SpaceXは2026年6月12日にNASDAQへ上場し、7月7日にはNASDAQ100へ採用されました。
一方、OpenAIとAnthropicはまだ未上場です。今回はSpaceXの上場後に実際どの投資信託へ入ったのかを答え合わせしながら、OpenAI・Anthropicが上場したら入りやすい投資信託を比較します。
SpaceXは上場株として買える段階へ移りましたが、OpenAI・Anthropicは上場前なので普通の証券口座では直接買えません。
そこで「上場後に自動で組み入れる可能性がある投資信託」を5つ取り上げ、SpaceXで予測がどう実現したかも含めて比較します。
さらに後半では、上場前のOpenAIへ投資できる「HiJoJo.com」も紹介します。OpenAI & Crusoeファンドの募集は2026年9月17日に終了したため、次の案件は投資先と条件を改めて確認してください。

前提:SpaceXは上場し、3ファンドへ採用済み
最初に大事な更新点です。
SpaceXは2026年6月12日に1株135ドル、ティッカー「SPCX」でNASDAQへ上場しました。さらにNASDAQ100・Zテック20・一歩テック20(2244)へ採用済みです。
この記事では、SpaceXの実際の採用結果を答え合わせに使いながら、OpenAI・Anthropicが上場した場合の入りやすさを各指数のルールから分析します。
予測だけではなく、SpaceXが「どのファンドへ、いつ入ったか」も確認できる記事へ更新しました。
OpenAI・Anthropicが実際に採用されるかどうかは、上場市場、時価総額、黒字か赤字か、GICSセクター分類など複数の条件で変わります。
SpaceXと同じ結果になると決めつけず、ファンドごとの条件を整理するのが今回の記事の目的です。

「このファンドを買えばOpenAIに投資できます!」みたいな煽り記事ではないのでご安心ください。
あくまで選定ルールから見た客観的な可能性の分析です。
3社の最新状況(2026年9月時点)
まず、SpaceXの上場結果と、OpenAI・Anthropicの最新状況を整理しておきましょう。
| 項目 | SpaceX | OpenAI | Anthropic |
|---|---|---|---|
| 上場状況 | 上場済み NASDAQ:SPCX 2026年6月12日 | 未上場 | 未上場 |
| 直近の公式情報 | IPO価格135ドル | 2026年3月の資金調達後評価額 8,520億ドル | 2026年5月の資金調達後評価額 9,650億ドル |
| 投資信託・指数 | NASDAQ100、Zテック20、2244へ採用済み | 上場市場と指数ルール次第 | 上場市場と指数ルール次第 |
この表で一番大きいのは、SpaceXの結果が出たことです。
NASDAQ100だけでなく、Zテック20と一歩テック20(2244)も上場後すぐにSpaceXを採用しました。
一方、FANG+とメガ10には2026年9月時点でSpaceXは入っていません。
時価総額が大きいだけでは足りず、セクターや成長性評価、既存銘柄を残すルールが採用結果を左右することがわかります。
つまりOpenAI・Anthropicも「大型IPOだから全部に入る」とは限りません。
SpaceXの答え合わせを踏まえて、5つの候補を1つずつ見ていきましょう。
OpenAI・Anthropicが上場したら入る投資信託5選
候補①:NASDAQ100
- 投資対象:NASDAQ市場に上場する金融銘柄を除く時価総額上位100社
- 銘柄数:100銘柄
- 配分方式:時価総額加重平均
- 入れ替え:年1回(12月)+2026年5月からFast Entry導入
- 信託報酬:0.198%(ニッセイNASDAQ100の場合)
- 代表的な投信:ニッセイNASDAQ100、eMAXIS NASDAQ100、楽天NASDAQ-100
NASDAQ100はS&P500と並ぶ定番の米国株指数で、テクノロジー企業の比率が7〜8割を占めるのが特徴です。
100銘柄と分散が効いているため、個別銘柄のリスクを抑えつつテック企業の成長恩恵を受けられます。
今回の記事のテーマでNASDAQ100が特に注目される理由は、2026年5月1日から適用される「Fast Entry(ファストエントリー)」ルールです。
これにより、巨大なIPO銘柄を上場後わずか15営業日で組み入れることが可能になりました。
NASDAQ100に連動するETF(QQQ)だけで30兆円以上の運用資産があるため、組み入れが決まった瞬間に数十億ドル規模の自動買いが発生します。
- NASDAQ市場に上場している金融除く時価総額上位100社を採用
- 赤字企業でも採用可能(S&P500のような黒字要件なし)
- 米国外の企業も対象(ASML、ARM、メルカドリブレなど)
- Fast Entry(2026年5月1日〜):時価総額が上位40位以内(約1000億ドル超)なら上場後15営業日で組み入れ対象に
- Fast Entryで追加しても既存銘柄を除外しない(一時的に100銘柄超えOK)
- 従来の最低10%フリーフロート要件も撤廃
SpaceXの採用実績と2社の入りやすさ
| 企業 | 採用可能性 | 理由 |
|---|---|---|
| SpaceX | 採用済み | 2026年7月7日、Fast EntryでNASDAQ100へ採用 |
| OpenAI | ○ 高い | NASDAQ上場なら時価総額でTop40入り確実。赤字でも採用可能 |
| Anthropic | ○ 高い | NASDAQ上場なら時価総額でTop40入りの可能性。赤字でも採用可能 |
NASDAQ100は赤字企業でも採用できるため、OpenAI・Anthropicにも対応可能です。
SpaceXは上場から1カ月足らずの2026年7月7日に採用され、Fast Entryが本当に機能することを示しました。
ただし100銘柄で構成されるため、1社あたりの組入比率は時価総額加重で決まります。
OpenAI・Anthropicが採用されても、FANG+のように1社約10%で固定されるわけではありません。「早く拾いやすいが、比率は時価総額次第」なのがNASDAQ100です。

SpaceXはFast Entryで実際にNASDAQ100へ入りました。
OpenAI・AnthropicもNASDAQへ大型上場すれば、同じルートで早期採用される可能性があります。
次は、もし組み入れられれば1社あたり約10%という最大級の爆発力を持つFANG+を見ていきましょう。


