はじめまして。ブログ運営と動画投稿をしているちゃすくです。
この記事ではZBrushへオススメの安いノートパソコンを詳しく解説していきます。
推奨スペックやメモリ不足についても解説するので、ZBrush用の安いノートパソコンを探している場合は参考にしてください。
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ZBrushの推奨ノートパソコンスペック
ZBrushは3Dモデリングやレンダリングの作業を行うため、一定以上の性能を持つノートパソコンが必要です。
ただし、超高性能なスペックまでは求められず、特にCPUが重要視されます。以下に、推奨スペックと具体的な選び方を解説します。
ZBrushのWindows推奨スペック
項目 | 必要動作スペック | 推奨スペック |
---|---|---|
OS | Windows 10または11(64bit) | Windows 11(64bit) |
CPU | 第2世代 Intel Core 2 duo もしくはAMD社の同等製品 (SSE4対応必須) | Intel i5/7/Xeon AMD Ryzen/Threadripper 以上のx64 CPU |
メモリ(RAM) | 4GB (6GB以上を推奨) | 最低8GB 数億ポリゴンを扱う場合は16GB以上を推奨 |
グラフィックス | ZBrush本体はどのようなタイプでも利用可能 | ZBrush本体はどのようなタイプでも利用可能 (PolyGroupItおよびBevelProプラグイン使用時は2008年以降製造のOpenGL 3.3/Vulkan 1.1対応が必要) |
ストレージ | 8GB以上 | 100GB以上(SSDドライブを強く推奨) |
モニター | 1280×1024解像度以上 (32-bitカラー) | 1920×1200解像度以上(32-bitカラー) |
ZBrushのMac推奨スペック
項目 | 必要動作スペック | 推奨スペック |
---|---|---|
OS | macOS 11.5以上 | macOS 11.5以上 |
CPU | Intel i7/i9 シリーズ | AppleシリコンM1、M2以上 |
メモリ(RAM) | 4GB以上 | 16GB以上 |
グラフィックス | AppleシリコンM1、M2以上 | AppleシリコンM1、M2以上 |
ストレージ | 8GB以上 | 100GB以上(SSDドライブを強く推奨) |
モニター | 1280×1024以上 | 1920×1080以上 |
ZBrush推奨ノートパソコンの選び方5選
ここからはZBrushへオススメできるノートパソコンの選び方を詳しく解説していきます。
メモリ不足やCPUスペックなどについても詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてください。
選び方1:OS
ZBrushはWindowsとMacへ両対応しており、パソコンのスペックが同じであれば理論上はOSをWindowsとMacのどちらを選んでも同じように利用できます。
OSは「オペレーションシステム」の略称であり、パソコン全体を管理するシステムです。
PCへインストールしたソフトのアイコンをクリックするだけで起動するのはOSのおかげです。
OSにはWindows、MacOS、LINUXなど様々な種類がありますが、ソフトやデバイスによって対応OSが異なるので注意してください。
よく使われるのはWindows↓
WindowsはAmazonや楽天市場などでライセンスを買えば後からインストールすることも可能です
ただし、実際に作業を行うとほぼ同じスペックのWindowsとMacでも違いがあるので、そちらを解説しながら最適なOSを紹介していきます。
Windowsのメリット・デメリット
Macのメリット・デメリット
WindowsとMacには上記のようなメリットとデメリットがあり、どちらも一長一短な特徴があります。
ただし、特にこだわりがなければ価格が安くてコスパが高く、利用者が多いWindowsを選ぶと良いでしょう。
ZBrushはWindowsとMacへ両対応していて同じ機能を利用できますが、WindowsとMacは基本的な操作方法やキーボードも異なります。
仕事仲間やネットの情報を参考にする際にWindowsで解説しているケースが最も多いので、これから始めるのであればWindowsの方が便利な可能性があります。
本当にどっちでも大丈夫だけど、本記事ではコスパと初心者の始めやすさを重視してWindows寄りになっています。
選び方2:CPU
CPUは人間で例えると「脳」にあたる重要なPCパーツであり、指示された計算やプログラムを実行する役割があります。
CPUは「セントラルプロセッサーユニット」の略称であり、プログラムの演算・解釈・実行を行う役割です。
人間の脳に似ており、ソフトウェアの処理や動画の再生にも利用されます。
高性能なCPUを搭載すればPCの処理能力が上がり、高負荷な作業も快適に行えます。
PC全体へ影響を与えるパーツなのでPC選びでは重要です。
CPU製造で有名なメーカーは「Intel」と「AMD」。
ZBrushはCPUへの依存が大きいソフトなので、快適に利用したい場合はCPUのスペックが最重要です。
CPUにはさまざまな種類があり、例えばIntel製CPUの場合は「Intel Core i5 10210U」といった表記になっています。「Core i5」の部分がCPUのクラス、「10210U」の部分がCPUの世代番号を表しています。
CPUのクラス | 超ハイエンド | ハイエンド | ミドルレンジ | ローエンド | 超ローエンド |
---|---|---|---|---|---|
Intel | Core i9 | Core i7 | Core i5 | Core i3 | Pentium、Celeron |
AMD | Ryzen 9 | Ryzen 7 | Ryzen 5 | Ryzen 3 | Athlon |
用途や できること | 3Dゲーム開発 VRゲーム | PCゲーム プログラミング | 動画編集 軽量なPCゲーム | 動画視聴 文章作成 | ネットサーフィン 軽量なSNSの閲覧 |
一般的にCPUのクラスや世代の数字が大きいほど性能が高いものの、Core i7の第6世代はCore i3の第13世代よりも性能が低いというケースがあり、CPUの性能を表記だけで測るのは難しいです。
もしCPUの性能をクラスや世代を総合的に判断したい場合は下記サイトで「PassMark値(Average CPU Mark)」を参考にする方法がオススメです。
ZBrushであればPassMark値が14,000以上がオススメなので、下記のようなCPUを選ぶとよいでしょう。
- Intel Core i5またはCore i7(第12世代以上)
- Intel Core i9(全世代)
- AMD Ryzen 7またはRyzen 9(全世代)
- Apple M1、M2チップ以上
上記並みのCPUを搭載していればZBrushを使えるだけのスペックがあります。
選び方3:メモリ
メモリ(RAM)とはパソコンの主記憶装置であり、パソコンにとっての作業スペースにあたるPCパーツです。
メモリはPCのデータを一時保存するストレージであり、CPUとストレージ間のデータ取り扱いをサポートする役割です。
作業台へ例えられることが多く、「作業台が広い=メモリの容量が多い」状態だと1度に処理できるデータ量も増えます。
複数のソフトウェアを同時に使用する場合は大容量メモリが推奨されています。
アプリやダウンロードファイルを保存する「ストレージ」とは別物なので注意
メモリは容量が大きければ大きいほど一度に多くの処理ができ、それに伴ってソフトウェアやプログラムの処理速度が速くなります。
CPUの性能が高くてもデータを処理できる作業スペースが小さければ意味がないので、CPUの性能を引き出すためにもメモリ容量は大切です。
ZBrushはモデリングやレンダリングの際に多くのメモリを使用しており、8GBではメモリ不足になることが多いです。
ZBrushで落書きinMBA。ZBrushが落ちるまでメモリ16GBのMBAでどこまでやれるか作業してみる事に。
— Gri&Graの中の人だった人。 (@Grisan_Gransan) May 16, 2023
先日のモデルを最初から作り直している最中で、昨夜のスタバで作業した分も含めて所要時間は約2時間。見た目よりポリゴン数も多くなく、熱やメモリ的にもまだまだ全然大丈夫ぽい。😚 pic.twitter.com/5b9gNtO2sa
実際にZBrushの推奨スペックでも数億ポリゴンの場合は16GB以上が推奨されており、他のソフトをバックグラウンドで開くことも考えると16GB以上が必須でしょう。
選び方4:グラフィックス
グラフィックボード(グラフィックカード)はグラフィックス処理や演算処理へ特化したPCパーツですが、ZBrushではそこまで高性能なグラボを必要としていません。
グラフィックボード(グラボ):画像や映像を表示するための部品(GPU)が集積されたPCパーツ。
連続的な演算処理能力に優れており、ゲーミングPCには搭載されている。
非搭載の場合はCPU内蔵パーツが同じ働きをするが、性能はグラボより低い。
PCゲームやライブ配信、編集ソフトなどで画像や映像を処理するために使われるPCパーツです。
でも、価格が高いので一般的なパソコンには搭載されてません。
ZBrush以外の3D系ソフトでは3Dデータやレンタリングの処理が必要になり、OpenGLへ強い性能を持っているグラフィックボードが必要になるケースが多いです。
OpenGLはハードウェア向けの2DCG/3DCGライブラリで、レンダリングシステムの挙動を定めるグラフィックスAPIの仕様です。
しかし、ZBrushはCPUへ依存が強く、グラフィックボードは補助的なPCパーツになります。
ZBrushのために高性能なグラボを搭載しても予算を食い潰すだけなので、下記のグラボシリーズからコスパに優れたモデルを選ぶと良いでしょう。
- NVIDIA GeForce RTXシリーズ
- NVIDIA RTX Aシリーズ
- AMD RadeoProシリーズ
ハイスペックな3DCGソフトを他にも使う予定がある場合はNVIDIA RTX Aシリーズ、ZBrushだけならNVIDIA GeForce RTXシリーズがコスパに優れています。
選び方5:ストレージ
ストレージはデータやソフトウェアをパソコン本体へ保存するためのPCパーツであり、プログラムファイルや作成したデータ、卒論などを保存する際にも使います。
ストレージはデータやソフトウェアなどを保存するパーツであり、本棚へ例えられることが多いです。
ストレージには「SSD」と「HDD」の2種類があります。
SSDは高速なデータ処理が可能であり、物理的な衝撃にも強いです。
HDDは安価で大容量ストレージを用意できますが、SSDよりもデータ処理が遅いです。
ストレージにはHDDとSSDの2種類があり、ソフトの起動速度や編集速度を考慮すると起動速度やデータの読み書きが速いSSDの選択が必須です。
例えば最新のM.2SSDであれば通常のHDDより50倍以上も転送速度が大きく、パソコンやソフトウェアなどの起動速度も速くなります。
比較 | HDD | SSD |
---|---|---|
価格 | 安い | 高い |
価格に対する保存容量 | 多い | 少ない |
転送速度 | 遅い | 速い |
本体の寿命 | 約3年 | 約5年 |
衝撃への耐性 | 壊れやすい | 壊れにくい |
また、ZBrushプロジェクトのファイルは大容量になることが多いため、512GB以上のSSDを搭載したモデルを選ぶと安心です。
もし容量が不足した場合には、クラウドストレージや外付けハードディスクを活用してもよいでしょう。
ZBrushへオススメの安いノートパソコン6選【コスパ】
ASUS TUF Gaming A15 FA506NF
TUF Gaming A15 FA506NFはゲーミングPCやPC周辺機器で有名なASUSのゲーミングノートPCです。
TUF Gaming A15 FA506NFの価格は109,800円であり、具体的なPCスペックは下表の通りです。
項目 | TUF Gaming A15 FA506NF |
---|---|
OS | Windows11 Home 64ビット |
CPU | AMD Ryzen 5 7535HS |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 2050 Laptop |
メモリ | 16GB(増設注文可能) |
ストレージ | SSD:512GB |
グラフィックスへ低価格帯グラボのRTX2050、CPUへミドルレンジのRyzen5を搭載しており、Adobeや軽量なPCゲームができるほどの性能があります。
Lenovo LOQ 15IRX9(RTX3050)
LOQ 15IRX9は世界最大級のパソコンメーカーであるLenovoのゲーミングノートパソコンです。
LOQ 15IRX9の価格は110,000円であり、具体的なパソコンスペックは下表になります。
項目 | LOQ 15IRX9(RTX3050) |
---|---|
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | Intel Core i5-13450HX |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 3050 Laptop |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD:512GB |
Intelの13世代ミドルレンジCPUを搭載しており、ビジネス向けソフトやゲームもできるハイスペックPCです。
- 10コア16スレッドCPUと16GBメモリで基本性能が高い
- VRAM6GBのRTX3050 Laptopを搭載
→高いグラフィック性能でPCゲームや動画編集も快適 - 15.6インチの大きめディスプレイ&144Hz
- Wi-Fi 6E対応で、高速かつ安定したインターネット接続が可能
- 1年間の引取修理サポートあり
- 1080pのWebカメラとマイク、ノイズキャンセリングスピーカーを標準搭載
- USB TypeAやTypeC,HDMI、マイクロSDカード、イヤホンジャックなどに対応
- 最大48回までクレカなしで分割払いが可能
ASUS TUF Gaming A15 FA506NC
TUF Gaming A15 FA506NCはゲーミングPCやPC周辺機器で有名なASUSのゲーミングノートPCです。
TUF Gaming A15 FA506NCの価格は129,800円であり、具体的なPCスペックは下表の通りです。
項目 | TUF Gaming A15 FA506NC |
---|---|
OS | Windows11 Home 64ビット |
CPU | AMD Ryzen 5 7535HS |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 3050 Laptop |
メモリ | 16GB(増設注文可能) |
ストレージ | SSD:512GB |
グラフィックスへ低価格帯グラボのRTX3050、CPUへミドルレンジのRyzen5を搭載しており、AdobeやPCゲーム、機械学習ができるほどの性能があります。
Lenovo LOQ 15IRX9(RTX4050)
LOQ 15IRX9(RTX4050)は世界最大級のパソコンメーカーであるLenovoのゲーミングノートパソコンです。
LOQ 15IRX9(RTX4050)の価格は144,870円であり、具体的なパソコンスペックは下表になります。
項目 | LOQ 15IRX9(RTX4050) |
---|---|
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | Intel Core i5-13450HX |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 4050 Laptop |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD:512GB |
Intelの13世代ミドルレンジCPUを搭載しており、クリエイティブソフトやゲームもできるハイスペックPCです。
マウスコンピューター NEXTGEAR J6-A7G60GN-A
NEXTGEAR J6-A7G60GN-Aは国内BTOパソコンで売上No1であるマウスコンピューターのWEB限定ゲーミングノートパソコンです。
NEXTGEAR J6-A7G60GN-Aの価格は179,800円であり、具体的なPCスペックは下表の通りです。
項目 | NEXTGEAR J6-A7G60GN-A |
---|---|
OS | Windows11 Home 64ビット |
CPU | AMD Ryzen 7 7840HS |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop |
メモリ | 16GB(増設注文可能) |
ストレージ | SSD:512GB |
グラフィックスへRTX4060を採用しており、人気PCゲームをプレイできるほどのスペックがあります。
- 16インチのフルHDノングレア液晶&165Hzで作業やゲームも快適
- 8コア16スレッドCPUでAdobeやPCゲームにも使える
- グラフィックボード「RTX4060」搭載で画像処理や3Dゲームにも対応
- 500GBの大容量ストレージ&SSDなので読込も速い
- Wi-Fi 6E対応で、高速かつ安定したインターネット接続が可能
- 3年間センドバック修理保証・24時間×365日電話サポート
- 100万画素のWebカメラとマイク、スピーカーを標準搭載
- USB TypeAやTypeC,HDMI、マイクロSDカード、イヤホンジャックなどに対応
- 最大36回までクレカなしで分割払いが可能
マウスコンピューター NEXTGEAR J6-A7G60GN-A(32GB)
NEXTGEAR J6-A7G60GN-A(32GB)は国内BTOパソコンで売上No1であるマウスコンピューターのWEB限定ゲーミングノートパソコンです。
NEXTGEAR J6-A7G60GN-A(32GB)の価格は199,800円であり、具体的なPCスペックは下表の通りです。
項目 | NEXTGEAR J6-A7G60GN-A(32GB) |
---|---|
OS | Windows11 Home 64ビット |
CPU | AMD Ryzen 7 7840HS |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop |
メモリ | 32GB(増設注文可能) |
ストレージ | SSD:1TB |
グラフィックスへRTX4060を採用しており、人気PCゲームをプレイできるほどのスペックがあります。
- 16インチのフルHDノングレア液晶&165Hzで作業やゲームも快適
- 8コア16スレッドCPUでAdobeやPCゲームにも使える
- グラフィックボード「RTX4060」搭載で画像処理や3Dゲームにも対応
- プロゲーマーや人気配信者並の32GB大容量メモリ
→ゲーム配信やクリエイティブ系ソフトも快適 - 1TBの大容量ストレージ&SSDなので読込も速い
- Wi-Fi 6E対応で、高速かつ安定したインターネット接続が可能
- 3年間センドバック修理保証・24時間×365日電話サポート
- 100万画素のWebカメラとマイク、スピーカーを標準搭載
- USB TypeAやTypeC,HDMI、マイクロSDカード、イヤホンジャックなどに対応
- 最大36回までクレカなしで分割払いが可能