この記事は下記の悩みや疑問を持つ方にオススメです。
- YouTubeへライブ配信する場合はグラボが必要なの?
- GPUが無くてもゲーム配信が出来るのか知りたい!
- ライブ配信にオススメのPCやスペックを教えてほしい
はじめまして。YouTubeへの動画投稿とブログ運営をしている「ちゃすく」です。

今回は私自身の経験も踏まえて「グラボが無いPCでもYouTubeへライブ配信出来るのか」解説していきます。

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【結論】グラボが無いPCでライブ配信は…
まず結論から言うと、グラボが無いPCでもYouTubeへのライブ配信は可能です。
ただし、プレイするゲームや配信環境によっては難しい場合も多いため、詳細を解説していきます。
そもそもグラボが無いPCとは
そもそもグラボ(グラフィックボード)はPCディスプレイへ画像や映像を表示するための部品が集積されたPCパーツです。

グラボ上にはGPUと呼ばれるPCの画像処理装置が搭載されており、映像に関する処理を得意としています。

GPUは映像版CPUみたいな感じ
しかし、ゲームや動画作成以外の用途ではグラボの性能が余剰すぎることも多いうえ、グラボの価格は数万円もします。
そのため、家電量販店などで販売されているPCにはグラボが搭載されていないことも珍しくありません。

15万円前後だけどグラボは搭載されてないよ↓

上画像のようなグラボが無いPCはマザーボード上のGPUやCPU内蔵のGPUが代わりに映像処理を行なっており、「オンボードGPU」や「内蔵グラフィックス」と呼ばれます。
しかし、オンボードGPUなどは最低限の性能しか備えておらず、ゲームプレイやライブ配信では役に立たないことも多いです。
グラボが無いPCでもライブ配信が出来る条件
グラボが無いPCは映像処理能力が低いため、下記のような条件でないと快適にライブ配信が出来ません。
- FPSやMMORPGなどの映像に負荷がかかる配信はやらない
- フルHD&60fpsの配信は諦め、画質とfpsを出来るだけ落とす
- Vtuberモデルなどを動かすライブ配信は控える
- ゲーム配信の場合、ハードウェアエンコードのキャプボを使う
簡単に上記の条件について解説していきます。
FPSやMMORPGなどの映像に負荷がかかる配信はやらない
おそらく、グラボが無いPCでライブ配信をしたい人の多くはゲーム配信を考えていると思います。
しかし、グラボが無いPCでゲームをプレイしながら配信することは非常に難しいです。
特に、FPSやMMORPGなどは通常のプレイすらマトモに出来ない可能性が高いです。

Apexや原神はかなりキツイ…
例えば世界的に人気なゲームである「バイオハザード7」の最低動作環境と推奨動作環境は下表のようになっています。
バイオハザード7 | 最低動作環境 | 推奨動作環境 |
OS | Windows 7/8/10 64bit | Windows 7/8/10 64bit |
CPU | Intel Core i5-4460 | Intel Core i7-3770 |
メモリ(RAM) | 8GB以上 | 8GB以上 |
GPU | NVIDIA GeForce GTX 760 AMD Radeon R7 260x | NVIDIA GeForce GTX 1060 |
HDD空き容量 | 24GB以上 | 24GB以上 |
バイオハザード7の推奨環境は決して高い訳ではありませんが、それでもGPUには「NVIDIA GeForce GTX 1060」が必要です。
実際にNVIDIA GeForce GTX 1060とグラボが無いPCの内蔵GPUを比較してみると、下画像のように性能が圧倒的に違います。

しかも、GeForce GTX 1060は5年以上前のモデルであり、今のグラフィックボードはさらに性能が良いです。
例えばGeForce GTX 1060の後継モデルである「NVIDIA GeForce RTX 3060」はもちろんGeForce GTX 1060よりも性能が高いです↓

したがって、バイオハザードよりも重くなりやすいFPSやMMORPGをグラボが無いPCでプレイすることは非常に難しいです。
ましてやライブ配信も同時に行うことはほぼ不可能であり、ゲーミングPCが必須です。
マウスコンピューターであれば人気ゲーミングPC「G-Tune」を最大48回の分割払いで購入できます。

クレジットカードが無くても分割払い可能なので、価格に悩んでいる人にはオススメです。
フルHD&60fpsの配信は諦め、画質とfpsを出来るだけ落とす
グラボが無いPCでもライブ配信をすることは一応できますが、PCのスペックによっては画質やfps設定を落とす必要があります。
特に、IntelのCPUを使ったPCの場合は第10世代Core i5よりもスペックが低いCPUだと、リアルタイムでの高画質配信は厳しくなりやすいです。

IntelのCPUは10世代以降で急激に性能アップしたよ↓

もしスペックが低いCPUだと、画質設定をHDやSDへ落とし、フレームレートも15〜30ほどに落とさなければ配信が急に落ちたり、配信画面がカクカクしたりします。
ただし、ライブ配信の画質やフレームレートが低いと他の配信者に比べてクオリティが劣ってしまいます。
それでは、ライブ配信を見る視聴者の定着率が下がる傾向にあります。
そのため、第10世代Core i5よりもスペックが高いゲーミングPCの購入をオススメします。
もしスペックの高いゲーミングPCを買いたい場合はヤマダ電機傘下のFRONTIERがコスパ最高です!
FRONTIERではほぼ毎月大規模セールをやっており、ハイスペPCが格安で売られています↓

上画像の様に先着制なので、コスパ良く購入したい場合はすぐにチェックしてください!
Vtuberモデルなどを動かすライブ配信は控える
グラボが無いPCの場合はライブ配信だけでもPCへの負荷が大きいです。
そのため、「Vtuberモデルを動す」や「ニコニコ風にカスタマイズする」などの余裕はありません。
アプリ「Vtube studio」を利用する場合であれば負荷は小さくなりますが、それでもグラボが無いPCでVtuberになることは非常に厳しいです。

ライバーではなく、動画勢ならいける
そのため、Vtuberになりたい場合や配信をカスタマイズしたい場合はグラボが搭載されたPCを購入するか、活動の方向性自体を変えるしかありません。
Vtuberをする時に必要なPCスペックについては下記事が参考になると思います。
ゲーム配信の場合、ハードウェアエンコードのキャプボを使う
任天堂スイッチやPS5のゲーム配信をグラボが無いPCで行う場合はハードウェアエンコードのキャプチャーボードでないと、ライブ配信は不安定になりやすいです。
ハードウェアエンコード:キャプボ本体がゲームハードの映像をPCへ出力できるように処理すること。キャプボが処理するためPCに表示される映像は遅れる。
ソフトウェアエンコード:PC本体がゲームハードの映像をPCへ出力できるように処理すること。PCが処理するためPCに表示される映像は遅れにくい。
例えばソフトウェアエンコードである「Live Gamer EXTREME 2 GC550 PLUS」でゲーム配信をすると、PCはライブ配信とゲーム映像の処理を同時に行う必要があります。

グラボが無いPCだとライブ配信の処理だけでも手が一杯なので、ゲーム映像の処理をしている余裕がありません。
そのため、任天堂スイッチやPS5のライブ配信をPCでする場合はハードウェアエンコードのキャプチャーボードを利用してください。

ハードウェアエンコードならAVT-C878がオススメ↓
ライブ配信にオススメのPC4選
では、ライブ配信にオススメのPCをざっくりと紹介していきます。
予算8万円以内:mouse DT5
最初に紹介するライブ配信用PCはマウスコンピューターよりmouse DT5です。

モデル名 | mouse DT5 |
CPU | Intel Core i5-11400 |
GPU | UHD グラフィックス 730 |
メモリ(RAM) | 8GB |
ストレージ(ROM) | SSD 256GB |
価格は税込み81637円ですが、現在はセールで72546円になっています。
セール込み8万円以内でありながらIntel第11世代のCPU「Core i5-11400」を搭載しているため、1080p/60fpsのライブ配信を余裕で行うことが出来ます。

雑談配信や歌枠なら余裕!
グラボは搭載していないのでFPSやMMORPGなどのPCゲーム配信は難しいです。
しかし、キャプチャーボードを使用したゲーム配信であれば1080p/60fpsでのライブ配信も可能なので、PCゲームがメインではない人にオススメのモデルです。
また、マウスコンピューターのようなBTOパソコンショップであれば、下画像のようにスペックをカスタマイズして注文することも出来ます。

予算とスペックに合わせてカスタマイズできるのでコスパ良く、購入することが出来ます。
PCゲーム配信も可能:FRGXB550
次にオススメのPCはヤマダ電機傘下であるFRONTIERよりFRGXB550です。

モデル名 | FRGXB550 |
CPU | AMD Ryzen 5 5600 |
GPU | GeForce GTX 1660 SUPER |
メモリ(RAM) | 8GB |
ストレージ(ROM) | SSD 480GB |
価格は税込129800円ですが、FRONTIERはほぼ毎月セールをしているので10%以上安く買えることもあります。
こちらは下画像のように先ほどのmouse DT5よりもCPU性能が高いうえ、グラフィックボードに「GeForce GTX1660 SUPER」を搭載しています。

現在、GTX1660 SUPERはゲーミングPCエントリーモデルのグラボなので、初めてゲーミングPCを購入する人にもオススメです。

FPS&TPSでも144fpsくらいは出せるよ↓
しかも、GTX1660 SUPERのGPU性能はVRゲームもギリギリプレイ出来るため、「The Forest」や「VR Chat」も楽しめます。

FRGXB550もカスタマイズ注文が出来るので、予算の限界ギリギリまでスペックをあげてみてください。
Vtuberサロメと同等:G-Tune HM-B
3つ目のオススメモデルは壱百満天原サロメさんとほぼ同等スペックであるマウスコンピューターのG-Tune HM-Bです。

モデル名 | G-Tune HM-B |
CPU | インテル Core i5-11400F |
GPU | GeForce RTX 3060 |
メモリ(RAM) | 16GB(8GB×2) / デュアルチャネル) |
ストレージ(ROM) | SSD:512GB |
G-Tune HM-Bの価格は税込184,800円であり、現在はセールをしているため164800円です。
CPUにはmouse DT5と同じ第11世代のCore i5を搭載しており、第10世代Core i7を上回る性能があります。

また、グラボにはGeForce RTX 3060を搭載しており、FPSやTPSで240fpsを出すことも可能です。

実際にRTX 3060で録画した映像が下動画
ライブ配信中に240fpsでプレイすることは少々難しいですが、Vtuberモデルを動かしながら144fps以上でゲーム配信が出来ます。
そのため、これからVtuberやゲーム実況になりたいと考えいている人にオススメのモデルです。
プロゲーマーも使用:SENSE-F02B-LCi9SX-XAX-CMG
4つ目にオススメのPCは人気プロゲーマー「ネフライト」さんと同じモデルであるパソコン工房のSENSE-F02B-LCi9SX-XAX-CMGです

モデル名 | SENSE-F02B-LCi9SX-XAX-CMG |
CPU | Core i9-10900X |
GPU | GeForce RTX 3090 |
メモリ(RAM) | 64GB |
ストレージ(ROM) | SSD 500GB |
価格は494980円であり、プロゲーマーにふさわしい金額となっています。
CPUはCore i7すら上回るCore i9を搭載しており、CPU性能で困ることはありません。
また、GeForce RTX 3090は現在最高クラスのグラフィックボードであり、先ほどのRTX 3060と比較すると下画像のようになります。

上画像のように1.4倍ほど性能に違いあり、RTX 3090であればVRゲームも快適にプレイすることが出来ます。
流石に約50万円もするので非常に高いですが、プロゲーマーを目指すのであれば検討してみても良いと思います。

他のプロゲーマーが使用しているモデルは下記事へ
【おまけ】グラボ搭載PC用の資金集め方法
ここまで快適にライブ配信ができるPCを紹介してきました。
しかし、どのPCモデルでも数万円〜数十万円もするのでPC初心者にはハードルが高いです。
そこで、出来るだけ誰でも簡単に資金を稼げる下記の方法を記事にしてみました。
- ポイントサイト
- 自己アフィリエイト
- ネット副業
- 家計を節約する
特に「自己アフィリエイト」はDMM FXや楽天カードのようにアカウント作成だけで数千〜数万円も稼げる案件があります。
また、「ネット副業」であればクラウドワークスのように在宅でも出来る仕事がたくさんあります↓

詳細については下記事にまとめてあるので、PCを購入する資金が足りない人は参考にしてみてください。
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