新NISAで積立をするなら今までは投資信託一択でしたが、これからはETFの方がオススメかもしれません。
今回は新NISAの成長投資枠で投資信託ではなく、ETFを選ぶメリット5選と成長投資枠へオススメのETF5選を徹底解説していきます。
ぜひ最後までチェックして参考にしてください!

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ETFが「100円から」買える時代が来た
2026年3月、楽天証券が「かぶピタッ®」の対象銘柄にETF(上場投資信託)を15本追加しました。
これにより、これまで1口数千円〜数万円単位でしか買えなかったETFが、投資信託と同じように100円から1円単位の金額指定で買えるようになっています。
かぶピタッの仕組みや対応銘柄については後ほど詳しく解説しますが、この動きをきっかけに「そもそもETFって投資信託と何が違うの?」「自分もETFを使うべき?」と気になり始めた方も多いのではないでしょうか。

ETFを金額指定で買えるのは主要ネット証券では楽天証券が初ですが、今後は他の証券会社も追随してくる可能性が高いです。
なので今回の記事ではETFそのものの魅力とおすすめ銘柄に焦点を当てていきます。
今回の記事では、まず「なぜ投資信託ではなくETFなのか」のメリットとデメリットを整理し、その上で新NISAの成長投資枠で買えるおすすめETFを厳選して紹介していきます。
後半のおすすめETFではUSテック・トップ20やFANG+、ゴールドなど、投資信託ではカバーしにくい攻めの選択肢も紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
投資信託ではなくETFで投資する5つのメリット
新NISAで投資信託を積み立てている方は多いと思いますが、ETFには投資信託にはない独自のメリットがあります。
ここでは「あえてETFを使う理由」を5つ解説します。
メリット1:相続税の評価で投資信託より有利になれる
いきなり相続税の話?と思うかもしれませんが、これはETFの意外と知られていない大きなメリットです。
上場株式やETF(上場投資信託)の相続税評価額は、以下の4つの中から最も低い金額を選択できるルールになっています。
①亡くなった日の終値(基準価額)
②亡くなった月の終値(基準価額)の平均額
③前月の終値(基準価額)の平均額
④前々月の終値(基準価額)の平均額
例えば亡くなった日がたまたま株価の急騰日だった場合でも、前月や前々月の平均で評価できるため、相続税を低く抑えられる場合があります。

注意点として、この4つの選択肢が使えるのは上場株式とETF(上場投資信託)・REIT等の場合です。
eMAXIS Slimシリーズのような非上場の一般投資信託は、制度上「亡くなった日の基準価額」で評価することになっていて、4つから選ぶことはできません。
NISAでインデックス投信を持っている方が大半だと思うので、ここは覚えておきましょう。
新NISAで長期運用していると、数十年後には資産が大きく成長しているはずです。
その資産を次の世代に引き継ぐ際、ETFであれば相続税評価で有利に働く可能性がある。
これは投資信託にはないETF固有の制度上のメリットであり、資産額が大きくなるほど効いてくるポイントです。
メリット2:リアルタイムで売買できる
ETFは「上場投資信託」の名前の通り、株式市場に上場しています。
つまり、株と同じように市場が開いている時間にリアルタイムの価格で売買ができるということです。
投資信託は注文を出しても実際の約定価格は翌営業日の基準価額が適用されるため、「今この瞬間に下がっているから買いたい」という機動的な取引ができません。
一方、ETFなら市場価格を見ながら「ここだ」と思ったタイミングでパンと買えます。

例えばゴールドが急落した場面では、投資信託だと約定までのタイムラグで安いところを拾えないことがあります。
こういうスポット買いにはETFが向いているんですよね。
メリット3:AIエージェントの情報収集スピードを活かせる
今後ますます重要になると考えられるメリットがこれです。
AIエージェントは人間と違い、数秒の間に数十〜数百のWebサイトやニュースソースを巡回して情報を集め、分析し、売買の判断まで下すことができます。
しかし、せっかくAIが数秒で「今買うべき」と判断しても、投資信託では翌営業日の基準価額での約定になるため、そのスピードが台無しになってしまいます。
市場がまだ織り込んでいないニュースをAIが瞬時にキャッチしても、投資信託だとその情報が市場に浸透してから約定される形になるわけです。
一方、ETFならAIエージェントがAPIを通じてリアルタイムに発注できるため、情報収集から注文執行までのタイムラグをほぼゼロにできます。
実際に2026年3月にはmoomoo証券がPythonなど主要言語に対応した米国株API「moomoo OpenAPI」の提供を開始しており、個人投資家でもプログラムを組んで自動売買を実行できる環境が整いつつあります。
海外ではすでにAIエージェントを使ったETF取引で成果を上げているケースが出ています。
例えばTickeron社のAIトレーディングボットはETFのQQQ/QIDの組み合わせで勝率86.6%を記録したと報告しているほか、個人開発者がAlpaca APIとAIエージェントを組み合わせてETFやRocket Lab(RKLB)などの売買を行い、一部銘柄で110%のリターンを得た事例もMediumで公開されています。

もちろん、AIエージェントによる自動売買で必ず利益が出るわけではありませんし、上記の事例は過去の実績であって将来の成果を保証するものではありません。
ただ、ここで言いたいのは「AIを使って投資したいと思った時に、投資信託だとそもそもAPIで発注する仕組みがない」ということです。
今はまだ一部のエンジニア向けの話に聞こえるかもしれませんが、AIエージェントが一般化するにつれてETFの「上場している」という特性がますます価値を持つようになるはずです。
メリット4:信託報酬が安い場合がある
同じ指数に連動する商品でも、ETFの方が投資信託より信託報酬が安いケースがあります。
例えば、TOPIXに連動する商品を比較すると以下の通りです。
| 商品タイプ | 銘柄例 | 信託報酬(税込) |
|---|---|---|
| ETF | 上場インデックスファンドTOPIX(1308) | 年0.052% |
| 投資信託 | eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) | 年0.143% |
この差は年間で約0.09%ですが、数百万円を20年30年と保有すると決して小さくない差になります。
ただし、S&P500やオルカンなど一部の人気指数では投資信託側の信託報酬も0.05〜0.08%台まで下がっているため、すべてのケースでETFが安いわけではありません。
実際に買う前に、同じ指数の投資信託とETFの信託報酬を比較してみることをおすすめします。
メリット5:分配金を現金で受け取れる
多くの投資信託は分配金を出さず、ファンド内で自動的に再投資する「再投資型」が主流です。
これは長期の資産形成フェーズでは複利効果を最大化できるメリットがあります。
一方、ETFの多くは分配金を現金で受け取る仕組みです。
これは資産形成中には一見デメリットに見えますが、将来の取り崩しフェーズでは「運用しながら定期的にお金を受け取れる」というメリットに変わります。
つまり、投資信託で積み立てて資産を大きくし、ある程度の資産ができたらETFに切り替えて分配金を受け取るという使い分けも可能です。
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ETFのデメリットと、解消されつつある課題
ETFにはメリットだけでなく、投資信託に比べて不便な点も存在します。
ただし、その一部はかぶピタッのような新サービスによって解消されつつあります。
デメリット1:少額投資がしにくかった → かぶピタッ等で解消されつつある
ETFの最大のハードルは「1口単位でしか買えない」ことでした。
例えばMAXISオルカンETF(2559)は1口約2万円、GX USテック・トップ20 ETF(2244)は1口約3,500円と銘柄によって異なりますが、投資信託のように100円から積立するという使い方はできませんでした。
これは「少額で分散投資したい初心者」にとって大きな壁でしたし、新NISAの成長投資枠(年間240万円)をぴったり使い切ることも難しくしていました。
例えば1口3万円のETFを79口買うと237万円で、残り3万円では1口買えないため枠が3万円分余ってしまいます。
しかし2026年3月、楽天証券の「かぶピタッ®」がETFに対応したことでこの問題はほぼ解消されました。
かぶピタッを使えば100円から1円単位の金額指定でETFを購入でき、成長投資枠の残り数千円〜数万円もETFできっちり埋められるようになっています。
最低投資金額:100円以上、1円単位(楽天ポイントのみでの購入もOK)
売買手数料:無料(ただし実質コストとしてスプレッド0.22%が価格に含まれる)
約定タイミング:前場寄付(9:00)または後場寄付(12:30)
対象ETF:厳選された15本(2026年3月時点。全世界株式、S&P500、ゴールド、債券など)
1口以上になったら:通常の株式と同じようにリアルタイムの指値注文も可能に

つまり「少額で100円ずつ買い始めて→1口分まで育ったらリアルタイム売買に切り替え」という使い方もできます。
ETFを金額指定で買えるのは現時点では楽天証券が主要ネット証券初ですが、ETFの少額投資需要は急速に高まっているので今後SBI証券など他社も追随する可能性が高いでしょう。
なお、2025年12月末時点でETF全体の純資産総額は約110兆円と、新NISA開始前の2023年末と比べて約1.5倍に増加しています。
少額投資のハードルが下がれば、この流れはさらに加速するはずです。
デメリット2:自動積立の設定ができない
投資信託は毎月◯日に◯万円を自動積立するという設定ができますが、ETFにはこの機能がありません。
かぶピタッでも自動積立機能は非対応のため、ETFを買いたい場合は毎回手動で注文する必要があります。
これはETFの構造上の問題(市場でリアルタイムに取引する商品であるため)なので、完全な自動積立との相性はどうしても良くありません。
ただし、一部の証券会社ではETFの定期買付サービスを提供しているケースもあるので、自分が使っている証券会社のサービスを確認してみてください。

個人的には「コアの積立は投資信託で自動化、サテライトのスポット買いはETF」という使い分けが現実的だと思います。
毎月の積立はオルカンなどの投資信託に任せて、暴落時のゴールド買いやテーマ投資にETFを使う感じですね。
デメリット3:分配金が自動再投資されない
先ほどメリットとして「分配金を現金で受け取れる」と紹介しましたが、裏を返せば長期の資産形成フェーズでは分配金を自分で再投資する手間がかかるということです。
投資信託の再投資型であれば分配金は自動的にファンド内で再投資され、複利効果を最大限に活かせます。
ETFで同じことをしようとすると、受け取った分配金を手動で再投資する必要があるため、少額だと手間に見合わないと感じる方もいるでしょう。
なお、新NISAではETFの分配金も非課税で受け取れるため、分配金に税金がかかる心配はありません。
ただし、受け取り方法を「株式数比例配分方式」にしておかないと非課税にならない場合があるので、証券口座の設定は必ず確認しておいてください。
デメリット4:スプレッドや売買タイミングに注意が必要
ETFは市場で取引されるため、投資信託のように基準価額ぴったりで売買できるわけではありません。
売値と買値の差(スプレッド)が発生する場合があり、出来高の少ないETFほどスプレッドが大きくなりがちです。
また、かぶピタッのような金額指定サービスの場合は別途0.22%のスプレッドが実質コストとしてかかります。
投資信託のように購入手数料が完全にゼロというわけではないので、コスト比較をする際にはこのスプレッドも含めて考えるようにしましょう。
✅ 解消済み:少額投資がしにくい → かぶピタッ等で100円から購入可能に
⚠️ 未解消:自動積立ができない → 手動での購入が必要
⚠️ 未解消:分配金が自動再投資されない → 手動再投資or受取前提の運用
⚠️ 未解消:スプレッドの存在 → 出来高の多いETFを選ぶことで軽減
このようにETFにはまだ解消されていないデメリットもありますが、投資信託にはないメリット(リアルタイム売買、独自テーマへのアクセス、分配金受取)を活かせる場面は確実に存在します。
では、具体的にどのETFがおすすめなのか?次のセクションで成長投資枠で買えるおすすめETFを厳選して紹介していきます。
新NISAの成長投資枠でおすすめのETF 5選
ここからは、新NISAの成長投資枠で買えるETFの中から、投資信託との併用で特におすすめできる5銘柄を紹介します。
今回は「ETF版を選ぶ明確な理由がある銘柄」を優先的にピックアップしました。
おすすめ1:GX USテック・トップ20 ETF【2244】
連動指数:FactSet US Tech Top 20 Index
信託報酬:年0.4125%(税込)
特徴:NASDAQ上場の米国テック企業上位20社に投資。自動化、クラウド、半導体、コンテンツ、Eコマースの5テーマから選定
銘柄数:20銘柄(時価総額加重平均、1銘柄上限8%、テーマ上限25%)
かぶピタッ:対応
USテック・トップ20を1番目に持ってきた最大の理由は「投資信託版には償還日があるが、ETF版にはない」という明確なメリットがあるからです。
投資信託版の「一歩先行くUSテック・トップ20インデックス」は2050年に償還日が設定されています。
つまり、2050年になるとファンドが強制的に清算され、その時点の基準価額で現金化されてしまいます。
20〜30年の長期保有を前提としている新NISAユーザーにとって、途中で強制清算されるリスクは無視できません。
一方、ETF版(2244)には償還日がなく、上場廃止にならない限り無期限で保有できます。
しかもかぶピタッに対応しているため、100円から金額指定で購入可能です。
信託報酬も投資信託版(0.495%)より低い0.4125%なので、コスト面でもETF版に分があります。
指数の特徴としては、NASDAQ上場の米国テック企業から「自動化・ロボティクス」「クラウド」「半導体」「コンテンツ・プラットフォーム」「Eコマース」の5テーマごとに時価総額上位3銘柄を選定し、残り5枠をテーマに関係なく時価総額順で埋めるルールを持っています。
全20銘柄が入れ替え対象のため、時代のトレンドに合わせて柔軟に構成が変わりやすく、過去のリターン実績も優秀です。

「償還日なし・信託報酬が安い・かぶピタッ対応・過去リターンも優秀」と、投資信託版を選ぶ理由がほぼなくなるレベルでETF版が優秀です。
唯一のデメリットは自動積立ができない点ですが、投資信託のつみたて枠でオルカンなどを自動積立しつつ、成長投資枠でUSテック・トップ20のETFをスポット買いするのが良い使い方ですね。
おすすめ2:JEPQ(JPMorgan Nasdaq Equity Premium Income ETF)
運用会社:JPMorgan
経費率:年0.35%
特徴:NASDAQ100の株式を保有しながら、カバードコール戦略で毎月高分配金を実現
分配金利回り:約10〜12%(2026年4月時点)
純資産総額:約340億ドル(約5兆円超)
取引市場:NASDAQ(米国上場のため、SBI証券・楽天証券等の米国株口座で購入)
かぶピタッ:非対応(米国上場ETFのため)
JEPQは「NASDAQ100の成長性を取りつつ、毎月の分配金も欲しい」という欲張りなニーズに応えるETFです。
NASDAQ100の銘柄を保有しながら、同時にコール・オプションを売る「カバードコール戦略」を使うことで、そのオプション料(プレミアム)を原資として毎月分配金を出す仕組みになっています。
分配金利回りは約10〜12%と非常に高く、仮に1,000万円分保有していれば年間100〜120万円の分配金を受け取れる計算です。
これは月8〜10万円に相当するため、資産規模によってはFIREや生活費の補填として現実的な選択肢になり得ます。
ただし、カバードコール戦略には「上昇相場では値上がり益の一部を犠牲にする」というトレードオフがあります。
NASDAQ100が急騰する局面ではQQQ(通常のNASDAQ100 ETF)に値上がりで劣後するため、長期のトータルリターンではQQQの方が上回る傾向にあります。
また、急落時にもオプション・プレミアムだけでは下落を完全にはカバーできないため、暴落耐性が特別高いわけでもありません。

JEPQは米国上場ETFなので米国株口座が必要ですが、「わざわざ米国株口座を開くのが面倒」という方には楽天・JEPQという投資信託版もあります。
中身は実質的にJEPQと同じで毎月分配型です。
ただし信託報酬が上乗せされるため、コスト面ではETF版が有利ですね。
おすすめ3:SSゴールド(ヘッジなし)ETF【447A】
連動対象:金(ゴールド)の現物価格
信託報酬:年0.177%程度(税込)
特徴:為替ヘッジなしのため、円安時には為替差益も期待できる
分配金:なし(金は利息や配当を生まないため)
かぶピタッ:対応
ゴールドETFは分配金が出ないため、ETFの「分配金を受け取れる」メリットが当てはまりません。
しかし、裏を返せば「分配金が出ないからこそETFで持つメリットが際立つ」とも言えます。
投資信託のゴールドファンドでは、売却時に翌営業日の基準価額で約定されるため、タイミングを選べません。
一方、ETF版なら市場価格を見ながらリアルタイムで売買できます。
分配金が出ない以上、ETFの唯一のデメリット(分配金の手動再投資が必要)も関係なくなるため、純粋に「リアルタイム売買できる低コストのゴールド」として使えるわけです。
ゴールドは株式と値動きの相関が低いため、オルカンやS&P500などの株式中心ポートフォリオに加えることで本当の意味での分散効果が期待できます。
特にインフレ局面や地政学リスクが高まる場面ではゴールドが強くなりやすく、株式の暴落時のクッション役としても有効です。

株式ファンドをいくら複数本持っても結局は「株式同士」なので、暴落時には全部一緒に下がります。
「分散」の本質は同じ資産を何本も持つことではなく、ゴールドのように値動きが異なる資産を組み合わせることです。
かぶピタッ対応で100円から買えるので、まずは少額から試してみるのもアリですね。
おすすめ4:MAXIS全世界株式(オール・カントリー)ETF【2559】
連動指数:MSCI ACWI(全世界株式)
信託報酬:年0.0858%(税込)
特徴:日本を含む世界約50カ国・約2,800銘柄に分散投資
分配金:年2回(6月・12月)
かぶピタッ:対応
投資信託版のeMAXIS Slimオルカン(信託報酬0.05775%)をすでに積み立てている方は多いと思いますが、ETF版はスポット買いの受け皿として安定感があります。
例えば暴落時に「今すぐこの価格で全世界株を買い増したい」と思った時、投資信託では翌営業日の基準価額で約定されますが、ETFならリアルタイムの市場価格で即座に買えます。
また、現在は米国株が割高とも指摘されており、世界的に地政学リスクも高まっている中で、特定の国に偏らず全世界へ分散するオルカンの安心感は大きいです。
ただし、信託報酬は投資信託版の方が安い(0.05775% vs 0.0858%)ので、毎月の積立はeMAXIS Slimオルカンの投資信託で行い、暴落時のスポット買いだけETF版を使うという使い分けが合理的です。

将来の取り崩しフェーズでは、投資信託を手動で売却する代わりにETFの分配金(年2回)を受け取るという選択肢も出てきます。
積立は投資信託、スポット買いと取り崩しはETFという「役割分担」を意識すると良いですね。
おすすめ5:iFreeETF FANG+【316A】
連動指数:NYSE FANG+指数
信託報酬:年0.605%(税込)
特徴:Meta、Apple、Amazon、Netflix、Microsoft、Alphabetの6銘柄が原則固定+変動4銘柄の計10銘柄に均等加重で投資
銘柄入れ替え:年4回(3月・6月・9月・12月)
かぶピタッ:対応
FANG+指数はMeta、Apple、Amazon、Netflix、Microsoft、Alphabetの6銘柄を「原則固定」とし、残り4銘柄を時価総額・流動性・売上高成長率などの指標で選定する独自の構造を持っています。
現在の変動4銘柄にはNVIDIA、Broadcom、CrowdStrike、パランティアなどが入っています。
最大の特徴は10銘柄への均等加重(各約10%)投資です。
時価総額加重平均のS&P500やNASDAQ100ではNVIDIAやAppleに比率が偏りがちですが、FANG+では10社が均等に保有されるため、急成長中の企業の恩恵を大きく受けやすい構造になっています。
一方で、均等加重は年4回のリバランスで上がった株を売却し下がった株を買い増す仕組みでもあるため、一方向に強く上昇する相場では恩恵を取りこぼす場面もあります。
また、わずか10銘柄への超集中投資なので1社の急落が指数全体に大きく響くリスクがある点には注意が必要です。
ETF版の信託報酬は年0.605%で、投資信託版(iFreeNEXT FANG+インデックス)の0.7755%より低コストです。
なんだかんだでFANG+は設定来の過去実績が優秀で、S&P500やNASDAQ100を大幅に上回るリターンを出してきた時期もあります。
コストを抑えてFANG+に投資するなら、投資信託版よりETF版の方が合理的です。

FANG+もかぶピタッ対応なので100円から買えます。
入れ替えは年4回で、変動4枠で新しい急成長企業を機動的に取り込めるのがFANG+の面白いところです。
ハイリスク・ハイリターンを許容できる方のサテライト枠として検討してみてください。


