この記事は下記の考えや疑問を持つ人にオススメです。
- GIMPの推奨PCスペックは?
- 画像編集をPCでやりたい!
- GIMP用PCを選ぶ方法は?
はじめまして。ブログ運営と動画投稿をしているちゃすくです。
結論だけ先に書くと、GIMPはWindowsやmacOS、Linuxを搭載したPCであれば低スペックでも動きます。
ただし、PCパーツ選びで気をつけるべき点もあるため、詳しい内容を解説します。
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フリーソフト「GIMP」の推奨PCスペックは?
GIMPの推奨PCスペックは公表されていませんが、下表のPCスペックがあれば十分快適に動作します。
項目 | GIMPの推奨PCスペック |
---|---|
OS | Windows、macOS、Linux |
CPU | Intel Core i3以上(過去5年以内のモデル) AMD Ryzen 3以上(過去5年以内のモデル) |
グラフィックス | CPUまたはマザーボードの内蔵GPU以上 |
メモリ | 8GB以上(4GBでも一応足りる) |
ストレージ | SSD:216GB以上(ファイルの保存込み) |

GIMPの推奨スペック:OS
GIMPは元々Linux向けに制作されていましたが、今では下記のOSでLinuxを使えます。
- Linux
- Windows
- macOS
上記のOSならどれでも大丈夫ですが、Windowsであればネット上でも情報が多く、GIMPの最新バージョンへ適した解説記事も多いです。

そのため、初めてGIMPを使うのであればWindowsを搭載したPCがオススメです。
パソコン工房やマウスコンピューターなどのPC専門ショップであれば家電量販店よりもPCの種類が多く、コスパも高いです。

もちろん、Windowsを搭載したPCがほとんどなので、GIMP用のPCを探している場合は参考にしてください。
GIMPの推奨スペック:CPU
GIMPの推奨CPUは公表されていませんが、「ローエンド以上」と「過去5年以内発売されたモデル」を満たしていれば快適に動作します。
CPUのクラス | 超ハイエンド | ハイエンド | ミドルレンジ | ローエンド | 超ローエンド |
---|---|---|---|---|---|
Intel | Core i9 | Core i7 | Core i5 | Core i3 | Pentium、Celeron |
AMD | Ryzen 9 | Ryzen 7 | Ryzen 5 | Ryzen 3 | Athlon |
ただし、下記のような作業をしたい場合はミドルレンジ以上のCPUを選んだ方が安心できます。
- GIMPで作業をしながらYouTubeで音楽を聴く
- 動画編集ソフトをチェックしながらGIMPを開く
- GIMPで高画質画像の高度な編集をしたい
もちろん、CPUの性能は高ければ高いほど色んな作業で役立つので、予算に余裕があればハイエンド以上のCPUを搭載したPCでも良いでしょう。
GIMPの推奨スペック:グラフィックス
GIMPはCPUやマザーボードへ内蔵されたグラフィックス性能でも十分快適であり、グラフィックボード非搭載PCでも大丈夫です。
グラフィックボード(グラボ):画像や映像を処理するための部品「GPU」が集積されたPCパーツ。
連続的な演算処理能力に優れており、ゲーミングPCには搭載されている。
非搭載の場合はCPU内蔵パーツが同じ働きをするが、性能はグラボより低い。
ただし、GIMPで「プロレベルの画像編集をする」や「動画の編集もしたい」場合はグラフィックボードの導入も視野へ入れた方が良いでしょう。
グラボがあればGIMPのハードウェアアクセラレーションも使えるので、画像編集の作業効率は一気に上がります。
ハードウェアアクセラレーション:CPUの負担を軽減するために画像・映像の処理をグラボに負担させる設定。
グラボが映像を処理することでCPUの負荷が軽減され、PCの動作が軽快になります。

漫画家とアシスタントで役割分担するイメージ
現行のローエンドグラボ「GTX1650」や「RTX3050」でも良いので、搭載しておくことがオススメです。
マウスコンピューターのゲーミングブランド「G-Tune」であればグラボを搭載したPCばかりなので、GIMP用PCを探す時の参考にしてください。
GIMPの推奨スペック:メモリ
現在、販売されているPCは基本的に8GB以上のメモリを搭載しているので、GIMPであれば快適すぎるほどです。

4GBのメモリでもGIMPには十分ですが、Office系ソフトやブラウザをGIMPと併用したい場合は8GB以上がオススメです。

高負荷なソフトと併用したい場合は16GB以上を推奨
GIMPの推奨スペック:ストレージ
GIMPの公式サイトでは推奨ストレージを公表していませんが、画像編集を定期的に行うのであれば216GB以上のSSDがオススメです。
そもそもストレージにはSSDとHDDの2種類があり、最新のSSDはHDDより10倍以上も読み込み速度が大きいです。

比較 | HDD | SSD |
---|---|---|
価格 | 安い | 高い |
保存容量 | 多い | 少ない |
転送速度 | 遅い | 速い |
本体の寿命 | 約3年 | 約5年 |
衝撃への耐性 | 壊れやすい | 壊れにくい |
起動に時間がかかるGIMPでストレージをHDDにすると、ソフトを開く度に待たなければいけないので、定期的に作業をするならSSDがオススメです。
また、GIMPで作成したファイルはPC内のストレージで保管すると思うので、最低でも216GB以上のストレージを推奨します。
パソコン工房のクリエイター向けPCシリーズ「SENSE」なら21GB以上のストレージを確保しており、もちろん最新のSSDを搭載しています。

画像編集ソフト「GIMP」にオススメのPC6選【推奨】
ここからは画像編集ソフト「GIMP」にオススメのPCを紹介していきます。
マウスコンピューター mouse X5-R5-WA
GIMPにオススメのPC1台目は、マウスコンピューターのノートPC「mouse X5-R5-WA」です。

mouse X5-R5-WAの価格は69,800円であり、GIMPの推奨スペックも満たしています。
項目 | mouse X5-R5-WA |
---|---|
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | AMD Ryzen 5 5560U |
グラフィックス | AMD Radeon グラフィックス |
メモリ | 8GB |
ストレージ | SSD:256GB |
ミドルレンジのRyzen5とSSDを採用しているのでGIMPや事務作業程度であれば読み込みが速く、快適な作業が可能です。
フル充電なら12時間以上も使えるバッテリー容量なので、移動が多い大学生や外回りの仕事にもオススメできるPCです。

USB差込口の数などは公式サイトの詳細画像をチェック!
パソコン工房 STYLE-15FH121-i7-UXFX
GIMPへ推奨できるPC2台目は、パソコン工房のノートPC「STYLE-15FH121-i7-UXFX」です。

STYLE-15FH121-i7-UXFXの価格は108,700円であり、具体的なPCスペックは下表です。
項目 | STYLE-15FH121-i7-UXFX |
---|---|
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | Intel Core i7-1165G7 |
グラフィックス | Intel Iris Xe Graphics |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD:500GB |
IntelのハイエンドCPU「Core i7」のおかげでグラフィックス性能が上がっており、GIMPでの簡単な動画編集も可能なスペックです。

人気ゲームのApexを低画質設定&40fps以上でプレイできます
16GBメモリによってマルチタスクも可能なので、「ZOOMで打ち合わせをしながらGIMPで作業をする」などもできます。
マウスコンピューター G-Tune P5-RT
GIMPにオススメのPC3台目は、マウスコンピューターのゲーミングノートPC「G-Tune P5-RT」です。

G-Tune P5-RTの価格は209,900円であり、PCスペックはGIMPを余裕で使えるほどです。
項目 | G-Tune P5-RT |
---|---|
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | Intel Core i7-12700H |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 3050 Ti Laptop GPU |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD:512GB |
RTX3050TiのよってPCゲームをプレイできるほどのグラフィックス性能があり、GIMPで高画質画像を編集する際もサクサク動きます。
しかも、ハードウェアアクセラレーションによってGIMPの処理時間が短くなるため、ノートPCでも作業効率を意識したい人へオススメです。

もちろん、最新のSSD搭載なので読み込みは速いです
パソコン工房 SENSE-M0P5-R55G-EZXH
GIMPにも使えるオススメのPC4台目は、パソコン工房のデスクトップPC「SENSE-M0P5-R55G-EZXH」です。

SENSE-M0P5-R55G-EZXHの価格は99980円であり、パソコン工房のクリエイター向けブランドPCです。
項目 | SENSE-M0P5-R55G-EZXH |
---|---|
OS | Windows 10 Home |
CPU | AMD Ryzen 5 5600G |
グラフィックス | AMD Radeon Graphics |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD:500GB、HDD:2TB |
画像編集などのクリエイター業へマッチしているRyzen5を採用しており、グラボ無しでも画像編集ができるスペックです。
ストレージが合計2.5TBもあるため、画像やGIFファイルを大量に保存できるのも大きなメリットです。

グラボを用意すれば後から取り付けも可能
マウスコンピューター G-Tune EM-A
画像編集ソフト「GIMP」にオススメのPC5つ目は、マウスコンピューターの「G-Tune EM-A」です。

G-Tune EM-Aの価格は139,800円(WEB限定)であり、具体的なPCスペックは下表になります。
項目 | G-Tune EM-A |
---|---|
OS | Windows11 Home 64ビット |
CPU | AMD Ryzen 5 4500 |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 3050 |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD:512GB |
現行のローエンドグラボ「RTX3050」を採用しており、10分以内の4K動画ならGIMPで編集することも可能なスペックです。
FPSやMMORPGも遊べるスペックなので、GIMP以外にも色々楽しみたい場合はオススメのPCです。
パソコン工房 LEVEL-R779-LC137KF-VLX
GIMPにオススメのゲーミングPC5つ目は、パソコン工房のデスクトップPC「LEVEL-R779-LC137KF-VLX」です。

LEVEL-R779-LC137KF-VLXの価格は399,800円であり、具体的なPCスペックは下表になります。
項目 | LEVEL-R779-LC137KF-VLX |
---|---|
OS | Windows 11 |
CPU | Intel Core i7 13700KF |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 4080 |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD:1TB |
初級プロゲーマーや人気Vtuberが使うほどのスペックであり、GIMPどころか、Photoshopでも快適すぎるほどの性能があります。

個人クリエイターなら十分すぎるPCです
GIMPには過剰なスペックですが、「オンラインサロンで複数人へGIMPの使い方を教える」などであれば十分候補に入ると思います。
