- Anthropicの現在の株価やチャートを探している人
- IPO後の時価総額がどこまで上がり、どこで落ち着きそうか知りたい人
- 上場前のAnthropicへ投資する方法も知りたい人
結論から書くと、2026年9月時点でAnthropicの正式な株価と株価チャートはまだありません。
ただし2026年6月1日にSECへS-1草案を秘密裏に提出しており、報道では9月末の公開版S-1提出、10月の上場が見込まれています。
この記事では、上場そのものはほぼ確実という前提に立ち、評価額の推移、IPOの進捗、そして上場したら時価総額がどこまで上がり、どのあたりで落ち着きそうかをちゃすく独自に試算します。
あわせて上場前にAnthropicへ投資する方法も整理します。

検索サイトの「ANTP 0.00」を見ると、上場済みに見えるんですよね。
でも今見るべき数字は1株価格ではなく、企業評価額と売上の伸びです。
Anthropicの株価はいくら?現在は正式な価格なし
株価は、取引所で買い手と売り手の注文が成立して決まります。
Anthropicはまだ公開市場で売買されていないため、「今日の株価」「終値」「52週高値」のような数字を作れません。
| 項目 | 2026年9月時点 | 意味 |
|---|---|---|
| 正式な株価 | なし | 未上場で約定価格がない |
| 株価チャート | なし | 時系列の売買データがない |
| ティッカー | 未発表 | ANTPは公式決定ではない |
| 直近の企業評価額 | 9,650億ドル | 2026年5月のSeries H |
| IPOの目標評価額 | 約2兆ドル(報道ベース) | 正式な公開価格ではない |
Investing.comのANTP・0.00は本物の株価?
検索すると「Anthropic(ANTP)」「株価0.00」「NASDAQ」と表示するページが見つかります。
しかし、Anthropicは上場市場もティッカーも発表していません。
0.00は株が無価値という意味ではなく、正式な市場データがない状態です。
同じ名前のトークンや先物価格が表示される場合もあり、数字がリアルタイムで動いていてもAnthropicの普通株が取引されているとは限りません。
株価と企業評価額は何が違う?
株価は1株の売買価格、企業評価額は会社全体をいくらと見積もったかです。
上場企業の時価総額は「株価×発行済み株式数」で計算できますが、未上場企業では新しい資金調達の条件から評価額が決まります。
- 調達ラウンドごとに優先株の条件が違う
- すべての既存株主が同じ価格で売れるわけではない
- 新株発行による希薄化が起こる
- IPO時の需要で公開価格が上下する

Anthropicの企業価値と株価は似ているようで別の数字です。
上場前は「会社全体の評価額」、上場後は「市場で売買される1株の価格」を見る、と分けて考えましょう。
Anthropicの企業評価額と売上の推移
正式な株価チャートの代わりに使えるのが、資金調達時の企業評価額です。
Anthropicの公式発表を並べると、2025年3月から2026年5月までの約15カ月で評価額が急拡大しています。
| 時期 | ラウンド | 調達額 | 調達後評価額 |
|---|---|---|---|
| 2025年3月 | Series E | 35億ドル | 615億ドル |
| 2025年9月 | Series F | 130億ドル | 1,830億ドル |
| 2026年2月 | Series G | 300億ドル | 3,800億ドル |
| 2026年5月 | Series H | 650億ドル | 9,650億ドル |
売上高の伸びも評価額に劣らず速いペースです。
2025年末に約90億ドルだったランレート売上は、2026年2月に140億ドル、5月に470億ドル超、7月末には650億ドル超まで伸びたと報じられています。
実額ベースでも、2026年第1四半期の47億ドルから第2四半期は115億ドルへ、四半期でほぼ3倍に増えました。
この四半期に初めて調整後営業利益が黒字化したとも報じられています。
評価額と売上高倍率(PSR)の推移
企業評価額をランレート売上高で割った倍率を並べると、単純に上がり続けているわけではないことが分かります。
| 時期 | 評価額 | ランレート売上高 | 評価額÷売上高 |
|---|---|---|---|
| 2025年9月 | 1,830億ドル | 50億ドル超 | 約36倍以下 |
| 2026年5月 | 9,650億ドル | 470億ドル超 | 約21倍以下 |
| IPO目標(報道ベース) | 約2兆ドル | 650億ドル超(7月末) | 約31倍 |
2025年9月から2026年5月にかけて、売上の伸びが評価額の伸びを上回り、倍率はむしろ下がりました。
しかしIPOの目標評価額2兆ドルが実現すれば、直近のランレートに対する倍率は再び30倍台まで戻る計算です。

評価額が上がった、下がったという話より、売上に対して何倍まで買われているかを追ったほうが実態をつかみやすいです。
2兆ドルという数字だけを見て高いか安いか判断しないようにしましょう。
Anthropicは1株いくらになる?
発行済み株式数が公開されていないため、現時点では計算できません。
会社全体の評価が同じでも、IPO前に株式分割を行えば1株価格は低くなり、株数を少なくすれば高くなります。
たとえば評価額2兆ドルを100億株で割れば1株200ドル、20億株で割れば1,000ドルです。
1株価格だけを予想しても、株数が分からなければ割高・割安は判断できません。
AnthropicのIPOはいつ?現在地とスケジュール
Anthropicは2026年6月1日にForm S-1草案をSECへ秘密提出しました。
2026年9月8日時点でEDGARに公開版S-1は確認できず、正式な上場日、上場市場、ティッカー、公募価格はまだ発表されていません。
2026年8月27日の報道では、9月末までに公開版S-1を提出し10月にも上場という見通しが伝えられました。
一方、9月4日の報道では上場時期が後ろ倒しになる可能性も指摘されており、確定した日程ではありません。
それでも、主幹事にGoldman Sachs、JPMorgan、Morgan Stanleyという大手3社が名を連ね、目標調達額は600億ドル超と報じられています。
正式な日程が読めない段階ではありますが、上場そのものが取りやめになる可能性は低いとちゃすくは見ています。
公開版S-1で分かること
株価を予想するうえで重要なのは公開版S-1です。
売上だけでなく、赤字額、計算資源への支出、株式報酬、完全希薄化後株式数、既存株主の売出しを確認できるようになります。
- SECが草案を審査し、会社が修正する
- 公開版S-1で財務、株主、リスクを開示する
- 上場市場、ティッカー、売出株数を決める
- 仮条件と需要調査を経て公開価格を決める
- 市場環境を見て上場日を確定する
目標評価額2兆ドルの倍率は妥当か
報道によると、引受銀行団は2028年の予想売上高1,900億〜2,000億ドルを根拠にIPO価格を検討しているとされます。
この数字を使うと、2兆ドルという評価額は2028年予想売上高の約10倍です。
直近の実績(2026年7月末のランレート650億ドル)を基準にすると約31倍まで上がりますが、2028年予想を根拠にする限り無茶な数字ではありません。
ただし、この前提は「2028年に売上高が2,000億ドル近くまで伸びる」という予測が実現した場合の話です。

2028年予想を根拠にした10倍という数字は、直近実績ベースの31倍より落ち着いて見えます。
ただし予想が外れれば、この安心感はそのまま剥がれ落ちます。
Anthropicが上場したら時価総額はどう動く?SpaceXの値動きから試算
ここから先は、2026年6月に実際に上場した大型テック企業SpaceXの値動きをテンプレートにした、ちゃすく独自の試算です。
証券会社やアナリストの正式な目標株価ではないので、あくまで判断材料の一つとして読んでください。
SpaceXの初動パターン
SpaceXは2026年6月12日、公開価格135ドルで上場しました。
その後の値動きは、大型IPOがどれだけ荒れるかを示す具体例になっています。
| 時点 | 株価 | 公開価格比 |
|---|---|---|
| 公開価格 | 135ドル | ― |
| 初日終値 | 約161ドル | +19% |
| 上場来高値(4日後) | 225.64ドル | +67% |
| 高値から3日後 | 154.60ドル | +14%(急落) |
| 7月末 | 約113.50ドル | −16% |
SpaceXは公開価格ベースで売上高の約94倍という倍率で上場し、わずか4日で+67%まで買われた後、1カ月半ほどで公開価格を下回る水準まで急落しました。
業績が変わったわけではなく、公開株の流通量が少ないことも重なって、需給と期待だけで株価が大きく動いた例です。
3段階の評価額シナリオ
SpaceXと同じ値動きのパターンをAnthropicの目標評価額2兆ドルに当てはめます。
| 段階 | SpaceXの動き | Anthropicへの当てはめ | 評価額試算 |
|---|---|---|---|
| 初動ピーク(数日〜1週間) | +67% | +50〜70% | 約3兆〜3.4兆ドル |
| 急落後の底値(1〜1.5カ月) | 公開価格比−16% | 公開価格比−15〜25% | 約1.5兆〜1.7兆ドル |
| 3カ月ほど経過後 | 公開価格付近まで回帰 | 公開価格付近が中心 | 約1.6兆〜2.4兆ドル(中心2兆ドル) |
初動ピークの3兆〜3.4兆ドルを直近ランレート650億ドルで割ると、約46〜52倍です。
これはすでに上場しているAI企業の中でも高い水準にあるPalantir(売上高倍率50〜70倍程度)に近づく数字で、初動ではそのくらいまで買われても不思議ではないと考えています。
一方、3カ月ほど経過した後の中心シナリオである2兆ドル前後は、2028年予想売上高を根拠にした約10倍の水準に支えられる評価額です。
ここに落ち着けるかどうかは、決算のたびに成長率が予想を下回らないかどうかにかかっています。

初動の3兆円台に釣られて高値で追いかけるより、急落した後の水準を確認してから判断するくらいで、ちょうど良いと思っています。
公開価格そのものより、1〜2カ月後にどこで値が付いているかを見たいところです。
正直に言うと、この試算はSpaceXという1社の値動きを当てはめただけの粗い推計です。
公開株の流通量、ロックアップ解除の時期、上場時の市況次第で、実際の値動きはこの通りにはなりません。
Anthropicの株価を押し上げる材料
Claude Code・Coworkの法人利用
Anthropicの強みは、文章生成だけでなく、ソフトウェア開発や長時間の業務処理へClaudeが入っていることです。
Claude Codeは2026年2月時点でランレート売上25億ドルを超えたと発表されており、企業の中核業務で利用が増えるほど継続課金の予測可能性が高まります。
Amazon・Googleによる投資と計算資源
Amazonは過去80億ドルに加えて2026年に50億ドルを追加投資し、最大5GWの計算能力を提供する提携を進めています。
Googleとも次世代TPUの大規模契約があり、需要があるのに計算資源が足りない状態を減らせることは大きな材料です。
大型IPOとしての希少性
Anthropicのような巨大AI企業へ直接投資できる上場株は多くありません。
IPOで個人・機関投資家の需要が集中すれば、SpaceXのように上場初期の株価を大きく押し上げる可能性があります。
Anthropicの株価が下がるリスク
2兆ドルという高い出発点
目標評価額2兆ドルは、すでに世界最大級の上場企業と比較される規模です。
上場後にさらに上がるには、現在の急成長を続けるだけでなく、市場予想を上回り続ける必要があります。
計算費用・競争・規制
- モデル開発とデータセンターに巨額の資金が必要
- OpenAI、Google、Meta、xAIとの競争が続く
- 安全保障や輸出管理の対象になる可能性がある
- 大口顧客やクラウド事業者への依存がある
- ロックアップ解除後に既存株主が売却する可能性がある
直接の競合であるOpenAIも同じく秘密裏にS-1を提出しており、9月にも上場するとの見方があります。
Anthropicのランレート売上高(650億ドル超)は2026年7月時点でOpenAI(報道ベースで400億ドル程度)を上回ったとされていますが、2社が近い時期に上場すれば投資家の資金が分散する可能性もあります。

Anthropicは成長企業ですが、安い企業ではありません。
株価予想では「どこまで伸びるか」と同じくらい「今の期待が何年分入っているか」を見たいところです。
Anthropicに投資する方法|HiJoJoユニコーンファンドとは
Anthropicが上場する前に投資しておきたい場合は、HiJoJo.comが提供しているHiJoJoユニコーンファンドです。
HiJoJo.comはマネックス証券
とも提携しており、実際に下の画像はマネックス証券で募集されていたSpaceXのHiJoJoユニコーンファンドです。

マネックス証券ユーザーなら購入でき、投資できた人は上場時点で大きな利益を得ています。

HiJoJoユニコーンファンドにはHiJoJo.comで投資するか、マネックス証券
の口座内からそのまま申し込むしかありません。
残念ながら、SBI証券や楽天証券ではHiJoJoユニコーンファンドの取り扱いはありません。
HiJoJoユニコーンファンドの仕組み
HiJoJoユニコーンファンドを提供しているHiJoJo Partnersは、金融庁に登録された第一種金融商品取引業者です。
評価額10億ドル超の未上場企業(ユニコーン企業)に投資する私募ファンドを組成・運用しています。
実際に下の画像はHiJoJo公式サイトの組入実績企業一覧で、SpaceXやStripe、Anthropic、Discordといった名前が並んでいて知っている企業も少なくないと思います。

一般的な投資信託などとは違い、ファンドごとに投資先が指定されています。
「SpaceXファンド」ならSpaceX、「Anthropicファンド」ならAnthropicの株式が組み入れ対象です。
最低投資額、手数料、運用期間はファンドごとに異なるため、申込前に商品説明書と契約締結前交付書面を確認してください。
HiJoJo Partnersはマネックス証券と提携しており、マネックス証券のサイト上でもファンド一覧を下画像のように確認できます。

SpaceXファンド、パランティアファンド、OpenAIファンドなど、過去に募集があったファンドが並んでいます。
マネックス証券経由でもHiJoJo.comの場合と同じようにファンドへ申し込めます。
ただし、HiJoJoユニコーンファンドは常に募集があるわけではなく、基本的に募集が始まってから下画像のように2週間前後の募集期間しかありません。

そのため、Anthropicへもし上場前に投資したい場合は事前にHiJoJo.comかマネックス証券
のアカウントを作っておき、募集が始まったら応募する方法が現実的です。

つまり、HiJoJoユニコーンファンドにはHiJoJo.comとマネックス証券
の2ルートが存在します。
ここからはHiJoJo.comとマネックス証券
のどちらで投資すると良いのか解説していきます。
上場前にAnthropicへ投資する方法1:HiJoJo.com
Anthropicが上場する前に投資する方法1つ目は、HiJoJo.comから直接会員登録してファンド募集へ応募することです。

- HiJoJo.com
で会員登録する
- 新しいファンドの募集情報を確認する
- 投資先、最低投資額、手数料、運用期間を読む
- 途中換金できない期間を確認して申し込む
- マネックス証券ルートよりも応募できるファンド数が多い
- 新規のファンド募集が始まるとメールで通知が来る
- HiJoJoユニコーンファンド以外に投資先がないのでシンプル

HiJoJoユニコーンファンドの募集は2週間しかないことが多いので、事前に登録しておかないと気づいたときには締め切られていた、ということもあり得ます。
上場前にAnthropicへ投資する方法2:マネックス証券
Anthropicが上場する前に投資する方法2つ目は、マネックス証券の口座を開設し、マネックス内からそのままファンドへ応募する方法です。

- マネックス証券
の証券口座を作る
- 新しいファンドの募集情報を確認する
- 投資先、最低投資額、手数料、運用期間を読む
- 途中換金できない期間を確認して申し込む
- 大手ネット証券の口座からHiJoJoユニコーンファンドへ投資できる
- 関連銘柄や米国株も同じ口座で管理できる
- 未上場ファンドの募集がない時期でも、別の投資方法を比較しやすい

マネックス証券であれば安心感もあり、既に楽天証券やSBI証券を使ってる人もサブ口座として活用できます。
- QAnthropicはいつ上場しますか?
- A
2026年6月にS-1草案を秘密裏に提出済みで、報道では9月末の公開版S-1提出、10月上場が見込まれています。
ただし後ろ倒しの可能性も報じられており、正式な日程は未確定です。
- QAnthropicが上場したら時価総額はどれくらいになりますか?
- A
ちゃすくの独自試算では、上場直後は3兆〜3.4兆ドル程度まで買われる可能性があり、その後の急落を経て、3カ月ほどで1.6兆〜2.4兆ドル(中心2兆ドル)に落ち着くというシナリオを見ています。
これは2026年6月に上場したSpaceXの値動きを当てはめた試算です。
- QAnthropicの株価はIPO後に上がりますか?
- A
分かりません。
売上成長と希少性は追い風ですが、高い評価額、計算費用、競争、規制、上場後の需給は下落要因になります。



