この記事は下記の悩みや要望を持つ人にオススメです。
- キャプチャーボードに必要なPCは?
- キャプボの推奨PCスペックは?
- ゲーム実況にオススメのPCは?
はじめまして。ブログ運営と動画投稿をしているちゃすくです。
結論だけ先に書くと、GC550 PLUSの場合はグラフィックボードを搭載したPCが推奨されており、グラボがあればノートPCでも配信できます。
マウスコンピューターのゲーミングPCであれば、キャプボを使った実況・配信にも対応できるのでオススメです。

キャプチャーボードの必要スペックと注意点3選
キャプチャーボードの必要スペックは製品によって多少異なりますが、キャプボで1番人気なGC550 PLUSは下表のPCが推奨されてます。
項目 | デスクトップPC | ノートPC |
---|---|---|
OS | Windows11/Windows10(64ビット版) | Windows11/Windows10(64ビット版) |
CPU | 必要:Intel Core i5-4440 3.10GHz以上 推奨:Intel Core i7-4770 3.4GHz以上 | Intel Core i7-4810MQ以上 |
グラフィックス | NVIDIA GeForce GTX 660 以上 | NVIDIA GeForce GTX 870M 以上 |
メモリー | 必要:4GB以上、推奨:8GB以上 | 必要:4GB以上、推奨:8GB以上 |
接続インターフェイス | USB 3.1 Gen 1 / USB 3.0ポート | USB 3.1 Gen 1 / USB 3.0ポート |

GC550 PLUSはグラボの搭載が推奨されていますね
ただし、キャプチャーボードは種類によって必要なPCスペックが変わるので、詳しい注意点を解説します。
注意点1:エンコード方式で必要スペックが変わる
キャプチャーボードには下記2種類のエンコード方式があり、必要なスペックも異なります。
エンコード方式 | 特徴 | 負担がかかるパーツ | 製品の価格 | 製品の種類 |
---|---|---|---|---|
ハードウェア | キャプボ本体がゲームハードの映像をPCへ 出力できるように処理すること。 キャプボが処理するためPCに表示される映像は遅れる。 | キャプボ | 高い | 少ない |
ソフトウェア | PC本体がゲームハードの映像をPCへ出力できる ように処理すること。 PCが処理するためPCに表示される映像は遅れにくい。 | PC | 安い | 多い |
ソフトウェア方式ではミドルレンジ以上のCPU、ローエンドモデルのグラボが必要になり、ハードウェア方式ならグラボを搭載していないPCでも動作します。

いわゆる、エントリークラスのゲーミングpcです
基本的に性能が高いキャプボはソフトウェア方式なので、綺麗な録画・配信を目指しているのならゲーミングPCがオススメです。
マウスコンピューターのゲーミングブランド「GTune」ならゲーム配信向けモデルも多く、PC初心者へオススメしやすいです。

もちろん、キャプボによるゲーム実況だけでなく、PCゲームの実況・配信も可能なのでPC選びで困ってる場合はチェックしてください。

注意点2:ライブ配信の場合はグラフィックボード推奨
キャプチャーボードを使ってライブ配信を考えている場合は、PCにグラフィックボードが必要です。
グラフィックボード(グラボ):画像や映像を処理するための部品「GPU」が集積されたPCパーツ。
連続的な演算処理能力に優れており、ゲーミングPCには搭載されている。
非搭載の場合はCPU内蔵パーツが同じ働きをするが、性能はグラボより低い。
ゲーム機の映像をエンコードするだけならグラボ非搭載でも可能ですが、ライブ配信のエンコードではグラボがないと下記の現象が起きやすいです。
- ライブ配信が落ちやすくなる
- 画質が低い・カクカクする
- 配信ソフトで不具合が起きる
そのため、ライブ配信も考えてる場合はグラボを搭載したゲーミングPCがオススメです。
パソコン工房はグラボ搭載PCの種類が多く、注文時にストレージやOSのカスタマイズも可能です。

パソコン工房のゲーミングシリーズ「LEVEL∞」なら確実にグラボを搭載しているので、ライブ配信を始めたい人にはオススメです。
注意点3:キャプボの対応OSをチェック
キャプチャーボードには色々な製品がありますが、実は対応OSが限定されている場合があります。
基本的にWindowsであればどのキャプボも対応していますが、MacやLinuxの場合は対応製品が下表のように限られます。
WindowsとMac両対応製品 | AVerMedia AVT-C878 PLUS | Faunow HDMI キャプチャーボード | I-O DATA GV-USB3HDS/E | TreasLin HSV321 |
---|---|---|---|---|
商品画像 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
価格 | 23,760円(Amazon) | 2,098円(Amazon) | 22,900円(Amazon) | 8,000円(Amazon) |
録画画質 | 1080p/60fps | 1080p/60fps | 4K/60fps、2K/120fps | 1080p/60fps |
エンコード方法 | ハードウェア | ソフトウェア | ソフトウェア | ソフトウェア |
パススルー | 4K/60fpsで対応 | 非対応 | 4K/60fps、2K/120fpsで対応 | 4K/30fps、1080p/60fpsで対応 |
他の特徴 | 動画編集ソフトPowerDirector microSDへ単体録画可能。 | 特になし。 | 動画編集ソフトPowerDirector 専用の録画ソフト付き。 | Amazonでベストセラー1位。 |
Amazon/楽天 | Amazonで商品を見る/楽天で商品を見る | Amazonで商品を見る/楽天で商品を見る | Amazonで商品を見る/楽天で商品を見る | Amazonで商品を見る/楽天で商品を見る |
例えばキャプボで人気なGC550PLUSはMacへ対応していないので、接続してもゲーム機の映像がPCに映りません。
もしキャプボの対応OSがよく分からない場合は、Windowsを搭載したPCがオススメです。
キャプチャーボードにオススメのPC6選
ここからはキャプチャーボードの必要スペックを満たしたオススメのPCを紹介します。
マウスコンピューター mouse K5-WA
キャプチャーボードにオススメのPC1つ目は、マウスコンピューターの「mouse K5-WA」です。

mouse K7の価格は114,800円であり、具体的なPCスペックは下表の通りです。
モデル名 | mouse K7 |
---|---|
OS | Windows11 Home 64ビット |
CPU | Intel Core i7 10750H |
グラフィックス | NVIDIA GeForce MX350 |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD:256GB |
Intelの高価格帯CPU、低価格帯グラボを搭載しており、ハードウェア方式なら快適にゲームキャプチャができるスペックです。
ライブ配信も1080p&30fpsなら十分できるスペックなので、ゲーム配信初心者にもオススメです。

ソフトウェア方式でも録画なら可能
パソコン工房 LEVEL-17FX153-i7-NASX
キャプチャーボードにオススメのPC2つ目は、パソコン工房のノートPC「LEVEL-17FX153-i7-NASX」です。

LEVEL-17FX153-i7-NASXの価格は159,800円であり、具体的なPCスペックは下表の通りです。
項目 | LEVEL-15FX152-i7-NASX |
---|---|
OS | Windows11 Home 64ビット |
CPU | Intel Core i7 12700H |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 3050 Laptop |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD:500GB |
グラフィックスへ現行モデルのグラボを搭載しており、ソフトウェア方式でもキャプチャができるスペックになっています。
軽量なPCゲームであればそのままゲーム実況・配信も可能であり、キャプボ以外の選択肢も増やせるPCです。
マウスコンピューター MousePro-T341SG65
キャプボの実況・配信にオススメのPC3つ目は、マウスコンピューターのデスクトップPC「MousePro-T341SG65」です。

MousePro-T341SG65の価格は109,780円(WEB限定価格)であり、具体的なPCスペックは下表の通りです。
モデル名 | MousePro-T341SG65 |
---|---|
OS | Windows10 Home 64ビット |
CPU | Intel Core i7 10750H |
グラフィックス | NVIDIA GeForce GTX 1650 |
メモリ | 8GB |
ストレージ | SSD:256GB |
MouseProのTシリーズは映像やイラスト制作向けPCであり、キャプボを使った録画や配信なら快適にできる性能です。
ただし、メモリが8GBしかないので録画・配信ソフトと他のソフトを併用したい場合はメモリ不足になりやすいです。

メモリ16GB以上へのカスタム推奨
パソコン工房 LEVEL-M06M-124-RBX
キャプチャボードの推奨スペックを満たしたゲーミングPC4つ目は、パソコン工房の「LEVEL-M06M-124-RBX」です。

LEVEL-M06M-124-RBXの価格は149,800円であり、具体的なPCスペックは下表になります。
項目 | LEVEL-M06M-124-RBX |
---|---|
OS | Windows 11 |
CPU | Intel Core i5-12400 |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 3060 |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD:500GB |
グラフィックスへVRAM12GBのRTX3060を搭載しており、フルHDのFPSやTPSを80fps以上でプレイできます。
PCゲームもプレイできるスペックなのでキャプボも快適であり、コスパも十分に高いPCなのでオススメです。
FRONTIER FRGHB550
キャプチャーボードにオススメのゲーミングPC5台目は、FRONTIERで販売されている「FRGHB550」です。

FRGHB550の価格は244,800円であり、具体的なPCスペックは下表の通りです。
項目 | FRGHB550 |
---|---|
OS | Windows10 |
CPU | AMD Ryzen 7 5700X |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 3070 |
メモリー | 16GB |
ストレージ | SSD:1TB |
グラフィックスへミドルクラスのグラボを搭載しており、4Kのゲームキャプチャも十分にできるスペックです。
ストレージもSSDで1TBもあるため、ゲーム実況の録画や動画編集にもオススメできるPCです。
パソコン工房 LEVEL-R7X7-LCR79W-XL2X
6つ目のキャプチャーボードへオススメしたいPCは、パソコン工房の「LEVEL-R7X7-LCR79W-XL2X」です。

LEVEL-M06M-124-RBXの価格は664,800円であり、具体的なPCスペックは下表になります。
項目 | LEVEL-M06M-124-RBX |
---|---|
OS | Windows11 Home 64ビット |
CPU | AMD Ryzen 9 7950X |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 4090 |
メモリ | 64GB |
ストレージ | SSD:1TB |
グラフィックスへ30万円超えのRTX4090を搭載してあり、プロゲーマーのゲーミングPCへ匹敵するスペックです。

WQHD解像度のeスポーツゲームでも300fps以上出せます
CPUへ超ハイエンドのRyzen 9、メモリが64GBもあるので、キャプボで実況・配信をするなら十分すぎるスペックです。