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日本政府の政策で40代50代は投資家以外終了!?知るべき危険5選と今からできる対策3選

節約・資産形成

2026年、日本経済は大きな転換点を迎えようとしています。
高市政権による「サナエノミクス」や企業のガバナンス改革で株価は絶好調です。
しかし、その裏側では「投資をしている人」と「していない人」の格差が急速に広がっています。

特に40代50代の皆さんは、定年まで10〜20年という重要な時期です。
老後は稼ぐ力が急速に弱まってしまうので、今この瞬間の選択が老後の生活を大きく左右しやすいです。
そこで今回の記事では「株高不況」という新しい現実の中で、投資をしていない人にどんなリスクが迫っているのか、そして今からできる対策は何なのか、最新データを元に徹底解説していきます。

ちゃすく
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日本政府の政策で投資家以外終了!?知るべき危険5選と今からできる対策3選
  1. なぜ今「投資家以外終了」と言われるのか?
    1. 2026年の日本経済:株高と物価高の二極化
    2. 高市政権の「サナエノミクス」が生み出す構造変化
  2. アメリカで起きた「株高不況」の実態
    1. 株価は2倍、でも国民の7割が「経済は悪い」
    2. インフレ累積22%が国民生活を直撃
    3. 実質賃金は25ヶ月連続マイナス
    4. 株式を保有する上位10%が93%の株式を独占
    5. バイデン政権が敗北した本当の理由
  3. 日本はアメリカより深刻な株高不況に陥る可能性もある
    1. 日本はアメリカの政策へ近づいている
    2. 決定的な違い:日本は株を持たない人が圧倒的に多い
  4. 非投資家が直面する5つの深刻な危機
    1. 危機1:インフレで現金の価値が急速に目減り
    2. 危機2:円安で輸入物価が上昇、生活コストが増加
    3. 危機3:AIブームによるデジタルデバイス価格の高騰
    4. 危機4:賃金上昇が物価上昇に追いつかない
    5. 危機5:80%の資産はインフレを負担するだけ
  5. 投資家が享受する4つの恩恵
    1. 恩恵1:インフレ・円安でも外貨建て資産で資産防衛
    2. 恩恵2:企業の価格転嫁→株価上昇の恩恵を直接受けられる
    3. 恩恵3:高市政権のAI投資・減税方針→半導体・AI関連銘柄が恩恵
    4. 恩恵4:企業のガバナンス改革で株主還元が充実
  6. 今からできる具体的な対策3選
    1. 対策1:新NISAを最優先で活用する
    2. 対策2:iDeCoも活用して節税しながら資産形成
    3. 対策3:生活防衛資金+副収入の確保
  7. よくある質問と誤解

なぜ今「投資家以外終了」と言われるのか?

2026年の日本経済:株高と物価高の二極化

2026年1月現在、日本経済は株価や企業収益の改善が見られる一方で、物価上昇と実質所得の停滞という課題が続いている状態です。

2026年の経済指標

日経平均株価:5万3000円突破(史上最高値)
コアCPI(消費者物価指数):前年比3.0%上昇
円相場:1ドル=150〜158円台の円安水準
実質賃金:2026年前半までマイナス継続の見込み
家計の現預金:1,122兆円(2025年9月末時点)

しかし、この株高の恩恵を受けているのは投資をしている人だけです。
一方で、物価は3%以上上昇し続けており、特に食料品や日用品の値上がりは家計を直撃しています。

ちゃすく
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株価は高いのに生活は良くならない、いわゆる株高不況という状況になっていますね。

高市政権の「サナエノミクス」が生み出す構造変化

そんな株高不況の中で、高市政権が掲げる「責任ある積極財政」は以下の3つの柱で構成されています。

1. 積極財政による景気刺激

防衛費の大幅増額(GDP比2%水準)
インフラ投資の拡大
AI・半導体関連への大規模投資

2. 企業ガバナンス改革の推進

企業が保有する115兆円の現預金を成長投資や株主還元へ
ROE(自己資本利益率)の向上を促進
配当増額・自社株買いの拡大

3. 金融政策との協調

日銀の利上げには慎重な姿勢
円安容認による輸出企業の利益拡大
物価目標2%の達成を優先

これらの政策は、短期的には経済成長を押し上げますが、同時にインフレと円安を加速させる副作用があります。
そして、この恩恵を受けるのは主に「株式を保有している投資家」なのです。

ちゃすく
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高市政権の政策は企業にとっては追い風ですが、個人の生活にとってはインフレという形で負担が増えています。
株を持っている人はその負担を株価上昇で相殺できますが、持っていない人は負担だけが増える構造になっているんです。

アメリカで起きた「株高不況」の実態

実は、日本が今向かっている「株高不況」は、アメリカで2021年から2024年にかけて現実に起きた出来事です。
アメリカの事例を見ることで、日本でこれから何が起きるのかが見えてきます。

株価は2倍、でも国民の7割が「経済は悪い」

2020年から2024年末までの5年間で、アメリカの株価は歴史的な上昇を記録しました。

指数2020-2024年の上昇率2024年単年の上昇率
S&P500+97%+25.0%
NASDAQ総合+118%+28.6%
ダウ平均+49%+12.9%

しかし、Quinnipiac大学の調査では、アメリカ国民の71%が「経済は良くない・悪い」と回答しています。
株価は史上最高値を更新し続けているのに、なぜ国民の大多数が経済に不満を持っているのでしょうか?

インフレ累積22%が国民生活を直撃

答えはインフレにあります。2020年から2024年までの累積インフレ率は約22.4%に達しました。

アメリカの年別インフレ率

2020年:1.2%
2021年:4.7%
2022年:8.0%(ピーク時9.1%)
2023年:4.1%
2024年:2.9%

特に生活必需品の価格上昇は深刻でした。

品目2020-2024年の上昇率
食料品+23.6%
住居費(家賃)+35〜41%
電気料金+30%
天然ガス+35%
ガソリン(ピーク時)+60%超

毎日の買い物で「高い」と感じる実感は、統計上のインフレ率をはるかに上回っていたのです。

実質賃金は25ヶ月連続マイナス

さらに深刻なのは、賃金上昇がインフレに追いつかなかったことです。
2021年4月から2023年4月まで、実質賃金は25ヶ月連続でマイナスを記録しました。

最も深刻だった2022年6月

名目賃金上昇率:4.8%
インフレ率:9.1%
実質賃金:-4.3%(4.3ポイント目減り)

つまり、給与は毎月上がっていたのに、物価がそれを上回るペースで上昇したため、実質的な購買力は減少し続けたのです。

ちゃすく
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これがまさに「株高不況」の本質です。
株価が上がっても、多くの人の生活は苦しくなっていったんです。

株式を保有する上位10%が93%の株式を独占

では、なぜこのような状況になったのでしょうか?
答えは株式の保有構造にあります。

所得階層株式保有割合株を持っている人の割合
上位1%49.9%ほぼ100%
上位10%約93%90%以上
下位50%1%未満約30%

つまり、アメリカでは上位10%が株式資産の93%を保有しているため、株高の恩恵はほぼこの層に集中します。
一方、下位50%の人々は株式をほとんど保有していないため、インフレの負担だけを負うことになったのです。

所得階層別の株式保有率

年収10万ドル以上:87%
年収5-10万ドル:65%
年収5万ドル未満:28%
年収3万ドル未満:21%

バイデン政権が敗北した本当の理由

2024年大統領選挙は、この「株高不況」がいかに国民生活に影響を与えたかを示す結果となりました。

バイデン政権下での経済実績は数字上は良好でした。

  • GDP成長率:年平均3.4%
  • 雇用創出:1,100万人以上
  • 失業率:4%前後(50年ぶりの低水準)
  • S&P500:30回以上史上最高値更新

しかし、出口調査では67%が経済を「良くない・悪い」と評価し、45%が「4年前より経済的に悪化した」と回答しました。
この45%という数字は、2008年金融危機時の42%を超え、史上最高を記録しています。

ちゃすく
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「経済指標は好調なのに、なぜ政権は支持されなかったのか?」
その答えが、まさに株高不況なんです。
そして、日本の政策もアメリカで起きた株高不況へ近づくような内容になっています。

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日本はアメリカより深刻な株高不況に陥る可能性もある

アメリカの事例を見て、「日本は関係ない」と思うかもしれません。
しかし実は、日本の方がアメリカよりも深刻な株高不況に陥りやすいポテンシャルがあります。

日本はアメリカの政策へ近づいている

冒頭でも話した通り、現在、日本の経済政策は株高不況へ陥ったアメリカの政策へどんどん近づいています。

項目アメリカ(2021-2024)日本(2025-2026)
財政政策積極財政・大規模支出責任ある積極財政
企業政策企業収益重視ガバナンス改革・株主還元促進
物価高対策物価インフレを事実上、容認物価インフレを事実上、容認
結果株高+高インフレ株高+高インフレ(進行中)

もちろん、全体的に見ればまだまだ違うところは多いですが、インフレで政府の債務を実質的に小さくしつつ、企業を儲けさせる方針は非常によく似ています。
その結果、下記のような共通点があり、株高不況へ一歩ずつ確実に近づいています。

  • 株価は上昇
  • インフレも加速
  • 恩恵は大企業の経営者や投資家に集中
  • 賃金上昇率はインフレ率未満
  • 非投資家はインフレ負担のみ

決定的な違い:日本は株を持たない人が圧倒的に多い

しかし、日本とアメリカには決定的な違いがあり、もし株高不況が起きると日本はアメリカよりも庶民の生活が苦しくなる可能性があります。
その決定的な違いが株式保有率です。

項目アメリカ日本
成人の株式保有率62%24.1%
株を持たない人38%75.9%
家計資産の株式・投信比率約53%約20%
家計資産の現預金比率13%49.1%

この数字が示す意味は深刻です。
なぜなら、アメリカでは38%が株高不況で一番大きな被害を受けましたが、日本で株高不況が起きると約76%が被害を受ける可能性があるからですね。

さらに深刻なのは、日本人の資産の半分が現預金であることです。
現金は一見「安全」に見えますが、インフレ環境下では最も危険な資産になり得ます。

10年後のシミュレーション(年3%インフレが続いた場合)

株式中心で運用(年7%)した場合
1,000万円 → 実質価値 約1,504万円(+50.4%)
現預金のまま保有した場合
1,000万円 → 実質価値 約744万円(-25.6%)
差額:約760万円

つまり、日本では76%の国民が資産の26%を失うのに対し、24%の国民が資産を50%増やす展開が現実的にあり得る訳です。

割合10年後の資産
投資家約24%1.5倍に増加
非投資家(現金のみ)約76%0.74倍に減少
ちゃすく
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このようにアメリカで起きた株高不況は日本だと「より深刻な形」で起きる可能性があります。
被害を受ける人の割合がアメリカよりも圧倒的に多いですからね。

だからこそ、早いうちに非投資家と投資家で具体的にどんな違いが出てくるのか知り、今からできる限りの対策を始めることが重要です。

非投資家が直面する5つの深刻な危機

それでは、投資をしていない40代50代が直面する具体的なリスクを見ていきましょう

危機1:インフレで現金の価値が急速に目減り

インフレ率3%が続くと、20年後には現金の価値は約45%も減少します。

現金1,000万円の実質価値の推移
現在1,000万円
10年後約744万円(約25.6%減)
20年後約553万円(約44.7%減)
30年後約412万円(約58.8%減)
※年率3%のインフレが継続した場合の試算

つまり、「貯金は安全」という常識が通用しない時代になりつつあります。
45歳で1,000万円の貯金があっても、65歳時点では実質的に553万円の価値しかなくなる計算です。

危機2:円安で輸入物価が上昇、生活コストが増加

2026年1月現在、円相場は1ドル=150〜157円台で推移しています。
これは2022年の1ドル=130円前後と比べると約20%の円安です。

円安による生活への影響
  • 食料品の値上がり
    小麦、大豆などの原材料費上昇、加工食品の価格転嫁、外食チェーンの値上げ
  • エネルギー価格の上昇
    ガソリン価格の高止まり、電気・ガス料金の上昇、灯油など暖房費の増加
  • 日用品・医薬品の値上がり
    輸入医薬品の価格上昇、衛生用品、洗剤などの値上げ

専門家の試算によると、円安とインフレの組み合わせで、平均的な家庭の年間支出は30〜50万円程度増加する見込みです。

危機3:AIブームによるデジタルデバイス価格の高騰

AI技術の急速な発展により、半導体やメモリの需要が爆発的に増加しています。
その結果、身近なデジタル製品の価格が上昇中です。

価格上昇が顕著な製品

スマートフォン:ハイエンド機種で20〜30万円超が当たり前に
ノートPC:性能の高いモデルは15〜20万円以上
家電製品:IoT機能搭載で従来より1.5〜2倍の価格

特に40代50代にとって、スマホやPCは仕事でも必須のツールです。
これらの買い替え時期が重なると、家計への負担は無視できないレベルになります。

危機4:賃金上昇が物価上昇に追いつかない

2026年の春闘では、前年並みの賃上げが期待されています。
しかし、物価上昇率3%に対して、多くの企業の賃上げ率は2%前後にとどまる見込みです。

物価上昇率平均賃上げ率実質賃金
2024年2.5%2.0%▲0.5%
2025年3.0%2.3%▲0.7%
2026年前半2.8%2.2%▲0.6%
2026年後半2.0%2.5%+0.5%

つまり、2026年後半までは実質賃金がマイナスの状態が続く見込みです。
給与は増えても、物価の上昇にはまだ追いついていないのが現実です。

危機5:80%の資産はインフレを負担するだけ

「株高不況」とは、株価は上昇しているのに、一般庶民の生活は苦しくなる現象です。
2026年の日本がまさにこの状態です。

株高不況の構造

政府の積極財政→企業の利益増加→株価上昇
円安と財政出動→インフレ加速
株を持つ富裕層:資産増加で生活に余裕
株を持たない層:物価高で生活が圧迫

実際、日本の家計金融資産2,286兆円のうち、株式・投資信託の保有は約20%程度に過ぎません。つまり、80%の資産は株高の恩恵をほとんど受けられていないのです。

ちゃすく
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日経平均が5万円を超えたというニュースを見ても、多くの人にとっては「他人事」なんですよね。
でも物価高は確実に自分の生活に影響してくる。
この「不公平感」が今の日本の大きな問題です。

投資家が享受する4つの恩恵

一方で、投資をしている人はどのようなメリットを享受しているのでしょうか?

恩恵1:インフレ・円安でも外貨建て資産で資産防衛

投資家は、円安やインフレのリスクを外貨建て資産で回避できます。

代表的な外貨建て資産
  • 米国株式(S&P500、NASDAQ100など)
  • 全世界株式(オールカントリー)
  • ゴールド(金)
  • 外国債券

例えば、2022年初めに100万円分のS&P500に投資していた場合、2026年1月時点では円安と株価上昇の両方の恩恵を受けて、約150〜170万円程度になっている計算です(配当再投資込み)。

恩恵2:企業の価格転嫁→株価上昇の恩恵を直接受けられる

物価高は企業にとって必ずしも悪いことではありません。
コスト増を販売価格に転嫁できれば、利益は増加します。

価格転嫁に成功している業種
  • 食品・飲料メーカー
  • 日用品メーカー
  • インフラ企業(電力、ガス、鉄道など)
  • 小売・外食チェーン

これらの企業の株を保有していれば、物価高による家計の負担増を、株価上昇や配当収入で相殺できます。
つまり、「物価高の加害者側」に回れるわけです。

恩恵3:高市政権のAI投資・減税方針→半導体・AI関連銘柄が恩恵

高市政権は、AI・半導体分野への大規模投資を表明しています。これにより、関連銘柄は大きく上昇しています。

高市政権の恩恵を受ける銘柄
  • アドバンテスト(半導体検査装置):日経平均寄与度1位
  • ソフトバンクグループ(AI投資):日経平均寄与度2位
  • 東京エレクトロン(半導体製造装置)
  • レーザーテック(半導体検査装置)
  • ディスコ(半導体製造装置)

これらの銘柄の多くは、2025年から2026年にかけて株価が1.5〜2倍以上になっています。
仮に個別で上記の銘柄を持っていなくても、上記の銘柄は日経平均にも採用されています。
そのため、日経平均へ連動したインデックスファンドを持っているだけでも十分な恩恵があります。

恩恵4:企業のガバナンス改革で株主還元が充実

日本企業は長年、内部留保を貯め込んできました。
しかし、金融庁の「コーポレートガバナンス・コード(企業統治指針)」改訂により、企業は株主還元を強化せざるを得ない状況になっています。

株主還元の強化策
  • 配当金の増額
  • 自社株買いの実施
  • 株主優待の拡充

東証プライム企業が保有する115兆円の現預金が、今後数年間で株主還元や成長投資に回されることで、さらなる株価上昇が期待されています。

ちゃすく
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企業が内部留保を株主還元に回すということは、株を持っている人にとっては追い風です。
でも、株を持っていない人には何の恩恵もありません。
この差が今後さらに広がっていく可能性が高いんです。

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今からできる具体的な対策3選

それでは、40代50代が今から始められる具体的な対策を見ていきましょう

対策1:新NISAを最優先で活用する

2024年から始まった新NISAは、投資家にとって最強の制度です。

新NISAの基本スペック

年間投資枠:360万円(つみたて投資枠120万円+成長投資枠240万円)
生涯投資枠:1,800万円
非課税期間:無期限
利益に対する税金:0%

シミュレーション条件

  • 年間投資額: 360万円 × 5年間(合計1,800万円)
  • 運用期間: 20年間(想定年利7%)
項目新NISA利用特定口座のみ
最終受取額約6,970万円約6,220万円
税金0円
(非課税)
約750万円
差額新NISAが 約750万円 お得

新NISAは、現時点では金融所得への社会保険料課税の対象外とされています。
つまり、将来的に投資利益に保険料がかかるようになっても、NISAの分は守られる可能性が高いのです。

対策2:iDeCoも活用して節税しながら資産形成

iDeCoは、新NISAとは別の制度で、掛金が全額所得控除になるのが最大のメリットです。

iDeCoの基本スペック

【年間拠出限度額】
会社員(企業年金なし):27.6万円
会社員(企業年金あり):14.4万円〜24.0万円
公務員:14.4万円
自営業:81.6万円
掛金:全額所得控除
運用益:非課税
受取時:退職所得控除または公的年金等控除

例えばiDeCoの節税効果(年収600万円、企業年金なしの会社員の場合)を計算すると下記のようになります。

  • 年間拠出額:27.6万円
  • 所得税・住民税の軽減:約8.3万円/年
  • 30年間の累計節税額:約249万円

ただし、iDeCoには下記の注意点もあります。

  • 60歳まで原則引き出し不可
  • 会社の退職金と受取時期が重なると課税される可能性
  • 2026年から退職所得控除が実質的に増税
  • 特別法人税(現在凍結中)が復活するリスク

それでも、退職金制度がない会社で働いている人や自営業の人にとっては、iDeCoは非常に有効な制度です。

対策3:生活防衛資金+副収入の確保

投資だけでなく、生活防衛資金や副収入で生活の基盤を固めることも重要です。

生活防衛資金の目安
  • 独身・共働き:生活費の6ヶ月分
  • 片働き・子供あり:生活費の1年分
  • 自営業:生活費の1.5〜2年分
副収入の確保
  • スキルを活かした副業
  • ブログ・YouTube・noteなどの情報発信
  • フリーランス案件の受注
ちゃすく
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私自身も投資だけでなく、ブログやYouTubeで情報発信をしています。
投資以外の収入源があると、精神的にも安定しますし、投資も長期的な視点で続けやすくなります。

よくある質問と誤解

Q
今から投資を始めても遅くないですか?
A

40代50代でも決して遅くありません。
むしろ、定年まで10〜20年あれば、十分な複利効果が得られます。

シミュレーション例
  • 月額積立:10万円
  • 投資期間:20年間
  • 想定年利:7%
結果
  • 元本:2,400万円
  • 運用益:約2,820万円
  • 65歳時点の資産:約5,220万円

20年あれば、十分な資産形成が可能です。

Q
金融所得課税が強化されるなら、投資する意味はないのでは?
A

税金が増えても、投資をしない方が損失は大きいです。
仮に金融所得課税が30%に上がったとしても、インフレで現金が目減りする損失の方がはるかに大きくなります。

項目投資した場合(年利7%、税率30%):現金のまま保有した場合
資産額約3,870万円×0.7(税引後)≒2,709万円1,000万円
実質価値(インフレ3%)約1,504万円約553万円

差額は約951万円となあり、税金を払ってでも投資した方が圧倒的に有利です。

Q
株価が高すぎて今は買い時ではないのでは?
A

世界最大クラスの資産運用会社であるブラックロックは過去の市場データを分析して、株価が過去最高値にある状態で投資しても、長期的にはプラスのリターンを得られることが多いと結論付けています。
そのため、「短期的なタイミングを狙う(Timing the Market)」よりも、市場に長く居続けること(Time in the Market)が投資リターンにおいて大事だと示唆していますね。

もちろん、それでも一括で資金を投じることが怖ければ下記のような対策もオススメです。

対策
  • 一括投資が怖ければ、数ヶ月に分けて投資
  • 毎月積立で自動的に購入
  • 暴落時に追加投資できる資金を残しておく
Q
老後まで10年しかないので、投資はリスクが高すぎるのでは?
A

分散投資とリスク管理をすれば、50代でも十分可能です。

50代向けのポートフォリオ例
  • 株式60%:成長性を確保
  • 債券30%:安定性を確保
  • 現金10%:生活防衛資金

定年が近い場合は、全額を株式に投資するのではなく、債券や現金とのバランスを取ることが重要です。

Q
NISAとiDeCo、どちらを優先すべきですか?
A

基本的にはNISAを優先し、余裕があればiDeCoも活用することがおすすめです。

項目新NISAiDeCo
引き出しいつでも可能60歳まで不可
所得控除なしあり
社会保険料課税対象外(現時点)受取時に課税の可能性
柔軟性高い低い
優先順位
  1. 生活防衛資金の確保
  2. 新NISAで年間360万円投資
  3. 余裕があればiDeCoも活用
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