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AutoCADはグラボなしでok?推奨スペックやおすすめPC5選を解説

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結論だけ先に書くと、AutoCADで2Dの図面を作るだけならグラフィックボード無しでも可能ですが、3Dモデリングあれば必須です。

マウスコンピューターのクリエイター向けPC「DAIV」なら3DCAD向けのモデルがあり、グラボも搭載されているのでオススメです。

マウスコンピューター:クリエイター向けPC「DAIV」
出典元:マウスコンピューター
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AutoCADにグラボは必要?推奨スペックや注意点

結論から書くと、AutoCADの推奨スペックは下表になっており、推奨PCスペックではグラフィックボードが必須になっています。

項目必要最低PCスペック推奨PCスペック
OSWindows10/11、MacOS10.15以降Windows10/11、MacOS10.15以降
CPU2.5〜2.9GHzのプロセッサベース:3GHz以上のプロセッサ
ターボ:4GHz以上のプロセッサ
メモリ8GB16GB
グラフィックス
(グラフィックボード)
1GBのGPU、帯域幅29GB/sVRAM4GB、帯域幅106GB/s
ストレージ10GB以上SSD:10GB以上

AutoCADではCPUやグラフィックボードに性能が求められるため、18万円程度のPCが必要になります。

また、AutoCAD用のPC選びで失敗しないために大事な注意点を3つ紹介していきます。

ちゃすく
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PCパーツの基本的な説明は下記を参考にしてください

OSは「オペレーションシステム」の略称であり、パソコン全体を管理するシステムです。
PCへインストールしたソフトのアイコンをクリックするだけで起動するのはOSのおかげです。
OSにはWindows、MacOS、LINUXなど様々な種類がありますが、ソフトやデバイスによって対応OSが異なるので注意してください。
CPUは「セントラルプロセッサーユニット」の略称であり、プログラムの演算・解釈・実行を行う役割です。
人間の脳に似ており、ソフトウェアの処理や動画の再生にも利用されます。
高性能なCPUを搭載すればPCの処理能力が上がり、高負荷な作業も快適に行えます。
PC全体へ影響を与えるパーツなのでPC選びでは重要です。
グラフィックボード(グラボ)は画面の描画を担当するパーツであり、「GPU」と呼ばれる演算用プロセッサが搭載されています。
連続的な演算処理能力に優れており、PCゲームの描画や仮想通貨のマイニング、CADの3Dモデリングなどで重要になるパーツです。
一般的に「ゲーミングPC=グラボ搭載PC」と認識されています。
内蔵GPUはCPU内部へ搭載されたGPU機能であり、映像をPCモニターへ映す役割を持っています。
グラフィックボードと同じ機能ですが、演算処理能力はグラボよりも低く、PCゲームや動画編集などではスペック不足になりやすいです。
ただし、グラボを搭載しなくても良い分、PCの価格が安くなります。
メモリはPCのデータを一時保存するストレージであり、CPUとストレージ間のデータ取り扱いをサポートする役割です。
作業台へ例えられることが多く、「作業台が広い=メモリの容量が多い」状態だと1度に処理できるデータ量も増えます。
複数のソフトウェアを同時に使用する場合は大容量メモリが推奨されています。
ストレージはデータやソフトウェアなどを保存するパーツであり、本棚へ例えられることが多いです。
ストレージには「SSD」と「HDD」の2種類があります。
SSDは高速なデータ処理が可能であり、物理的な衝撃にも強いです。
HDDは安価で大容量ストレージを用意できますが、SSDよりもデータ処理が遅いです。

注意点1:CPUはハイエンド以上がおすすめ

AutoCADは低クロック数&低コア数のCPUでも動きますが、AutoCAD用であれば性能が高いハイエンドCPU以上がオススメです。

CPUのクラス超ハイエンドハイエンドミドルレンジローエンドローエンド
IntelCore i9Core i7Core i5Core i3Pentium、Celeron
AMDRyzen 9Ryzen 7Ryzen 5Ryzen 3Athlon
※ハイエンドが高く、ローエンドが低い性能

もし性能の低いCPUで図面の重ね合わせやスクリプトの同時実行などをすると、CPUへの負荷が増大し、カクツキや処理落ちの原因になります。

しかし、ハイエンドCPUであればコア数やクロック数が大きいので、AutoCADでのカクツキや処理落ちが減ります。

コア数スレッド数クロック数
コアはCPU内の処理装置であり、1つのCPUに複数のコアがある。
複数のコアがあれば、複数の処理を並列で行える。
スレッド数はパソコンから認識されているコア数のこと。
本来、コアは1つの処理しかできない。
しかし、低負荷の処理なら2つ同時にできる。
クロック数はCPUが処理をする時に発する信号を扱う速さ。
数値が高いほど、同じ時間内により多くの処理ができる。

AutoCADの多彩な機能を快適に使用するためにも、迅速に処理できるハイエンドCPUを選ぶことがオススメです。

マウスのクリエイター向けブランド「DAIV」ならハイエンドCPU搭載PCを扱っており、3DCAD用の特集PCもあります。

マウスコンピューター自体が国内メーカーであり、多くのクリエイターから支持されている人気ブランドなのでオススメです。

注意点2:グラフィックボードは必須

AutoCADは2Dの設計でもグラフィックボードの搭載が推奨されており、3Dの設計なら確実にグラフィックボードが必要です。

グラフィックボード(グラボ)は画面の描画を担当するパーツであり、「GPU」と呼ばれる演算用プロセッサが搭載されています。
連続的な演算処理能力に優れており、PCゲームの描画や仮想通貨のマイニング、CADの3Dモデリングなどで重要になるパーツです。
一般的に「ゲーミングPC=グラボ搭載PC」と認識されています。
GPUとは、Graphics Processing Unitの略であり、画像の処理装置です。
3Dグラフィックスなどの画像描写を行う際に必要となる計算処理を行う半導体チップ(プロセッサ)であり、画面表示や画像処理に特化しています。
近年では、画像や映像を利用する機会も増えており、より速く、よりきれいに画像・映像を映す際はGPUが欠かせません。
内蔵GPUはCPU内部へ搭載されたGPU機能であり、映像をPCモニターへ映す役割を持っています。
グラフィックボードと同じ機能ですが、演算処理能力はグラボよりも低く、PCゲームや動画編集などではスペック不足になりやすいです。
ただし、グラボを搭載しなくても良い分、PCの価格が安くなります。
VRAM(Video Random Access Memory)はGPUに搭載された映像専用のメモリです。
高速な読み書きができるRAMの一種であり、「ビデオメモリ」とも呼ばれます。
VRAM容量は処理性能に影響する重要な数値なので、最近では2~24GBのVRAMを搭載したGPUが多い傾向にあります。

一般的なグラボはPCゲーム向けのGeForceシリーズが有名ですが、AutoCADでは業務向けのQuadroやRTX Aシリーズが推奨されています。

ちゃすく
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業務向けグラボは価格も高め…

一応、ゲーム向けのグラフィックボードでもAutoCADは使えますが、AutoDesk社が検証したグラボは業務向けばかりです。

そのため、予算に余裕がある場合は公式でも検証されている業務向けグラボ搭載PCがオススメです。

パソコン工房にもクリエイター向けPCシリーズ「SENSE」があり、RTX Aなどのハイスペックグラボも取り扱っています。

パソコン工房:SENSEシリーズ、クリエイター向けPC
出典元:パソコン工房

SENSEの中でも「3DCAD向けモデル」があるので、PCスペックが分からない場合はパソコン工房もオススメです。

注意点3:メモリとストレージは大容量を推奨

AutoCADでは16GB以上のメモリが推奨されており、もしメモリが少ないと「処理に時間がかかる」「処理落ちする」が起きます。

項目必要最低PCスペック推奨PCスペック
OSWindows10/11,MacOS10.15以降Windows10/11,MacOS10.15以降
CPU2.5〜2.9GHzのプロセッサベース:3GHzのプロセッサ
ターボ:4GHzのプロセッサ
メモリ8GB16GB
グラフィックス
(グラフィックボード)
1GBのGPU、帯域幅29GB/sVRAM4GB、帯域幅106 GB/s
ストレージ10GB以上SSD:10GB以上

CPUが作業スタッフだとしたらメモリはCPUの作業机なので、CPUの性能だけが高くても意味がありません。

ちゃすく
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狭い机では作業効率も落ちてしまうからね

特に下記のような作業をしたい場合は複雑な設計でなくてもメモリ容量が求められるため、16GB以上のメモリが必要です。

  • zoom越しにAutoCADの画面を見せる
  • ExcelやWordで表や書類作成と並行する
  • Photshop等でテクスチャを作る

そして、3Dデータを自身のPCで保存していく場合はストレージ容量も必要なので、メモリとストレージは大容量がオススメです。

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AutoCADにオススメのPC5選【推奨】

AutoCADの推奨スペックを満たしたオススメのクリエイターPCを紹介します。

パソコン工房 SENSE-M3P5-R57X-RLX

AutoCADにオススメのPC1台目は、パソコン工房から販売中の『SENSE-M3P5-R57X-RLX』です。

出典元:パソコン工房

SENSE-M3P5-R57X-RLXの価格は164,800円であり、PCのスペックは下表です。

項目SENSE-M3P5-R57X-RLX
OSWindows 10 Home 64ビット
CPUAMD Ryzen 7 5700X
メモリ16GB(増設可能)
グラフィックボードNVIDIA GeForce RTX 4060 8GB
ストレージSSD:1TB

グラボにAutoDesk社が検証したNVIDIA-T1000以上の性能を持つGeForce RTX4060を採用しており、安心してAutoCADが使えるPCスペックです。

ただし、CPUはコスパ重視なので、小規模ならともかく、中規模以上の設計では遅いと感じることもあります。

ちゃすく
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初心者向けなPCスペック

マウスコンピューター DAIV FX-I7G60

2台目に紹介するのはマウスコンピューターから販売中の『DAIV FX-I7G60』であり、AutoCADにも使えるクリエイターPCです。

出典元:マウスコンピューター

DAIV FX-I7G60の価格は254,800円であり、具体的なPCスペックは下表です。

項目DAIV FX-I7G60
OSWindows 11
CPUIntel Core i7-14700KF
メモリ16GB(増設可能)
グラフィックボードNVIDIA GeForce RTX 4060
ストレージSSD:1TB

CPUにi7-14700KF、グラフィックボードにRTX4060を搭載しており、小〜中規模の設計であれば十分快適に行えます。

メモリが初期構成だと16GBなので増設注文したいですが、ストレージが1TBもあるため、3Dデータを扱う設計にはオススメです。

マウスコンピューター DAIV FX-I7N2A

3台目に紹介するのはマウスコンピューターから販売中の『DAIV FX-I7N2A』であり、AutoCADにも使えるクリエイターPCです。

出典元:マウスコンピューター

DAIV FX-I7N2Aの価格は344,800円であり、具体的なPCスペックは下表です。

項目DAIV FX-I7N2A
OSWindows 11
CPUIntel Core i7-14700KF
メモリ32GB(増設可能)
グラフィックボードNVIDIA RTX A2000 12GB
ストレージSSD:1TB

グラフィックボードへT1000やRTX4060以上の性能を持つA2000を採用しており、中規模のシミレーションにも使える性能です。

32GBの大容量メモリを搭載しているおかげでAutoCADが重くなりにくいため、快適に開発やCADを行いたい人にオススメです。

パソコン工房 SENSE-F076-147F-NNX

AutoCADにオススメのPC4台目は、パソコン工房から販売中の「SENSE-F076-147F-NNX」です。

パソコン工房:クリエイター向けPC、SENSE-F0X6-LCR57X-DTX
出典元:パソコン工房

SENSE-F076-147F-NNXの価格は427,700円であり、グラボやCPUのスペックは下表です。

項目SENSE-F076-147F-NNX
OSWindows 11 Home
CPUIntel Core i7 14700F
メモリ32GB(増設可能)
グラフィックボードNVIDIA RTX A4500
ストレージSSD:1TB

グラボに約30万円のRTX A4500を採用しており、大規模データを使用したシミュレーションも可能です。

CPUへIntelのハイエンドモデル、メモリへ32GBの容量があるため、AutoCAD以外のクリエイター作業でも活躍するスペックです。

マウスコンピューター DAIV FX-I7N60

5つ目に紹介したいPCはマウスコンピューターのデスクトップPC「DAIV FX-I7N60」であり、完全に業務向けのPCです。

出典元:マウスコンピューター

DAIV FX-I7N60の価格は1,169,800円(WEB限定)であり、具体的なスペックは下表の通りです。

項目DAIV FX-I7N60
OSWindows11 Home 64ビット
CPUIntel Core i7-14700KF
グラフィックボードNVIDIA RTX A6000
メモリ32GB(増設可能)
ストレージSSD:2TB

CPUへハイエンドのCore i7、グラフィックスは48GBのメモリを持つRTX A6000を搭載しています。

ちゃすく
ちゃすく

RTX A6000は単体で50万円超えのグラボ!

価格は高いですが、3DCADで大規模な設計をしたい場合は十分候補に入るPCなので、AutoCADの用途によってはオススメのPCです。

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