はじめまして。ブログ運営と動画投稿をしているちゃすくです。
結論から書くと、Live2D CubismはChromebookへ対応しておらず、現在はWindowsかMacでしか使えません。
一応、「CrossOver」や「Windowsサーバー」を利用すればChromebookでもLive2D を使える可能性はありますが、正常に動作する保障はありません。
下の「Live2Dに必要なパソコンスペックは?」ではLive2D にオススメのPCを紹介しているので、Chromebook以外を用意する場合は参考にしてください。
Live2DはChromebookで使える?
Live2D Cubismの推奨スペックは下表の通りであり、WindowsかMacでしか利用できません。
項目 | Windows搭載PC | macOS搭載PC |
---|---|---|
OS | Windows10, 11 (64ビット版、デスクトップモードのみ) | macOS v10.15 (Catalina) macOS v11 (Big Sur) macOS v12 (Monterey) macOS v13 (Ventura) |
CPU | Intel Core i5-6600相当以上(AMD製を含む) 推奨:i5-8600、i7-7700、クアッドコア以上 | Intel Core i5-6600相当以上 推奨:i5-8600、i7-7700、クアッドコア以上 |
メモリ | 4GB以上、推奨:8GB以上 | 4GB以上、推奨:8GB以上 |
ハードディスク | 空き容量 約1GB | 空き容量 約1GB |
GPU | OpenGL3.3以上 推奨:NVIDIA GeForce GTX 950以上 | OpenGL3.3以上 |
そのため、ChromebookユーザーがLive2D を使いたい場合は下記どちらかの対処が必要になります。
- Windowsソフトを使える状態にする
- WindowsまたはMacを購入する
ChromebookでLive2Dを使う方法2選
ChromebookでWindows用ソフトを動かす方法には下記があるため、詳しい内容を解説します。
- エミュレーションソフト「CrossOver」
- Windowsサーバーを利用
エミュレーションソフト「CrossOver」
CrossOver(クロスオーバー)とは、LinuxやmacOS、ChromeOSでWindows用ソフトを使うための互換レイヤー・エミュレーションソフトです。
「CodeWeavers」というアメリカの会社が開発・販売しています
CrossOverではWindows APIをmacOSやChromeOS用に変換できるため、Windows以外で Windows用ソフトを直接実行できます。
ただし、互換性が完璧では無いため、「以前は出来たのにアプデしたら出来ない!」のようなケースも起きやすいです。
CrossOverの価格は下表のようになっており、14日間の無料体験も可能です。
プラン名 | 料金 | 特徴・備考 |
---|---|---|
CrossOver Free | 無料(14日間のみ) | 無料体験版ではありますが、機能制限は一切無い。 まずはCrossOver Freeでソフトの動作を確認。 |
CrossOver + | 年間74ドル(サブスク) | 1年間のサブスクプランで、電話&メールサポート付き。 米ドルで支払うが、クレカかPayPalなら日本からでも支払い可能。 |
CrossOver Life | 494ドル(買い切り版) | 一度購入すれば永遠に使え、バージョンアップにも対応。 米ドルで支払うが、クレカかPayPalなら日本からでも支払い可能。 |
ただし、CrossOverはAmazonや家電量販店などで売っておらず、公式サイトも日本語に対応していません。
もちろん、CrossOver自体も日本語に対応していないので少し使いにくいですが、ChromebookでWindowsソフトを使える貴重な方法です。
Windowsサーバーを利用
ChromebookへWindowsを入れることはできませんが、Windowsサーバーを利用すればChromebook上でWindowsをアプリ感覚で使えます。
Windowsサーバーとは、自身のPCやスマホからリモートアクセスできるWindows環境であり、24時間365日稼働しています。
感覚としては「本体が無いWindowsパソコンをリモート操作している状態」に近く、OfficeやAdobeなどのソフトも使えます。
リモートアクセスさえ出来れば良いため、自身の端末がMacやChromebookでもWindowsサーバーが利用でき、間接的にWindows専用アプリも利用できます。
最近ではリモートワークに使われることが多く、どんな場所でも同じWindowsを操作できる利点が重宝されています。
導入ハードルは少し高いものの、Windowsサーバーは純正のWindowsを利用できるので、Live2D のようなWindows専用ソフトにも対応しています。
国内で利用できるWindowsサーバーには下記があるため、ChromebookでWindowsを使いたい場合は参考にしてください。
サービス名 | メモリ1GB | メモリ2GB | メモリ3GB | メモリ4GB | メモリ6GB | メモリ8GB | メモリ16GB |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ConoHa for Windows Server | 月額1,077円 | 月額2,178円 | 月額2,178円 | 月額4,296円 | 月額8,470円 | 月額8,470円 | 月額15,972円 |
Xserver for Windows | 月額1,980円 | 月額1,980円 | 月額1,980円 | 月額3,960円 | 月額7,920円 | 月額7,920円 | 月額15,840円 |
ABLENET VPS | 月額1,936円 | 月額1,936円 | 月額2,513円 | 月額4,472円 | 月額4,472円 | 月額6,661円 | 月額14,036円 |
Chromebookの代わりにオススメのPC4選
Chromebookは工夫しなければLive2D を使えないため、普通にLive2D を使えるオススメのPCを紹介していきます。
マウスコンピューター mouse K5-I7G50BK-A
mouse K5-I7G50BK-Aは国内BTOパソコンで売上No1であるマウスコンピューターのクリエイター&ゲーマー向けノートパソコンです。
mouse K5-I7G50BK-Aの価格は149,800円であり、具体的なパソコンスペックは下表の通りです。
項目 | mouse K5-I7G50BK-A |
---|---|
OS | Windows 11 Home |
CPU | IIntel Core i7 12650 |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 2050 Laptop |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD:512GB |
- 15インチのフルHDノングレア液晶なので長時間作業でも目が疲れにくい
- Intelの12世代ミドルレンジCPU搭載
→Office系ソフトやAdobe系ソフトを使える性能 - グラフィックボード「RTX2050」を搭載
→PCゲームやクリエイティブ系ソフト、AI学習にも使える - Wi-Fi 6E対応で、高速かつ安定したインターネット接続が可能
- 3年間センドバック修理保証・24時間×365日電話サポート
- バッテリー駆動時間最大10時間
- 100万画素のWebカメラとマイク、スピーカーを標準搭載
- USB TypeAやTypeC,HDMI、マイクロSDカード、イヤホンジャックなどに対応
- 最大36回までクレカなしで分割払いが可能
マウスコンピューター G-Tune E4-I7G60DB-B
Live2D CubismにオススメのノートPC2台目は、マウスコンピューターの「LEVEL-15FR171-i7-UASX」です。
項目 | G-Tune E4-I7G60DB-B |
---|---|
OS | Windows 11 |
CPU | Intel Core i7-12650H |
メモリ | 16GB |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop |
ストレージ | SSD:500GB |
価格 | 199,800円 |
パソコン工房 LEVEL-M77M-134F-NAX
Live2D CubismにオススメのデスクトップPC1台目は、パソコン工房の「LEVEL-M77M-134F-NAX」です。
項目 | LEVEL-M77M-134F-NAX |
---|---|
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | Intel Core i5-13400F |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 3050 |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD:500GB |
価格 | 137,800円 |
マウスコンピューター G-Tune DG-I5G60
Live2D CubismにオススメのデスクトップPC2台目は、マウスコンピューターの「G-Tune DG-I5G60」です。
モデル名 | G-Tune DG-I5G60 |
---|---|
OS | Windows11 Home 64ビット |
CPU | Intel Core i5 13400F |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 4060 |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD:1TB |
価格 | 199,800円 |
Live2D Cubismを無料ダウンロードする方法
ここからはLive2D公式サイトへアクセスし、Live2D Cubismのフリー版を実際にダウンロードしていきます。
公式サイトへアクセス後、「トライアル版ダウンロード」か「PROライセンス版を安く購入」をクリックしてください。
下の画面になったら、スクロールして画面の下へ移動します。
すると、「使用許諾契約」があるので「使用許諾契約に同意する」にチェックをつけてください。
その次に「初めてダウンロードする」にもチェックしてください。
デフォルトでは「アップデートをダウンロードする」にチェックが入っているので、用途に合わせて変えてください。
その後、メールアドレスを入力し、WindowsかMacの「最新のリリース版をダウンロード」をクリックします。
ダウンロードが完了したら、あとはファイルをクリックして画面の指示通りに進めます。
これでLive2D Cubismのダウンロードは完了です。
ダウンロード後の基本的な使い方に関してはこちらまたは下の記事を確認してください。