はじめまして。ブログ運営と動画投稿をしているちゃすくです。
この記事では下記2つのパターンでLive2D に関する必要なパソコンスペックを解説します。
- Live2D Cubismの動作に必要なパソコンスペック
- Live2Dモデルを使ったライブ配信に必要なPCスペック
グラボの有無や推奨メモリなども紹介するので、パソコン選びで迷っている場合は参考にしてください。
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Live2D Cubismに必要なパソコンスペック
この章でのLive2D とは、Live2Dモデルを制作する際に使用するLive2D Cubismのことです。
Live2D Cubismの推奨スペックは下表のようになっており、推奨スペックは2016〜18年頃の低価格帯ゲーミングPC程度になります。
項目 | Windows搭載PC | macOS搭載PC |
---|---|---|
OS | Windows10, 11 (64ビット版、デスクトップモードのみ) | macOS v10.15 (Catalina) macOS v11 (Big Sur) macOS v12 (Monterey) macOS v13 (Ventura) |
CPU | Intel Core i5-6600相当以上(AMD製を含む) 推奨:i5-8600、i7-7700、クアッドコア以上 | Intel Core i5-6600相当以上 推奨:i5-8600、i7-7700、クアッドコア以上 |
メモリ | 4GB以上、推奨:8GB以上 | 4GB以上、推奨:8GB以上 |
ハードディスク | 空き容量 約1GB | 空き容量 約1GB |
GPU | OpenGL3.3以上 推奨:NVIDIA GeForce GTX 950以上 | OpenGL3.3以上 |
ディスプレイ | 1440×900ピクセル以上、32bitカラー以上 推奨:1920×1080ピクセル | 1440×900ピクセル以上、32bitカラー以上 推奨:1920×1080ピクセル |
上表だけでは具体的な推奨スペックが分かりづらいと思うので、詳しい内容をPCパーツ毎に解説していきます。
Live2D Cubism推奨スペック:OS
Live2D CubismはWindowsとmacOSのどちらでも利用できますが、特に理由が無い限りはWindowsをOSとしてオススメします。
と言うのも、Live2D社はAdobe社のAfter Effectsなどに使用するプラグインも開発しており、これらはWindows版が優先的に配布されるからです。
実際、After Effects用のプラグインはmacOS版が配布されておらず、Macユーザーはプラグインを活用できません。
Macへ強いこだわりがない限りは、プラグインなどが開発されやすいWindowsを選んだ方がお得でしょう。
Live2D Cubism推奨スペック:CPU
Live2D Cubismでは下記のCPUが必須・推奨されており、i5-8600は2018年に発売されたミドルレンジのCPUです。
- Intel Core i5-6600相当以上(AMD製を含む)
- 推奨:i5-8600、i7-7700、クアッドコア以上
ただし、2021年に発売されたローエンドCPU「i3-11100B」の時点でi5-8600のスペックを上回っており、現在の新品ゲーミングPCであればi5-8600の推奨スペックを余裕で上回っています。
CPUのクラス | 超ハイエンド | ハイエンド | ミドルレンジ | ローエンド | 超ローエンド |
---|---|---|---|---|---|
Intel | Core i9 | Core i7 | Core i5 | Core i3 | Pentium、Celeron |
AMD | Ryzen 9 | Ryzen 7 | Ryzen 5 | Ryzen 3 | Athlon |
そのため、マウスコンピューターやパソコン工房などのゲーミング&クリエイターPCであれば低価格帯モデルでも推奨CPUのスペックを超えています。
一応、Live2Dと他のソフトを同時起動することも考え、ミドルレンジ以上の最新CPUを搭載したモデルを選ぶと良いでしょう。
家電量販店の超ローエンドCPU搭載PCではカクツクので、PC専門ショプがオススメ
また、私の環境ではAMD系のCPUでもLive2D は問題なく動作していますが、Live2D社はIntel系のCore iシリーズを推奨しています。
もしトラブルが起きた際に自身で解決できる自信が無い場合は、AMDよりもIntelのCPUを搭載したPCがオススメです。
Live2D Cubism推奨スペック:メモリ
Live2D Cubismの推奨メモリは8GB以上となっており、これはWindowsとMacの両方で同じです。
たしかにLive2D自体は8GBメモリでも動作しますが、Google Chromeなどを使いながら作業をするなら16GB以上をオススメします。
最近はChromeなどのブラウザソフトがメモリを大量に消費するようになっており、8GBではChromeだけで重くなる可能性があります。
メモリ不足になればLive2Dのモデリング中に画面がカクカクになるため、できるだけ16GB以上のメモリを選んだ方が良いでしょう。
デフォーマを調整してると止まりがち
もし「Photoshop」「Live2D 」「Chrome」の同時起動も考えている場合は、32GB以上のメモリも要検討です。
パソコン工房であればオンラインの注文でもメモリの増設が可能なので、32GB以上を検討する際はオススメです。
Live2D Cubism推奨スペック:ハードディスク
Live2D Cubismに必要なハードディスクの容量は1GB程度なので、ほとんどのPCが余裕で条件を満たせると思います、
ただし、Live2Dは読み込みや保存の回数が多いので、ハードディスクの種類にはSSDをオススメします。
そもそもハードディスクにはSSDとHDDの2種類があり、最新のSSDはHDDより10倍以上も読み込み速度が大きいです。
比較 | HDD | SSD |
---|---|---|
価格 | 安い | 少し高い |
保存容量 | 多い | 少ない |
転送速度 | 遅い | 速い |
本体の寿命 | 約3年 | 約5年 |
衝撃への耐性 | 壊れやすい | 壊れにくい |
Live2Dのインストール先をHDDにすると、読み込みや保存の度に待ち時間が発生するので、定期的に作業をするならSSDがオススメです。
マウスコンピューターなどのPC専門ショップであればSSD搭載が当たり前ですが、家電量販店ではHDDしか搭載されていないPCもあるので注意してください。
Live2D Cubism推奨スペック:GPU
Live2D Cubismでは下記のGPUが推奨されており、モデリング作業ではグラフィックボードがほぼ必須です。
- OpenGL3.3以上
- 推奨:NVIDIA GeForce GTX 950以上
グラフィックボード(グラボ):画像や映像を処理するための部品「GPU」が集積されたPCパーツ。
連続的な演算処理能力に優れており、ゲーミングPCには搭載されている。
非搭載の場合はCPU内蔵パーツが同じ働きをするが、性能はグラボより低い。
NVIDIAのGeForce GTX 950は2015年に発売されたローエンドのグラボであり、現在の後継モデルにはGeForce RTX 3050があります。
RTX3050の性能はGTX950の約2倍であり、Live2D Cubismのモデリングには十分な性能があります。
フルHDのApexを100fps程度で遊べるくらいの性能があります
しかも、NVIDIAのGeForce RTXシリーズであればVtube Studioでトラッキング精度を高められるので、RTXシリーズを使うメリットを大きいです。
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そのため、Live2Dのスペックや他ソフトとの相性も考えると、GeForce RTX 3050以上のグラボがオススメです。
パソコン工房であればRTX3050以上を搭載したゲーミングPCを販売しているので、PC選びの参考にしてください。
Live2D CubismにオススメのPC5選
ここからはLive2D CubismにオススメのPCを紹介していきます。
マウスコンピューター mouse K5-I7G50BK-A
mouse K5-I7G50BK-Aは国内BTOパソコンで売上No1であるマウスコンピューターのクリエイター&ゲーマー向けノートパソコンです。
mouse K5-I7G50BK-Aの価格は149,800円であり、具体的なパソコンスペックは下表の通りです。
項目 | mouse K5-I7G50BK-A |
---|---|
OS | Windows 11 Home |
CPU | IIntel Core i7 12650 |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 2050 Laptop |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD:512GB |
- 15インチのフルHDノングレア液晶なので長時間作業でも目が疲れにくい
- Intelの12世代ミドルレンジCPU搭載
→Office系ソフトやAdobe系ソフトを使える性能 - グラフィックボード「RTX2050」を搭載
→PCゲームやクリエイティブ系ソフト、AI学習にも使える - Wi-Fi 6E対応で、高速かつ安定したインターネット接続が可能
- 3年間センドバック修理保証・24時間×365日電話サポート
- バッテリー駆動時間最大10時間
- 100万画素のWebカメラとマイク、スピーカーを標準搭載
- USB TypeAやTypeC,HDMI、マイクロSDカード、イヤホンジャックなどに対応
- 最大36回までクレカなしで分割払いが可能
マウスコンピューター G-Tune E4-I7G60DB-B
Live2D CubismにオススメのノートPC2台目は、マウスコンピューターの「G-Tune E4-I7G60DB-B」です。
項目 | G-Tune E4-I7G60DB-B |
---|---|
OS | Windows 11 |
CPU | Intel Core i7-12650H |
メモリ | 16GB |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop |
ストレージ | SSD:500GB |
価格 | 179,800円 |
パソコン工房 LEVEL-M1P5-R45-LA1X-BLACK
Live2D CubismにオススメのデスクトップPC1台目は、パソコン工房の「LEVEL-M1P5-R45-LA1X-BLACK」です。
項目 | LEVEL-M1P5-R45-LA1X-BLACK |
---|---|
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | AMD Ryzen 5 4500 |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 3050 |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD:500GB |
価格 | 115,200円 |
マウスコンピューター G-Tune DG-I5G60
Live2D CubismにオススメのデスクトップPC2台目は、マウスコンピューターの「G-Tune DG-I5G60」です。
モデル名 | G-Tune DG-I5G60 |
---|---|
OS | Windows11 Home 64ビット |
CPU | Intel Core i5 14400F |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 4060 |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD:1TB |
価格 | 199,800円 |
ゲーミングモニター、ゲーミングマウス、ゲーミングキーボード、ゲーミングヘッドセット、マウスパッドがセットになったお得モデルです
マウスコンピューター G-Tune DG-A7G7S
Live2D CubismにオススメのデスクトップPC3台目は、マウスコンピューターの「G-Tune DG-A7G7S」です。
項目 | G-Tune DG-A7G7S |
---|---|
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | AMD Ryzen 7 5700X |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 4070 SUPER |
メモリ | 32GB |
ストレージ | SSD:1TB |
価格 | 299,800円 |
Live2Dのライブ配信に必要なPCスペック
この章でのLive2D とは、VtubeStudioなどで動かす「Live2Dモデル」のことであり、Vtuberのようなライブ配信を想定して解説していきます。
Live2Dのライブ配信では下記の推奨スペックを同時に満たす必要があり、ゲーム系Vtuberなら30万円以上のゲーミングPCを使うケースも珍しくありません。
推奨スペック | OBS | VTube Studio | ゲームの推奨スペック |
---|---|---|---|
用途 | PC画面をライブ配信する | Live2Dモデルを動かす | Apexの場合 |
OS | Windows 11 macOS 12.5以上 | Windows 10 macOS Catalina 10.15.7以降 | Windows 7 64ビット版 |
CPU | Intel Core i7 8700K以上 AMD Ryzen 5 1600X以上 Apple Silicon M1以降 | Windows:AMD /Intel CPU 2.5 GHz以上 Mac:Intel Core i7またはM1以降 | Intel i5 3570Tおよび同等品 |
グラフィックス | NVIDIA GeForce GTX 1050以上 AMD Radeon 5000 以上 Intel Xe 以上 | AMD/NVIDIA 4GB | NVIDIA GeForce GTX 970 AMD Radeon R9 290 |
メモリ | 8GB | 6GB | 8GB |
ストレージ | 600MB | 4GB | 22GB以上 |
Live2D の配信では最低でも上記ソフトを同時に起動できるPCスペックが必要になり、もちろん、PCゲームの要求スペックが高ければ必要なPCスペックも上がります。
ApexはPCゲームの中でも軽い部類に入ります
ただし、上記のスペックだけではよく分からないと思うので、各PCパーツの詳細を解説します。
Live2Dの配信スペック:OS
OBSやLive2Dモデルを動かせるソフトはWindowsとMacの両方にあるので、どちらでも大丈夫です。
しかし、PCゲームの場合はMacへ対応していないことが多く、大人気ゲームのApexやFallGuysはMacへ対応していません。
そのため、Live2Dのライブ配信で可能なジャンルを増やしたい場合はWindowsを搭載したPCがオススメです。
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Live2Dの配信スペック:CPU
Live2D のゲーム配信や雑談配信ではCPUへマルチタスク性能が求められるため、最低でもミドルレンジ、可能であればハイエンド以上のCPUがオススメです。
CPUのクラス | 超ハイエンド | ハイエンド | ミドルレンジ | ローエンド | 超ローエンド |
---|---|---|---|---|---|
Intel | Core i9 | Core i7 | Core i5 | Core i3 | Pentium、Celeron |
AMD | Ryzen 9 | Ryzen 7 | Ryzen 5 | Ryzen 3 | Athlon |
実際にホロライブのVtuberは全員がハイエンド以上のCPUを搭載しており、もはや超ハイエンドCPUの方が多いくらいです。
Vtuber名 | ときのそら | アキ・ローゼンタール | ラプラス・ダークネス | ロボ子さん | 赤井はあと | 天音かなた | 戌神ころね | 兎田ぺこら | 大神ミオ | 大空スバル | 尾丸ポルカ | 風真いろは | さくらみこ | 獅白ぼたん | 白上フブキ | 不知火フレア | 白銀ノエル | 鷹嶺ルイ | 角巻わため | 常闇トワ | 百鬼あやめ | 夏色まつり | 猫又おかゆ | 博衣こより | 姫森ルーナ | 宝鐘マリン | 星街すいせい | 湊あくあ | 桃鈴ねね | 雪花ラミィ | 癒月ちょこ | 夜空メル |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
CPU | AMD Ryzen 7 5800X | Intel Core-i9 12900 | Intel Core i9-11900KF | Intel Core i9-9900KF | AMD Ryzen 9 3950X | Intel Core i9 11900K | AMD Ryzen 9 5950XT | AMD Ryzen 9 5950XT | Intel Core i9 11900K | Intel Core i9 11900KF | AMD Ryzen 9 3950X | AMD Ryzen9 5900X | Intel Core i9-10900K | Intel Core i9-10900K | Intel Core i9 11900K | Intel Core i9-9900K | AMD Ryzen 9 3900XT | Intel Core i9-11900KF | Intel Core i9-10900K | Intel Core i7-10700K | Intel Core i9-9900K | Intel Core i9-12900K | AMD Ryzen9 5900X | AMD Ryzen 9 5900X | Intel Core i9-12900K | Intel Core i9-13900K | AMD Ryzen 7 5800X | AMD Ryzen 9 5950X | Intel Core i9-13900KF | Intel Core i9-12900K | Intel Core i9-11900KF | Intel Core i9-10850K |
GPU | NVIDIA GeForce RTX 2060 Super | NVIDIA GeForce RTX 3080 Ti | NVIDIA GeForce RTX 3070 Ti | NVIDIA GeForce RTX 2080 Ti | NVIDIA GeForce RTX 3070 | NVIDIA GeForce RTX 3090 | NVIDIA GeForce RTX 3090 | NVIDIA GeForce RTX 3080 | NVIDIA GeForce RTX 3090 | NVIDIA GeForce RTX 3080Ti | NVIDIA GeForce RTX 2080 Ti | NVIDIA GeForce RTX 3080 Ti | NVIDIA GeForce RTX 2080 Ti | NVIDIA GeForce RTX 3090 | NVIDIA GeForce RTX 3090 | NVIDIA GeForce RTX 2080 Ti | NVIDIA GeForce RTX 2080 SUPER | NVIDIA GeForce RTX 3070 Ti | NVIDIA GeForce RTX 2080 Ti | NVIDIA GeForce RTX 3070 | NVIDIA GeForce RTX 2080 Ti | NVIDIA GeForce RTX 3090 Ti | NVIDIA GeForce RTX 3080 | NVIDIA GeForce RTX 3080 | NVIDIA GeForce RTX 3080 Ti | NVIDIA GeForce RTX 4090 | NVIDIA GeForce RTX 3070 | NVIDIA GeForce RTX 4090 | NVIDIA GeForce RTX 4080 | NVIDIA GeForce RTX 3080Ti | NVIDIA GeForce RTX 3080Ti | NVIDIA GeForce RTX 3080 |
同等スペック または後継PC | NEXTGEAR JG-A7G60 | LEVEL-R776-LC149-VLX | LEVEL-R779-LC139-UL1X | LEVEL-R776-LC149-VLX | LEVEL-R6X7-LCR79W-TLX | LEVEL-R779-LC149KF-XL3X | G-Tune FZ-A9G90 | LEVEL-R779-147F-VL1X | LEVEL-R779-LC149KF-XL3X | LEVEL-R776-LC149-VLX | LEVEL-R779-147F-VL1X | LEVEL-R776-LC149-VLX | LEVEL-R776-LC149-VLX | LEVEL-R779-LC139KF-XLX | LEVEL-R779-LC149KF-XL3X | LEVEL-R776-LC149-VLX | LEVEL-R779-147F-VL1X | LEVEL-R779-LC149KF-TLX | LEVEL-R776-LC149-VLX | LEVEL-M77M-147F-TLX | LEVEL-R776-LC149-VLX | LEVEL-R779-LC149KF-XL3X | LEVEL-R779-147F-VL1X | LEVEL-R779-147F-VL1X | LEVEL-R776-LC149-VLX | LEVEL-R779-LC149KF-XL3X | NEXTGEAR JG-A7G70 | G-Tune FZ-A9G90 | LEVEL-R776-LC149-VLX | LEVEL-R776-LC149-VLX | LEVEL-R776-LC149-VLX | LEVEL-R776-LC149-VLX |
ハイエンドCPUはコア数とスレッド数が大きいため、複数のソフトを立ち上げても処理が可能であり、ゲーム配信やマルチタスクに適しています。
コア数 | スレッド数 | クロック数 |
---|---|---|
コアはCPU内の処理装置であり、1つのCPUに複数のコアがある。 複数のコアがあれば、複数の処理を並列で行える。 | スレッド数はパソコンから認識されているコア数のこと。 本来、コアは1つの処理しかできない。 しかし、低負荷の処理なら2つ同時にできる。 | クロック数はCPUが処理をする時に発する信号を扱う速さ。 数値が高いほど、同じ時間内により多くの処理ができる。 |
必要なコア数などはPCゲームや希望するフレームレートによっても異なりますが、最新のCore i7やRyzen 7であればVtuberのゲーム配信にも利用できます。
マウスコンピューターやパソコン工房のゲーミングPCであれば最新世代のCPUを搭載しています。
そのため、CPUの見方がよく分からない場合は、それらのサイトで「Core i7」か「Ryzen7」以上を選ぶと良いでしょう。
Live2Dの配信スペック:グラフィックス
Live2Dを使った配信をする場合はグラフィックボードが絶対に必要であり、グラボなしではLive2Dモデルがマトモに動きません。
グラフィックボード(グラボ):画像や映像を処理するための部品「GPU」が集積されたPCパーツ。
連続的な演算処理能力に優れており、ゲーミングPCには搭載されている。
非搭載の場合はCPU内蔵パーツが同じ働きをするが、性能はグラボより低い。
実際、にじさんじVtuberもほとんどがグラボ搭載PCを使っており、グラボを使っていないのは文野環さんくらいです。
Vtuber名 | アンジュ・カトリーナ | イブラヒム | アルス・アルマル | エクス・アルビオ | エリー・コニファー | える | シェリン・バーガンディ | 不破湊 | シスター・クレア | 相羽ういは | セラフ・ダズルガーデン | 魔使マオ | でびでび・でびる | 舞元啓介 | ドーラ | フレン・E・ルスタリオ | ベルモンド・バンデラス | 西園チグサ | ラトナ・プティ | リゼ・ヘルエスタ | レイン・パターソン | レヴィ・エリファ | アクシア・クローネ | レオス・ヴィンセント | ローレン・イロアス | 葉加瀬冬雪 | 朝日南アカネ | 笹木咲 | 天ヶ瀬むゆ | 天宮こころ | 鈴木勝 | 戌亥とこ | 海妹四葉 | 小野町春香 | 剣持刀也 | 甲斐田晴 | 加賀美ハヤト | 叶 | 戌亥とこ | 鏑木ろこ | 神田笑一 | 北小路ヒスイ | 桜凛月 | 葛葉 | 倉持めると | 黒井しば | 来栖夏芽 | 郡道美玲 | 弦月藤士郎 | 小清水透 | 三枝明那 | 桜凛月 | 四季凪アキラ | 渋谷ハジメ | 白雪巴 | 健屋花那 | 鈴鹿詩子 | 鈴谷アキ | 瀬戸美夜子 | 空星きらめ | 月ノ美兎 | 東堂コハク | 轟京子 | 長尾景 | 奈羅花 | 西園チグサ | 葉加瀬冬雪 | 早瀬走 | 樋口楓 | 風楽奏斗 | 不破湊 | 星川サラ | 先斗寧 | 本間ひまわり | 舞元啓介 | 魔界ノりりむ | 魔使マオ | 物述有栖 | 森中花咲 | 社築 | 山神カルタ | 勇気ちひろ | 雪城眞尋 | 夢月ロア | 夢追翔 | 夜見れな | 緑仙 | 文野環 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
CPU | Intel Core i9-9900K | Intel Core i9-10940X | Intel Core i9-9900K | AMD Ryzen 9 5950X | AMD Ryzen 9 3950X | Intel Core i7-8700 | Intel Core i9-10850K | Intel Core i9-9900K | AMD Ryzen 9 3900X | Intel Core i9-9900KF | (不明) | Intel Core i9-9900K | Intel Core i7-8700K | Intel Core i7-9700K | Intel Core i9-9900K | AMD Ryzen 5 2600 | Intel Core i9-9900K | Intel Core i9-10900K | Intel Core i9-9900K | Intel Core i7-9700F | AMD Ryzen 7 3700X | Intel Core i7-9700K | Intel Core i9-9900K | Intel Core i7-9700K | AMD Ryzen 9 5950X | Intel Core i7-8700 | Intel Core i7-10700 | Intel Core i5-9400F | AMD Ryzen 7 3700X | AMD Ryzen 9 3900X | Intel Core i7-8700K | Intel Core i9-10850K | Intel Core i7-11700 | Intel Core i7-9700K | Intel Core i7-8700K | Intel Core i9-10900K | Intel Core i9-9900K | AMD Ryzen 9 5950X | Intel Core i7-8750H | Intel Core i7-12700 | Intel Core i9-9900K | Intel Core i7-9700F | AMD Ryzen 7 1700X | AMD Ryzen 9 3950X | Intel Core i7-12700 | Intel Core i7-7700 | Intel Core i7-9700K | Intel Core i7-8700 | Intel Core i9-11900K | Intel Core i7-8700 | Intel Core i9-10900K | AMD Ryzen 9 3950X | Intel Core i7-8700 | Intel Core i9-12900K | Intel Core i7-9700K | AMD Ryzen 7 3700X | Intel Core i7-8700 | Intel Core i7-8700K | Intel Core i7-8700 | Intel Core i7-10700 | Intel Core i7-8700K | Intel Core i7-10700 | Intel Core i7-8700 | Intel Core i7-9700F | Intel Core i7-10700K | Intel Core i9-10900K | Intel Core i7-10700K | Intel Core i7-9700 | Intel Core i9-10900K | Intel Core i7-9700KF | Intel Core i9-9900K | AMD Ryzen 9 5900X | AMD Ryzen 7 3700X | Intel Core i9-9900K | Intel Core i7-9700K | AMD Ryzen 7 3700X | Intel Core i9-9900K | AMD Ryzen 9 3900X | AMD Ryzen 7 3700X | AMD Ryzen 9 3900X | AMD Ryzen 5 3600 | Intel Core i9-12900K | Intel Core i7-9700K | AMD Ryzen 5 3600X | Intel Core i7-3630QM | AMD Ryzen 9 3950X | Intel Core i7-8700 | Pentium4-550 |
GPU | NVIDIA GeForce RTX 2080 Ti | NVIDIA GeForce RTX 3090 | NVIDIA GeForce RTX 2080Ti | NVIDIA GeForce RTX 3090 | NVIDIA GeForce RTX 3090 | NVIDIA GeForce GTX 1070 Ti | NVIDIA GeForce RTX 3090 | NVIDIA GeForce RTX 2080Ti | NVIDIA GeForce RTX 2070 SUPER | NVIDIA GeForce RTX 2080Ti | NVIDIA GeForce RTX 3060 Ti | NVIDIA GeForce RTX 2070 | NVIDIA GeForce GTX 1070 Ti | NVIDIA GeForce RTX 2080Ti | NVIDIA GeForce RTX 2080 | NVIDIA GeForce GTX 1660 SUPER | NVIDIA GeForce RTX 3060 Ti | NVIDIA GeForce RTX 3080 | NVIDIA GeForce RTX 2080 Ti | NVIDIA GeForce RTX 2080 SUPER | NVIDIA GeForce RTX 3070 | NVIDIA GeForce RTX 2070 SUPER | NVIDIA GeForce RTX 2080Ti | NVIDIA GeForce RTX 2070 | NVIDIA GeForce RTX 3080 | NVIDIA GeForce GTX 1660Ti | NVIDIA GeForce GTX 1660 SUPER | NVIDIA GeForce GTX 1660Ti | AMD Radeon RX 6700 XT | NVIDIA GeForce RTX 2080 Ti | NVIDIA GeForce GTX 1080Ti | NVIDIA GeForce RTX 2080 SUPER | NVIDIA GeForce RTX 3070 | NVIDIA GeForce RTX 2070 | NVIDIA GeForce GTX 1070Ti | NVIDIA GeForce RTX 3080 | NVIDIA GeForce RTX 2070 | NVIDIA GeForce RTX 3090 | NVIDIA GeForce GTX 1070 | NVIDIA GeForce RTX 3070 | NVIDIA GeForce RTX 2080 | NVIDIA GeForce RTX 2070 SUPER | NVIDIA GeForce GTX 1080 | GeForce GeForce RTX 2080 Ti | NVIDIA GeForce RTX 3070 | NVIDIA GeForce GTX 1060 | NVIDIA GeForce RTX 2070 SUPER | NVIDIA GeForce GTX 1060 | NVIDIA GeForce RTX 3080 | NVIDIA GeForce RTX 3090 | NVIDIA GeForce RTX 2080 Ti | NVIDIA GeForce RTX 2080 Ti | NVIDIA GeForce RTX 2060 | NVIDIA GeForce RTX 3080 | NVIDIA GeForce RTX 2060 SUPER | NVIDIA GeForce RTX 2060 | (不明) | NVIDIA GeForce GTX 1070 Ti | NVIDIA GeForce RTX 2060 | NVIDIA GeForce RTX 2070 SUPER | NVIDIA GeForce GTX 1080 | NVIDIA GeForce GTX 1660 SUPER | NVIDIA GeForce GTX 1060 | NVIDIA GeForce RTX 2070 SUPER | NVIDIA GeForce RTX 3060 | NVIDIA GeForce RTX 3080 | NVIDIA GeForce RTX 3070 | NVIDIA GeForce RTX 2070 | NVIDIA GeForce RTX 3080 | NVIDIA GeForce RTX 2070 SUPER | NVIDIA GeForce RTX 2080 Ti | NVIDIA GeForce RTX 3090 | NVIDIA GeForce RTX 3070 | NVIDIA GeForce RTX 2080 Ti | NVIDIA GeForce RTX 2080 Ti | NVIDIA GeForce RTX 2080 SUPER | NVIDIA GeForce RTX 2070 SUPER | NVIDIA GeForce RTX 2070 SUPER | NVIDIA GeForce RTX 2070 SUPER | NVIDIA GeForce RTX 2080 Ti | NVIDIA GeForce RTX 2060 | NVIDIA GeForce RTX 3090 | NVIDIA GeForce RTX 2060 | NVIDIA GeForce GTX 1660 Ti | NVIDIA GeForce GTX 675MX | NVIDIA GeForce RTX 2080 Ti | NVIDIA GeForce RTX 2060 SUPER | (内蔵GPU |
同等スペック または後継PC | LEVEL-R779-LC139KF-VLX-L | LEVEL-R779-LC139KF-XLX | LEVEL-R779-LC139KF-VLX-L | G-Tune XP-A | G-Tune XP-A | G-Tune FZ-I7G70 | LEVEL-R779-LC139KF-XLX | LEVEL-R779-LC139KF-VLX-L | LEVEL-R7X7-LCR79X-UL1X | LEVEL-R779-LC139KF-VLX-L | G-Tune EN-Z-3060Ti-WA | LEVEL-R779-LC139-UL1X | G-Tune FZ-I7G70 | G-Tune HP-Z | LEVEL-R779-LC139KF-VLX-L | G-Tune HM-A-AL | DAIV Z9-3060Ti | LEVEL-R779-LC139KF-VLX-L | LEVEL-R779-LC139KF-VLX-L | G-Tune HP-Z | G-Tune PP-A | G-Tune FZ-I7G70 | LEVEL-R779-LC139KF-VLX-L | G-Tune FZ-I7G70 | LEVEL-R779-147F-VL1X | G-Tune EN-Z-3060Ti-WA | G-Tune EN-Z-3060Ti-WA | LEVEL-M76M-124-RBX | G-Tune HM-A (プレミアムモデル) | LEVEL-R779-147F-VL1X | G-Tune HP-Z | LEVEL-R779-LC139KF-VLX-L | G-Tune FZ-I7G70 | G-Tune FZ-I7G70 | G-Tune FZ-I7G70 | LEVEL-R779-LC139KF-VLX-L | LEVEL-R779-LC139-UL1X | G-Tune XP-A | G-Tune FZ-I7G70 | G-Tune FZ-I7G70 | LEVEL-R779-LC139KF-VLX-L | G-Tune FZ-I7G70 | LEVEL-R7X7-LCR77X-VLX | LEVEL-R779-147F-VL1X | G-Tune FZ-I7G70 | G-Tune PG-I7G60 | G-Tune FZ-I7G70 | G-Tune PG-I7G60 | LEVEL-R779-LC139KF-VLX-L | LEVEL-R779-LC137KF-XLX | LEVEL-R779-LC139KF-VLX-L | LEVEL-R779-147F-VL1X | G-Tune PG-I7G60 | LEVEL-R779-LC139KF-VLX-L | G-Tune EN-Z-3060Ti-WA | G-Tune HM-A (プレミアムモデル) | LEVEL-R779-LC137KF-XLX | G-Tune FZ-I7G70 | G-Tune PG-I7G60 | G-Tune FZ-I7G70 | G-Tune HP-Z | G-Tune EN-Z-3060Ti-WA | G-Tune PG-I7G60 | G-Tune FZ-I7G70 | G-Tune PG-I7G60 | LEVEL-R779-LC139KF-VLX-L | G-Tune FZ-I7G70 | G-Tune FZ-I7G70 | LEVEL-R779-LC139KF-VLX-L | G-Tune FZ-I7G70 | LEVEL-R779-LC139KF-VLX-L | G-Tune XP-A | G-Tune PP-A | LEVEL-R779-LC139KF-VLX-L | G-Tune HP-Z | LEVEL-R7X7-LCR77X-VLX | LEVEL-R779-LC139-UL1X | LEVEL-R7X7-LCR79X-UL1X | G-Tune PP-A | LEVEL-R779-147F-VL1X | G-Tune HM-A-AL | LEVEL-R779-LC139KF-XLX | G-Tune PG-I7G60 | G-Tune HM-A-AL | LEVEL-17FX153-i7-NASX | LEVEL-R779-147F-VL1X | G-Tune EN-Z-3060Ti-WA | LEVEL-17FX153-i7-NASX |
Live2Dを使ってゲーム配信をする場合、軽いゲームでもGeForce RTX 3060以上、重いゲームであればGeForce RTX 4070 Ti以上も視野に入れなければいけません。
パソコン工房の価格帯で言うと、RTX3060搭載PCは15万円以上、RTX4070Ti搭載PCは25万円以上になります
また、Vtube StudioやPCゲームはNVIDIAのGPUへ最適化されることが多く、NVIDIAのRTXシリーズならDLSSとレイトレーシングも使えます。
DLSS (Deep Learning Super Sampling) とは、NVIDIAが提供する画質改善技術の一つ。人工知能を利用することでグラボの負荷を減らし、フレームレートや解像度を改善できる。
レイトレーシングとは、水面やガラスによる光の反射が現実世界へ近くなる設定。レイトレーシングONの場合は、必要になるPCスペックも高くなる。
※レイトレーシングはGeForce RTXシリーズかRadeon RX 6000以降のみ対応
そのため、Live2Dモデルを使った配信の場合は最低でもNVIDIAのGeForce RTX 3060を搭載したゲーミングPCがオススメです。
もちろん、グラボの性能は高ければ高いほど、PCゲームやLive2Dモデルがヌルヌル動くので、グラボの性能は予算ギリギリまで上げることを考えても良いでしょう。
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Live2Dの配信スペック:メモリ
Live2D を使ったゲーム配信の場合、下記のソフトを同時に立ち上げる必要があり、最低でも16GBのメモリが必須です。
- 配信ソフト(OBSなど)
- トラッキングソフト(Vtube Studioなど)
- PCゲームorキャプボ
- ブラウザソフト(ChromeやEdgeなど)
メモリはPCのデータを一時保存するストレージであり、CPUとストレージ間のデータ取り扱いをサポートする役割です。
作業台へ例えられることが多く、「作業台が広い=メモリの容量が多い」状態だと1度に処理できるデータ量も増えます。
複数のソフトウェアを同時に使用する場合は大容量メモリが推奨されています。
最近はChromeやEdgeなどのブラウザソフトがメモリを大量に使用するので、可能であれば32GB以上のメモリも考えた方が良いでしょう。
年々、ソフトが使用するメモリ量は増えてるので、あんまり買い替えたく無い場合は32GB以上が良いと思います
マウスコンピューターなどであればオンラインの注文でもメモリの増設が可能なので、16GBのモデルを32GBへアップグレードするのもオススメです。
Live2Dの配信スペック:ストレージ
Live2Dを使ったゲーム配信であればストレージの容量自体は256GBもあれば十分であり、もし足りなくなっても外付けやクラウドストレージで対処しやすいです。
ただし、配信で使うソフトはSSDへインストールしなければ読み込みが遅くなるので、SSDを搭載したモデルがオススメです。
比較 | HDD | SSD |
---|---|---|
価格 | 安い | 少し高い |
保存容量 | 多い | 少ない |
転送速度 | 遅い | 速い |
本体の寿命 | 約3年 | 約5年 |
衝撃への耐性 | 壊れやすい | 壊れにくい |
パソコン工房などのゲーミングPCであればSSD搭載が当たり前なので気にする必要はありませんが、家電量販店などでPCを選ぶ場合は注意してください。
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Live2Dのライブ配信にオススメのゲーミングPC
Live2D を使ったライブ配信であれば、Vtuberに必要なPCスペックと同じなので下の記事を参考にしてください。