この記事は下記の悩みや疑問を持つ人にオススメです。
- Pythonに必要なPCスペックは?
- 自分のパソコンでPythonは可能?
- Pythonに適したPCの選び方は?
はじめまして。大学ではPythonの機械学習で研究を行い、今はブログ運営をしているちゃすくです。
この記事ではPythonに必要なパソコンスペックや選び方を詳しく解説していきます。
記事全部を読むことが面倒な場合は、マウスコンピューターなどでクリエイター向けPCを用意する方法がオススメです。

そもそも「Python」とは?
Pythonは汎用性の高いプログラミング言語であり、「人工知能」「データ解析」「Webアプリケーション開発」「ゲーム開発」などの分野で広く使われています。

Pythonは、その構文が直感的でわかりやすく、初心者でも扱いやすいという特徴があります。
また、Pythonはオープンソースであり、多くのライブラリやフレームワークが提供されているため、開発の効率も高いです。
Pythonに必要なパソコンスペックは?
Pythonを使った開発に必要なパソコンスペックや推奨PCは、プログラムの規模や開発環境によって異なります。

Python自体は比較的軽量なプログラミング言語であるため、基本的にはスペックの高いパソコンでなくても動作します。
ただし、開発環境によっては、ゲーミングPCやクリエイターPCのような高性能パソコンが必要になる場合も珍しくありません。
高性能PCを用意する場合はマウスコンピューターやパソコン工房などの国内パソコンメーカーがオススメです。

プログラミングやディープラーニング向けのPCモデルも販売しており、国内メーカーなので安全性も高いです。
Pythonに必要最低限のパソコンスペックは?
Pythonでの開発に必要な最低限のパソコンスペックは、基本的にWindowsやmacOS、LinuxなどのOSが動作するPCであれば問題ありません。

Pythonを実行するためにはPython自体のインストールが必要であり、上記のOSなら最新バージョンをダウンロードできます。
また、Pythonの開発環境としては、IDLEやVisual Studio Codeなどのエディタを使用できます。
しかし、上記のエディッタを使う場合は最低でも、CPUへIntel Core i3、メモリに4GB程度、ストレージはSSDが望ましいです。
パソコン工房のクリエイター向けPC「SENSE」であれば上記のスペックも満たしており、プログラミングにも適しています。

SENSEは価格が高ければ高いほど、性能も高くなる仕組みなので、PC選びに慣れていない人でも選びやすいです。
Pythonの推奨パソコンスペックは?
Pythonの推奨PCスペックは開発の規模によりますが、規模の大きなプログラムやデータ解析を行う場合は下表以上のPCが必要になります。
項目 | Python推奨PCスペック |
---|---|
OS | Windows、macOS、Linux |
CPU | Intel Core i5以上 |
グラフィックス | NVIDIAのグラフィックボード |
メモリ | 8GB以上 |
ストレージ | SSD |
特にPythonの一部ライブラリは高い演算処理やグラフィック描画のために、グラフィックボード(GPU)を使用することもあります。
グラボには色々ありますが、NVIDIA社のGPUを搭載したグラボであればPython用のライブラリが多いのでオススメです。
マウスコンピューターのクリエイターブランド「DAIV」はグラボ搭載PCの種類が多く、NVIDIA社のGPUを搭載したモデルもあります。

メモリやストレージなどは注文時に増設することも可能なので、大規模なデータセットを使いたい人にもオススメです。
Python開発に適したパソコンの選び方
Python開発に適したパソコンを選ぶ際には、下記のことを考える必要があります。
項目 | 選ぶ時の注意点 |
---|---|
OS | Windows、macOS、LinuxであればPythonのプログラミングは可能。 初心者向けの情報量や扱いやすさを考えると、Windowsがオススメ。 |
CPU | PythonはCPUの性能に依存するため、高速で多くのコアを持つCPUが必要。 可能であればCore i7やRyzen7のようなハイエンドCPUを選びたい。 |
グラフィックス (GPU) | Pythonで機械学習などを実行する場合は、演算処理装置としてGPUが必要。 NVIDIAのGeForceシリーズはPythonライブラリも多いのでオススメ。 |
メモリ | Pythonの実行には十分なメモリが必要であり、最低でも8GBは用意したい。 大規模なデータセットを処理する場合は、さらに多くのメモリが必要です。 |
ストレージ | 大量のコードやデータを扱う場合は読み込みが速いSSDがオススメ。 データセットが多い場合は容量が大きいストレージが必要になる。 |
小規模なプログラミングであればCPUの性能を優先し、大規模な演算能力が必要な場合はグラフィックス(GPU)性能を優先する選び方が良いでしょう。
Pythonにオススメのクリエイター向けPC5選
ここからはPythonにオススメのクリエイター向けPCを紹介します。
パソコン工房 SENSE-15FH123-i5-UXSX
PythonにオススメのPC1つ目は、パソコン工房のノートPC「SENSE-15FH123-i5-UXSX」です。

SENSE-15FH123-i5-UXSXの価格は99,800円であり、具体的なパソコンスペックは下表になります。
項目 | SENSE-15FH123-i5-UXSX |
---|---|
OS | Windows 11 |
CPU | Intel Core i5 1235U |
グラフィックス | Intel Iris Xe Graphics |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD:500GB |
CPUへIntelのミドルレンジCPUを搭載しており、事務作業レベルのプログラミングなら快適に動きます。
CPUのクラス | 超ハイエンド | ハイエンド | ミドルレンジ | ローエンド | ローエンド |
---|---|---|---|---|---|
Intel | Core i9 | Core i7 | Core i5 | Core i3 | Pentium、Celeron |
AMD | Ryzen 9 | Ryzen 7 | Ryzen 5 | Ryzen 3 | Athlon |
グラフィックスはIntelの内蔵GPUなので性能は低いですが、グラフの描画やUIの作成程度なら十分こなせる性能です。
マウスコンピューター DAIV R4-I7G50WT-A
Pythonのプログラミングへ推奨したいPC2つ目は、マウスコンピューターのノートPC「DAIV R4-I7G50WT-A」です。

DAIV R4-I7G50WT-Aの価格は149,800円であり、詳細なPCスペックは下表の通りです。
項目 | DAIV R4-I7G50WT-A |
---|---|
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | Intel Core i7 1260P |
グラフィックス | NVIDIA GeForce GTX 3050 |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD:512GB |
IntelのハイエンドCPUとエントリー向けグラボを搭載しており、画像を使った機械学習もできるスペックです。
しかも、最大3画面まで出力できるので「参考資料を確認しながらプログラミングする」なども可能です。

ノートのディスプレイサイズは14インチ
パソコン工房 SENSE-M06M-124-RBX
3つ目のPythonにオススメのPCは、パソコン工房のデスクトップPC「SENSE-M06M-124-RBX」です。

SENSE-M06M-124-RBXの価格は149,800円であり、パソコンスペックは下表の通りです。
項目 | SENSE-M06M-124-RBX |
---|---|
OS | Windows 11 |
CPU | Intel Core i5 12400 |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 3060 |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD:512GB |
IntelのミドルレンジCPUと現行の低価格帯グラボを搭載しており、演算処理能力が求められるPythonプログラムも動かせます。

RTX3060はVRAMが12GBなのでディープラーニングにも使える
15万円以内でありながら大規模なデータ解析にも参加できるスペックなので、Python初心者にはオススメです。

マウスコンピューター DAIV FX-I7G60
PythonにオススメのPC4つ目は、マウスコンピューターのデスクトップPC「DAIV FX-I7G60」です。

DAIV FX-I7G60の価格は269,800円(WEB限定価格)であり、具体的なスペックは下表の通りです。
項目 | DAIV FX-I7G60 |
---|---|
OS | Windows11 Home 64ビット |
CPU | Intel Core i7-13700KF |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 3060 |
メモリ | 32GB |
ストレージ | SSD:1TB |
ハイエンドのCore i7とRTX3060を搭載しており、プログラミングだけでなく、動画編集や3DCADでも役立つPCです。
メモリが32GBもあるので、Pythonのプログラムを動かしながらYouTubeの視聴や事務作業を進めることも可能です。

2TBはプログラミングで使うデータセットの保管にピッタリ
パソコン工房 SENSE-F0X7-LCR79X-XLX
PythonのプログラミングにオススメのPC5つ目は、パソコン工房のデスクトップPC「SENSE-F0X7-LCR79X-XLX」です。

SENSE-F0X7-LCR79X-XLXの価格は544,800円であり、具体的なPCスペックは下表の通りです。
項目 | SENSE-F0X7-LCR79X-XLX |
---|---|
OS | Windows11 Home 64ビット |
CPU | AMD Ryzen 9 7900X |
グラフィックス | GeForce RTX 4090 |
メモリ | 32GB |
ストレージ | SSD:1TB |
超ハイエンドのRyzen9、単体で30万円超えのRTX4090を搭載した超ハイスペックPCであり、個人でプログラミングをするなら十分すぎるPCです。
中〜大規模なプログラミングにも対応できるパソコンであり、Pythonで大規模なプログラムを組みたい人にはオススメです。

余裕があればメモリを増設しても良いかも