長期の資産形成はオルカンやS&P500でいいとして、資金的に余裕がある人は「もっと攻めた投資」も気になると思います。
実は、SpaceXやOpenAIのような非上場のユニコーン企業へ個人投資家でも間接的に投資できる方法があります。
それがマネックス証券で取り扱われているHiJoJoユニコーンファンドです。

この記事では、HiJoJoユニコーンファンドの仕組みと、投資する前に知っておくべき注意点を解説します。
HiJoJoユニコーンファンドの仕組み
マネックス証券が提携しているHiJoJoとは、HiJoJo Partners株式会社が運営する個人投資家向けのユニコーン企業投資プラットフォームのことです。

ユニコーン企業とは、評価額10億ドル以上の未上場企業のことを指します。
ただし、「未上場株をポチッと買える」わけではありません。
あくまでファンドを通じた間接投資で、マネックス証券がHiJoJo Partners社と提携し、「HiJoJoユニコーンファンド」シリーズとして募集しています。
| 基本情報 | 内容 |
|---|---|
| 投資対象 | 海外の未上場ユニコーン企業 |
| 投資方法 | ファンドを通じた間接投資 |
| 最低投資金額 | ファンドごとに異なる(過去には200万円〜) |
| 流動性 | 低い(途中売却は基本不可) |
| リターン | IPOやM&Aなどの出口次第 |
| リスク | 元本割れ、流動性、情報の少なさ、為替など |
新NISAのオルカンとは性質がまったく違います。
オルカンは毎月積立できて好きなときに売れますが、ユニコーンファンドは募集期間が限られ、投資後は出口まで待つのが基本です。

オルカンが「毎日開いてるスーパー」なら、HiJoJoは「年に数回だけ開く完全予約制の高級食材市場」くらい違います。
投資できる企業とその魅力
HiJoJoでは過去にSpaceX、OpenAI、Anthropic、xAIなどのファンドを募集・販売した実績があります。

2025年3月にはSpaceX & OpenAIファンドの募集(先着順)もあり、過去には下表のようなスケジュールでフォンドを募集していました。
| ファンド | 主な投資先 | 募集時期 |
|---|---|---|
| SpaceXファンド | Space Exploration Technologies Corp. | 2023年、2024年 |
| xAIファンド | X.AI Corp. | 2024年 |
| SpaceX & OpenAIファンド | SpaceX、OpenAI | 2025年3月 |
特にSpaceXは、2023年時点で約1,500億〜1,750億ドルの評価額でしたが、2026年には1.5兆〜2兆ドル規模でIPOするという観測も出ています。
仮にこれが実現すれば、評価額ベースで約10倍です。
NVIDIA、Microsoft、GoogleなどはAIテーマで大きく買われましたが、これらはすでに上場済みです。
OpenAIやAnthropicのような企業は個人が直接株を買えないので、ファンドを通じて上場前からアクセスできる点にHiJoJoならではの独自の価値があります。

ただし、「すごい企業に投資できる」と「いい投資になる」は別物です。
期待が大きいぶん評価額も高いので、ここは冷静に!
HiJoJoユニコーンファンドのメリットと注意点
マネックス証券を利用すればHiJoJoユニコーンファンドへ投資でき、下記のようなメリットがあります。
- 普通の証券口座では触れない未上場企業へ間接投資できる
- IPO前の成長を取り込める可能性がある → 上場後に買うより有利になるケースも
- 新NISAの上場株とは異なるリターン源 → 毎日の値動きに振り回されにくい
最大のメリットはやはり「個人では手が届かない企業にアクセスできること」です。
オルカンやS&P500はどれも上場企業への投資なので、ユニコーンファンドとはリターンの出方がまったく違います。
ただし、値動きが見えにくいのは「安全」という意味ではありません。
投資先企業の価値が下がっていても日々の価格に反映されないだけなので、ここは勘違いしないようにしましょう。
投資前に知っておくべき注意点
- 元本保証ではない → 企業価値が下がれば損失が出る
- 流動性が低い → 投資後は出口(IPO・M&A等)まで基本的に待つ
- 情報が少ない → 未上場なので財務情報が限定的
- 最低投資金額が高い → 過去のSpaceXファンドは200万円〜
- 常に募集があるわけではない → 募集期間・先着順に注意
特に注意したいのは流動性です。
「急にお金が必要になったから売る」ができないので、生活防衛資金や数年以内に使う予定のお金は絶対に入れないでください。
また、募集は不定期で先着順になることもあり、下画像のように募集期間も限られています。

マネックス証券の口座開設は無料なので、興味がある人は先に作っておくのがいいと思います。
面白いファンドが出てから口座開設だと間に合わないケースがあるからです。

口座だけ作って募集を眺める→合わなければスルー、というのが一番賢い使い方だと思います。
HiJoJo公式とマネックス証券の使い分け
| ルート | 向いている目的 | 判断 |
|---|---|---|
| HiJoJo公式 | 今後の未上場ファンド募集を直接確認 | OpenAI・Anthropicなど上場前企業を待つならこちら |
| マネックス証券 | SpaceX株、米国株、投資信託とHiJoJo提携商品を一つの口座で確認 | SpaceXを今買うならこちら |
HiJoJo公式ルート
- HiJoJo.comで無料会員登録する
- 本人確認を終えて募集開始を待つ
- 投資先、最低投資額、手数料、運用期間を読む
- 途中換金できない前提で申込可否を決める

ファンドの募集期間と上限額は商品ごとに決まります。
募集開始後に本人確認から始めると間に合わないことがあるため、未上場案件を継続して確認するなら先に会員登録まで済ませる方が楽です。
マネックス証券ルート
- 上場済みのSpaceX株を米国株として買える
- NASDAQ100などSpaceXを含む投資信託と比較できる
- HiJoJo Partnersとの提携商品が募集された場合も確認できる
上場してしまったSpaceXを今買う目的なら、こちらが先です。
個別株の値動きが大きすぎると感じるなら、SpaceXの組入比率が低いNASDAQ100から入る方法もあります。

ちゃすくならSpaceXはマネックス、次の未上場案件はHiJoJoで分けます。
過去のSpaceXファンドを探し続けるより、この方が迷いません。
まとめ:夢はあるが、夢だけで投資しない
マネックス証券から応募できるHiJoJoユニコーンファンドは、SpaceX・OpenAI・Anthropic・xAIのような未上場企業に個人が間接的にアクセスできる珍しい選択肢です。
リスクはありますが、リターンも桁違いになる可能性があります。
- HiJoJoユニコーンファンドはマネックス証券で取扱い → 口座開設は無料
- SpaceX・OpenAI・Anthropic・xAIなどの未上場企業へ間接投資できた実績あり
- 元本保証なし・流動性低い・最低投資額高め → 余裕資金のサテライト枠として使う
- 募集は不定期・先着順もある → 口座だけ先に作って備えるのが現実的
ワクワクする企業名に惹かれる気持ちはわかりますが、大事なのは自分の資産全体の中でどれくらいリスクを取れるかです。
マネックス証券の口座を作って募集情報を追える状態にしつつ、実際に投資するかは募集ごとに冷静に判断しましょう。



