- Stripeの株主や出資企業を調べている人
- 創業者とベンチャーキャピタルの関係を知りたい人
- 株主情報からStripeへの投資方法を探している人
Stripeの評価額が1,590億ドルまで上がったと聞くと、「誰が株主なのか」「大株主を通じてStripeへ投資できないか」が気になります。
しかしStripeは非上場企業なので、上場企業のような大株主一覧や持株比率を定期開示していません。
結論として、共同創業者のパトリック・コリソン氏とジョン・コリソン氏に加え、Sequoia Capital、Andreessen Horowitz(a16z)、Thrive Capitalなどが主要な関係者です。
ただし、各株主の現在の持株比率や議決権比率は公開されていないため、「誰が何%保有」と断定はできません。
- Stripeは完全な株主名簿と持株比率を公開していない
- 資金調達や公開買付けの発表から一部の投資家名は確認できる
- 2026年の公開買付け参加者が発行済み株式を何%持つかは不明
- 著名株主の関連会社を買ってもStripeへの直接投資にはならない
この記事では、Stripe公式が各資金調達で公表した投資家だけを時系列で整理します。
後半では、株主名を眺めるだけで終わらず、日本の個人投資家がStripeへの投資機会をどう準備するかまで具体的に解説します。

マネックス証券を使えばHiJoJoユニコーンファンドを通じてStripeへ上場前に投資できる機会もあります。
株主になりたい場合は、上場前に検討してもいいですね。
Stripeの株主は誰?公表済みの主要投資家一覧
Stripeの現在の全株主を網羅した公開資料はありません。
確認できるのは、過去の資金調達に参加した投資家、公開買付けへ資金を提供した投資家、創業者や役員などです。
| 区分 | 公表されている主な名前 | 分かること |
|---|---|---|
| 共同創業者 | Patrick Collison、John Collison | 経営と取締役会に関与 |
| 2019年資金調達 | General Catalyst、Sequoia、a16zなど | 2.5億ドルを追加調達 |
| 2021年シリーズH | Allianz X、Axa、Baillie Gifford、Fidelity、Sequoia、NTMA | 6億ドルを調達 |
| 2023年シリーズIの既存株主 | a16z、Baillie Gifford、Founders Fund、General Catalyst、MSD Partners、Thrive Capital | 既存投資家として参加 |
| 2023年シリーズIの新規投資家 | GIC、Goldman Sachs Asset and Wealth Management、Temasek | 新たに参加 |
| 2026年公開買付け | Thrive Capital、Coatue、a16zなど | 買付け資金の大半を提供 |
この表は「現在の保有割合ランキング」ではありません。
資金調達後に追加購入や売却が行われている可能性があり、「2021年に投資したから現在も同じ割合を持つ」とは限らないためです。
創業者はパトリック氏とジョン氏のコリソン兄弟
Stripeの共同創業者は、CEOのパトリック・コリソン氏と、社長のジョン・コリソン氏です。
2人はStripeの取締役でもあり、現在も経営の中心にいます。
創業者が株式を保有しているとみるのが自然ですが、Stripe公式の会社情報は個人別の持株数や議決権割合を掲載していません。
非公開の情報を基に「兄弟で過半数」「1人で何%」と書く記事は、基準日と株式種類が確認できるかを見る必要があります。
Sequoiaとa16zは長期で関与する投資家
Sequoia CapitalとAndreessen Horowitzは、2019年の資金調達でStripeが名前を挙げた主要投資家です。
Sequoiaは2021年のシリーズHにも参加し、a16zは2023年のシリーズIで既存株主、2026年の公開買付けでも資金提供者として公表されています。
同じ投資家名が複数回出てくることから、Stripeと長期的な関係があることは分かります。
ただし、出資回数が多いことと最大株主であることは同じではありません。
Thrive CapitalとCoatueは2026年の公開買付けに参加
2026年2月の公開買付けでは、Thrive Capital、Coatue、a16zなどが買付け資金の大半を提供しました。
Stripe自身も一部の自己資金を使って株式を買い戻す予定と発表しています。
ここでの買い手は、新株を引き受けた投資家とは限りません。
現・元従業員が保有する既存株式に流動性を与える取引なので、企業へ成長資金を入れる通常の資金調達とは目的が異なります。
Stripeの資金調達と株主の変化を時系列で整理
2019年:評価額350億ドルで2.5億ドルを調達
2019年9月、StripeはGeneral Catalyst、Sequoia、Andreessen Horowitzなどから2.5億ドルを調達しました。
資金調達前の評価額は350億ドルで、国際展開、製品拡大、大企業向け機能の強化へ投資する方針でした。
この段階では、決済を中心にしながらBillingやTerminal、Radarなどへ製品を広げていました。
現在の1,590億ドル評価と比べると、約4.5倍の企業評価へ成長した計算です。
2021年:評価額950億ドルのシリーズH
2021年3月のシリーズHでは、Stripeは6億ドルを調達し、評価額は950億ドルとなりました。
参加投資家としてAllianz X、Axa、Baillie Gifford、Fidelity、Sequoia、アイルランドのNTMAが公表されています。
保険会社、資産運用会社、ベンチャーキャピタル、政府系機関まで投資家層が広がったラウンドです。
ただし各社の投資額は公表文で個別開示されていないため、出資額ランキングは作れません。
2023年:評価額500億ドルで65億ドル超を調達
2023年3月のシリーズIは、65億ドル超という大規模な資金調達でした。
もっとも、主な目的は事業運営資金ではなく、現・元従業員のストックオプションに伴う税負担への対応と、株式の流動性提供でした。
既存株主としてa16z、Baillie Gifford、Founders Fund、General Catalyst、MSD Partners、Thrive Capitalが参加し、新規投資家としてGIC、Goldman Sachs Asset and Wealth Management、Temasekが加わりました。
評価額は500億ドルで、2021年の950億ドルから大きく下がっています。
2025年:評価額915億ドルで従業員株を買い付け
2025年2月、Stripeは現・元従業員へ流動性を提供する公開買付けを発表し、企業評価額は915億ドルとなりました。
IPOを行わなくても、長く働いた従業員が保有株の一部を現金化できる仕組みです。
従業員株の売却機会が定期的に用意されると、Stripeが急いで上場する必要性は下がります。
公開買付けの実施を「次は必ずIPO」と読むより、非上場のまま人材へ流動性を提供できていると見る方が実態に近いです。
2026年:評価額1,590億ドルまで上昇
2026年2月の公開買付けでは、評価額が1,590億ドルまで上がりました。
Stripeを利用する企業の2025年総決済額が前年比34%増の1.9兆ドルとなり、決済以外の収益管理製品も伸びています。
Thrive Capital、Coatue、a16zなどが買付け資金の大半を提供し、Stripeも自己資金で一部を買い戻します。
この取引は現在の投資家需要を示す一方、一般個人が1,590億ドル評価の条件で自由に参加できるものではありません。
公開買付けとIPOは何が違う?
| 比較項目 | 公開買付け | IPO |
|---|---|---|
| 主な売り手 | 現・元従業員など限定された株主 | 会社や既存株主 |
| 主な買い手 | 選定された機関投資家など | 条件を満たす一般投資家を含む市場参加者 |
| 取引市場 | 非公開の相対取引 | 証券取引所 |
| 取引後の株価 | 日々の市場価格は付かない | 市場で変動する |
| 情報開示 | 非上場企業として限定的 | 法定開示が増える |
公開買付けは株主に換金機会を与えますが、会社そのものを上場させる手続きではありません。
Stripeが2025年と2026年に公開買付けを続けたからといって、上場日が決まったとは言えません。
Stripeはなぜ上場を急がなくてよいのか
- 事業成長に必要な資金を民間市場で調達できる
- 公開買付けで従業員へ流動性を提供できる
- 上場企業としての四半期開示や市場の短期評価を受けずに済む
- 創業者と既存株主が上場時期を選びやすい
反対に、買収資金として上場株式を使いたい、より大きな資金調達が必要、既存株主が市場で売却しやすくしたい場合はIPOの意味が大きくなります。
現時点では、Stripe公式から上場市場、ティッカー、公開価格、上場日は発表されていません。
Stripeの株主構成から分かる強みとリスク
強み:長期投資家と新規資金の両方を呼び込める
Sequoia、a16z、Thrive Capitalのように複数回登場する投資家がいる一方、2023年にはGICやTemasekなども新規参加しました。
成長初期のベンチャー投資家だけでなく、大規模な資金を運用する機関投資家まで参加している点は、Stripeの資金調達力を示します。
リスク:投資家が多いほど権利関係は複雑になる
非上場企業の資金調達では、普通株と優先株で配当、清算、転換、議決権などの条件が異なる場合があります。
ニュースに出る企業評価額が同じでも、個人向けファンドが取得する経路やコストによって実質的な投資条件は変わります。
また、既存株主が公開買付けで売却すること自体は、会社への弱気を意味しません。
従業員の税金や資産分散など複数の理由があるため、買い手と売り手の名前だけで将来の株価を決めつけないことが大切です。
取締役と株主は同じではない
Stripeの取締役には、共同創業者2人のほか、Standard CharteredのBill Winters氏、Sequoia CapitalのLuciana Lixandru氏、Paradigm共同創業者のMatthew Huang氏などが名を連ねます。
取締役は経営を監督する役割であり、取締役名簿をそのまま大株主一覧として扱うことはできません。
株主情報からStripeへ投資できる?
Sequoiaやa16zがStripeへ投資していても、日本の個人投資家がそれらのファンドへ同じ条件で参加できるとは限りません。
またGoldman SachsやAllianzなど関連する上場企業の株を買っても、Stripe持分が企業全体の価値に与える影響は開示されておらず、Stripeへの直接投資にはなりません。
Stripeの株価、上場時期、具体的な3つの買い方は別記事で詳しく整理しています。
この記事2から記事1へ移動できるようにするのが「Stripeの株価はいくら?株の買い方・上場時期を2026年最新情報で解説」です。
上場前に最も目的が近いのは、Stripeを最終投資対象とするファンドの募集を待つ方法です。
上場後まで待てるなら、米国株を扱う証券口座を準備し、正式なIPO発表後に直接買う方法が分かりやすくなります。
HiJoJoでStripeファンドの次回募集に備える
HiJoJo.comは、個人投資家向けに海外の未上場ユニコーン企業を投資対象とするファンドを販売しています。
HiJoJo.com公式では2023年のSpaceX & Stripeファンドと2026年のStripeファンド2、マネックス証券では2023年のStripeファンドが募集されました。名前は似ていますが、それぞれ別の商品です。

Stripeファンド2は募集終了、今は次回に備える段階
2026年5月に募集されたStripeファンド2は、6月4日17時で申込受付を終了しています。
したがって、現在は「登録すれば今すぐ買える」のではなく、次のStripe関連ファンドが出た時に資料を確認できるよう準備する段階です。
- Stripeの上場前ファンドを優先して追いたい
- Stripe以外の未上場企業を含め、募集を幅広く確認したい
- 数年間の資金拘束と元本割れを受け入れられる
- 募集ごとの商品説明書を読んで判断できる
会員登録してもStripe以外へ申し込む必要はない
HiJoJoには複数企業のファンドが掲載されるため、会員登録後に目的と違う商品へ投資する必要はありません。
投資対象にStripeが明記され、取得経路、評価額、手数料、契約期間、途中解約の条件に納得できる募集だけを検討します。
過去商品の申込単位や手数料を、次回募集にもそのまま当てはめるのは危険です。
同じStripeでもファンドの組成時期や取得価格が違えば、期待リターンとリスクは変わります。

Stripeファンド2に間に合わなかった人も、無料会員登録を済ませておけば、次のStripe関連ファンドや別の有望な未上場企業の募集を知ってから、申し込むかどうかを選べます。
マネックス証券で一部のHiJoJoファンドと上場後に備える
マネックス証券は、HiJoJo Partnersが運用するファンドの一部を販売しており、2023年にはStripeファンドを扱いました。
HiJoJo.com公式より取扱数は限られますが、知名度の高い証券会社を窓口にできる安心感があります。
さらに、国内株、米国株、投資信託、新NISA対象商品も同じ証券口座で管理できます。
希望するHiJoJoファンドがない期間も通常の資産運用に使え、Stripeが上場して取扱銘柄になれば、その口座から購入を検討できます。
マネックス証券が向いている人
- 知名度のある証券会社を入口にしたい
- 一部のHiJoJoファンドと上場後の米国株を同じ口座で確認したい
- 新NISAや通常の株式・投資信託にも同じ口座を使いたい
- PayPal、Block、Visaなど決済株も比較したい
マネックス証券で購入できるのは、同社が取り扱うことを決めたHiJoJoファンドに限られます。
HiJoJo.com公式と商品数や募集内容が同じとは限らないため、私募ファンドの募集画面と商品書面を確認してから申し込みます。
HiJoJoファンドがない期間も口座を活用できる
狙っている未上場ファンドがいつ募集されるかは分かりませんが、口座の用途はそれだけではありません。
新NISAや通常の国内株・米国株・投資信託に使いながら募集を待てるため、私募ファンドのためだけに口座を持つことにはなりません。

知っている証券会社から未上場投資を検討したい人は、先に無料口座を準備し、対象ファンドが出た時だけ判断できます。待っている間は新NISAや通常の資産運用にも使えます。
Stripeの株主まとめ
Stripeの共同創業者はパトリック・コリソン氏とジョン・コリソン氏で、Sequoia、a16z、Thrive Capitalなどが複数の資金調達や公開買付けで確認できる主要投資家です。
2026年の公開買付けにはCoatueも参加し、企業評価額は1,590億ドルとなりました。
一方、完全な株主名簿、持株比率、議決権比率は公開されていません。
公開された投資家名はStripeの信用力や資金調達力を考える材料にはなりますが、最大株主の順位や上場後の株価を決める情報ではありません。
株主情報を調べた目的が「Stripeへ投資したい」なら、次の行動は2つです。
HiJoJoユニコーンファンドの募集を幅広く追うならHiJoJo.comへ無料登録し、取扱いのある一部ファンドと新NISA・通常の証券取引を同じ口座にまとめるならマネックス証券
を準備します。
Stripeの株主でよくある質問
- QStripeの筆頭株主は誰ですか?
- A
Stripeは株主別の現在の持株比率を公開していないため、筆頭株主を断定できません。創業者と主要投資家の名前は確認できますが、順位とは別です。
- QSequoiaやa16zがStripeの筆頭株主ですか?
- A
主要投資家であることは確認できますが、筆頭株主とは断定できません。Stripe公式は現在の持株比率を公開していないため、資金調達への参加実績と株主順位を分けて考えます。
- QGoldman Sachs株を買えばStripeへ投資できますか?
- A
Stripeへの直接投資にはなりません。Goldman Sachs Asset and Wealth Managementは2023年の新規投資家ですが、Stripe持分がGoldman Sachs全体へ与える影響は限定的で、保有割合も公開されていません。
- Q従業員向け公開買付けに個人投資家は参加できますか?
- A
一般個人向けの公募ではありません。現・元従業員などの売り手と、選定された投資家による非公開取引なので、証券口座から申し込むことはできません。
- QHiJoJoのStripeファンド2はまだ買えますか?
- A
2026年6月4日に申込受付を終了しています。次回募集は未定なので、会員ページで募集中の商品と投資対象を確認してください。



