本 | アメリカ | インド | トルコ | 香港 | インドネシア | カナダ | 欧州 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
通貨 | 日本円 | 米ドル | インドルピー | トルコリラ | 香港ドル | インドネシアルピア | カナダドル | ユーロ |
Microsoft365 個人&年間プラン | 14,900円 | 69.99ドル (約10,494円) | 4,899ルピー (約8,876円) | 1,599.99リラ (約7,436円) | 540香港ドル (約10,378円) | 959999ルピア (約9,177円) | 79カナダドル (約8756円) | 69ユーロ (約11267円) |
Microsoft365 ファミリー&年間プラン | 21,000円 | 99.99ドル (約14,993円) | 6,199ルピー (約11,231円) | 2,299.99リラ (約10,689円) | 780香港ドル (約14,990円) | 1299999ルピア (約12430円) | 109カナダドル (約12081円) | 99ユーロ (16166円) |
アメリカや欧州は日本よりも物価が高いのに料金は安いのか…
例えば通貨の価値が暴落したトルコであれば半額ほどの料金でMicrosoft365を契約できるため、1ヶ月あたり約620円しかかかりません。
比較項目 | 日本 | トルコ |
---|---|---|
通貨 | 日本円 | トルコリラ |
Microsoft365 個人&年間プラン | 14,900円 | 1,599.99リラ (約7,436円) |
Microsoft365 ファミリー&年間プラン | 21,000円 | 2,299.99リラ (約10,689円) |
本来であれば1ヶ月あたり1200円以上かかるため、NordVPNを使ってMicrosoft365の料金を安くすることは可能です。
外貨支払いには為替手数料がかかるので注意
NordVPNを使うことでMicrosoft365の料金を安くできますが、日本のクレジットカードやデビットカードで支払うと2.2〜5%ほどの為替手数料が発生します。
数%だけの手数料ですが、実際に表示されている外貨の金額よりも支払い金額が大きくなるので注意が必要です。
マルチカレンシー口座であるWiseのデビットカードであれば外貨の残高から直接支払えるため、為替手数料を節約できます。
Wise(旧称:TransferWise)は、国際送金サービスを提供するイギリスの企業です。2011年にエストニア出身のクリスタ・カーマンとターヴェット・ヒンリクスによって設立されました。
Wiseでは、銀行や従来の送金サービスよりも低い手数料と実際の為替レートで国際送金を可能にしており、米ドルと日本円の換金であれば0.62%の手数料しかかかりません。
クレカで外貨を支払うと為替レート+5%の手数料を支払うので、Wiseなら約4.4%もお得です
また、Wiseはマルチカレンシーの口座を提供しており、50以上の通貨での送金&受取が可能です。ユーザーは異なる通貨の間でお金を交換したり、複数の国の銀行口座番号を取得したりすることができ、海外で働いている人や留学生、多国籍企業などが手数料を抑えて容易に国際取引を行えます。
外貨を持っていない場合、0.62%の為替手数料だけで日本円を米ドルへ換金できるため、クレカの為替手数料よりも安い金額で外貨を用意できます。
米ドルや中国元などの23種類以上の外貨へ対応しています
日本のクレカやデビットカードで支払うよりも為替手数料を抑えられるので、Microsoft365の料金を安くしたい場合はオススメです。
NordVPNでMicrosoft365を安くする方法
NordVPNを使ってMicrosoft365を安くする方法は下記の通りなので、詳しい方法を解説していきます。
- NordVPNを契約する
- Microsoft365が安い国へ接続
- Microsoft365を契約する
NordVPNを契約する
まずはNordVPN公式サイトへアクセスし、NordVPNをPCやスマホで利用できる状態にします。
画面右上の「NordVPNを購入」または画面真ん中の「お得に購入」をクリックします。
NordVPNのプランを選択する画面が表示されるため、契約期間を選択した後に詳細なプランを選びます。
どのプランも30日間の返品保証があるので安心して購入できます
購入したいプランと契約年数を選ぶと必要な金額が表示され、メールアドレスを入力する欄が表示されます。
ここで入力するメールアドレスへ購入のお知らせが届き、NordVPNへのログインにも使用するため、普段から使っているメールアドレスを登録するとよいでしょう。
オプションサービスは任意で選択できるため、固定IPアドレスを求めている場合は「追加」をクリックしてください。
メールアドレスとオプションサービスの入力が終わったら、支払いたい方法をクリックして各支払い方法の情報を入力します。
支払い情報を入力して「続ける」をクリックすると購入手続きが始まり、登録したメールアドレスへ購入結果とアカウントのパスワード設定用リンクが送られてきます。
メール内容を確認し、指示に従ってアカウントのパスワードを設定してください。
Microsoft365が安い国へ接続
PCの場合はNordVPN公式サイトへアクセスし、NordVPNのソフトウェアをパソコンへインストールします。
iPhoneやAndroidでVPNを利用したい場合は各アプリストアでNordVPNのアプリをインストールしてください
インストールが完了すると下画像の画面が表示されるので、購入時に作成したアカウントでログインします。
「ログイン」をクリックするとブラウザ画面が開くので、登録したメールアドレスとパスワードを入力します。
ログインに成功すると下画像の画面が開くので、まずは赤丸で囲んだアイコンをクリックしてNordVPNで使えるVPNサーバーをチェックしてみましょう。
実際にクリックすると下画像のようにNordVPNで利用できる世界中のVPNサーバーが表示されます。
地図を拡大するとVPNサーバーがある国名や地域が表示されるので、接続したいVPNサーバーをクリックします。
Microsoft365の料金が日本より安い国は下記があるので、下記いずれかの国へ接続するとよいでしょう。
比較項目 | 日本 | アメリカ | インド | トルコ | 香港 | インドネシア | カナダ | 欧州 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
通貨 | 日本円 | 米ドル | インドルピー | トルコリラ | 香港ドル | インドネシアルピア | カナダドル | ユーロ |
Microsoft365 個人&年間プラン | 14,900円 | 69.99ドル (約10,494円) | 4,899ルピー (約8,876円) | 1,599.99リラ (約7,436円) | 540香港ドル (約10,378円) | 959999ルピア (約9,177円) | 79カナダドル (約8756円) | 69ユーロ (約11267円) |
Microsoft365 ファミリー&年間プラン | 21,000円 | 99.99ドル (約14,993円) | 6,199ルピー (約11,231円) | 2,299.99リラ (約10,689円) | 780香港ドル (約14,990円) | 1299999ルピア (約12430円) | 109カナダドル (約12081円) | 99ユーロ (16166円) |
今回はNordVPNでアメリカへ接続し、Microsoft365(旧Office365)を契約していきます。
Microsoft365を契約する
VPNで接続したらMicrosoft365公式サイト(旧Office365公式サイト)へアクセスし、プランの詳細を確認します。
Microsoft365を使いたいアカウントでログインしておいてください
Microsoft365には個人向けの「Personal」とファミリー向けの「Family」があるので、用途にあったプランを選んでください。
選んだ国によって表記は変わりますが、文書やボタンの配置は日本語版サイトと一緒なので、言語が分からない場合でも困ることは少ないです。
プランが決まったら「BuyNow」のボタン(日本語版なら「購入」)をクリックします。
VPNで接続した国によって支払い方法は異なりますが、基本的に「クレジットカードorデビットカード」と「PayPal」には対応しています。
そのため、自身にとって使いやすい支払い方法を入力し、そのままMicrosoft365の支払いを行います。
支払いを行うとMicrosoft365で有料版の機能がアンロックされるので、AI機能などを使えるようになります。
支払い時にWiseのデビットカードを利用すれば為替手数料を安く抑えられるので、少しでもMicrosoft365の料金を安くしたい場合は参考にしてください。