最近は「副業で動画編集をしよう!」考えている方が増えてきましたね。
副業まではいかなくても「趣味程度で」と考えている方もたくさんいます。
この記事はそんな方々におススメです!
- 動画編集を始めてみたいけど、どのソフトで行えばいいかわからない
- 趣味程度なんだけどどのソフトがいいの?
- 仕事として使いたいんだけどどのソフトがいいの?
- Adobe Premiere Proってよく聞くけど実際どうなの?
このような悩みは、この記事を読み終わるころにはなくなっています!
実際に使っている私が、Adobe Premiere Proについて徹底的に解説していきます。
*ブログのアイキャッチ(サムネ)にはCanvaを用いています。
Adobe Premiere Proがオススメな理由
【関連記事】動画編集にはPowerDirectorがオススメの理由を解説
動画編集初心者でも続けやすい
初めて動画編集をするにあたって必ず出てくる悩みとしてあるのがこの3つです。
- どうやって始めればいいんだろう。
- ○○のやり方がわからない。
- エラーが出てしまって先に勧めない。
上の悩みは代表的なものですが、他にも悩みは無数に出てくると思います。
もし「安いから」や「友達が使っているから」という理由でAdobe Premiere Pro以外の動画編集ソフトを使うと、なにか悩みが出てきたときにネットで調べても解決策が出てこないという事態に陥ってしまいます。
動画編集初心者が辞めてしまう理由として一番多いのは困ってしまったときに「解決の仕方がわからなくて辞める」というものです。
動画編集スクールに通うわけでもなく独学で動画編集をはじめる方は、トラブルが起きるとどうしてもネットに頼らざるを得なくなります。
ネットで検索をしても何も出てこないという事態を避けるためにもマイナーなソフトを選ぶのは避けるべきです。
その点Adobe Premiere Proは動画編集ソフトの中で一番有名と言ってもいいソフトです。
基本的な使い方からエラーが出たときの解決方法、すごくマニアックな使い方やコツまで、様々な情報がネット上にあふれています。解決できない悩みはないでしょう。
楽しく動画編集を続けるためにもAdobe Premiere Proはオススメです。
動画編集の仕事(副業)を受注しやすくなる
自らがYouTuberになるのではなく、副業として動画編集をする方はクラウドワークスやココナラ
などのサイトを使って仕事を探していくと思いますが、実は下のような制限があることが多いです。

Adobe Premiere Proはかなり有名な動画編集ソフトであるため、Adobe Premiere Proを使っている企業も本当に多いです。
また、Adobe Premiere Proを使う企業が仕事を発注するときに上の条件を付けていることがほとんどであり、下記が理由として考えられます。
- 同じソフトの方が修正するときに指示しやすい。
- そのソフト同士でしか送り合えないファイルの形態がある。
「これから動画編集でお金を稼ぐぞ!」と意気込んでいても、このソフトでは仕事を受注できない…ということにならないために、有名なAdobe Premiere Proを使うことをオススメします!
また、Adobe PremiereにはAdobe Premiere Elementsという初心者向けの買い切り版ソフトもあります。
正直、YouTubeに投稿する動画であればAdobe Premiere Elementsでも機能は十分であるため、動画編集初心者の場合はElementsから始めるのもオススメです。
Adobe Premiere Preの基本的な使い方
【関連記事】動画編集用オススメ外付けハードディスク5選
Adobe Premiere Proのインストール方法
そもそもAdobe Premiere ProはAdobeという会社が提供しているCreative Cloudというパッケージの中にある1つのソフトです。

ちなみにCreative Cloudの中には、画像編集ツールのPhotoshop(フォトショップ)、高品質のイラストを制作できるIllustrator(イラストレイター)などがあります。


Adobe Premiere Proをインストールする方法はPremiere Proだけを購入してインストールする方法とCreative Cloudを購入してPremiere Proをインストールする方法の2種類があります。
Premiere Proだけを購入する場合は月額1848円。

Adobe Creative Cloudを購入する場合は月額3960円です。

本気でYouTuberを目指している方や仕事で使用することを考えている方、3つ以上のソフトを使いたい方はCreative Cloudを購入することをオススメします。(Amazonから買うとちょっとだけ安いです↓)
また、Adobeには無料期間があり、お試しで使ってみてやめることもできるので気軽に始めることができます↓

Adobe Premiere Proで動画編集するための初期設定
Adobe Premiere Proのインストールが完了したら、早速起動してみましょう。
起動すると下のような画面になると思います。

動画編集を始めるには左上の「新規プロジェクト」というところをクリックします。
クリックすると新規プロジェクトのタブが出てくると思います↓

まずは「名前」を決めます。(ここは自分がファイルを見たときにわかりやすい名前にしてください)
次にファイルの保存場所を決めます。
ファイルの保存場所は仕事や動画ジャンル毎に分けると整理しやすいので新しく作ったファイルを選ぶ事がオススメです。
「一般」>「ビデオレンタリングおよび再生」にある「レンダラー」はPCにGPUを搭載している場合はGPUを選択し、GPUを搭載していない場合はソフトウェアを選んでください↓

レンダラーの設定は動画を最後書き出すときに処理速度が変わるため要注意です。
他のところは触らなくていいので、以上のことを設定出来たら右下の「OK」を押してください。
「OK」をクリックすると動画編集画面へ移動します。下画像の画面になると次に「シーケンス設定」をします。
「シーケンス」とは、動画や画像、音楽をまとめて編集する作業台のようなものです。
このシーケンスの中でカットしたりやテロップを入れたり、BGMをつけたりします。

「シーケンス」の設定をするために左上の「ファイル」→「新規」→「シーケンス」の順番で入っていき、下の画面まで来てください。

上の画面まで来ると動画の「プリセット」を選びます。
「プリセット」は動画の画面に幅のようなもので、プリセットの数値が違えばうまく画面に収まらないというトラブルが起きます。
動画作成をする上でYouTubeへのアップロードが最終目標になることが多いので、「ARRI→1080p→ARRI 1080p 24」を選ぶとオススメです。
携帯で見ているYouTubeの画面と同じ大きさがこれなので。「プリセット」を決めたら最後に「シーケンス名」を決めて終わりです。
「シーケンス名」は正直何でもいいので、私はファイル名と同じにしています。入力出来たら右下の「OK」をクリックしてください。
Adobe Premiere Proで動画の読み込み
動画編集の準備ができたので次は動画を読み込んでいきます。
Adobe Premiere Proでの動画の読み込みはドラッグアンドドロップで行います。
まず、動画を保存してあるフォルダを開き、読み込みたい動画をドラッグしてPremiere Pro内の「プロジェクト」というところにドロップします↓

これでAdobe Premiere Proへ動画の読み込みができました。
動画の他にも画像や効果音、BGMなどを読み込むときも同じやり方で行います。
動画のカット作業とテロップの打ち方
動画を読み込んだら具体的な作業に入っていきます。
カット作業はシーケンス内で行います。
まずは編集する素材をシーケンスの中に置きます。素材を選んで「プロジェクト」から「シーケンス」にドラッグアンドドロップで素材を動かすことができます↓

何も触れていなければ下画像のように「選択ツール」が選択されていると思いますが、カットは「レーザーツール」を使います。

「選択ツール」と「レーザーツール」の切り替えはショートカットキーを使って簡単に行うことができます。
言語オプションが「A」になっていることを確認して、「C」でレーザーツールに。「V」で選択ツールに変えることができます。いちいちクリックするより簡単なので覚えておくと役に立ちます。
カットの方法はレーザーツールでカットする範囲を決めます。
開始点と終了点を決めたら、その範囲を「deleteキー」か「backspace」で削除します。これで動画をカットできます。
カットして空白になった部分は選択ツールで選択し、「deleteキー」や「Backspace」を押すことで前の映像にくっつけることができます。これで空白部分がなく動画を続けて流すことができます。
動画にテキスト(字幕)を付ける方法
次に、テキスト(字幕)の打ち込みです。
テキストの打ち込むために、ショートカットキーの「T」を押して「横書き文字ツール」を選択します。

そして、プログラム内のテキストを打ち込みたいところをクリックしてテキストを打ち込んでいきましょう。
フォントや色、大きさは右側の「エッセンシャルグラフィック」で変更できるので、好みのものを選んでください。

動画にBGMや効果音を追加する方法
次は動画にBGMや効果音を追加していきます。
BGMや効果音は動画をより面白く、華やかにするために必須なのでここも手を抜かずに頑張ってください。
BGMや効果音をAdobe Premiere Proにアップする方法は、動画素材を取り込むやり方と一緒で、ファイルからのドラッグアンドドロップです。
Adobe Premiere Proに取り込んだ素材を次はシーケンス内にドラッグアンドドロップします。
しかし、どこに置けばいいのか悩む人もいるかもしれません。
そこでシーケンスの構造を理解しましょう。
シーケンス内は「V1,V2,V3…。A1,A2,A3,A4…」というように層に分かれています。
「V」とつく層は「Video」の略。「A」は「Audio」の略です。
一番最初の動画素材をシーケンスの中に置くと「V1とA1」に入っていると思います。
そして、テキストを打ち込んでいるので「V2」や「V3」にも入っているかもしれません。
BGMや効果音は「Audio」に入れていくので、音を入れたいタイミングで「A2」にドロップしてください。

BGMと効果音を重ねる場合は「A3」に、また別にタイミングで入れる場合には「A2」に入れていけば問題ありません。
エフェクトの加え方
次は動画にエフェクトをつけていきましょう。文字や画像などを動かすことができます。
シーンの移り変わりをオシャレにすることもできるので、エフェクトはつけることをオススメします。
エフェクトをつけるためには上にある「エフェクト」というところをクリックします。

すると右側にエフェクトが入ったフォルダがたくさん出てきます。
どれがおすすめなのか知りたい方もいると思いますが、エフェクトの種類は本当に多いので自分で使いながら試してください。
完成した動画を出力する方法
動画が完成したら最後にかき出して終わりです。

動画の書き出しは上画像のように「ファイル」>「書き出し」>「メディア」から「書き出し設定」という画面を開きます↓

まず、「書き出し設定」にある「プリセット」をカスタムに変更します。
そして「出力名」をクリックして、ファイルの名前と保存先を設定します。
エンコード設定のパフォーマンスがレンダラーで設定した方法になっていることを確認します↓

ここまで出来たらあとは触らなくていいので右下の「書き出し」をクリックします。これでエラーが出なければ動画の出力完了です。
まとめ
Adobe Premiere Proには以下の特徴があるうえ、動画編集ソフトで最も高機能であるため動画編集をこれから頑張りたい人にはオススメのソフトです。
- 動画編集初心者でも続けやすい
- 動画編集の仕事(副業)を受注しやすくなる
価格が高かったり、高機能すぎて使いづらそうと感じた方には初心者向きのAdobe Premiere Elementsもオススメです。
また、下の記事では他YouTuberの登録者数や収益を確認できるサイトを紹介しているので参考にしてみてください。
【参考記事】YouTuberの登録者や再生回数を確認できるwebサイト3選