はじめまして。ブログ運営と動画投稿をしているちゃすくです。
実際にEaseUS RecExpertsを使ってみたので危険性や安全性などを評価し、解説していきます。
結論だけ先に書いておくと、EaseUSのソフト自体は十分安全性が担保されていますが、本社が中国にある為どうしてもチャイナリスクはあります。
機能と価格のコスパは悪くないので、チャイナリスクが気にならない場合はRecExpertsもオススメです。
一方で、チャイナリスクが気になる場合は利用者も多いBandicam がオススメです。
Bandicamなら無料体験も可能なので、ぜひ使ってみてください。
EaseUS RecExpertsの評判と安全性
結論から言うと、EaseUS RecExpertsの評判は十分高く、一定の安全性も担保されています。
EaseUS RecExpertsは安全なの?
そもそもEaseUS RecExpertsは中国のソフトウェア開発会社「EaseUS」が販売しているので、安全性で不安を感じる人は多いと思います。
しかし、EaseUSのソフトは三菱やYAMAHA、日立でも採用されており、世界有数の大企業であるMicrosoftも使用しています。
もちろん、大企業が使っていれば絶対に安心できる訳ではありませんが、各社ではソフトを分析したうえで利用するので一定の安全性は担保されています。
EaseUS RecExpertsであれば公式サイトから無料体験版もダウンロードできるので、安全性を自身で確認することも可能です。
ただし、チャイナリスクには注意
EaseUS自体に潜む安全上のリスクは小さいですが、EaseUSが中国で設立された以上、チャイナリスクは避けて通れません。
チャイナリスクによって下記の様な状態になることも考えられるので、他の画面録画ソフトを検討するのも良いでしょう。
- 日本ではソフトのアップデートが出来なくなる
- 急に一部のサービスが課金制へ改悪される
- 中国政府が顧客の利用データ開示を求める
Bandicam であればチャイナリスクが無く、無料体験も出来るのでオススメです。
【評判】EaseUS RecExpertsのメリット
私がEaseUS RecExpertsを使ってみて分かった良い評判(評価)は下記の通りです。
- 操作性がシンプルで手軽に録画のオンオフが出来る
- 有料ソフトではあるが、動作が軽くて使いやすい
- WindowsとMac両方で使える
- 長時間録画には「自動分割」&「自動停止」が便利
チャイナリスクを考えなければコスパは高い
【評判】EaseUS RecExpertsのデメリット
私がEaseUS RecExpertsを使ってみて分かった悪い評判(評価)は下記の通りです。
- 録画は出来るが、ライブ配信が一切出来ない
- PCゲーム録画ならOBSやShadowPlayもある
- 「落書き機能」は絶対に残しておくべきだった
画面録画ソフトとしては十分な機能があるので、チャイナリスクの危険性を気にしない場合はRecExpertsを買っても良いと思います。
一方で、チャイナリスクの危険性が気になる場合はBandicam がオススメです。
EaseUS RecExpertsの価格と基本的な使い方
ここからはEaseUS RecExpertsの価格や基本的な使い方について解説します。
EaseUS RecExpertsの価格プラン
EaseUS RecExpertsはWindowsとMac両方のバージョンがあるPC用画面録画ソフトであり、Amazonでは価格プランが下表のようになっています。
Windows用 | Mac用 | |
---|---|---|
1ヶ月ライセンス | 2629円 | 2629円 |
1年ライセンス | 5269円 | 9889円 |
永久ライセンス | 9229円 | 10549円 |
中国企業であるWonderShareのDemoCreator(↓)とほぼ同価格であり、画面録画ソフトの中では平均的な価格帯です。
正直、1ヶ月と1年のライセンスはコスパが悪いので、買うのであれば永続ライセンスがオススメです。
EaseUS RecExpertsの使用環境と起動方法
この記事では下表のPCでEaseUS RecExpertsを使用していきます。
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | Core i5-10400 |
GPU | インテル UHDグラフィックス630 |
RAM | 16GB |
ROM | SSD 256GB |
動作の軽さなどを判断する際の参考にしてください。
EaseUS RecExpertsを起動すると下画像のように画面中央と画面左上にポップアップが表示され、画面の端には赤い点線が表示されます。
上画像に表示されているポップアップは、他のソフトを起動している状態でも上に重なる形で表示されます↓
EaseUS RecExpertsの基本的な使い方
PC画面を録画する時は「フルスクリーン」を選択した状態か「エリア」で録画したい部分を切り取った状態で「REC」をクリックします。
すると、5秒間のカウントダウン後にPC画面の録画が始まります。
録画中は画面右下部分に下画像のポップアップが表示され、録画中の設定などを調整可能です。
EaseUS RecExpertsで録画を開始しても、特に動作が重くなるような事はありませんでした。
実際にゲームをプレイしながら録画してみましたが、GPUが無いPCでもゲームプレイは普段と変わらない動作でした↓
EaseUS RecExpertsの基本的な機能【一覧】
RecExpertsで表示されるポップアップには左から下表の機能があります。
録画時間 | 録画した時間を表示。一時停止をしていた分はカウントされない。 |
録画動画の容量 | 録画した動画のサイズとPC内の空き容量を表示。若干見づらい。 |
一時停止ボタン | 録画を一時的に止める時のボタン。止めた後、もう一度押せば録画が再開する。 |
録画終了ボタン | 録画を完了し、動画として保存するボタン。保存先は PC>ビデオ>EaseUS RecExperts内 。 |
スクリーンショットボタン | 録画画面内をスクショするボタン。スクショはPC>ビデオ>EaseUS RecExperts内に保存される。 |
録画自動停止ボタン | 設定した時間分録画を行うと自動で録画を終了出来るボタン。PCの容量に悩んでいる人にはオススメ(?)な機能。 |
最終化ボタン | ポップアップを見えなくするボタン。画面上にポップアップを配置出来ない時に便利な機能。 |
また、EaseUS RecExpertsで録画が終わると、自動的に録画した動画の編集画面が開きます↓
編集画面では録画した動画のカット編集や動画内の音声を抽出などが出来ます。
特にゲーム実況やVlogの場合は映像と音声を敢えて合わせないシーンもあるため、手軽に動画内の音声を抽出できるのはオススメなポイントです。
もちろん、EaseUS RecExpertsで加工せずにそのまま録画した動画を使用することも可能です。
EaseUS RecExpertsで録画可能な設定
EaseUS RecExpertsでは、PC画面録画時に映像と音声の調整ができます。
映像の設定では「動画の拡張子」「画質」「フレームレート」「GPU使用の有無」「音声ファイルを追加で保存する」を設定できます。
特に大切な設定になる「画質」と「フレームレート」は下記のように設定できます。
- 画質:標準、高画質、元の画質の3種類
- フレームレート:1~60まで
また、音声の設定は「拡張子」「ビットレート」「サンプリングレート」を調整出来ます。
「ビットレート」と「サンプリングレート」は下記のように調整可能です。
- ビットレート:2~256まで
- サンプリングレート:8000~4800まで
EaseUS RecExpertsのオススメ機能
EaseUS RecExpertsにはゲーム実況などへオススメの機能がいくつかあったので紹介しておきます。
自動分割 | 録画時間または録画ファイルのサイズが一定値に達すると録画した動画が自動で分割される機能。例)分割時間を1時間に設定した状態で3時間録画すると1時間の録画ファイルが3本出来る。 |
自動停止 | 録画時間または録画ファイルのサイズが一定値に達すると録画が自動で停止される機能。例)停止時間を1時間に設定した状態で3時間録画すると1時間経過した時点で録画が止まる。 |
タスクスケジューラー | 事前に設定した時間になると自動で画面録画を開始する機能。YouTubeよりも事前に時間が決まっているzoom会議などに使う事が多そう。 |
落書き(廃止) | 録画中にマウスやパッドで自由に落書きが出来る機能。現在のバージョンでは廃止になった。 |