【最重要】3社別の組み入れ可能性マトリクス
ここが今回の記事で最も大事なパートです。
6つのファンドそれぞれが、3社のうちどこを拾えるかを一覧にまとめました。
| ファンド | SpaceX | OpenAI | Anthropic | ポイント |
|---|---|---|---|---|
| NASDAQ100 | ◎ | ○ | ○ | Fast Entryで最速組み入れ。3社とも対応可能だが比率は薄め |
| FANG+ | △〜× | ◎ | △ | 入れば約10%の破壊力。ただしセクター制限と枠の狭さがネック |
| Zテック20 | ◎ | ◎ | △ | 3社まとめて狙える隠れ本命。テクノロジーの定義が広い |
| 一歩テック20 | ×〜△ | ◎ | ○ | AI企業2社を同時に拾える可能性が最も高い |
| メガ10 | ○ | △〜× | △〜× | 黒字×高成長のSpaceXと好相性。赤字AI企業は不利 |
SpaceXを拾いたい場合
SpaceXを狙うならNASDAQ100が本命です。
理由は3つあります。
まず、SpaceXはNASDAQ上場を予定しており、Fast Entryルールの対象になります。
時価総額1.75〜2兆ドルならNASDAQ100の中でもトップ10クラスに入るため、上場後わずか15営業日で組み入れが始まる可能性があります。
次に、Zテック20もSpaceXとの相性が良いです。
テクノロジーの定義が広く、Starlink(通信)やxAI(AI事業)を持つSpaceXは「テクノロジー企業」として認識される可能性が高いです。
メガ10もSpaceXとは相性が良いです。
黒字で売上成長率も高いため、選定基準にフィットします。
採用されれば均等加重で約10%のウェイトになるので、FANG+並みの爆発力があります。
OpenAIを拾いたい場合
OpenAIを狙うならFANG+と一歩テック20が有力です。
FANG+は入れば約10%の比率になるため爆発力が最大です。
テクノロジーセクターに該当し、時価総額も成長率も高いOpenAIは入れ替えランキングで上位に入ることが予想されます。
ただし、既存の変動銘柄(NVIDIA等)がランキング10位以内に残っていると入れ替えが起きないというボトルネックがあります。
一歩テック20は「クラウド」テーマでOpenAIを採用できる構造になっており、FANG+より入りやすい可能性があります。
比率は最大8%とFANG+にやや劣りますが、確実性では上回ります。
NASDAQ100も赤字OKで採用可能ですが、100銘柄の中に入るため比率は薄めになります。
Anthropicを拾いたい場合
Anthropicは3社の中で直近調達時の評価額が最も小さい(約3800億ドル)ですが、流通市場での評価額はすでにこれを大きく上回っています。
ARRがOpenAIを超えた今、IPO時の時価総額は6000億〜1兆ドルに達する可能性も指摘されています。
その中で最も可能性が高いのは一歩テック20です。
20銘柄と枠が広く、「クラウド」テーマに該当するため、OpenAIと同時に採用される余地があります。
NASDAQ100もAnthropicの時価総額が十分大きければ採用されます。
223AもAI特化のためテーマ相性は高いですが、比率は薄めです。
一方で、FANG+は枠が4社しかないため、OpenAIが先に入るとAnthropicの枠がなくなる可能性があります。
Zテック20も時価総額20位以内に入れるかどうかが微妙なラインです。

ただし、AnthropicのARRはすでに300億ドルを超えてOpenAIを上回っています。
流通市場では8000億ドル超の評価がつき始めており、IPO時に6000億ドルを超えれば、Zテック20にもFANG+にも入る可能性がぐっと高まります。
半年前の「3800億ドルでギリギリ」という見方は、もう古いかもしれません。
番外編:上場前から投資したいならHiJoJo.com(マネックス証券)
ここまで「上場後に投信・ETFで拾う」方法を見てきましたが、実は上場前の段階から投資する方法もあります。
それが、個人投資家向けの未上場企業投資プラットフォーム「HiJoJo.com」です。
HiJoJo.comとは?
HiJoJo.comは、HiJoJo Partners株式会社が運営する個人投資家向けのユニコーン企業投資プラットフォームです。
通常、未上場企業への投資はベンチャーキャピタルや機関投資家しかアクセスできませんが、HiJoJo.comはファンドスキームを活用することで個人投資家にもその機会を提供しています。

実際にHiJoJo.comでは過去にSpaceX、OpenAI、Anthropic、xAIなどのファンドを募集・販売した実績があり、2025年3月には「SpaceX&OpenAIファンド」の募集も行っています。
2026年2月時点でファンド応募累計額は500億円を突破し、会員数は10,000人以上、販売ファンド数は78本に達しています。
- 運営:HiJoJo Partners株式会社(関東財務局長(金商)第3065号)
- 投資対象:ミドル〜レイトステージの海外ユニコーン企業
- 過去の投資実績:SpaceX、OpenAI、Anthropic、xAI、Databricks、Waymo、Stripeなど
- 利用条件:資産3,000万円以上の方が対象
- 最低投資額:ファンドにより異なる(過去の例では1口20万円〜、最低10口200万円〜など)
- 会員登録:無料(本人確認書類が必要)
マネックス証券経由で購入できる
HiJoJo.comのファンドは、マネックス証券でも購入が可能です。
マネックス証券はHiJoJo Partners社と提携しており、「HiJoJoユニコーンファンド」シリーズとして海外ユニコーン企業への投資機会を提供しています。

マネックス証券経由で購入するメリットは、普段使っている証券口座からそのままユニコーン投資にアクセスできる点です。
すでにマネックス証券で投資信託やNISAを利用している方なら、追加の口座開設なしで未上場企業への投資を検討できます。

今回の記事で紹介した6つのファンドは「上場後」に自動で組み入れられるのを待つ方法ですが、HiJoJo.com(マネックス証券)なら「上場前」の段階からSpaceXやOpenAIに投資できる可能性があるわけです。
ただし募集期間が短いので、気になる方はマネックス証券の口座だけでも作っておくと良いですよ。
HiJoJo.comの注意点・リスク
HiJoJo.comは魅力的な選択肢ですが、投資信託やETFとは性質が大きく異なります。
下記のリスクと注意点を必ず理解したうえで検討してください。
- 流動性が非常に低い:ファンド持分は途中で自由に売却できません。契約期間(多くは3〜5年)の満了まで資金が拘束されます
- 各種手数料がかかる:販売報酬、管理報酬、成功報酬、事務管理委託手数料など、複数の手数料が発生します。ファンドごとに異なるため、商品説明書で必ず確認してください
- 元本保証なし:未上場企業への投資なので、最悪の場合は元本が大きく毀損する可能性があります
- 情報が限定的:未上場企業は上場企業のように財務情報を公開していないため、投資判断に必要な情報が限られます
- 募集タイミングが限定的:常に募集しているわけではなく、募集期間も短い場合が多いです
- NISA対象外:私募ファンドなので新NISAの非課税枠は使えません
HiJoJo.comは「上場前に仕込みたい上級者向けの選択肢」であり、万人向けではありません。
多くの個人投資家にとっては、今回紹介した6つのファンド(NASDAQ100・FANG+・Zテック20など)で上場後に自動的に拾ってもらう方が、手間もリスクも少ないシンプルな方法です。
ただ、「どうしても上場前から保有しておきたい」「余裕資金で未上場企業に張りたい」という方には、マネックス証券経由でHiJoJo.comのファンドをチェックしてみる価値はあるでしょう。
募集情報はマネックス証券の口座を持っていれば届くので、まずは口座開設だけでもしておくのがおすすめです。




