はじめまして。ブログとYouTubeを運営しているちゃすくです。
この記事ではWEBデザインへオススメの安いノートパソコンを紹介していきます。
家電量販店よりもコストパフォーマンスに優れたモデルを紹介しているので、PCの買い替えや新しくPCを買いたいと思ってる場合は参考にしてください。
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WEBデザイナーに必要なパソコンスペック
Webデザインで一番基本となるソフトは下記のAdobe系ソフトであり、これらを快適に利用できるノートパソコンが必要になります。
Photoshopは画像編集の業界標準ソフトであり、Webデザインや印刷業界において幅広く利用されています。主な用途はHPやLPのデザイン制作や画像編集、バナー制作です。レイヤーやフィルター、特殊効果などの多彩な機能により、高度で精細なデザインを作成できます。
Illustratorはベクターグラフィックの作成に特化したソフトであり、企業ロゴやアイコン、タイポグラフィなどのデザイン制作に最適です。ベクター形式は解像度に依存しないため、レスポンシブなサイトにも柔軟に対応できます。WebデザインではUIコンポーネントの作成やSVGファイルの生成によく利用されます。
Adobe XDはウェブサイトやモバイルアプリのUI(ユーザーインターフェース)およびUX(ユーザーエクスペリエンス)デザイン用ソフトです。プロトタイピング機能が搭載されており、インタラクティブなモックアップの作成が可能です。ユーザビリティテストやデザインの共有、フィードバック収集にも役立ちます。
Webデザインでは「VS Code」や「Adobe Dreamweaver」などのテキストエディターを使いますが、Adobeのデザインソフトよりも非常に軽いです。そのため、基本的にはAdobeを使えれば十分な性能があります。
つまり、下記Adobeデザインソフトの推奨スペックを満たすノートパソコンであれば、Webデザイナーとして十分な活動が可能です。
項目 | Photoshop | Illustrator | Adobe XD |
---|---|---|---|
OS | Windows 10 64ビット (バージョン22H2)以降。 LTSCバージョンはサポート対象外 | Windows 10 v22H2 Windows 11 v21H2 Windows 11 v22H2 Windows Server 2019, 2022 | Windows 10 64ビット バージョン1909(19H2)以降 |
CPU | IntelまたはAMDの64ビット対応マルチコアCPU (SSE 4.2以降、2GHz以上) | IntelマルチコアCPU(64ビットサポート) またはAMD Athlon 64ビットCPU(SSE 4.2以降) | 指定なし |
メモリ | 16GB以上 | 16GB以上 | 4GB以上 |
グラフィックス | DirectX 12対応GPU(機能レベル12_0以降) 4Kディスプレイ使用時は4GBのGPUメモリ推奨 | OpenGL 4.0以上対応、VRAM 1GB以上(推奨4GB) | Direct 3D DDI機能セット10以上。 Intel GPUの場合、2014年以降のドライバーが必要 |
ストレージ | 100GB以上の空き容量 高速な内蔵SSD推奨 (仮想メモリ用ドライブは別に確保) | 2GB以上の空き容量 (SSD推奨) | クラウドストレージ推奨 (ローカル保存も可能) |
ディスプレイ 解像度 | 1920×1080以上 | 1920×1080以上 | 1280×800以上 |
ただし、上表の推奨スペックだけでは具体的なノートパソコンスペックが分かりにくいと思うので、もう少し具体的でわかりやすいスペックを下表に記載します。
項目 | WEBデザイナーの推奨スペック (Windows) | WEBデザイナーの推奨スペック (macOS) |
---|---|---|
OS | Windows 10以降 | macOS 13.5.1 以降 |
CPU | Intel Core i5またはCore i7(第12世代以上) Intel Core i9(全世代対応) AMD Ryzen 7またはRyzen 9(全世代対応) | Appleシリコン M1以降 |
メモリ | 16GB以上 | 16GB以上 |
グラフィックス | NVIDIA GeForce GTX 1650以上 | Appleシリコン GPU |
ストレージ | SSD 512GB以上 | SSD 512GB以上 |
ディスプレイ | 14インチ以上、1920×1080(フルHD)以上 | 14インチ以上、1920×1080(フルHD)以上 |
WindowsとMacどっちがオススメ?【WEBデザイン】
Webデザイナー用のノートパソコン選びで、WindowsかMacかを迷う方は多いでしょう。
結論としては、どちらのOSでも問題なくAdobeソフトやエディタソフトを利用できますが、それぞれにはメリットとデメリットがあります。
両者のメリットとデメリットを詳しく解説します
Windowsノートパソコンのメリット&デメリット
Macノートパソコンのメリット&デメリット
どっちを選んでもWEBデザイナーにはなれるけど、新人の場合はWindowsがいいかも。2代目を新しく買うならMacかな。
WebデザイナーへオススメのノートPCのスペックの選び方
選び方1:CPU
CPUは人間で例えると「脳」にあたる重要なPCパーツであり、指示された計算やプログラムを実行する役割があります。
CPUは「セントラルプロセッサーユニット」の略称であり、プログラムの演算・解釈・実行を行う役割です。
人間の脳に似ており、ソフトウェアの処理や動画の再生にも利用されます。
高性能なCPUを搭載すればPCの処理能力が上がり、高負荷な作業も快適に行えます。
PC全体へ影響を与えるパーツなのでPC選びでは重要です。
CPU製造で有名なメーカーは「Intel」と「AMD」。
CPUにはさまざまな種類があり、例えばIntel製CPUの場合は「Intel Core i5 10210U」といった表記になっています。「Core i5」の部分がCPUのクラス、「10210U」の部分がCPUの世代番号を表しています。
CPUのクラス | 超ハイエンド | ハイエンド | ミドルレンジ | ローエンド | 超ローエンド |
---|---|---|---|---|---|
Intel | Core i9 | Core i7 | Core i5 | Core i3 | Pentium、Celeron |
AMD | Ryzen 9 | Ryzen 7 | Ryzen 5 | Ryzen 3 | Athlon |
用途や できること | 3Dゲーム開発 VRゲーム | PCゲーム プログラミング | 動画編集 軽量なPCゲーム | 動画視聴 文章作成 | ネットサーフィン 軽量なSNSの閲覧 |
一般的にCPUのクラスや世代の数字が大きいほど性能が高いものの、Core i7の第6世代はCore i3の第13世代よりも性能が低いというケースがあり、CPUの性能を表記だけで測るのは難しいです。
もしCPUの性能をクラスや世代を総合的に判断したい場合は下記サイトで「PassMark値(Average CPU Mark)」を参考にする方法がオススメです。
WebデザイナーであればPassMark値が14000以上がオススメなので、下記のようなCPUを選ぶとよいでしょう。
- Intel Core i5またはCore i7(第12世代以上)
- Intel Core i9(全世代)
- AMD Ryzen 7またはRyzen 9(全世代)
- Apple M1、M2チップ
選び方2:メモリ
メモリ(RAM)とはパソコンの主記憶装置であり、パソコンにとっての作業スペースにあたるPCパーツです。
メモリはPCのデータを一時保存するストレージであり、CPUとストレージ間のデータ取り扱いをサポートする役割です。
作業台へ例えられることが多く、「作業台が広い=メモリの容量が多い」状態だと1度に処理できるデータ量も増えます。
複数のソフトウェアを同時に使用する場合は大容量メモリが推奨されています。
アプリやダウンロードファイルを保存する「ストレージ」とは別物なので注意
メモリは容量が大きければ大きいほど一度に多くの処理ができ、それに伴ってソフトウェアやプログラムの処理速度が速くなります。
Webデザインのソフトでは多くのメモリを必要としており、特にAdobe系ソフトは16GB以上のメモリが必要です。
メモリ不足になるとPhotoshopでマウスがカクカクになったり、ズームができなくなったりするのでメモリ容量は非常に大切です。
選び方3:グラフィックボード
グラフィックボード(GPU)は、グラフィックス処理や演算処理へ特化したPCパーツです。
グラフィックボード(グラボ):画像や映像を表示するための部品(GPU)が集積されたPCパーツ。
連続的な演算処理能力に優れており、ゲーミングPCには搭載されている。
非搭載の場合はCPU内蔵パーツが同じ働きをするが、性能はグラボより低い。
PCゲームやライブ配信、編集ソフトなどで画像や映像を処理するために使われるPCパーツです。
でも、価格が高いので一般的なパソコンには搭載されてません。
主にAdobeやWebデザイナー向けソフトで行う画像のレンダリングや3Dグラフィックス、ビジュアルエフェクトの処理などを行う際にグラフィックボードの性能を利用します。
グラフィック処理はCPUへ大きな負担がかかりやすいので、グラフィックボードのような専用PCパーツを利用します。GeForce RTX 4090とかなら1時間超えの動画でもたった1分でエンコードできるほどの性能があります。
WEBデザイナーとしての作業効率にも大きく影響するPCパーツであるため、下記のようなグラフィックボードを搭載したノートPCがオススメです。
- NVIDIA GeForce RTX 3050 Laptop
- NVIDIA GeForce RTX 3060 Laptop
- NVIDIA GeForce RTX 4050 Laptop
- NVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop
- NVIDIA GeForce RTX 4070 Laptop
選び方4:ストレージ
ストレージはデータやソフトウェアをパソコン本体へ保存するためのPCパーツであり、Adobe系ソフトやエディタソフトで作成したデータを保存する際に利用します。
ストレージはデータやソフトウェアなどを保存するパーツであり、本棚へ例えられることが多いです。
ストレージには「SSD」と「HDD」の2種類があります。
SSDは高速なデータ処理が可能であり、物理的な衝撃にも強いです。
HDDは安価で大容量ストレージを用意できますが、SSDよりもデータ処理が遅いです。
ストレージにはHDDとSSDの2種類があり、ソフトの起動速度や編集速度を考慮すると起動速度やデータの読み書きが速いSSDの選択が必須です。
例えば最新のM.2SSDであれば通常のHDDより50倍以上も転送速度が大きく、パソコンやソフトウェアなどの起動速度も速くなります。
比較 | HDD | SSD |
---|---|---|
価格 | 安い | 高い |
価格に対する保存容量 | 多い | 少ない |
転送速度 | 遅い | 速い |
本体の寿命 | 約3年 | 約5年 |
衝撃への耐性 | 壊れやすい | 壊れにくい |
また、Webデザインの作業ではPSDやAIなどのファイルサイズが大きくなりがちなので、512GB以上のSSDを搭載したモデルを選ぶと安心です。
もし容量が不足した場合には、クラウドストレージや外付けハードディスクを活用してもよいでしょう。
選び方5:ディスプレイ
Webデザインでは細部まで正確に確認することが求められるため、コンパクトなディスプレイサイズよりは大きめなディスプレイサイズのほうが最適でしょう。
13~14インチくらいだと少し小さいので、15インチ以上くらいがオススメかな。ディスプレイサイズとコンパクトさは反比例するので、どっちを優先するかは仕事の頻度や内容で選んでも良いと思います。
また、デザインデータを高品質で表示し、正確に確認するためにはフルHD(1920×1080)以上の解像度が必要になります。
WebデザイナーへオススメのノートPC6選
Lenovo LOQ 15IRX9(RTX3050)
LOQ 15IRX9は世界最大級のパソコンメーカーであるLenovoのゲーミングノートパソコンです。
LOQ 15IRX9の価格は110,000円であり、具体的なパソコンスペックは下表になります。
項目 | LOQ 15IRX9(RTX3050) |
---|---|
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | Intel Core i5-13450HX |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 3050 Laptop |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD:512GB |
Intelの13世代ミドルレンジCPUを搭載しており、ビジネス向けソフトやゲームもできるハイスペックPCです。
- 10コア16スレッドCPUと16GBメモリで基本性能が高い
- VRAM6GBのRTX3050 Laptopを搭載
→高いグラフィック性能でPCゲームや動画編集も快適 - 15.6インチの大きめディスプレイ&144Hz
- Wi-Fi 6E対応で、高速かつ安定したインターネット接続が可能
- 1年間の引取修理サポートあり
- 1080pのWebカメラとマイク、ノイズキャンセリングスピーカーを標準搭載
- USB TypeAやTypeC,HDMI、マイクロSDカード、イヤホンジャックなどに対応
- 最大48回までクレカなしで分割払いが可能
Lenovo LOQ 15IRX9(RTX4050)
LOQ 15IRX9(RTX4050)は世界最大級のパソコンメーカーであるLenovoのゲーミングノートパソコンです。
LOQ 15IRX9(RTX4050)の価格は144,870円であり、具体的なパソコンスペックは下表になります。
項目 | LOQ 15IRX9(RTX4050) |
---|---|
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | Intel Core i5-13450HX |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 4050 Laptop |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD:512GB |
Intelの13世代ミドルレンジCPUを搭載しており、クリエイティブソフトやゲームもできるハイスペックPCです。
Apple MacBook Air
WEBデザイナーへオススメの安いノートパソコン3台目は、AppleのノートPC「MacBook Air」です。
MacBook Airには様々なシリーズがありますが、WEBデザイナーであればM2チップを搭載したMacBook Air M2(約10万円)でも十分です。
項目 | MacBook Air M2 |
---|---|
OS | macOS |
CPU | Apple M2チップ |
グラフィックス | Apple M2チップ |
メモリ | 8GB(カスタム可能、16GB以上推奨) |
ストレージ | SSD:256GB(カスタム可能。512GB以上推奨) |
Adobe系ソフトはmacOSでもWindowsと同じように利用でき、MacBookならではのメリットもあります。
MacBook Airであれば通常のディスプレイよりも現実での描写に近いため、WEBデザインだけでなく、印刷業界や雑誌業界で働く場合にもオススメです。
マウスコンピューター NEXTGEAR J6-A7G60GN-A
NEXTGEAR J6-A7G60GN-Aは国内BTOパソコンで売上No1であるマウスコンピューターのWEB限定ゲーミングノートパソコンです。
NEXTGEAR J6-A7G60GN-Aの価格は179,800円であり、具体的なPCスペックは下表の通りです。
項目 | NEXTGEAR J6-A7G60GN-A |
---|---|
OS | Windows11 Home 64ビット |
CPU | AMD Ryzen 7 7840HS |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop |
メモリ | 16GB(増設注文可能) |
ストレージ | SSD:512GB |
グラフィックスへRTX4060を採用しており、人気PCゲームをプレイできるほどのスペックがあります。
- 16インチのフルHDノングレア液晶&165Hzで作業やゲームも快適
- 8コア16スレッドCPUでAdobeやPCゲームにも使える
- グラフィックボード「RTX4060」搭載で画像処理や3Dゲームにも対応
- 500GBの大容量ストレージ&SSDなので読込も速い
- Wi-Fi 6E対応で、高速かつ安定したインターネット接続が可能
- 3年間センドバック修理保証・24時間×365日電話サポート
- 100万画素のWebカメラとマイク、スピーカーを標準搭載
- USB TypeAやTypeC,HDMI、マイクロSDカード、イヤホンジャックなどに対応
- 最大36回までクレカなしで分割払いが可能
マウスコンピューター NEXTGEAR J6-A7G60GN-A(32GB)
NEXTGEAR J6-A7G60GN-A(32GB)は国内BTOパソコンで売上No1であるマウスコンピューターのWEB限定ゲーミングノートパソコンです。
NEXTGEAR J6-A7G60GN-A(32GB)の価格は199,800円であり、具体的なPCスペックは下表の通りです。
項目 | NEXTGEAR J6-A7G60GN-A(32GB) |
---|---|
OS | Windows11 Home 64ビット |
CPU | AMD Ryzen 7 7840HS |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop |
メモリ | 32GB(増設注文可能) |
ストレージ | SSD:1TB |
グラフィックスへRTX4060を採用しており、人気PCゲームをプレイできるほどのスペックがあります。
- 16インチのフルHDノングレア液晶&165Hzで作業やゲームも快適
- 8コア16スレッドCPUでAdobeやPCゲームにも使える
- グラフィックボード「RTX4060」搭載で画像処理や3Dゲームにも対応
- プロゲーマーや人気配信者並の32GB大容量メモリ
→ゲーム配信やクリエイティブ系ソフトも快適 - 1TBの大容量ストレージ&SSDなので読込も速い
- Wi-Fi 6E対応で、高速かつ安定したインターネット接続が可能
- 3年間センドバック修理保証・24時間×365日電話サポート
- 100万画素のWebカメラとマイク、スピーカーを標準搭載
- USB TypeAやTypeC,HDMI、マイクロSDカード、イヤホンジャックなどに対応
- 最大36回までクレカなしで分割払いが可能
Lenovo Legion Pro 7i Gen 9
Legion Pro 7i Gen 9は世界最大級のパソコンメーカーであるLenovoのハイエンドノートパソコンです。
Legion Pro 7i Gen 9の価格は税込354,860円であり、主なスペックは下表の通りです。
項目 | Legion Pro 7i Gen 9 |
---|---|
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | Intel Core i9-14900HX |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 4090 Laptop |
メモリ | 32GB |
ストレージ | SSD 1TB |
ディスプレイ | 16インチ WQXGA (2560×1600), 240Hz |