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一歩テック20とFANG+徹底比較!どっちが新NISAへオススメ?選定基準やリターンを解説

一歩テック20とFANG+徹底比較!どっちが新NISAへオススメ?選定基準やリターンを解説の説明画像。最近、FANG+を新NISAで積立する人も多いですが、実はFANG+を超えるかもしれない一歩テック20を知っていますか? どちらも米国の大型ハイテク株に投資できる魅力的な商品ですが、実は構成銘柄や選定基準、そしてリターンが大きく異なります 投資商品・指数分析

最近、FANG+を新NISAで積立する人も多いですが、実はFANG+を超えるかもしれない一歩テック20を知っていますか?
どちらも米国の大型ハイテク株に投資できる魅力的な商品ですが、実は構成銘柄や選定基準、そしてリターンが大きく異なります。

そこで今回は両者の違いを徹底的に比較し、それぞれどんな人に向いているのか解説していきます。
新NISAでどちらにするか悩んでいる方は、ぜひ最後までチェックしてください!

ちゃすく
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本の出版や動画投稿をしているちゃすくです!この記事の内容は動画でも紹介しています。

一歩テック20はFANG+を超える!?新NISAではどっちがオススメ?
ちゃすく
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FANG+や一歩テック20のようなハイテク集中投資が好きな人は、SpaceXやOpenAIみたいな非上場企業にも興味があると思います。
上場株とは別枠ですが、下の記事では個人投資家が非上場企業へ投資する方法を解説しています。

まず結論:新NISAで選ぶならどっち?

結論から言うと、FANG+も一歩テック20もかなり優秀なハイテク系ファンドです。
どちらか一方が明確にダメという話ではなく、重視するポイントによって選び方が変わります。

重視するポイントFANG+一歩テック20
NISA枠の使いやすさつみたて投資枠と成長投資枠の両方で使える成長投資枠のみ
信託報酬0.7755%でやや高め0.495%でFANG+より低い
銘柄数10社に集中20社へ分散
配分方式均等加重時価総額加重
向いている人GAFAM中心の集中投資を信じる人入れ替えの柔軟性と分散を重視する人

FANG+と一歩テック20の違い

まずは両者の基本情報から比較していきましょう。

FANG+(iFreeNEXT FANG+インデックス)

  • 設定日:2018年1月31日
  • 運用会社:大和アセットマネジメント
  • 信託報酬:0.7755%(他の指数と比べて高め)
  • ベンチマーク:FANG+指数
  • 特徴:米国企業10社に同金額(均等)で投資
  • 入れ替え頻度:年4回の見直しとリバランス
  • 原則固定銘柄:Meta、Apple、Amazon、Netflix、Microsoft、Alphabet(Google)の6銘柄
  • 現在の変動銘柄:NVIDIA、Broadcom、CrowdStrike、ServiceNow

一歩先行くUSテック20インデックス(一歩テック20)

  • 設定日:2024年3月13日
  • 運用会社:大和アセットマネジメント(FANG+と同じ)
  • 信託報酬:0.495%(FANG+より低い)
  • ベンチマーク:FactSet US Tech Top 20インデックス
  • 特徴:NASDAQ上場の米国テック企業20社に投資
  • 配分方式:時価総額加重平均(ただし1銘柄8%、テーマごと25%の上限あり)
  • 入れ替え頻度:年2回
  • 投資テーマ:自動化、クラウド、コンテンツ、Eコマース、半導体の5つ

比較表で見る基本情報

項目FANG+一歩テック20
銘柄数10社20社
配分方式均等加重時価総額加重
選定基準原則固定6社+成長性重視4社5テーマの時価総額上位銘柄
入れ替え頻度年4回年2回
信託報酬0.7755%(高い)0.495%(低い)
NISA対応つみたて/成長 両方成長投資枠のみ
償還日無期限2050年3月10日(変更の可能性あり)

NASDAQ100やSOXも含めてハイテク集中投資を横比較したい場合は、NASDAQ100・SOX・FANG+の比較記事も参考にしてください。

均等加重と時価総額加重どっちがいい?

均等加重と時価総額加重、どちらのパフォーマンスが優れているのでしょうか。

過去20年間(2003年〜2023年):均等加重が有利

S&P500で検証すると、均等加重の方がパフォーマンスが高くなっています。

この期間は、リーマンショック後の幅広い企業による回復や、特定の超巨大企業による市場独占といった時期が含まれており、市場全体に広く分散投資する均等加重の方が恩恵を受けやすかったと言えます。

過去10年間(直近):時価総額加重が有利

一方で、直近10年間では時価総額加重平均の方が有利になっています。(下画像の青色が通常のS&P500、白色が均等加重のS&P500)

この背景には、世界を席巻したGAFAMをはじめとする一握りの巨大IT企業の存在があります。

時価総額加重指数は、成長して時価総額が大きくなった勝ち組企業が自動的に大きな比率を占めるようになるため、巨大IT企業だけが爆発的に成長した局面では、その恩恵を最大限に受けることができました。

均等加重指数は、超巨大企業への投資比率をあえて低く抑えてしまうため、わずかな勝ち組による爆発的な成長の恩恵を十分に受け切れませんでした。

今後も一部の巨大プラットフォーマーが市場を牽引していくかは分かりませんが、少なくとも今のトレンドでは時価総額加重平均の方が有利だと考えられています。

FANG+は両方のメリットを持つ?

ただし、FANG+はS&P500の時価総額加重が持つ「勝ち組の集中投資」というメリットを持ちつつ、均等加重が持つ「特定企業に偏りすぎない」という構造的なバランスを保っていると言えます。

ある意味、FANG+は勝ち組中心の均等加重であり、両者のメリットをうまいバランスで持ち合わせているとも考えられます。

選定基準とリスクを比較

選定基準を見ると、FANG+は固定銘柄を軸にした爆発力、一歩テック20は入れ替えの柔軟性が特徴です。
細かいルールは長くなるので、詳しく見たい人向けに開閉できる形にしています。

原則固定の6銘柄

Meta、Apple、Amazon、Netflix、Microsoft、Alphabetは原則として固定されています。

入れ替え4銘柄の選定条件

  1. 米国上場企業であること
  2. 時価総額が50億ドル以上
  3. 一般消費財・サービス、テクノロジー、メディア・コミュニケーションの3セクターに属する
  4. 上場後60日以上経過
  5. 年4回の入れ替え

絞り込み後、以下の基準でランキング付けされます。

  • 時価総額(35%)
  • 1日平均売買高(35%)
  • 直近12ヶ月の株価売上高倍率(15%)
  • 直近12ヶ月の売上高成長率(15%)

重要なポイント:既存構成銘柄が総合順位10位以内であれば継続採用され、10位圏外になると除外されます。

FANG+の特徴

固定銘柄の安定性:これまで市場を牽引してきた大型プラットフォーマーが固定で入っており、今後も高収益な事業で市場を牽引する可能性が高い
急騰銘柄による爆発力:市場で人気の高い銘柄が入りやすく、特に短期間で2倍以上になる銘柄が入ると、均等加重のおかげで指数を一気に伸ばしやすい

⚠️ 成長鈍化リスク:原則固定銘柄の成長が鈍化した場合、指数全体に影響
⚠️ 入れ替え枠の少なさ:実質的な入れ替えは4社しか行われないため、高成長企業がたくさん出てきても枠が足りない可能性
⚠️ 入れ替えタイミングの課題:既存銘柄が10位圏外にならないと新しい銘柄が採用されないため、ランキング上位でも既存銘柄が残っている限り採用されない

選定プロセス

  1. スクリーニング:NASDAQ上場株式のうち、時価総額上位300位以内、3ヶ月平均売買代金1億ドル以上で、中国・香港に本社がある企業を除外
  2. テーマ抽出:自動化、クラウド、半導体、コンテンツ、Eコマースの5テーマに該当する銘柄を抽出
  3. 銘柄選定:各テーマで時価総額上位3銘柄を選出(計15銘柄)。残りの銘柄を時価総額順で選定
  4. 組み入れ:時価総額加重平均で組み入れ。ただし1銘柄最大8%、各テーマ上限25%

一歩テック20の特徴

原則固定銘柄がない:すべての銘柄が入れ替え対象なので、MetaやAppleを超える企業が出てきた場合にしっかり上位へ入る
柔軟な入れ替え:各テーマで上位3銘柄から落ちれば即座に入れ替わる。FANG+のような「10位圏外に落ちないと外されない」条件がない
中型株の割合:1銘柄8%、テーマごと25%の上限設定により、中型株の割合もそこそこ入る
幅広い採用:20社採用なので、今後大型ビッグテックが増えても幅広く採用可能

⚠️ 時価総額が小さい企業は入りにくい:NASDAQ上位300位かつ各テーマで上位3位に入る必要があるため、小型の急成長企業は入りにくい
⚠️ GAFAM比率:1銘柄最大8%に対し、FANG+は約10%ずつ保有しているため、GAFAMへの集中投資度は若干小さい
⚠️ テーマ外の取りこぼし:5つのテーマ以外で人気の銘柄が出てくると取りこぼす可能性
⚠️ 償還日の設定:現時点で償還日が2050年3月10日に設定されている(無期限への変更の可能性はあり)

過去のリターン比較:衝撃の結果

多くの人が勘違いしていますが、FANG+の歴史は実は一歩テック20とそれほど変わりません。
実はFANG+の今の選定ルールが始まったのは2022年12月19日からです。それ以前は固定銘柄の概念があまりなく、選定方法も不明瞭でした。

一方、一歩テック20が参考にする指数は2023年2月28日からスタートしており、実質的なルールの歴史は約2〜3ヶ月しか変わらないのです。

2023年以降の実績比較

一歩テック20のETF(2244)が上場した2023年4月10日から2025年12月8日までを比較すると、下画像のようにFANG+が146.87%上昇、一歩テック20が218.30%上昇しています。

FANG+も非常に素晴らしいリターンですが、一歩テック20の方が約70%も高いリターンを記録しています。
※ちなみに上画像のグラフはmoomoo証券の無料機能で比較しています。

なぜ一歩テック20が優位だったのか?

主な理由は2つです。

  1. FANG+のマイナス銘柄保有:FANG+はServiceNowのようなマイナス銘柄(直近1年で約-23%)を10%の比率で保有しており、これが指数全体に大きく影響を与えました。
  2. 一歩テック20のトレンド採用:一歩テック20は、テーマの偏りに関係なく残りの銘柄を採用するルールがあるため、直近で人気の半導体株を多めに保有しやすかったことが有利に働きました。

FANG+が優位になる可能性も

もしFANG+が、ServiceNowの代わりに直近1年間で142%上昇したPalantir(パランティア)を適切なタイミングで採用できていれば、FANG+の圧勝だった可能性があります。

Palantirは入れ替えランキングで上位にランクインしているにもかかわらず、既存銘柄が10位圏内に残っているため採用されていません。

これはFANG+の方が入れ替えによる「爆発的成長要素」が大きいことを示しており、この入れ替えがうまく機能するかどうかが、一歩テック20とFANG+の優劣を分けやすいと言えます。

ちゃすく
ちゃすく

FANG+や一歩テック20のような攻めた投資をするなら、投資資金を作るための固定費削減もかなり大事です。
私が実際にやっている節約方法は下の本にまとめています。

どんな人におすすめ?

FANG+が合う人

✅ 原則固定銘柄(GAFAM + Netflix)の継続成長を信じている人
✅ つみたて投資枠を使用したい人(一歩テック20は成長投資枠のみ)
✅ 償還日を気にせず、無期限で長期保有したい人
✅ 入れ替えで急騰銘柄を取り込む可能性(爆発要素)を信じている人
✅ GAFAMへの集中投資度を高めたい人(1銘柄約10%保有)

一歩テック20が合う人

✅ 原則固定銘柄が嫌な人(全銘柄が入れ替え対象)
✅ 柔軟な入れ替えを希望している人
✅ 信託報酬(0.495%)を抑えたい人
✅ 直近のトレンド(半導体など)を取り込みやすい指数が良い人
✅ 現時点の償還日(2050年)を気にしない人、またはETF版(2244)を検討できる人
✅ 20社への分散でリスクを抑えたい人

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