はじめまして。PCスペックレビューでブログ運営をしているちゃすくです。
この記事では写真管理ソフトにオススメの安いノートパソコンを紹介していきます。
安全性が高く、コストパフォーマンスに優れたノートパソコンを中心に解説していくので、写真管理用ノートパソコンに悩んだ際は参考にしてください。
スポンサーリンク
主要な写真管理ソフトの推奨スペック一覧
主要な写真管理ソフトの推奨スペックは下表のようになっており、低スペックなノートパソコンでも使えるソフトが多いです。
ソフトウェア | CPU | メモリ | ストレージ | グラフィックス | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
Google Photos | Intel Core i3クラス | 4GB以上 | SSD推奨 | 内蔵グラフィックスで十分 | クラウドベースのため、ローカル性能の要求は低め。 8GBのメモリとSSDを使用すると、より快適に動作。 |
Adobe Lightroom | Intel Core i5またはAMD Ryzen 5クラス | 8GB(推奨16GB) | 512GB SSD推奨 | 内蔵グラフィックス以上 | 写真管理と編集を一体化したソフト。 推奨スペックでスムーズな操作が可能。 |
Apple Photos | Intel Core i3クラス | 8GB(推奨16GB) | SSD推奨 | 内蔵グラフィックスで十分 | Macデバイス向け。 大量の写真や高解像度編集には16GBのメモリ推奨。 |
Adobe Bridge | Intel Core i5クラス | 8GB(推奨16GB) | 512GB SSD推奨 | 2GB VRAMを持つグラボ以上 | 他のAdobe製品との連携が重視されるプロ向けツール。 専用GPUでよりスムーズ。 |
特にクラウドベースであるGoogle Photosであれば5万円台のノートパソコンでも使え、Chromebookも候補に入ります。
インストール型の写真管理ソフトでも標準的なビジネス&学生向けノートパソコンで満たせる性能になっているので、コスパを重視すれば10万円以内のモデルでも十分な性能です。
大量の写真を一気に管理&整理する場合は16GB以上のメモリが欲しくなりますが、一回の作業で数枚しか開かない場合は8GBでも十分です。
写真管理にオススメの安いノートパソコン6選
Lenovo IdeaPad Slim 3 Gen 8 AMD
IdeaPad Slim 3 Gen 8 AMDは世界最大のパソコンメーカーであるLenovoの低価格帯ノートパソコンです。
IdeaPad Slim 3 Gen 8 AMDの具体的なPCスペックは下表の通りであり、価格は59,840円です。
項目 | IdeaPad Slim 3 Gen 8 AMD |
---|---|
OS | Windows11 Home 64ビット |
CPU | AMD Ryzen 3 7330U |
グラフィックス | 内蔵GPU |
メモリ | 8GB |
ストレージ | SSD:512GB |
- 軽量でスリムなデザインで2色から選べる
- 15.6インチのフルHDディスプレイ&ブルーライト軽減あり
- AMD Ryzen 3 7330UでOfficeやWEBアプリを快適に使える
- Wi-Fi 6E対応で、高速かつ安定したインターネット接続が可能
- 1年間の引取修理サポートあり
- Webカメラとマイク、ノイズキャンセリングスピーカーを標準搭載
- USB TypeAやTypeC,HDMI、マイクロSDカード、イヤホンジャックなどに対応
- 最大48回までクレカなしで分割払いが可能
Google PhotosやAmazon Photosなどのクラウド系写真管理ソフトを快適に利用できるノートパソコンです。
8BGのメモリがあるのでOfficeなどで基本的な事務作業もできます。
512GBの大容量ストレージを搭載しており、標準的な写真であれば約40万枚も保存できます。
マウスコンピューター mouse B4-I1U01PG-B
mouse B4-I1U01PG-Bは国内BTOパソコンで売上No1であるマウスコンピューターの低価格帯ノートパソコンです。
mouse B4-I1U01PG-Bの価格は69,800円であり、主なスペックは下表の通りです。
項目 | mouse B4-I1U01PG-B |
---|---|
OS | Windows11 Home 64ビット |
CPU | Intel N100 |
グラフィックス | Intel UHD グラフィックス |
メモリ | 8GB |
ストレージ | SSD:128GB |
Office | Microsoft365 Personalが1年分無料付属 |
ミニPCでも人気なIntel N100を搭載しており、プロ向け以外の写真管理ソフトであれば十分なスペックです。
サブスク版Office1年分が無料付属しているので、ビジネスや学校向けにも使えるモデルです。
ノングレア液晶で目が疲れにくいのも嬉しいポイント!
マウスコンピューター mouse B4-I1U01PG-B(16GB)
mouse B4-I1U01PG-B(16GB)は国内BTOパソコンで売上No1であるマウスコンピューターの低価格帯ノートパソコンです。
mouse B4-I1U01PG-B(16GB)の価格は79,800円であり、主なスペックは下表の通りです。
項目 | mouse B4-I1U01PG-B(16GB) |
---|---|
OS | Windows11 Home 64ビット |
CPU | Intel N100 |
グラフィックス | Intel UHD グラフィックス |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 256GB(M.2 NVMe SSD) |
ミニPCでも人気なIntel N100に16GBのメモリを合わせており、画像編集にも使えるノートPCです。
写真管理だけでなく、写真の修正や編集もしたい人におすすめのスペックです。
Intel N100を使ってるおかげで低電力で写真管理を行えます。
Lenovo LOQ 15IRX9(RTX3050)
LOQ 15IRX9は世界最大級のパソコンメーカーであるLenovoのゲーミングノートパソコンです。
LOQ 15IRX9の価格は110,000円であり、具体的なパソコンスペックは下表になります。
項目 | LOQ 15IRX9(RTX3050) |
---|---|
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | Intel Core i5-13450HX |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 3050 Laptop |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD:512GB |
Intelの13世代ミドルレンジCPUを搭載しており、ビジネス向けソフトやゲームもできるハイスペックPCです。
- 10コア16スレッドCPUと16GBメモリで基本性能が高い
- VRAM6GBのRTX3050 Laptopを搭載
→高いグラフィック性能でPCゲームや動画編集も快適 - 15.6インチの大きめディスプレイ&144Hz
- Wi-Fi 6E対応で、高速かつ安定したインターネット接続が可能
- 1年間の引取修理サポートあり
- 1080pのWebカメラとマイク、ノイズキャンセリングスピーカーを標準搭載
- USB TypeAやTypeC,HDMI、マイクロSDカード、イヤホンジャックなどに対応
- 最大48回までクレカなしで分割払いが可能
11万円でグラフィックボードを搭載しているノートパソコンです。Adobe Lightroomなども利用できるスペックであり、複数枚の写真を同時に開いても耐えられる処理能力があります。
ゲームや動画編集にも使えるスペックなので、色々な用途を考えている場合は特にオススメのモデルです。
マウスコンピューター mouse F4-I5U01OB-A
mouse F4-I5U01OB-Aは国内BTOパソコンで売上No1であるマウスコンピューターのビジネス&クリエイター向けノートパソコンです。
mouse F4-I5U01OB-Aの価格は119,800円であり、具体的なパソコンスペックは下表になります。
項目 | mouse F4-I5U01OB-A |
---|---|
OS | Windows 11 Home |
CPU | IIntel Core i5-1240P |
グラフィックス | メモリ1枚時:Intel UHD グラフィックス メモリー2枚時:Intel Iris Xe グラフィックス |
メモリ | 8GB |
ストレージ | SSD:512GB |
Adobeやインストール型の写真管理ソフトを使える性能があるうえで、国内メーカーのマウスコンピューターなので安心して利用できるモデルです。
グラボ非搭載ですが、高性能内蔵GPUのIris Xe Graphicsを搭載しているので写真管理も快適です。
Lenovo LOQ 15IRX9(RTX4050)
LOQ 15IRX9(RTX4050)は世界最大級のパソコンメーカーであるLenovoのゲーミングノートパソコンです。
LOQ 15IRX9(RTX4050)の価格は144,870円であり、具体的なパソコンスペックは下表になります。
項目 | LOQ 15IRX9(RTX4050) |
---|---|
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | Intel Core i5-13450HX |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 4050 Laptop |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD:512GB |
Intelの13世代ミドルレンジCPUを搭載しており、クリエイティブソフトやゲームもできるハイスペックPCです。
14万円台でグラフィックボードを搭載しているノートパソコンです。プロ向け写真管理ソフトを利用できるスペックがあり、クラウド系もインストール型も使える万能な性能です。
一般的な写真管理ソフトであればオーバーなスペックですが、プロとして写真や画像を管理したい場合はオススメのモデルです。
写真管理用ノートパソコンの選び方
ここからは写真管理ソフトにオススメの安いノートパソコンを選ぶ際のポイントを解説していきます。
選び方1:CPU
写真管理ソフトの多くはCPUに依存しており、Intel Core i3やAMD Ryzen 3などのローエンドクラスで基本的な操作が可能です。
CPUは「セントラルプロセッサーユニット」の略称であり、プログラムの演算・解釈・実行を行う役割です。
人間の脳に似ており、ソフトウェアの処理や動画の再生にも利用されます。
高性能なCPUを搭載すればPCの処理能力が上がり、高負荷な作業も快適に行えます。
PC全体へ影響を与えるパーツなのでPC選びでは重要です。
CPU製造で有名なメーカーは「Intel」と「AMD」。
CPUのクラス | 超ハイエンド | ハイエンド | ミドルレンジ | ローエンド | 超ローエンド |
---|---|---|---|---|---|
Intel | Core i9 | Core i7 | Core i5 | Core i3 | Pentium、Celeron |
AMD | Ryzen 9 | Ryzen 7 | Ryzen 5 | Ryzen 3 | Athlon |
用途や できること | 3Dゲーム開発 VRゲーム | PCゲーム プログラミング | 動画編集 軽量なPCゲーム | 動画視聴 文章作成 | ネットサーフィン 軽量なSNSの閲覧 |
もちろん古すぎるIntel Core i3やAMD Ryzen 3では重くなりやすいですが、直近4年以内に発売されたローエンドクラスであれば基本的な写真管理作業が可能です。
ただし、複数の写真を同時に管理&編集する場合や高解像度の画像を扱う場合は、Intel Core i5やAMD Ryzen 5などのようなミドルレンジCPU以上を選ぶとよいでしょう。
「写真管理にオススメの安いノートパソコン6選」ではミドルレンジ以上のCPUを搭載したモデルを中心に紹介しているので参考にしてください。
選び方2:メモリ
基本的な写真管理には8GBのメモリで十分であり、Google PhotosやApple Photosなどのクラウド系サービスを使用する場合は8GBで問題ありません。
メモリはPCのデータを一時保存するストレージであり、CPUとストレージ間のデータ取り扱いをサポートする役割です。
作業台へ例えられることが多く、「作業台が広い=メモリの容量が多い」状態だと1度に処理できるデータ量も増えます。
複数のソフトウェアを同時に使用する場合は大容量メモリが推奨されています。
アプリやダウンロードファイルを保存する「ストレージ」とは別物なので注意
しかし、下記のような用途では8GBのメモリだと不足しやすいため、16GB以上のメモリがオススメです。
- 10枚以上の写真を同時に開きたい
- 複数枚の写真を一緒に編集&処理したい
- Adobe Lightroomを使いたい
正直、Google Photosなら4GBのメモリでも使えるけど、ネットサーフィンや簡単な事務作業も考えている場合は8GB以上がオススメです。
スポンサーリンク
グラフィックス
写真管理自体には高性能なグラフィックボードが不要であり、CPUへ内蔵された内蔵GPUで十分です。
グラフィックボード(グラボ):画像や映像を表示するための部品(GPU)が集積されたPCパーツ。
連続的な演算処理能力に優れており、ゲーミングPCには搭載されている。
非搭載の場合はCPU内蔵パーツが同じ働きをするが、性能はグラボより低い。
PCゲームやライブ配信、編集ソフトなどで画像や映像を処理するために使われるPCパーツです。
でも、価格が高いので一般的なパソコンには搭載されてません。
10枚程度の写真を同時に開く際も編集をしないのであればIntel Iris XeやAMD Radeon Vega 8などの高性能内蔵GPUで十分カバーできます。
グラフィックボードを搭載したノートパソコンは高価になりやすいため、写真管理のみでコスパを考えるのであれば非搭載モデルで十分です。
一方、Adobe Bridgeのようなプロ向け写真管理ソフトを利用する場合はグラフィックボードの搭載が必須になります。
LenovoのLOQ 15IRX9シリーズであればグラフィックボードを搭載していながら15万円以内で購入できるのでオススメです。
ストレージ
写真はストレージの容量を圧迫しやすいため、最低でも256GB以上のストレージを持つノートパソコンを選ぶと良いでしょう。
ストレージはデータやソフトウェアなどを保存するパーツであり、本棚へ例えられることが多いです。
ストレージには「SSD」と「HDD」の2種類があります。
SSDは高速なデータ処理が可能であり、物理的な衝撃にも強いです。
HDDは安価で大容量ストレージを用意できますが、SSDよりもデータ処理が遅いです。
小さいストレージでもクラウドストレージや外付けストレージで補えますが、システムファイルやソフトのインストールで圧迫される分を考えると256GB以上のストレージは必須です。
また、ストレージにはSSDとHDDの2種類があり、ノートパソコン本体へ搭載するストレージにはSSDがオススメです。
例えば最新のM.2SSDであれば通常のHDDより50倍以上も転送速度が大きく、パソコンやソフトウェアなどの起動速度も速くなります。
比較 | HDD | SSD |
---|---|---|
価格 | 安い | 高い |
価格に対する保存容量 | 多い | 少ない |
転送速度 | 遅い | 速い |
本体の寿命 | 約3年 | 約5年 |
衝撃への耐性 | 壊れやすい | 壊れにくい |
ストレージがHDDではハイエンドスマホよりも処理が遅くなってしまうため、ノートパソコンで写真を管理したい場合は絶対にSSD搭載モデルがオススメです。
スポンサーリンク