この記事は以下の悩みや要望を持つ方にオススメです。
- WindowsとMacで使えるPC用画面録画ソフトを探している
- EaseUS RecExpertsはオススメ?コスパ良いの?
- ゲーム実況を始めたいけど、どんなPC録画ソフトを買えば良いか分からない
実際にEaseUS RecExpertsを使用してみたため、基本的な使い方と使いやすさ、機能性などを他の製品とも比較しながら解説・レビューしていきます。
EaseUS RecExpertsの価格と基本的な使い方
EaseUS RecExpertsの価格プラン
EaseUS RecExpertsはWindowsとMac両方のバージョンがあるPC用画面録画ソフトであり、Amazonでは価格プランが下表のようになっています。
しかし、EaseUSの公式ページでは下画像のように少し安くEaseUS RecExpertsが販売されているためEaseUSに登録が面倒でない人は公式サイトからの購入がオススメです。(EaseUS RecExpertsの販売ページ)

また、AmazonとEaseUS公式サイトどちらでもEaseUS RecExpertsのMac版はWindows版と比べると少々価格が高いですが、Mac対応の画面録画ソフトは多くないため仕方ない部分かもしれません。
EaseUS RecExpertsには無料版も存在しますが、EaseUSのロゴが出るうえ、録画時間が10分しか無いためYouTubeへゲーム実況動画を投稿する場合はオススメ出来ません。(無料版はあくまでお試し用です)
ロゴや録画時間以外での有料版と無料版の違いは下画像の通りです。

正直、無料版のままだとOBSの完全下位互換になるため、お試し用以外で使用することは無いと思います。
EaseUS RecExpertsの使用環境と使い方
この記事では下表のPCでEaseUS RecExpertsを使用していきます。PC画面録画ソフトの動作の軽さなどを判断する時に参考にしてください。
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | Core i5-10400 |
GPU | インテル UHDグラフィックス630 |
RAM | 16GB |
ROM | SSD 256GB |
EaseUS RecExpertsを起動すると下画像のように画面中央と画面左上にポップアップが表示され、画面の端には赤い点線が表示されます。

上画像に表示されているポップアップは他のソフトを起動していても上に重なる形で表示されます↓

PC画面を録画する時は「フルスクリーン」を選択した状態か「エリア」で録画したい部分を切り取った状態で「REC」をクリックすると5秒間のカウントダウン後にPC画面の録画が始まります。
録画中は画面右下部分に下画像のポップアップが表示され、録画中の設定などを調整可能です。

EaseUS RecExpertsで録画を開始しても、特に動作が重くなるような事はありませんでした。
実際にゲームをプレイしながら録画してみましたが、GPUが無いPCでもゲームプレイは普段と変わらない動作でした↓
また、ポップアップの表示は左から下表のようになっています。
録画時間 | 録画した時間を表示。一時停止をしていた分はカウントされない。 |
録画動画の容量 | 録画した動画のサイズとPC内の空き容量を表示。若干見づらい。 |
一時停止ボタン | 録画を一時的に止める時のボタン。止めた後、もう一度押せば録画が再開する。 |
録画終了ボタン | 録画を完了し、動画として保存するボタン。保存先は PC>ビデオ>EaseUS RecExperts内 。 |
スクリーンショットボタン | 録画画面内をスクショするボタン。スクショはPC>ビデオ>EaseUS RecExperts内に保存される。 |
録画自動停止ボタン | 設定した時間分録画を行うと自動で録画を終了出来るボタン。PCの容量に悩んでいる人にはオススメ(?)な機能。 |
最終化ボタン | ポップアップを見えなくするボタン。画面上にポップアップを配置出来ない時に便利な機能。 |
EaseUS RecExpertsで録画を完了すると自動的に録画した動画の編集画面が開きます↓

編集画面では録画した動画のカット編集や動画内の音声を抽出することなどが出来ます。
特にゲーム実況やVlogの場合は映像と音声を敢えて合わせないシーンなどもあるため、手軽に動画内の音声を抽出できるのはオススメなポイントです。
もちろん、EaseUS RecExpertsで加工せずにそのまま録画した動画を使用することも可能です。
EaseUS RecExpertsで録画可能な設定
EaseUS RecExpertsではPC画面録画時に映像と音声の調節を行うことが出来ます。
映像の設定では下画像にもある通り、動画の拡張子、画質、フレームレート、GPU使用の有無、音声ファイルを追加で保存するかどうか設定することが可能です。

特に大切な設定になる「画質」と「フレームレート」は以下のように設定可能です。
- 画質:標準、高画質、元の画質の3種類
- フレームレート:1~60まで
また、音声の設定は拡張子、ビットレート、サンプリングレートを調整出来ます。

「ビットレート」と「サンプリングレート」は以下のように調整可能です。
- ビットレート:2~256まで
- サンプリングレート:8000~4800まで
EaseUS RecExpertsにある役に立ちそうな機能
EaseUS RecExpertsにはゲーム実況などで役に立ちそうな機能がいくつかあったので紹介しておきます。
自動分割 | 録画時間または録画ファイルのサイズが一定値に達すると録画した動画が自動で分割される機能。例)分割時間を1時間に設定した状態で3時間録画すると1時間の録画ファイルが3本出来る。 |
自動停止 | 録画時間または録画ファイルのサイズが一定値に達すると録画が自動で停止される機能。例)停止時間を1時間に設定した状態で3時間録画すると1時間経過した時点で録画が止まる。 |
タスクスケジューラー | 事前に設定した時間になると自動で画面録画を開始する機能。YouTubeよりも事前に時間が決まっているzoom会議などに使う事が多そう。 |
*EaseUS RecExpertsの以前のバージョンには録画中にテキストやマウスで落書きが出来る機能があったみたいです。現在のバージョンでは録画中には落書きなどを行うことは出来ませんでした。
EaseUS RecExpertsのオススメポイントと残念ポイント
EaseUS RecExpertsのオススメポイント
EaseUS RecExpertsの残念ポイント
正直、EaseUS RecExpertsはシンプルで使いやすいですが、価格と機能の多さ、配信にも対応している面を考えるとゲーム実況にはOBSやNVIDIA ShadowPlayの方がオススメです。
【参考記事】OBS Studioのダウンロード方法から使い方まで解説
EaseUS RecExpertsはゲーム実況よりもzoomの会議をバレずに録画したい時などに使いたい画面録画ソフトでした。