Adobe Scanの保存先はどこ？iPhoneやAndroidのスキャン保存先を解説

はじめまして。ブログ運営と動画投稿をしているちゃすくです。

結論から書くと、Adobe ScanでスキャンしたPDFの保存先はAdobe Creative Cloudのクラウドドキュメント内にある「Adobe Scan」です。

iPhoneやAndroidでスキャンした場合でもクラウドドキュメント内の「Adobe Scan」に保存されるので、どこに保存されているのか分からない場合はチェックしてください。

Adobe Scanの保存先はどこ？

冒頭でも書いた通り、Adobe Scanの初期設定ではスキャン画像の保存先が「Adobe Creative Cloud」＞「クラウドドキュメント」＞「Adobe Scan」になっています。

iPhoneやAndroidでスキャンした場合でもAdobe Creative Cloud上へ保存されるため、端末自体のローカルストレージへ保存される設定にはなっていません。

ただし、iPhoneであれば「ファイル」アプリのブラウズにAdobe Scanが表示されているので、Adobe Scanの項目をタップしてブラウズを許可すればiPhone上でもスキャンした画像が表示されるようになります。

あくまでもクラウド上のデータを表示しているだけなのでスキャンファイル自体は別途ダウンロードする必要がありますが、一気に選択すれば一括でダウンロードすることも可能です。

Adobe Scanの保存先を変更する方法は？

Adobe Scanの保存先を変更する方法はありませんが、下記２つの方法を使えばローカルな環境にも保存できるようになります。

オリジナルを写真に保存

Adobe Scanアプリの「環境設定」から「オリジナルを写真に保存」をオンにすると、スキャン画像のオリジナルデータが写真アプリ上に保存されます。

例えば下画像1のチラシをiPhoneのAdobe Scanでスキャンした場合、iPhoneには元画像となる下画像2が写真アプリへ自動保存されます。

あくまでもローカル端末へ保存されるのは元になった画像なので、スキャンした画像をローカル端末へ保存したい場合は他の方法が必要です。

ブラウズを許可する

iPhoneやAndroidのファイルでAdobe Scanのブラウズを許可すればAdobe Creative Cloud上に保存されたスキャンファイルへアクセスできるようになります。

アクセスした段階ではローカル端末へ保存されていませんが、スキャンファイルをタップすればローカル端末内へのダウンロードが始まります。

複数のスキャンファイルを一気にタップすれば一括でダウンロードできるため、Adobe Scanでスキャンしたファイルをローカル上に保存したい場合はオススメの方法です。

Adobe Scanの料金やプランは？

Adobe Scanは無料でも使えるアプリですが、有料プランへ加入すれば下記の機能が使えるようになります。

Adobe Scan	無料プラン	有料プラン
料金	無料	月額1,080円
一度にスキャンできる枚数	25枚	100枚
ストレージの容量	5GB	20GB
ファイルの統合	できない	複数のスキャンファイルを1つのファイルへ
保存時の拡張子	pdf，jpg，png	pdf，jpg，png、doc、xlsx，pptx（他にもあり）
Acrobat Readerの有料機能	使えない	使える（詳細はこちら）

有料プランへ変更しても保存先を自由に変えられるわけではありませんが、保存できる容量や枚数が増えるメリットは大きいです。

有料プランは7日間の無料体験もできるので、Adobe Scanを便利に使いたい場合はオススメです。