- フォトディレクターの評判は?
- PhotoDirectorとPhotoshopの比較は?
- PhotoDirectorは使えるソフト?
はじめまして。ブログ運営と動画投稿をしており、画像編集ソフトを頻繁に使うちゃすくです。
結論から言うと、PhotoDirector(フォトディレクター)の評判は十分に高く、Photoshopよりもコスパに優れている面があります。
Photoshopで使われる「PSD」で保存できないデメリットがあるものの、個人で利用する範囲であれば問題ない場合が多いです。
CyberLink公式サイトから30日間の無料体験版をダウンロードできるため、実際に使用してみることもオススメです。
PhotoDirectorの評判は?【Photoshopとも比較】
PhotoDirectorの良い評判には下記があり、特に低価格で高度な画像編集ができることが高く評価されています。
- サブスクだけでなく、買い切り版がある
- フリーソフトよりも簡単な操作
- タイムセールやクーポンが多い
- 基本機能だけでなく、高度な自動機能も
サブスクだけでなく、買い切り版がある
画像編集で有名なPhotoshopはサブスクしかありませんが、PhotoDirectorはサブスクと買い切りのプランがあります。
プラン | プラン詳細と価格 | 対応OS | アップグレード | 画像編集機能 |
---|---|---|---|---|
買い切り | ・PhotoDirector Ultra:7,300円 ・PowerDirector Ultimate + PhotoDirector Ultra:19,980円 | Windows11, 10、8.1、8、7 | アップグレードは非対応 | 一部の機能が使えない |
サブスク | ・PhotoDirector 365:年間6,480円 ・Director Suite 365:年間11,180円 | Windows11, 10、8.1、8、7 Mac OS X v10.11 以上 | アップグレードへ対応 | 全ての機能が使える |
長く使えばお得になる買い切り版の存在は高く評価されており、実際に下記の評判もあります。
セール時に購入したので他のサブスク年間ぐらいの値段で買い切り出来ました
引用元:Amazon
操作はまだまだ練習中ですが、期間を気にせず慌てずにマイペースで使い方を学べて満足です
たしかにAdobeのPhotoshopと比較すると、PhotoDirectorの価格はフォトショの半分以下しかありません。
比較 | PhotoDirector | Photoshop |
---|---|---|
買い切り | ・PhotoDirector Ultra:7,300円 ・PowerDirector Ultimate + PhotoDirector Ultra:19,980円 | なし |
サブスク | ・PhotoDirector 365:年間6,480円 ・Director Suite 365:年間11,180円 | ・Photoshop単プラン:年間32,736円 ・Adobe Creative Clou:年間77,760円 |
しかも、買い切り版であれば購入時のバージョンを永遠に使えるため、コストパフォーマンスは非常に高いです。
ただし、PhotoDirectorは買い切り版とサブスク版で少し違いがあるので選ぶ際は注意してください。(詳細は下記事かこちら)
フリーソフトよりも簡単な操作
画像編集ソフトにはフリーソフトのGIMPがありますが、GIMPは使いにくいため、相対的にPhotoDirectorの使いやすさが良い評判として挙げられています。
お家で画像加工したりするのにgimp使ってみようと思ってさわってみたが何これ?使いにくいにも程があるやろただの◯書くのにわけわからん操作多すぎるw
— ボンド(IP68) (@zero89403) May 19, 2023
これ慣れるのか?
PhotoDirectorなどの有料画像編集ソフトは企業が使いやすさも含めて開発しているので、操作性が単純であり、GIMPよりも使いやすいです。

また、PhotoDirectorを含めた有料画像編集ソフトの多くはPhotoshopをベースに編集画面を作っていますが、GIMPは独特のレイアウトを採用しています。
GIMPを使っているとフォトショ系の操作に慣れないため、「いずれはPhotoshopで画像編集をしたい!」と考えている場合はGIMP以外の画像編集ソフトがオススメです。
タイムセールやクーポンが多い
PhotoDirectorは定価の状態でもコスパに優れていますが、実はタイムセールやクーポンが多く、さらにお得に買えます。


30%OFFのセールも多いです
実際に下記の評判があり、他の画像編集ソフトは年々値上げしている中でPhotoDirectorは低価格を維持しています。
通常時で1万円弱、パッケージ版もクーポン適用時は7000円台で買える「買い切り型」の画像編集ソフト
引用元:Amazon
円安などの影響でPhotoshopやLUMINAR等の対抗ソフトが高騰する中で比較的値段が変わらず居るのが特徴。
買い切り版とサブスク版の両方でセールやクーポンがあるため、少しでも安く買いたい場合は狙ってみても良いでしょう。
CyberLinkメンバーサイトに無料登録すれば、お得な割引クーポンやセール情報も受け取れます。

メールアドレスがあれば誰でも登録できるため、少しでも安くPhotoDirectorを買いたい場合は活用してください。
基本機能だけでなく、高度な自動機能も
PhotoDirectorは低価格帯の画像編集ソフトですが、下記の機能があるので基本的な画像編集は全て可能です。
- 画像切り抜き
- 画像サイズ変更
- 色調整
- テキスト追加・編集
- 美顔効果
- フレーム追加
- 高画質化
- エフェクト追加(レンズ、アニメーション、ライト)
- ノイズ&手ぶれ除去
- 画像追加・合成
- ステッカー・オーバーレイ
YouTubeのサムネや名刺作成などであれば十分な機能なので、初心者YouTuberやスタートアップ企業からも高い評判を得ています。

また、下記のような高度な機能も使えるので、Photoshopにも負けない画像編集が可能です。
- 人物の自動切り抜き
- 画像生成AI
- 顔パーツの自動修正
機能の質もPhotoshopへ負けていないため、画像編集ソフトのコスパを重視したい場合はPhotoDirectorがオススメです。

上記の高度な機能は無料体験中でも使えるので、ぜひ試してみてください
PhotoDirectorの悪い評判3選【vs Photoshop】
PhotoDirectorは十分に評判の良い画像編集ソフトですが、下記の点はあまり評判が良くないので詳しい内容を解説します。
- 無料体験版では出力制限がある
- PSDデータで保存できない
- Photoshopより情報が少ない
無料体験版では出力制限がある
PhotoDirectorは無料体験版であっても有料版と同じように機能を使えますが、唯一の制限して出力時にロゴ透かしが追加されます。

Photoshopなら無料体験中でもロゴ透かしが無い
CyberLink公式サイトでは無料でも有料ソフト並みに使える表現がされており、ロゴ透かしの事情を後から知った人は悪い評価をしやすいです。
実際にPhotoDirectorで編集した画像を出力しようとすると、下画像が表示され、「ロゴ透かし付き」か「有料プラン」を選択することになります。

ロゴ透かし付きで出力すると下画像のようになり、右下部分へロゴ透かしが追加されます。

ただし、出力した後であればAdobe Expressなどでロゴ透かしごと下部分をカットできます。

PhotoDirectorで編集する時の画像サイズに気をつければロゴ透かしは後からカットできるため、実質的に有料版と同じように使えます。
PSDデータで保存できない
PhotoDirectorは下記のファイルへ対応できますが、実はPSDの保存へ対応しておらず、PSDファイルを扱うユーザーからの評判は悪いです。
用途 | 画像ファイル | 動画ファイル |
---|---|---|
読み込み | JPEG, PNG, TIFF, BMP, PHI, HEIC 【RAW 画像形式】 3FR, ARW, BIN, CR2, CR3, CRW, CS1, DCR, DNG, ERF, FFF, IA, KDC, MDC, MEF, MOS, MRW, NEF, NRW, ORF, PEF, QTK, RAF, RAW, RDC, RW2, RWL, SR2, SRF, SRW, STI, X3F | .AVI, .DAT, .VOB, .VRO, .FLV, .MP4, .MPG, .MPEG, .MPE, .M2T, .M2TS, .MTS, .TS, .MOD, .TOD, .TPD, .TRP, .M4V, .M2V, .MKV, .MOV, .WMV, .ASF |
書き出し | JPEG, PNG, TIFF, PHI , GIF | MP4 , WMV , GIF |
PSDとは、Adobe社のソフト「Photoshop」で使われる形式のファイルです。
PSDファイルは画質が劣化しづらく、イラストがレイヤー構造になっています。

デザイン業界ではPSDファイルでやり取りする場合があり、ネット上でデザインを配布する際にもPSDは採用されやすいです。
しかし、PhotoDirectorではPSDを扱えないため、フォトショ用の配布データやクライアント先とのやり取りでは注意が必要です。
2DモデリングのLive2DやWEBデザイン制作ではPSDファイルが使われるので、PSDファイルも扱える画像編集ソフトが欲しい場合はPhotoshopがオススメです。
Photoshopより情報が少ない
PhotoDirectorはユーザー数がPhotoshopやGIMPよりも少ないため、使い方で分からない点があっても分かりやすい情報が見つかりにくいです。

フォトショとGIMPならネット記事や本も豊富
そのため、「YouTubeですぐにバズりたいけど、サムネ編集は一つも分からない」という人からはあまり良い評判を得ていません。
一応、CyberLink社が使い方を解説していますが、あくまで機能の説明だけなので、綺麗な写真加工やバズるサムネの作り方などは分かりません。
もちろん、PhotoDirector用のテンプレートを配布しているユーザーも少ないので、PhotoDirectorで画像編集をする時は自身のセンスと経験が大切になりやすいです。
Photoshopであれば情報が豊富でインフルエンサーによるテンプレート配布も多いため、センスと経験を編集ソフトでカバーしたい場合はオススメです。