はじめまして。ブログ運営と動画投稿をしているちゃすくです。
結論から先に言うと、株式会社Live2Dが提供しているLive2D Cubismのフリー版であれば無料でもLive2Dモデルを制作できます。
WindowsやmacOSのPCであればフリー版を気軽に使えるため、無料でLive2Dを制作したい場合はオススメです。
無料のLive2D制作ソフトは?【PC版】
株式会社Live2DはLive2Dモデルを制作できる「Live2D Cubism」を提供しており、無料のフリー版を含めた下記のプランがあります。
プラン名 | FREEプラン | トライアル版 | 単月プラン | 年間プラン | 3年間プラン |
---|---|---|---|---|---|
契約期間 | なし | 42日間 | 1ヶ月ごとに更新&支払い | 1年ごとに更新&支払い | 3年間分の買い切り |
価格 (年間売上高1000万円未満) | 無料 | 無料 ※終了後はFREEプラン | 2,288円 | 15,708円 (1ヶ月あたり1,309円) | 40,392円 (1ヶ月あたり1,122円) |
価格 (年間売上高1000万円以上) | 無料 | 無料 ※終了後はFREEプラン | 10,582円 | 72,600円 (1ヶ月あたり6,050円) | 198,792円 (1ヶ月あたり5,522円 |
年間割引 | 無料なので無し | 無料なので無し | されない | される | される |
商用利用 | 年間売上高が1000万円 未満の人は可能 | 不可能 | 可能 | 可能 | 可能 |
Live2D のトライアル版では有料プランの機能も利用できますが、42日間しか使えない制限があります。
そのため、まずはLive2D のフリー版をしばらく試し、その後にトライアル版や有料プランを利用すると良いでしょう。
【Live2D】フリー版と有料プランの違い
有料版(PRO)とフリー版(FREE)の違いは、主に下記の3点になります。
- 有料版は自由に商用利用ができる(※1)
- 無料版は出力時に制限がかかる
- 無料版は便利な機能が使えない・制限がある
「形状のブレンド機能」「メッシュのコピーアンドペースト」「デフォルトのフォームロック」など
※1:YouTubeやニコニコ動画の広告収益も商用利用へ該当
一応、無料版でも十分な機能はありますが、「Vtuberを始めたい」「簡易的なゲームを作りたい」であれば有料版を導入することになります。
収益を一切得ないVtuberならフリー版でもいける
フリー版と有料版の細かい機能比較はLive2D公式サイトにもあるため、気になる場合は確認してください。
Live2Dの制作にはPSDの編集ソフトも必要
Live2D Cubismは既にパーツ分けされたイラストを動かせる様に調整するため、パーツ分けされていないイラスト(1枚絵)は編集できません。
つまり、Live2D のフリー版を手に入れてもイラストをパーツ分けできるソフトがなければLive2Dモデルを制作できません。
もし1枚絵をLive2D制作ソフトで動かしたい場合は、最初に「PSD」で保存できる画像編集ソフトが必要になります。
PSDとは、Adobe社のソフト「Photoshop」で使われる形式のファイルです。
PSDファイルは画質が劣化しづらく、イラストがレイヤー構造になっています。
Live2D では画像編集ソフトにAdobe社のPhotoshopが推奨されており、Photoshopなら1枚絵や写真を各パーツごとに分割できます。
しかも、Photoshopであれば無料体験期間中でも有料版と同じ機能が使え、出力制限や透かしも無いのでオススメです。
無料のLive2D制作アプリは?【スマホ版】
結論から言うと、無料のLive2D制作アプリはリリースされておらず、有料版のLive2D制作アプリもありません。
と言うのも、Live2D の商標やプログラムの特許は株式会社Live2Dが取得しており、他の会社が容易に使える訳ではありません。
そして、株式会社Live2D自体がLive2D制作アプリをスマホ向けにリリースしていないので、現時点ではスマホ版のLive2D制作アプリがありません。
PCでもそこそこ重いソフトなので、スマホ版が出るのは時間がかかりそう
iPadやChromebookも対応していないので、今からLive2D でVtuberやゲームを作ってみたい場合はWindowsやmacOSを搭載したPCが必要です。
下の記事ではLive2D Cubismに必要なPCスペックをPCパーツごとに解説し、オススメのPCを紹介しているので参考にしてください。
スマホでもLive2Dモデルは動かせる
スマホだとLive2Dモデルを制作できませんが、VtubeStudioなどのトラッキングアプリを使えばLive2Dモデルをスマホでも動かせます。
VTube StudioはPC用ソフトとiOS&Android向けアプリがリリースされており、フェイストラッキングが可能な端末ならVtuberのような動きも可能です。
動かせるだけなので、モデル自体を作成することはできません
iPhoneの場合はX以降の端末が対応しており、Androidの場合は比較的新しい端末が対応しています。
Live2D Cubismを無料ダウンロードする方法
ここからはLive2D公式サイトへアクセスし、Live2D Cubismのフリー版を実際にダウンロードしていきます。
公式サイトへアクセス後、「トライアル版ダウンロード」か「PROライセンス版を安く購入」をクリックしてください。
下の画面になったら、スクロールして画面の下へ移動します。
すると、「使用許諾契約」があるので「使用許諾契約に同意する」にチェックをつけてください。
その次に「初めてダウンロードする」にもチェックしてください。
デフォルトでは「アップデートをダウンロードする」にチェックが入っているので、用途に合わせて変えてください。
その後、メールアドレスを入力し、WindowsかMacの「最新のリリース版をダウンロード」をクリックします。
ダウンロードが完了したら、あとはファイルをクリックして画面の指示通りに進めます。
これでLive2D Cubismのダウンロードは完了です。
ダウンロード後の基本的な使い方に関してはこちらまたは下の記事を確認してください。