Amazonで本を出版しました!(詳細はこちら)
PR

2026年後半も米国ビッグテックとAI半導体は絶好調!?NASDAQ100とFANG+の今後を解説

投資商品・指数分析

今回は2026年以降も米国ビッグテックとAI&半導体が絶好調な理由を解説していきます。
※この記事の内容はYouTube動画でも解説しています。

この記事を書いた人
ちゃすく(cHask)

ブログ運営者のちゃすくです。
最近新しいYouTubeを始めました。ブログは月間20万PV達成!
noteも書いてるので是非チェックしてください。
お仕事依頼はこちら

ちゃすく(cHask)をフォローする
2026年後半も米国ビッグテックとAI半導体は絶好調!?NASDAQ100とFANG+の今後を解説
ちゃすく
ちゃすく

また、noteでは登録者5万人までいった経験を活かして、副業YouTubeで稼ぐ方法も解説しています↓

今年も「結局ビッグテックが強い」を地で行く1週間だった

まず直近の話から入ります。ここ最近のAI関連の大型ハイテク、いわゆるビッグテックの動きを見ていると、「今年もやっぱり強いな」という場面が続いています。
象徴的だったのがメタ(Meta)とブロードコム(Broadcom)です。

メタが1週間で約15%上昇し、年初来マイナスをプラスに引き戻した

メタの株価は、7月10日までの1週間で約15%上昇しました。
これは2024年初め以来の大きな上げ幅です。
年初来では一時マイナス圏に沈んでいたのですが、この1週間の急騰でようやくプラスに浮上しました。

なぜここまで買われたのか。ざっくり言うと、これまで「出ていくばかりのコスト」と見られていたAI投資が、「将来お金を生み出す仕組み」へと見方が変わり始めたからです。
具体的には、余っているAI計算能力を外部企業に販売する「Meta Compute」というクラウド事業の構想、他社より大幅に安い価格で提供する有料AIモデル「Muse Spark」、そして自社開発のAI半導体「Iris」を9月から生産する計画などが立て続けに報じられました。

だからこの上昇は、単なる期待先行の値動きとは少し性質が違います。
「巨額のAI投資が、いずれ売上と利益になって返ってくる」という道筋がうっすら見え始めたことへの反応、というわけです。

ちゃすく
ちゃすく

今年のメタの株価はずっとメタメタでしたが、ここにきてようやく反撃開始という感じですね。

ブロードコムとAppleが2031年まで契約延長で株価上昇

もう一つが、7月6日に発表されたブロードコムとAppleの契約延長です。
両社はカスタム半導体(ASIC)の供給に関する協業を、2031年まで延長すると発表しました。
これを受けてブロードコムの株価は一時5〜6%上昇しています。

Appleはブロードコムにとって売上の約2割を占める最大級の顧客です。
その顧客と、あと5年分の取引を約束できたわけですから、ブロードコムからすれば将来の売上の土台が固まったことになります。
Appleにとっても、半導体の調達先を長期で確保できるメリットがあります。

だからこのニュースが示しているのは、FANG+のような指数が「単なる10銘柄の寄せ集め」ではない、ということです。
AI・半導体・クラウド・端末・ソフトウェアを手がける企業同士が、こうやってビジネスで密接につながっている。その相互作用ごと持てるのが指数の強み、というわけです。

ここまでは「今年もビッグテックは強い」という景気のいい話でした。
ところが同じ週に、記録的な好決算を出したのに株価が暴落した会社があります。
次はその「奇妙な事件」を見ていきます。

史上最高益なのに株価は暴落——サムスンの矛盾が教えてくれること

その会社が、韓国のサムスン電子です。
2026年7月7日に発表した4〜6月期(第2四半期)の速報決算が、数字だけ見れば文句のつけようがない内容でした。まずはその中身を確認します。

下の表は、サムスンの第2四半期決算のポイントです。金額の単位が「ウォン」である点に注意してください。

項目2026年4〜6月期前年同期比
売上高約171兆ウォン(約1,120億ドル)+129.3%
営業利益約89.4兆ウォン(約580億ドル)+約1,810%(約19倍)
出典:Samsung Global Newsroom(2026年第2四半期業績ガイダンス)

普通、前年比プラス20%でも「好決算」と言われる世界です。
それがサムスンは20%どころか、営業利益が前年同期比で約19倍。四半期の営業利益としては、NVIDIAやAppleの過去最高すら上回り、テック企業として史上最高額を記録したと報じられました。数字だけ見れば、超がつく好決算です。

下のグラフは、サムスンの四半期営業利益の推移です。
2025年第2四半期の4.68兆ウォンから、2026年第2四半期は89.4兆ウォンへ。直近2四半期の伸びが飛び抜けていることが分かります。

ところが、これだけの好決算を出したのに、発表日のサムスン株は下落しました。同じメモリー半導体のSKハイニックスも巻き込まれて下げ、韓国の代表的な株価指数であるKOSPIは一日で4.9%も下落しています。

ちゃすく
ちゃすく

営業利益19倍で株価下落って、正直ちょっと理不尽ですよね。でも、この理不尽さの中に個別株の怖さが全部詰まってるんです。

好決算なのに下がったのは「すでに織り込み済み」だったから

なぜ史上最高益で株価が下がるのか。理由は、市場が「これくらい儲かって当然」とすでに株価に織り込んでいたからです。サムスンもSKハイニックスも、この決算が出る前から年初来で株価が大きく上昇していました。「メモリー株はすごい、儲かる」という話は、かなり前から買われていたわけです。

これは、テストで全教科98点を取ったのに、「あなたなら全部100点取れて当然でしょ」と見られていて、評価がむしろ下がる、みたいな話です。
業績が悪かったのではなく、期待が高すぎた。だから好決算でも「そんなの折り込み済みだよ」と売られてしまった可能性があります。

加えて、AIインフラへの巨額投資がこのペースでいつまで続くのか、メモリー価格の上昇がどこまで持つのか、という点に市場が疑問を持ち始めたという側面もあります。
つまり、業績が悪いから売られたのではなく、「期待がエベレスト並みに高かった」ことが下落の主因、というわけです。

ちゃすく
ちゃすく

ここに、個別株の一番やっかいなところが出ています。好決算=株価上昇、とは限らない。
むしろ良い決算を出しても、期待を下回れば売られる。
この読みにくさをどう乗り越えるか。次はその答えを見ていきます。

タイトルとURLをコピーしました