- 弥生会計をノートパソコンで使いたい
- 弥生会計の動作環境は?
- 弥生会計でメモリ不足になるのは?
はじめまして。ブログ運営と動画投稿をしているちゃすくです。
この記事では弥生会計を快適に利用できる高コスパおすすめノートパソコンを紹介&解説しています。
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5万円以内で購入できるモデルも紹介しています!
弥生会計を使用している時におきるメモリ不足や選び方も解説しているので、弥生会計用ノートパソコンを探している場合は参考にしてください。
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弥生会計の推奨動作環境一覧
弥生会計はインストール型とクラウド型で推奨動作環境が異なるため、詳しい内容を解説していきます。
インストール型の動作環境
弥生会計(インストール型)の推奨動作環境は下表のようになっており、最新のノートパソコンであれば5万円台のモデルでも快適に動作します。
項目 | 弥生会計の動作環境 |
---|---|
OS | Windows 11、Windows 10 |
CPU | 1GHz以上で2コア以上のインテルプロセッサ または互換プロセッサ※スマートフォンやタブレット |
Web ブラウザ) | Microsoft Edge、Google ChromeまたはMozilla Firefox(必須) |
メモリ | 4GB以上(64ビット) / 2GB以上(32ビット) |
ストレージ | 弥生会計400MB以上、弥生給与350MB以上、弥生販売350MB以上、 やよいの青色申告300MB以上、やよいの給与計算300MB以上、 やよいの見積・納品・請求書180MB以上、やよいの顧客管理250MB以上 |
ただし、弥生会計を利用する際はブラウザソフトやOfficeソフトを同時に起動することが多いため、メモリは8GB以上のモデルがよいでしょう。
メモリはPCのデータを一時保存するストレージであり、CPUとストレージ間のデータ取り扱いをサポートする役割です。
作業台へ例えられることが多く、「作業台が広い=メモリの容量が多い」状態だと1度に処理できるデータ量も増えます。
複数のソフトウェアを同時に使用する場合は大容量メモリが推奨されています。
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4GBのモデルでも弥生会計は動作しますが、他ソフトとの併用やデータ量が多い時はメモリ不足になりやすいです
メモリが少ない状態では「弥生会計が重くなる」「PCの動作が遅い」などの問題が起きるため、弥生会計用のノートパソコンを選ぶときは参考にしてください。
クラウド型の動作環境
弥生会計(クラウド型)の推奨動作環境は下表の通りであり、Windowsはインストール型と同じ推奨動作環境です。
項目 | 弥生会計(クラウド)の動作環境 Windows | 弥生会計(クラウド)の動作環境 Mac |
---|---|---|
OS | Windows 11、Windows 10 | MacOS |
CPU | 1GHz以上で2コア以上のインテルプロセッサ または互換プロセッサ※スマートフォンやタブレット | Intelプロセッサ またはAppleシリコン搭載モデルのMac |
Web ブラウサ | Microsoft Edge、Google Chrome またはMozilla Firefox | Microsoft Edge Google Chrome Mozilla Firefox Safari |
メモリ | 4GB以上(64ビット) / 2GB以上(32ビット) | 4GB以上 |
クラウド型の場合でも要求されているスペックは高くないため、Windowsであれば最新の5万円ほどで購入できるノートパソコンでも正常に動作します。
Macの場合は本体価格がWindowsよりも高めなので10万円前後しますが、弥生会計を使用する分であれば十分すぎるスペックです。
ただし、クラウド型の場合でも4GBのノートパソコンで弥生会計を使用するとメモリ不足になりやすいため、できるだけ8GB以上のメモリを搭載したモデルがオススメです。
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ストレージであれば外付けやクラウドストレージで追加できるけど、メモリはPCパーツを交換する必要があるので最初から多い方が楽です
次章の「弥生会計にオススメのノートパソコン6選」ではメモリ不足にならず、弥生会計を快適に使えるノートPCを紹介するので参考にしてください。
弥生会計にオススメのノートパソコン6選
弥生会計にオススメのノートパソコンには下記があるため、詳しい内容や特徴を解説していきます。
Lenovo IdeaPad Slim 3 Chromebook Gen 8
IdeaPad Slim 3 Chromebook Gen 8は世界最大のパソコンメーカーであるLenovoの低価格帯Chromebookです。
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IdeaPad Slim 3 Chromebook Gen 8の具体的なPCスペックは下表の通りであり、価格は42,900円です。
項目 | IdeaPad Slim 3 Chromebook Gen 8 |
---|---|
OS | ChromeOS |
CPU | MediaTek Kompanio 520 プロセッサー |
グラフィックス | 内蔵GPU |
メモリ | 4GB |
ストレージ | eMMC:64GB |
- 14インチのフルHDタッチパネルディスプレイ
- WEBアプリやブラウザを使うなら十分な性能
- Wi-Fi 6E対応で、高速かつ安定したインターネット接続が可能
- 1年間の引取修理サポートあり
- 720pのWebカメラとマイク、スピーカーを標準搭載
- USB TypeAやTypeC,HDMI、マイクロSDカード、イヤホンジャックなどに対応
- 最大約 13.5 時間のバッテリー駆動
- 最大48回までクレカなしで分割払いが可能
USBやHDMI、Webカメラなどは標準搭載なので、クラウド版の弥生会計であれば十分すぎるノートパソコンです。
ASUS Chromebook CM14
弥生会計にオススメの安いノートPC2台目は、ASUSのノートPC「Chromebook CM14」です。
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Chromebook CM14の価格は49,800円であり、具体的なPCスペックは下記の通りです。
項目 | Chromebook CM14 |
---|---|
OS | Chrome OS |
CPU | MediaTek Kompanio 520 |
グラフィックス | Arm Mali G52 MC2 2EE |
メモリ | 8GB |
ストレージ | eMMC:64GB |
Chromebook CM14は5万円以内で購入できる安いノートパソコンであり、下記の特徴があります。
- ChromeOSなのでWindowsよりも動作が軽い
→低価格&低スペックでも弥生会計(クラウド型)が可能 - クラウド型ソフトには使えるスペック
- USBスロット3つ&SDカードスロット搭載
- バッテリー稼働時間最大約14.2時間
- ChromeOSなのでインストール型を使えない
- クラウド型を利用できるが、正規保証はない
- ストレージが64GBのみなので少ない
- PCゲームや動画編集はできない性能
Chromebookであればクラウド型のソフトを利用できるため、できるだけ価格を抑えたい人におすすめのノートパソコンです。
マウスコンピューター mouse B4-I1U01PG-B
mouse B4-I1U01PG-Bは国内BTOパソコンで売上No1であるマウスコンピューターの低価格帯ノートパソコンです。
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mouse B4-I1U01PG-Bの価格は69,800円であり、主なスペックは下表の通りです。
項目 | mouse B4-I1U01PG-B |
---|---|
OS | Windows11 Home 64ビット |
CPU | Intel N100 |
グラフィックス | Intel UHD グラフィックス |
メモリ | 8GB |
ストレージ | SSD:128GB |
Office | Microsoft365 Personalが1年分無料付属 |
- 約1.33kgの軽量設計で、持ち運びが便利
- 14インチのフルHDノングレア液晶なので長時間作業でも目が疲れにくい
- Intel N100と8GBメモリにより、日常的な作業には十分な性能
- Wi-Fi 6E対応で、高速かつ安定したインターネット接続が可能
- Microsoft365(サブスク版Office)が1年分無料で付属
- 3年間センドバック修理保証・24時間×365日電話サポート
- バッテリー駆動時間が動画再生で約4.5時間
- 100万画素のWebカメラとマイク、スピーカーを標準搭載
- USB TypeAやTypeC,HDMI、マイクロSDカード、イヤホンジャックなどに対応
- 最大36回までクレカなしで分割払いが可能
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Windows搭載でありながら7万円以内で購入できる安さ!
しかも、CPUにはN100を使ってるので弥生会計やOfficeソフトも使える性能です
パソコン工房 SENSE-15FH111-N-UCEX-CSP
SENSE-15FH111-N-UCEX-CSPは実店舗も多いBTOパソコンメーカーであるパソコン工房のビジネス&クリエイター向けノートPCです。
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SENSE-15FH111-N-UCEX-CSPの価格は79,800円であり、具体的なパソコンスペックは下表の通りです。
項目 | SENSE-15FH111-N-UCEX-CSP |
---|---|
OS | Windows11 Home 64ビット |
CPU | Intel Processor N100 |
グラフィックス | UHD Graphics |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD:512GB |
価格 | 79,800円 |
CPUへミニPCで人気なIntel N100を搭載しており、レポート作成やオンラインミーティング、画像編集などを快適に行えるスペックです。
- Intel N100と16GBメモリにより、日常的な作業には十分な性能
- 15.6インチフルHDの大きめディスプレイ
- SSD 512GBの大容量ストレージで読込も速い
- 100万画素のWebカメラとマイク、スピーカーを標準搭載
- 本体重量は約1.8kgなので持ち運びも楽々
- Wi-Fi 6E対応で、高速かつ安定したインターネット接続が可能
- USB TypeAやTypeC,HDMI、マイクロSDカード、イヤホンジャックなどに対応
- 最大36回までクレカなし&手数料0円で分割払い可能
- 1年間無償保証が標準で付属(3年以上へアップグレード可能)
- PayPayや楽天Pay、d払いなどにも対応
WebカメラやUSB Type-Cコネクタを標準搭載しており、下記の追加料金を支払うことでOffice搭載済みモデルにできます。
- +31,200円でOffice Home & Business 2021が付属
- +2000円でWPS Office 2 Standard Editionが付属
弥生会計を使う職種ではOfficeを使うことも多いので、弥生会計とセットでOfficeを求めている場合はおすすめです。
Apple MacBook Air
弥生会計にオススメの安いノートPC5台目は、AppleのノートPC「MacBook Air」です。
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MacBook Airには様々なシリーズがありますが、弥生会計のみであればM1チップを搭載したMacBook Air M1(約11万円)がオススメです。
項目 | MacBook Air M1 |
---|---|
OS | macOS |
CPU | Apple M1チップ |
グラフィックス | Apple M1チップ |
メモリ | 8GB(カスタム可能) |
ストレージ | SSD:256GB(カスタム可能) |
M1以降のMacBookAirは本体のみで10万円以上しますが、iPhoneとの連動性に優れており、下記の特徴があります。
- Mac版Word&ExcelのPages&Numbersを無料で使える
- 弥生会計やOfficeへ余裕で使えるスペック
- iPhoneとの連携が簡単で優秀(AirDropも対応)
- プログラミングや動画編集も可能
- 耐久性が高いため、長期的に利用できる
- Windowsと操作性が異なる
- クラウド型の弥生会計しかつかえない
iPhoneやiPadを使用している場合はMacの方が連動性に優れているので、弥生会計用のノートパソコンとして十分オススメできます。
パソコン工房 SENSE-15FH127-i7-UHSX
SENSE-15FH127-i7-UHSXは実店舗も多いBTOパソコンメーカーであるパソコン工房のエントリー向けノートパソコンです。
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SENSE-15FH127-i7-UHSXの価格は104,800円であり、具体的なパソコンスペックは下表の通りです。
項目 | SENSE-15FH127-i7-UHSX |
---|---|
OS | Windows 11 |
CPU | Intel Core i7 12650H(10コア16スレッド) |
グラフィックス | Intel Iris Xe Graphics |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD:500GB |
価格 | 104,800円 |
- 約2kg&15.6インチ(フルHD)の大画面
- 12世代Intel Core i7と16GBメモリで軽量なPCゲームや動画編集も可能
- バッテリー駆動時間が動画再生で約4.3時間
- 500GBの大容量ストレージ&SSDなので読込も速い
- USB TypeAやTypeC,HDMI、マイクロSDカード、イヤホンジャックなどに対応
- 100万画素のWebカメラとマイク、スピーカーを標準搭載
- 最大36回までクレカなしで分割払いが可能
- 1年間無償保証が標準で付属(3年以上へアップグレード可能)
- PayPayや楽天Pay、d払いなどにも対応
弥生会計に使うだけであれば十分すぎるスペックなので、決済システムや従業員管理ソフトなども使用したい場合にオススメのノートパソコンです。
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弥生会計用ノートパソコンの選び方や注意点
弥生会計は中古ノートパソコンでも起動するほど軽量なソフトですが、データが多くなるとメモリ不足や読み込みで重くなります。
弥生会計用ノートパソコンを選ぶときの注意点としては下記があるため、詳しい内容を解説していきます。
OSはWindowsがオススメ
弥生会計にはインストール型とクラウド型があり、どちらも対応しているOSはWindowsのみです。
OS | Windows | macOS | ChromeOS |
---|---|---|---|
弥生会計 インストール型 | 利用可能 | 利用不可 | 利用不可 |
弥生会計 クラウド型 | 利用可能 | 利用可能 | 利用可能だが、 正規サポートではない |
インターネットへ接続しない環境でも弥生会計を使いたい場合はWindowsを搭載したノートパソコンを選ぶとよいでしょう。
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Macもクラウド型は利用できますが、Windowsと使い勝手が異なるのでPCに不慣れな場合はWindowsがいいかもしれません
Windows搭載したノートパソコンの中でも弥生会計にオススメな高コスパPCは下記なので、ノートパソコン選びの参考にしてください。
メモリ不足に注意する
弥生会計の推奨動作環境では4GB以上のメモリを推奨していますが、現在のWindowsはソフトを起動していない状態でもメモリを使用します。
項目 | 弥生会計の動作環境 Windows | 弥生会計の動作環境 Mac |
---|---|---|
OS | Windows 11、Windows 10 | MacOS |
CPU | 1GHz以上で2コア以上のインテルプロセッサ または互換プロセッサ※スマートフォンやタブレット | Intelプロセッサ またはAppleシリコン搭載モデルのMac |
Web ブラウサ | Microsoft Edge、Google Chrome またはMozilla Firefox | Microsoft Edge Google Chrome Mozilla Firefox Safari |
メモリ | 4GB以上(64ビット) / 2GB以上(32ビット) | 4GB以上 |
Windowsのメモリ使用量はバージョンやサービスによって異なりますが、最小限のアプリケーションとバックグラウンドサービスで下記のメモリ容量を使用します。
- Windows 10の場合:1.5GBから3GB
- Windows 11の場合:2GBから3.5GB
つまり、Windows11でノートパソコン本体に4GBのメモリしかなければ、何もソフトを使っていない状態でも半分以上のメモリを使用しています。
上記の状態で弥生会計を使用すればメモリ不足でパソコンやソフトが重くなってしまうため、可能であれば8GB以上のメモリを搭載したノートパソコンがオススメです。
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ちゃすくも会計ソフトを利用していますが、やはりメモリはCPUに次ぐ重要なPCパーツなので慎重に選んでいます。
また、弥生会計から取引履歴をCSVでダウンロードする際はメモリを大量に使用するので、8GBでは出力エラーになる危険性があります。
「弥生会計にオススメのノートパソコン6選」では8GB以上のメモリを搭載したノートパソコンを紹介しているので、メモリの見方が分からない場合は参考にしてください。
ストレージはSSD推奨
弥生会計のみであればストレージの大きさはあまり気にしなくても良いですが、ストレージの種類はSSDがオススメです。
ストレージはデータやソフトウェアなどを保存するパーツであり、本棚へ例えられることが多いです。
ストレージには「SSD」と「HDD」の2種類があります。
SSDは高速なデータ処理が可能であり、物理的な衝撃にも強いです。
HDDは安価で大容量ストレージを用意できますが、SSDよりもデータ処理が遅いです。
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ストレージは「SSD」と「HDD」の2種類が一般的であり、SSDは価格が高いけど高速、HDDは価格が安いけど低速という特徴があります。
例えば最新のM.2SSDであれば通常のHDDより50倍以上も転送速度が大きく、弥生会計やパソコンの起動速度も速くなります。
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比較 | HDD | SSD |
---|---|---|
価格 | 安い | 高い |
保存容量 | 多い | 少ない |
転送速度 | 遅い | 速い |
本体の寿命 | 約3年 | 約5年 |
衝撃への耐性 | 壊れやすい | 壊れにくい |
弥生会計の快適さに大きく影響するPCパーツなので、できるだけSSDを搭載したノートパソコンがオススメです。
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Chromebookの場合は「eMMC」というストレージもありますが、こちらもHDDよりは転送速度が大きいです
「弥生会計にオススメのノートパソコン6選」ではSSDまたはeMMCを搭載したノートパソコンしか紹介していないので、快適に弥生会計を使いたい場合は参考にしてください。