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2026年!新NISAつみたて投資枠リターンランキングTop5

運用戦略・資産形成

新NISAのつみたて投資枠でコレ買ってた人、才能あります!

今回は新NISAのつみたて投資枠対象のインデックスファンドから直近1年でTop5のリターンだったファンド、直近3年間でTop5だったファンドを解説していきます。

皆さんが積立しているファンドがランクインしているかどうか是非チェックしてみてください。

ちゃすく
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新NISAのつみたて投資枠はコレだ!直近1年と3年でのリターンランキングTop5
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直近1年リターンランキングTop5【5位→1位で発表】

まずは直近1年間のリターンランキングからです。
対象は新NISAのつみたて投資枠で購入できるインデックスファンドに限定し、楽天証券の各ファンド詳細ページのデータ(2026年3月19日時点)を基にしています。

先に結果をお見せすると、Top5はこちらです。

順位ファンド名1年リターン1年リスク1年シャープレシオ信託報酬
1位eMAXIS Slim 新興国株式44.95%17.652.160.1518%
2位ニッセイ日経平均インデックス44.20%20.771.840.143%
3位イノベーション・インデックス・AI43.77%25.801.520.8195%
4位eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)34.50%14.782.040.05775%
5位楽天・全世界株式(除く米国)33.51%15.331.930.182%
※楽天証券 各ファンド詳細ページより(リスクリターン詳細は2026年3月19日時点、年率表記)

お気づきでしょうか?
新NISAで大人気のS&P500やオルカン(通常版)がTop5に入っていません。
代わりに新興国株や日経平均、さらには「米国を除く全世界株」まで入っている、かなり異例の顔ぶれです。

ちゃすく
ちゃすく

「じゃあ今すぐ新興国株に乗り換えるべき!」と思うかもしれませんが、ちょっと待ってください。
後半で見る3年ランキングでは顔ぶれがガラッと変わります。
その「なぜ変わるのか」の理由こそが、今回の記事で最も重要なポイントです。

では5位から順番に、各ファンドの中身まで深掘りしていきましょう。

5位:楽天・全世界株式(除く米国)インデックス・ファンド(+33.51%)

基本情報・選定ルール

ベンチマーク:FTSEグローバル・オールキャップ(除く米国)インデックス(円換算)
運用会社:楽天投信投資顧問|設定日:2022年12月22日
純資産:214億円|信託報酬:0.182%
選定ルール:米国を除く全世界(日本・欧州・新興国など)の大型〜小型株を時価総額加重平均で幅広く組み入れ。約6,000銘柄以上に分散。

指標1年3年
リターン(年率)33.51%24.29%
リスク(年率)15.3314.01
シャープレシオ1.931.60
アルファ1.53-0.93
※楽天証券ファンド詳細ページより(2026年3月19日時点)

1年シャープレシオ1.93は十分に高い水準ですが、3年アルファが-0.93とマイナスになっている点は見逃せません。
直近1年は米ドル安の恩恵で好成績でしたが、長期ではベンチマーク対比でやや下振れする局面もあり、「米国を除く」ことが常にプラスに働くわけではないということです。

No.銘柄業種構成比
1TSMCテクノロジー台湾3.20%
2ASMLホールディングテクノロジーオランダ1.30%
3サムスン電子通信サービス韓国1.20%
4テンセントテクノロジー中国1.10%
5アリババ一般消費財中国0.90%
6ロシュヘルスケアスイス0.80%
7SKハイニックステクノロジー韓国0.80%
8アストラゼネカヘルスケア英国0.70%
9ノバルティスヘルスケアスイス0.70%
10HSBC金融英国0.70%
※みんかぶ投資信託より

「米国除外」と言いつつ1位はTSMC(台湾)で半導体です。
欧州の製薬(ロシュ・ノバルティス・アストラゼネカ)、英国金融(HSBC)、アジアテック企業が混在しており、地域・セクターともに幅広い分散が効いています。
1銘柄あたり最大でも3.2%と低く、特定企業への依存度が小さいのも安心材料です。

4位:eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)(+34.50%)

基本情報・選定ルール

ベンチマーク:日本・先進国・新興国の各指数を均等比率で組み合わせた合成ベンチマーク
運用会社:三菱UFJアセットマネジメント|設定日:2018年4月3日
純資産:426億円|信託報酬:0.05775%
選定ルール:日本株(TOPIX)・先進国株(MSCIコクサイ)・新興国株(MSCIエマージング)を各約33%ずつ均等配分。通常のオルカンでは米国約60%だが、この商品では米国比率が大幅に低い。

指標1年3年
リターン(年率)34.50%26.53%
リスク(年率)14.7814.14
シャープレシオ2.041.72
アルファ2.200.89
※楽天証券ファンド詳細ページより(2026年3月19日時点)

注目は1年シャープレシオ2.04と3年シャープレシオ1.72がともに高い点です。
リスクは14.78(1年)・14.14(3年)と1年ランキング内で最も穏やかな値動き。
信託報酬0.05775%もランキング中で最安。「低リスク・低コスト・高効率」の三拍子が揃っています。

No.銘柄業種構成比
1TSMC情報技術台湾4.30%
2サムスン電子情報技術韓国2.00%
3エヌビディア情報技術米国1.80%
4アップル情報技術米国1.60%
5トヨタ自動車一般消費財日本1.20%
6三菱UFJ FG金融日本1.10%
7マイクロソフト情報技術米国1.10%
8SKハイニックス情報技術韓国1.10%
9テンセント通信サービス中国1.10%
10アリババ一般消費財中国0.90%
※みんかぶ投資信託より

3地域均等配分なので台湾TSMC、日本のトヨタ・三菱UFJ、米国NVIDIA・アップル、韓国サムスンと世界中の企業がバランスよく入っています。
1銘柄あたり最大4.3%と分散が効いており、特定の国やセクターに偏らない構造が安定した成績の秘密です。

ちゃすく
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ここまでの4位・5位は「米国の比率が低い」ファンドです。
つまり2025年は「米国を薄めたファンドが勝った年」。
ではリターンが一気に跳ね上がるトップ3はどうなっているのか?

3位:イノベーション・インデックス・AI(+43.77%)

基本情報・選定ルール

ベンチマーク:STOXXグローバルAIインデックス(ネットリターン、円換算)
運用会社:三井住友DSアセットマネジメント|設定日:2018年6月29日
純資産:283億円|信託報酬:0.8195%
選定ルール:AI関連技術(半導体、クラウド、データ分析、ロボティクスなど)で収益を上げている世界中の企業をSTOXX社が独自スクリーニング。時価総額加重平均で約80銘柄に投資。

指標1年3年
リターン(年率)43.77%39.48%
リスク(年率)25.8024.83
シャープレシオ1.521.46
アルファ15.4513.10
※楽天証券ファンド詳細ページより(2026年3月19日時点)

3位で一気にリターンが跳ね上がり、4位との差は約9ポイントです。
1年アルファ+15.45は圧倒的な超過リターンですが、リスク25.80もランキング内で最高。
信託報酬0.8195%はFANG+よりも高く、長期保有では地味にコストが効いてきます。

No.銘柄業種構成比
1エヌビディア半導体米国8.40%
2メタメディア・娯楽米国8.30%
3マイクロソフトソフトウェア米国6.90%
4ブロードコム半導体米国6.50%
5ウォーカー&ダンロップテクノロジー米国5.90%
6エクイニクスREIT米国5.70%
7シーゲイトハードウェアアイルランド5.40%
8インテル半導体米国5.30%
9アルファベットAメディア・娯楽米国4.60%
10AMD半導体米国4.30%
※みんかぶ投資信託より

FANG+やNASDAQ100との大きな違いは、エクイニクス(データセンターREIT)やシーゲイト(ストレージ)、インテルなどAIインフラ企業が上位に入っている点です。
「AI」という切り口で半導体からデータセンター、ソフトウェアまで幅広くカバーしており、AIブームの裾野に投資できる構造です。
ただしウォーカー&ダンロップのように「本当にAI企業?」と思うような銘柄も含まれており、テーマ型ファンド特有の選定の甘さには注意が必要です。

2位:ニッセイ日経平均インデックスファンド(+44.20%)

基本情報・選定ルール

ベンチマーク:日経平均トータルリターン・インデックス
運用会社:ニッセイアセットマネジメント|設定日:2016年11月21日
純資産:1,646億円|信託報酬:0.143%
選定ルール:東証プライム上場銘柄から日本経済新聞社が流動性・セクターバランスを考慮して225銘柄を選定。株価平均型(株価が高い銘柄ほどウェイトが大きい)。

指標1年3年
リターン(年率)44.20%27.14%
リスク(年率)20.7719.94
シャープレシオ1.841.29
アルファ7.182.66
※楽天証券ファンド詳細ページより(2026年3月19日時点)

1年シャープレシオ1.84は優秀ですが、3年では1.29まで落ちています。
1年アルファ+7.18 vs 3年アルファ+2.66と、直近1年の好調が全体を引き上げている構図です。

No.銘柄業種構成比
1ファーストリテイリングアパレル日本10.96%
2東京エレクトロン半導体日本6.06%
3アドバンテスト半導体日本6.01%
4ソフトバンクグループ通信日本4.80%
5リクルートHD人材日本2.45%
6KDDI通信日本2.44%
7TDK電子部品日本2.07%
8信越化学工業化学日本1.90%
9テルモ医療機器日本1.83%
10中外製薬医薬品日本1.81%
※みんかぶ投資信託より(2025年2月17日基準)

株価平均型なのでファーストリテイリングが約11%と圧倒的。東京エレクトロン(6.06%)とアドバンテスト(6.01%)という半導体2銘柄と合わせて上位3銘柄だけで約23%を占めます。
「225銘柄に分散」と思いがちですが、実はかなり集中度が高い指数です。

ちゃすく
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ファストリ・半導体2社・ソフトバンクGの4銘柄で約28%。意外と集中してるんですよね。
では、1位は?

1位:eMAXIS Slim 新興国株式インデックス(+44.95%)

基本情報・選定ルール

ベンチマーク:MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み、円換算)
運用会社:三菱UFJアセットマネジメント|設定日:2017年7月31日
純資産:3,289億円|信託報酬:0.1518%
選定ルール:新興国24カ国の大型・中型株を時価総額加重平均で組み入れ。約1,300銘柄に分散。中国・台湾・インド・韓国が中心。

指標1年3年
リターン(年率)44.95%26.38%
リスク(年率)17.6516.45
シャープレシオ2.161.49
アルファ3.671.31
※楽天証券ファンド詳細ページより(2026年3月19日時点)

1年シャープレシオ2.16はランキング全体でトップ。リスクの割にかなり効率的なリターンでした。
ただし3年シャープレシオは1.49まで低下。2023年〜2024年の中国株低迷が3年データに残っています。

No.銘柄業種構成比
1TSMC半導体台湾7.02%
2テンセント情報サービス香港3.62%
3サムスン電子半導体韓国3.19%
4アリババ情報サービス中国1.87%
5リライアンス・インダストリーズエネルギーインド1.20%
6PDDホールディングスEC中国0.93%
7美団(メイトゥアン)外食サービス中国0.89%
8SKハイニックス半導体韓国0.82%
9中国建設銀行銀行中国0.80%
10ICICI銀行銀行インド0.80%
※みんかぶ投資信託より(2025年4月25日基準)

TSMCが7.02%でトップ。世界の半導体受託製造の約6割を担うTSMCが入っていることで、AI需要の恩恵を「新興国経由」でも受けられます。
中国テック(テンセント・アリババ・PDD・美団)の比率も高く、2025年の中国株回復がリターンを押し上げました。
インドのリライアンスやICICI銀行もランクインしており、新興国の多様性がこの指数の強みです。

ちゃすく
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1年ランキングの共通点は「米国比率が低い or 米国を含まないファンド」の独占でした。
でも、3年ランキングになるとこれが完全に逆転するんです。

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直近3年リターンランキングTop5【5位→1位で発表】

続いて直近3年間のリターンランキングです。
1年ランキングでは「非・米国」が強かったですが、3年で見ると景色が一変します。

順位ファンド名3年リターン(年率)3年リスク3年シャープレシオ信託報酬
1位iFreeNEXT FANG+43.55%25.391.540.7755%
2位イノベーション・インデックス・AI39.48%24.831.460.8195%
3位iFreeNEXT NASDAQ10033.09%20.011.520.495%
4位SMT 日本株配当貴族29.39%13.981.900.462%
5位eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)28.54%16.231.610.0814%
※楽天証券 各ファンド詳細ページより(リスクリターン詳細は2026年3月19日時点、年率表記)

米国ハイテク集中型が上位を独占です。
1年で1位だった新興国株式はここには入っておらず、期間の切り取り方を変えただけでTop5がほぼ総入れ替えになっています。

5位:eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)(年率+28.54%)

基本情報・選定ルール

ベンチマーク:S&P500
運用会社:三菱UFJアセットマネジメント|設定日:2018年7月3日
純資産:100,469億円(約10兆円)|信託報酬:0.0814%
選定ルール:米国の大型株500銘柄を時価総額加重平均で組み入れ。採用条件は時価総額82億ドル以上・4四半期連続黒字・十分な流動性。セクターバランスも考慮。

指標1年3年
リターン(年率)26.75%28.54%
リスク(年率)18.2416.23
シャープレシオ1.271.61
アルファ2.373.11
※楽天証券ファンド詳細ページより(2026年3月19日時点)

1年シャープレシオ1.27 vs 3年シャープレシオ1.61と、3年の方が効率が良い点が面白いです。
直近1年は為替の逆風で冴えませんでしたが、3年トータルでは安定して稼いでいます。

No.銘柄業種構成比
1エヌビディア半導体米国7.50%
2アップルハードウェア米国6.70%
3マイクロソフトソフトウェア米国5.00%
4アマゾン小売り米国3.40%
5アルファベットAメディア米国3.00%
6ブロードコム半導体米国2.50%
7アルファベットCメディア米国2.40%
8メタメディア米国2.40%
9テスラ自動車米国1.90%
10バークシャー・ハサウェイB金融米国1.50%
※みんかぶ投資信託より

上位はビッグテックが並びますが、500銘柄に分散されている点がFANG+やNASDAQ100との最大の違いです。
上位10銘柄で約36%を占めているものの、残り490銘柄がリスクを緩衝しており、リスク(16.23)がFANG+(25.39)より約40%も低く抑えられています。

4位:SMT 日本株配当貴族インデックス・オープン(年率+29.39%)

基本情報・選定ルール

ベンチマーク:S&P/JPX配当貴族指数(配当込み)
運用会社:三井住友トラスト・アセットマネジメント|設定日:2016年8月30日
純資産:133億円|信託報酬:0.462%
選定ルール:TOPIX構成銘柄のうち10年以上連続増配(または配当維持)企業を均等加重で組み入れ。約50銘柄に分散し毎年7月にリバランス。

指標1年3年
リターン(年率)31.72%29.39%
リスク(年率)15.0713.98
シャープレシオ1.791.90
アルファ4.913.43
※楽天証券ファンド詳細ページより(2026年3月19日時点)

今回のランキングで最も注目してほしいファンドです。
3年シャープレシオ1.90は全ファンド中断トツの1位。リスク(3年13.98)は全ファンド中最低でFANG+(25.39)の約半分。
それでいてリターンは年率29.39%とS&P500(28.54%)を上回っています。「リスクが半分なのにリターンが上」がシャープレシオ1.90の正体です。

No.銘柄業種構成比
1インフロニアHD建設日本3.46%
2小野薬品工業医薬品日本2.91%
3セントラル硝子化学日本2.80%
4ノーリツ鋼機精密機器日本2.63%
5三機工業建設日本2.49%
6三菱瓦斯化学化学日本2.48%
7大林組建設日本2.48%
8東京建物不動産日本2.48%
9紀陽銀行銀行日本2.41%
10南都銀行銀行日本2.34%
※みんかぶ投資信託より

均等加重なので各銘柄2〜3%台で横並びです。建設・化学・銀行・不動産など「地味で堅い」業種が中心で、花形銘柄は1つもありません。
しかし10年以上増配を続けられる企業は業績が安定しており、この「地味さ」こそがリスクの低さとシャープレシオの高さを生んでいます。

ちゃすく
ちゃすく

「日本株の配当貴族」がFANG+やNASDAQ100に次ぐ3年リターンって正直驚きです。
地味だけどリスク効率では圧倒的No.1の隠れた優良ファンドですね。

3位:iFreeNEXT NASDAQ100インデックス(年率+33.09%)

基本情報・選定ルール

ベンチマーク:NASDAQ100指数(配当込み、円ベース)
運用会社:大和アセットマネジメント|設定日:2018年8月31日
純資産:2,477億円|信託報酬:0.495%
選定ルール:NASDAQ市場上場の金融銘柄を除く時価総額上位100銘柄を時価総額加重平均で組み入れ。米国外企業も対象で赤字企業でも採用可能。年1回入れ替え。

指標1年3年
リターン(年率)33.19%33.09%
リスク(年率)21.5820.01
シャープレシオ1.351.52
アルファ6.297.29
※楽天証券ファンド詳細ページより(2026年3月19日時点)

1年リターン(33.19%)と3年リターン(33.09%)がほぼ同じという安定感が光ります。
3年間コンスタントに稼いでいた証拠で、3年アルファ+7.29も高水準です。

No.銘柄業種構成比
1エヌビディア情報技術米国8.10%
2アップル情報技術米国7.30%
3マイクロソフト情報技術米国5.40%
4Invesco QQQ TrustETF米国4.10%
5アマゾン一般消費財米国4.00%
6テスラ一般消費財米国3.70%
7メタ通信サービス米国3.50%
8アルファベットA通信サービス米国3.20%
9アルファベットC通信サービス米国3.00%
10ウォルマート生活必需品米国3.00%
※みんかぶ投資信託より

S&P500と上位は似ていますが100銘柄に絞られている分ハイテク比率が高い。
注目はウォルマートが10位に入っている点。NASDAQ100は「ハイテクだけ」と思われがちですがNASDAQ市場上場の生活必需品企業も含まれます。
3年シャープレシオ1.52はFANG+(1.54)とほぼ同水準でありながら、100銘柄に分散されている安心感があります。

2位:イノベーション・インデックス・AI(年率+39.48%)

基本情報・選定ルール

ベンチマーク:STOXXグローバルAIインデックス(ネットリターン、円換算)
運用会社:三井住友DSアセットマネジメント|設定日:2018年6月29日
純資産:283億円|信託報酬:0.8195%
選定ルール:AI関連技術(半導体、クラウド、データ分析、ロボティクスなど)で収益を上げている世界中の企業をSTOXX社が独自スクリーニング。時価総額加重平均で約80銘柄に投資。

指標1年3年
リターン(年率)43.77%39.48%
リスク(年率)25.8024.83
シャープレシオ1.521.46
アルファ15.4513.10
※楽天証券ファンド詳細ページより(2026年3月19日時点)

1年ランキング3位、3年ランキング2位と両方でランクインしているのはこのファンドだけです。
3年累積+171.37%で100万円が約271万円に。ただし直近6カ月リターンは年率8.73%まで減速しており、テーマの賞味期限を意識すべきタイミングです。

No.銘柄業種構成比
1エヌビディア半導体米国8.40%
2メタメディア・娯楽米国8.30%
3マイクロソフトソフトウェア米国6.90%
4ブロードコム半導体米国6.50%
5ウォーカー&ダンロップテクノロジー米国5.90%
6エクイニクスREIT米国5.70%
7シーゲイトハードウェアアイルランド5.40%
8インテル半導体米国5.30%
9アルファベットAメディア・娯楽米国4.60%
10AMD半導体米国4.30%
※みんかぶ投資信託より

1年ランキングで紹介した時と同じ構成です。FANG+と比べるとエクイニクス(データセンターREIT)やシーゲイト(ストレージ)などAIインフラ企業が多いのが特徴。
信託報酬0.8195%のコストを3年間払い続けてもこのリターンなのでAIテーマの力強さは確かですが、直近の減速と高コストのダブルパンチには引き続き注意が必要です。

1位:iFreeNEXT FANG+インデックス(年率+43.55%)

基本情報・選定ルール

ベンチマーク:NYSE FANG+指数(配当込み、円ベース)
運用会社:大和アセットマネジメント|設定日:2018年1月31日
純資産:9,752億円|信託報酬:0.7755%
選定ルール:原則固定のGAFAM+Netflix6社と入れ替え対象4社の計10銘柄を均等加重(各約10%)で構成。入れ替えは年4回、時価総額・流動性・売上高成長率でランキングし、既存銘柄が10位圏外になった場合のみ入れ替え。

指標1年3年
リターン(年率)29.67%43.55%
リスク(年率)28.1825.39
シャープレシオ1.051.54
アルファ12.2216.11
※楽天証券ファンド詳細ページより(2026年3月19日時点)

3年リターンの王者です。3年累積+195.83%で100万円が約296万円に。
ただし1年シャープレシオ1.05 vs 3年シャープレシオ1.54と差が大きく、「3年は圧倒的だが足元は効率が落ちている」のが数字に表れています。

No.銘柄業種構成比
1エヌビディア情報技術米国11.20%
2アルファベットA通信サービス米国10.70%
3メタ通信サービス米国10.50%
4アップル情報技術米国10.40%
5ブロードコム情報技術米国10.20%
6アマゾン一般消費財米国9.70%
7ネットフリックス通信サービス米国9.20%
8マイクロソフト情報技術米国8.70%
9クラウドストライク情報技術米国8.40%
10パランティア情報技術米国7.90%
※みんかぶ投資信託 月次レポート速報より(2026年2月27日基準)

均等加重で各銘柄8〜11%配分。直近の入れ替えでServiceNowが外れ、パランティア(AIデータ分析)とクラウドストライク(サイバーセキュリティ)が新加入しました。

足元は要注意

直近6カ月リターンは-3.76%とマイナス。6カ月シャープレシオも-0.32と大幅悪化。
10銘柄超集中投資は上がる時も大きいですが、下がる時も大きいのがこの数字に表れています。

ここまで2つのランキングを見て、最も大事なポイントが浮かび上がったはずです。
「期間を変えるだけでトップ5がほぼ総入れ替えになる」この事実の原因と、結局どうすべきかを考えていきましょう。

1年と3年で顔ぶれが全然違う!3つの理由

理由1:2025年は「脱・米国一極集中」の資金移動が起きた

2023年〜2024年は米国ビッグテック主導でS&P500やFANG+が圧倒的でした。
しかし2025年に入ると、トランプ政権の関税政策による不確実性や米ドル安トレンドで、投資資金が米国から新興国・欧州・日本へ分散する動きが加速しました。

直近1年では新興国・日本・米国除外型が上位に来たのはこの資金移動の結果です。
一方、3年のトータルでは2023年〜2024年の「米国テック相場の貯金」が分厚いため、FANG+やNASDAQ100がまだ上位を維持しています。

理由2:為替の風向きが逆転した

2023年〜2024年前半は急激な円安で、米国株の円建てリターンが大きく上乗せされました。
しかし2025年以降はFRBの利下げや日銀の政策正常化により円高圧力が強まり、米国株の円建てリターンが圧縮されています。
逆に新興国通貨は米ドル安の恩恵で堅調だったため、新興国株式のリターンが上振れしました。

ちゃすく
ちゃすく

「ファンドの中身が変わった」のではなく「為替と資金フローの環境が変わった」ことでランキングが入れ替わったんです。
同じファンドでも環境次第で順位がこれだけ変わるので、短期の順位で投資先を決めるのは危険です。

理由3:テーマ型ファンドには「賞味期限」がある

イノベーション・インデックス・AIが1年でも3年でもランクインしているのは、AIブームが3年以上続いているからです。
しかしテーマ型ファンドは「ブームが終わった瞬間にランキングから消える」リスクが常にあります。
実際に直近6カ月リターンは年率8.73%まで減速しており、1年の43.77%からの落差は明らかです。

2つのランキングから見える最大の教訓

直近リターンでファンドを選ぶのが、最も危険な投資判断です。
大事なのはリターンの「絶対値」ではなく、シャープレシオのような「リスク対比の効率」と「自分の投資期間に合っているか」です。

この教訓を踏まえた上で、各テーマの今後の見通しを考察していきましょう。

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