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【新NISAの格差】平均積立額は月8万円!?年収別でみんないくら積立?

運用戦略・資産形成

新NISAの平均積立額は毎月8万円みたいです!
というのも、金融庁が2026年の2月に公表した2025年の新NISA利用状況では、稼働している新NISA口座1つあたり毎月だいたい8万円分の買付があることが分かりました。
コレを聞くと、「自分はそんなに積立していないけど、大丈夫なのかな…」と不安になりがちですが、実は全く問題ない理由も同時に見つかりました。

そこで、今回は金融庁の最新データから「新NISAでみんなどれくらい積立をしているのか」平均値や年収ごとの値を具体的に解説していきます。
新NISAで資産形成をしている方は、モチベ維持のためにも是非最後までチェックしてください!

ちゃすく
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【新NISAの格差】平均積立額は月8万円!?年収別でみんないくら積立?
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「月8万円」の正体を解剖する

YouTubeやSNSで「新NISAの平均積立額は月8万円超」という数字を見たことがある方も多いですよね。
この数字を見て「自分は月3万しかやってない…全然足りないのかも」と不安になった方、ちょっと待ってください。
まずはこの「月8万円」がどこから出てきた数字なのか確認してから、その中身を解剖していきましょう。

「月8万円」はどこから出てきた数字なのか

2026年2月に金融庁が公表した最新データ(2025年12月末・速報値)から見てみましょう。

※出典:金融庁「NISA口座の利用状況調査(2025年12月末時点・速報値)」
新NISAの最新利用状況(2025年12月末・速報値)
  • NISA口座数:約2,826万口座
  • 2025年の年間買付額:約18.8兆円(成長投資枠 約12.6兆円+つみたて投資枠 約6.2兆円)
ちゃすく
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ここでポイントになるのが、この2,826万口座のうち約34〜38%が「未稼働口座」だということなんですね。
未稼働口座というのは、口座を開設したけど1円も投資していない口座のことです。
金融庁が別途実施したNISA利用状況の確報調査によると、口座を作ったまま放置している方が3人に1人以上いるんです。

そこで、実際に投資している「稼働口座」だけで買付額を割ってみましょう。
未稼働率を約34%とすると稼働口座は約1,865万口座になり、年間買付額18.8兆円をこれで割ると1口座あたり年間約101万円、月換算で約8.4万円です。

つまり「月8万円」というのは、実際に投資している口座だけの平均として計算された数字だったわけです。
ただ、この数字にはいくつかのカラクリがあります。

全口座で割ると「月5.5万円」に下がる

先ほどの月8.4万円は、投資していない未稼働口座を除外した数字でした。
では未稼働口座も含めた全2,826万口座でシンプルに割るとどうなるか。
18.8兆円÷2,826万口座=年間約66.5万円、月換算で約5.5万円です。

ちゃすく
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月8万円が一気に5万円台にまで下がりました。
分母に「投資していない人」を含めるかどうかだけで、ここまで印象が変わるんですよね。

さらに売却分を差し引くと「月7.2万円」

実はもう1つ見落とされがちなポイントがあります。
先ほどの18.8兆円は「買った金額」の合計であって、途中で売却された分は差し引かれていません。
つまり、NISA口座に純粋に積み上がった金額は、この買付額よりも少なくなるわけです。

では、実際にどのくらい売られているのか。
まず日証協のアンケートでは、2025年中に1銘柄も売却していない人の割合がつみたて投資枠で64.5%、成長投資枠で56.4%でした。
つまり、つみたて投資枠では約35%の人が何かしら売却しているんですね。

さらに金融庁が大手証券7社のデータを集計した「継続保有率」という金額ベースの指標も見てみましょう。

NISAの継続保有率(2024年・金額ベース)
  • NISA全体:86.1%(約14%は年内に売却)
  • つみたて投資枠:94.2%(ほぼ売却なし)
  • 成長投資枠:逆算で約82%

※出典:金融庁「NISAの効果検証」(大手証券7社データ)

つみたて投資枠は金額ベースで94%がそのまま保有されているので、ほぼ「買った額=純増額」と言えますね。
一方で成長投資枠は約18%が売却されていて、旧NISAから新NISAへの買い替え需要なども含まれています。

この保有率を使って純増額を推計すると、つみたて投資枠6.2兆円×94.2%+成長投資枠12.6兆円×82%=合計約16.2兆円。
これを稼働口座1,865万で割ると年間約86.9万円、月換算で約7.2万円になります。

結局どの数字が正しいのか

ここまでの計算をまとめてみましょう。

計算方法月額(全口座)月額(稼働口座のみ)
買付額ベース(グロス)約5.5万円約8.4万円
純増ベース(売却差引)約4.8万円約7.2万円
※純増ベースは2024年の継続保有率(全体86.1%)を用いた推計

どの数字が「正しい」かという話ではなく、何を分母にするか・売却を含むかどうかで数字が全然変わってくるということなんですよね。
SNSで流れてくる「月8万円」はこの中で最も大きく見える計算方法を使っているだけなので、この数字を見て焦る必要は全くありません。

ちゃすく
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「月8万」も「月5.5万」もどちらも嘘ではないんですが、前提を伏せて使うとミスリードになるんですよね。
じゃあ実際に自分の年収帯ではどのくらいが普通なのか、次はもっと正確に見ていきます。

あなたの年収帯ではいくらが普通?

平均値だけ見ていても自分のポジションは見えてこないですよね。
実は日本証券業協会が2026年1月に7,926人の新NISA利用者を対象にアンケートを実施していて、年収帯別のつみたて投資枠の購入金額が公表されているんです。

まず、最も利用者が多い年収帯は「300万円未満」で、全体の39.3%を占めているんですね。
次に多いのが「300万〜500万円未満」の26.5%で、この2つの年収帯だけで全体の約2/3になります。
つまり、NISAは高年収の人だけの制度ではなく、年収500万円未満の層が利用者の大半を占めているわけです。

年収つみたて投資枠
年間平均購入額
月換算
300万円未満35.3万円約2.9万円
300万〜500万円未満42.1万円約3.5万円
500万〜700万円未満51.4万円約4.3万円
700万〜1,000万円未満59.6万円約5.0万円
1,000万円以上76.7万円約6.4万円
※出典:日本証券業協会「新NISA開始後の利用動向に関する調査(調査結果概要)」2026年2月(つみたて投資枠のみ)
新NISAにおけるつみたて投資枠の購入金額・年収別詳細(日本証券業協会調査・2025年分)
出典:日本証券業協会「新NISA開始後の利用動向に関する調査(調査結果概要)」2026年2月

そしてもう1つ、先ほどの「月8万円」の正体がここでさらに見えてきます。
年収1,000万円以上の層はつみたて投資枠だけで月6.4万円、さらに成長投資枠(平均94.2万円/年)も合わせるとかなりの金額になりますよね。
こうした高年収層が全体の平均を引き上げているわけで、多くの人のリアルな実態は月3〜4万円台なんです。

ちゃすく
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NISA利用者の最多層は年収300万未満で月約2.9万円、つまり約3万円なんですよね。
「月3万円なんかで意味あるの?」と思うかもしれませんが、正直この差がシャレにならないんです。
次は月3万円を投資した人としなかった人で30年後にどれだけ差がつくか見ていきましょう。

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