- フォートナイトの運営会社「Epic Games」の株を買いたい人
- Epic Gamesの株価チャートや企業価値を確認したい人
- 未上場のEpic Gamesに投資する具体的な方法を知りたい人
Epic Gamesはフォートナイトの運営会社として有名ですが、上場企業ではないため、SBI証券や楽天証券で株価を検索しても出てきません。
この記事ではEpic Gamesの企業価値の推移、株主構成、関連する上場株、そして未上場株ファンドを通じた投資方法までまとめて解説します。

Epic Gamesは過去にマネックス証券経由でHiJoJoユニコーンファンドが販売された実績があります。
関連株の購入やファンド募集の詳細は後述します。
Epic Gamesの株は買える?
結論から言うと、Epic Gamesの株は一般的な証券口座では買えません。
Epic Gamesは株式を証券取引所に公開していない非上場企業(プライベートカンパニー)なので、ティッカーシンボルも存在しません。
Epic Gamesは1991年にティム・スウィーニー氏がメリーランド州で創業しました。
現在はノースカロライナ州ケーリーに本社を構え、フォートナイト、ゲームエンジン「Unreal Engine」、デジタルゲーム販売プラットフォーム「Epic Games Store」の3つが柱です。
フォートナイトの登録アカウントは6億5000万件を超えており、2026年初頭の月間アクティブプレイヤー数は約1億1000万人です。
ゲームとしての規模は巨大ですが、上場企業ではないため、楽天証券やSBI証券の検索画面で「Epic Games」と打っても何もヒットしません。

「Epic Games 株価」で検索する人は多いですが、株価チャートが見つからないのは、上場していないからです。
次のセクションで、株価チャートの代わりになる企業価値データを整理します。
Epic Gamesの株価チャートがない理由と企業価値の推移
Epic Gamesは非上場企業なので、株価チャートは存在しません。
代わりに参考になるのが「資金調達ラウンド時の企業評価額」と「セカンダリーマーケットでの推定取引価格」の2つです。
下の表はEpic Gamesの主な資金調達と、その時点の企業評価額をまとめたものです。
| 時期 | 出来事 | 企業評価額 |
|---|---|---|
| 2012年 | テンセントが約40%の株式を取得(約3.3億ドル) | 非公開 |
| 2020年8月 | 複数社から17.8億ドル調達 | 173億ドル |
| 2021年4月 | ソニーなどから10億ドル調達 | 287億ドル |
| 2022年4月 | ソニー・KIRKBI(LEGOグループ親会社)から20億ドル調達 | 315億ドル(ピーク) |
| 2024年2月 | ディズニーが15億ドル出資 | 225億ドル |
| 2026年(セカンダリー市場) | 非公式の取引価格 | 推定157億ドル前後 |
2022年のソニー・KIRKBI出資時に315億ドル(約4兆円)でピークをつけましたが、2024年のディズニー出資時には225億ドル(約3.3兆円)まで下がっています。
さらに、2026年時点のセカンダリーマーケット(HiiveやForge Globalなどの未公開株取引プラットフォーム)では、157億ドル前後で推移しているとの報道もあります。
ピーク時から半分近くまで下がった計算です。
背景には2025年からのフォートナイトのエンゲージメント低下と、2026年3月に発表された1000人超のレイオフがあります。

「株価チャート」を探している人が知りたいのは値動きの方向感でしょう。
資金調達ベースの企業評価額で見ると、ここ数年は右肩下がりです。
Epic Gamesの売上と事業リスク
Epic Gamesの2024年の売上高は推定57億ドル(約8500億円)で、前年の52億ドルから約10%増えました。
ただし、売上の大半をフォートナイトに依存しており、2023年時点でフォートナイト単体の売上がEpic全体の約80%を占めていたとされています。
このフォートナイト依存が裏目に出たのが2025年以降です。
CEOのスウィーニー氏は2026年3月のレイオフ発表時に「フォートナイトのエンゲージメントが2025年から低下し、収入を上回る支出が続いている」と説明しています。
2023年にも約16%の人員削減(約870人)を実施しており、今回の1000人超と合わせると2回の大規模レイオフです。
レイオフと外注・マーケティング費用の見直しで5億ドル(約750億円)以上のコスト削減を見込んでいるとのことです。
- 売上の約80%がフォートナイト1タイトルに集中している
- Epic Games Storeは成長中だが、まだ赤字
- Apple・Googleとの訴訟が最高裁まで続いており、結果次第で収益構造が変わる
- 非上場のため財務情報の開示が限定的で、外部から経営状態を正確に判断しにくい
一方で明るいニュースもあります。
2026年5月にはAppleとの訴訟の進展を受けて、フォートナイトが世界中のApp Storeに復帰しました。
日本のiPhoneユーザーがフォートナイトを遊べるようになったのは約6年ぶりです。

iOS復帰でフォートナイトの売上が戻るかどうかは未知数ですが、プラットフォームが増えること自体はプラス材料でしょう。
Epic Gamesの株主構成
Epic Gamesは非上場企業のため、正確な株主構成は公開されていません。
ただし、各種報道や資金調達の発表から、主要株主の持ち分はおおよそ以下のとおりです。
| 株主 | 推定持ち分 | 備考 |
|---|---|---|
| ティム・スウィーニー(創業者・CEO) | 約50%以上 | 議決権の過半数を保持。経営権を完全に掌握 |
| テンセント | 約40% | 2012年に約3.3億ドルで取得。取締役会にも参加 |
| ソニーグループ | 約5% | 2020〜2022年に累計約14.5億ドルを出資 |
| ウォルト・ディズニー | 約7% | 2024年2月に15億ドルを出資 |
| その他 | — | KIRKBI(LEGOグループ親会社)、Fidelity、BlackRock、Baillie Gifford、KKR、T. Rowe Priceなど |
テンセントが40%を持っていますが、スウィーニー氏が議決権の過半数を握っているため、経営の主導権はスウィーニー氏にあります。
テンセントはあくまで資本パートナーであり、Epic Gamesの経営判断を左右できる立場ではないとスウィーニー氏が過去に明言しています。
ディズニーが2024年2月に15億ドルを出資した背景には、フォートナイト内にディズニーやマーベル、スター・ウォーズのコンテンツを展開する構想があります。
ゲームの中にテーマパーク的な体験を作るという方向性で、2025年2月に開発の「安定版」マイルストーンに到達したと報じられました。

ソニーとディズニーという日米の大手エンタメ企業がそろって出資している点は、Epic Gamesの事業に対する信頼度を測る材料にはなるでしょう。
Epic Gamesの関連株(上場企業)
Epic Gamesの株を直接買えない以上、関連する上場企業の株を通じて間接的にEpic Gamesの成長に乗るという考え方もあります。
特に持ち株比率が大きいテンセントやソニーは、Epic Gamesの業績が自社にも影響する立場です。
| 企業名 | ティッカー | Epic Gamesとの関係 |
|---|---|---|
| テンセント | 0700.HK / TCEHY(米国ADR) | 約40%の株式を保有する筆頭外部株主。ただしEpic Games以外の事業が売上の大半 |
| ソニーグループ | 6758(東証プライム)/ SONY(NYSE) | 約5%を保有。ゲーム事業の戦略的パートナー |
| ウォルト・ディズニー | DIS(NYSE) | 約7%を保有。フォートナイト内でのコンテンツ展開で提携 |
| Unity Software | U(NYSE) | 競合のゲームエンジン企業。2025年11月にEpicとの相互運用提携を発表 |
| Roblox | RBLX(NYSE) | ゲームプラットフォームとして競合 |
テンセントはEpic Gamesの持ち分が大きいものの、テンセント自体の時価総額が巨大なので、テンセント株を買ったところでEpic Gamesへの間接投資としてはかなり薄まります。
ソニーも同様で、Epic Games持ち分の約5%がソニー全体の株価に与える影響は限定的です。
「関連株を持つ=Epic Gamesに投資している」とは言いにくいですが、ゲーム産業全体に投資するという視点なら、これらの上場株は選択肢になるでしょう。

ソニーやテンセントの米国株・香港株はマネックス証券でも取り扱いがあるので、関連株をまとめて管理したい場合にも便利です。
Epic Gamesはいつ上場する?
2026年8月時点で、Epic GamesのIPO(新規株式公開)に関する公式発表はありません。
CEOのスウィーニー氏は、上場せずに経営を続けることへのこだわりを何度も表明しています。
理由として挙げているのは、四半期ごとの決算プレッシャーを受けずに、Unreal Engineの長期開発やApple・Googleとの訴訟に集中できるという点です。
実際、Apple訴訟だけで法的費用に1億ドル以上を費やしたとされ、フォートナイトがiOSから排除されていた期間の逸失売上は10億ドル規模とも報じられています。
これだけの投資を株主総会で毎回説明するのは上場企業なら困難で、非上場だからこそ続けられた戦略と言えるでしょう。
上場の可能性がゼロとは言い切れませんが、スウィーニー氏が経営権を手放す意向を見せていない以上、近い将来のIPOを前提に投資計画を立てるのはリスクが高いです。

「上場したら買う」という待ちの姿勢だと、いつまで経っても買えないかもしれません。
次のセクションで、上場を待たずにEpic Gamesへ投資する方法を解説します。
Epic Gamesへ今すぐ直接投資する方法
Epic Gamesの株は証券取引所で売買できませんが、未上場株ファンドを通じた投資という選択肢があります。
ここでは日本の個人投資家が使える具体的なルートを整理します。
HiJoJoユニコーンファンドとは
HiJoJo.comは、金融庁に登録された第一種金融商品取引業者が運営する未上場株投資プラットフォームです。

「HiJoJoユニコーンファンド」は、特定の未上場企業(ユニコーン企業)を投資対象としたファンドで、投資信託のように複数銘柄を自動で分散するものではありません。
ファンドごとに「この企業に投資する」と対象が決まっている仕組みです。

Epic Gamesに限った話ではないですが、未上場株ファンドの販売はマネックス証券が独占的に取り扱っています。
SBI証券や楽天証券では購入できません。
HiJoJoのファンドはマネックス証券でも購入できるため、マネックス証券の口座を持っていれば大手ネット証券の画面からそのまま申し込めます。
過去のEpic Gamesファンド実績
実際に2024年9月、マネックス証券ではHiJoJoユニコーンファンドシリーズとして「Epic Gamesファンド」の募集が行われました。
募集期間は2024年9月20日〜10月18日の約1か月、1口20万円で最低10口(200万円)から、募集総額12億円、契約期間5年というファンドです。

上の画像は、HiJoJo公式サイトに掲載されている過去のファンド対象企業一覧です。
スペースX、ストライプ、アンソロピック、ディスコード、エピックゲームズなどが表示されています。
同時期にはHiJoJo公式サイトでも「HiJoJoビンテージファンド2024」として、OpenAI・Epic Games・Neuralinkの3社をまとめた投資ファンドが募集されていました。
また、マネックス証券内で過去に募集されたHiJoJoファンドの一覧にもEpic Gamesが含まれています。


実際に2026年6月に上場したSpaceXは、2024年時点でHiJoJoユニコーンファンドが販売されていました。
マネックス証券ユーザーなら購入でき、投資できた人は上場時点で大きな利益を得ています。

HiJoJoユニコーンファンドの確認項目
未上場株ファンドは上場株やインデックスファンドとはリスクの性質が違います。
申し込む前に、以下の項目を必ず確認してください。
| 確認項目 | 見る理由 | 判断の目安 |
|---|---|---|
| 最低投資額 | 余剰資金で入れるか | 生活防衛資金を削るなら見送り |
| 手数料 | 申込時・運用中・成功報酬で差が出る | 年率だけでなく合計で見る |
| 運用期間 | 上場や売却まで資金が拘束される | 数年使わないお金か確認 |
| 途中換金 | 急に売れない可能性がある | 流動性はかなり低めに見る |
過去のEpic Gamesファンドは最低投資額200万円、契約期間5年でした。
5年間は原則として途中換金できない資金になるので、余裕資金の中からさらに「しばらく動かさなくていいお金」で入れるのが前提です。
ルート①:HiJoJo公式サイトから申し込む
HiJoJo公式サイト(HiJoJo.com)から直接会員登録し、ファンドの募集開始を待つルートです。

- HiJoJo.comで会員登録する
- 新しいファンドの募集情報を確認する
- 投資先、最低投資額、手数料、運用期間を読む
- 途中換金できない期間を確認して申し込む
HiJoJoのファンドは募集開始から約2週間で締め切られるケースが多く、先着順です。
会員登録しておけば募集開始時にメールで通知が届くので、Epic Gamesに限らず未上場株ファンドの情報を早めにキャッチできます。
ルート②:マネックス証券経由で申し込む
マネックス証券はHiJoJoユニコーンファンドの販売パートナーです。
マネックス証券の口座を持っていれば、マネックスの管理画面からHiJoJoファンドに申し込めます。
- 大手ネット証券の口座からHiJoJoユニコーンファンドへ投資できる
- 関連銘柄や米国株も同じ口座で管理できる
- 未上場ファンドの募集がない時期でも、別の投資方法を比較しやすい
ただし、どちらで投資する場合でもHiJoJoユニコーンファンドの募集は2週間しかないので、事前に口座を持っていなければ投資したくてもできない場合があります。
そのため、事前にマネックス証券で口座を開設しておき、募集が始まったら確認する流れがオススメです。
よくある質問
- QEpic Gamesは上場してる?
- A
上場していません。Epic Gamesは1991年の創業以来、一度もIPOを行っておらず、証券取引所にティッカーシンボルはありません。CEOのスウィーニー氏が議決権の過半数を持ち、非上場での経営を続ける方針を繰り返し表明しています。
- QEpic Gamesの筆頭株主は誰?
- A
創業者のティム・スウィーニー氏が発行済み株式の50%以上を保有しているとされています。外部株主としてはテンセント(約40%)が最大で、そのほかソニーグループ(約5%)、ウォルト・ディズニー(約7%)が主要な出資者です。テンセントが40%を持っていてもスウィーニー氏が経営権を握っているため、テンセントの子会社ではありません。
- QEpic Gamesの株価チャートはどこで見れる?
- A
非上場企業なので、Yahoo!ファイナンスやTradingViewで株価チャートを表示することはできません。代わりに参考になるのが、資金調達ラウンドごとの企業評価額の推移です。2022年の315億ドルをピークに、2024年のディズニー出資時は225億ドル、2026年のセカンダリーマーケットでは157億ドル前後と報じられています。
- Q日本からEpic Gamesに投資できる?
- A
証券口座で株を直接買う方法はありませんが、HiJoJoユニコーンファンドを通じた間接投資は過去に募集実績があります。2024年9月にはマネックス証券で「Epic Gamesファンド」が販売されました。ただし、募集は不定期で先着順のため、事前にHiJoJo公式サイトやマネックス証券で口座を作っておく必要があります。



