- Ripplingの株価や証券コードを調べている人
- 検索に出る未上場株の参考価格と公開株価の違いを知りたい人
- Ripplingの上場時期とIPO時の評価額予想を知りたい人
人事・IT・財務を一体化するRipplingは未上場で、NASDAQやNYSEで売買できる株価や証券コードはありません。
検索に表示される「RIPP.PVT」や1株40〜50ドル台の数字は、公開市場の株価ではなく、未上場企業向けの参考シンボルや私設市場の気配値です。
検索などで表示される168億ドルは、2025年5月の資金調達で会社全体に付いた評価額です。
この記事では2028年後半の上場、上場時評価額170億ドルを中心に予想しています。想定レンジは105億〜250億ドルです。

Rippling株そのものはマネックス証券でも買えません。
2026年9月18日時点で確認できるのは私募時の企業価値や未上場株の参考価格であり、上場株のリアルタイム株価ではありません。
Ripplingの事業と収益構造
Ripplingは、従業員データを共通基盤にして人事、給与、福利厚生、経費、法人カード、端末、アカウント権限を管理するクラウドサービスです。
入社手続きで登録した従業員情報を、給与計算やPC設定、アプリ権限、経費精算へ連動できる点が特徴です。
収益の中心は、企業が利用する基盤と各アプリの月額料金です。
最初に給与や人事管理を導入した顧客へ、IT管理や経費、グローバル雇用、データ分析を追加販売できるため、顧客数だけでなく1社あたりの利用製品数も成長要因になります。
| 確認項目 | 最新の確認内容 |
|---|---|
| 提供領域 | HR・IT・財務 |
| 製品数 | 2ダース超(2025年5月時点) |
| 利用企業 | 2万社超(2025年5月時点) |
| 年換算売上 | 約10億ドル(2026年3月時点の外部推定) |
| 直近評価額 | 168億ドル(2025年5月) |
Ripplingは2026年6月にData Cloudを公開し、人事データと外部の業務データを組み合わせる分析領域へ広げました。
TechCrunchによると公開時点で約560社が利用し、この製品から生まれる新規売上は月500万〜700万ドル規模でした。給与管理だけに依存しない収益構造へ進んでいます。
Ripplingの株価と証券コード
Ripplingは証券取引所へ上場していないため、公開株価、IPO価格、一般投資家向けのティッカーはありません。
「Rippling 株価」の検索上位には未上場株データが並ぶため、数字の性質を確認する必要があります。
| 検索上位 | 表示される内容 | 公開株価か |
|---|---|---|
| Yahoo Finance | 私設データ用のRIPP.PVT | いいえ |
| Hiive | 未上場株の注文・参考価格 | いいえ |
| TradingView | 優先株クラスのデータ | いいえ |
| HiJoJo.com | 会社全体の評価額168億ドル | いいえ |
| Notice | 未上場株の参考価格 | いいえ |
Hiiveなどの価格は、限られた売り手と買い手が参加する私設市場の目安で、誰でも同じ価格で売買できるとは限りません。
上場後の株価や証券コードとは別物です。
Ripplingの上場は2028年後半と予想
RipplingはIPO日程や公開の上場申請を発表していません。
経営規模だけなら上場可能な段階に近づいていますが、ちゃすろぐでは2028年後半を本命としています。
| 時点 | 出来事 | IPOへの意味 |
|---|---|---|
| 2024年4月 | 評価額135億ドルで2億ドル調達、最大5.9億ドルの株式買い取り | 成長資金と従業員の換金機会を確保 |
| 2025年5月 | 4.5億ドル調達、最大2億ドルの株式買い取り | 評価額168億ドル、上場の緊急度は低下 |
| 2025年5月 | CEOが近い将来のIPOを否定 | 会社側は非上場継続を選択 |
| 2026年3月 | 年換算売上10億ドル到達と推定 | 収益規模は上場候補水準 |
| 2026年6月 | Data Cloudを開始 | 人事管理以外の成長源を育成 |
| 2028年後半 | ちゃすく独自予想 | 新製品の実績と法務リスク整理後にIPO |
「上場しない説」を先に検証
Ripplingがすぐ上場しないという見方には根拠があります。
2024年と2025年の株式買い取り枠は合計最大7.9億ドルで、従業員や初期投資家はIPOを待たずに一部を換金できました。2025年には4.5億ドルも追加調達しており、資金調達のためだけに上場する必要はありません。
一方、年換算売上が10億ドル規模へ達した企業が非上場を続けるほど、従業員持分の継続的な流動化や大型買収の対価が課題になります。
株式買い取りだけを繰り返すより、公開株を採用報酬やM&Aの通貨として使える利点が大きくなるため、永続的な非上場より2028年のIPOが合理的です。
2027年ではなく2028年後半と見る理由は、2025年5月のCEO発言から十分な間隔を置き、Data Cloudなど2026年の新製品を通期実績として示すためです。
競合Deelとの係争も続いており、公開企業として法務リスクを説明できる状態まで整えてから申請する方が評価額を守りやすいと判断しています。
上場時評価額は170億ドルと独自試算
検索などで表示される168億ドルは、2025年5月のシリーズGで付いた評価額です。
2028年後半の価値は、年換算売上を成長させたうえで、公開市場で受け入れられる売上倍率へ引き直します。
売上成長で私募時の倍率は低下
| 時点 | 評価額 | 年換算売上 | 評価額/売上 |
|---|---|---|---|
| 2025年5月 | 168億ドル | 約5.7億ドル | 約29.5倍 |
| 2026年3月 | 168億ドルを基準 | 約10億ドル(推定) | 約16.8倍 |
約10か月で年換算売上が5.7億ドルから10億ドルへ伸びた推定が正しければ、評価倍率は29.5倍から16.8倍へ下がります。
企業価値が下がったのではなく、売上が私募時の高い期待へ追いついた形です。
比較企業より高い10.5倍を採用
比較対象は、人事・給与ソフトを主力とするPaycomと、大企業向け人事・財務基盤のWorkdayです。
どちらも事業が近く、公開市場で売上と時価総額を継続して確認できます。競合のDeelは未上場で倍率の安定性を確認できないため、比較倍率には使っていません。
| 企業 | 時価総額 | 通期・予想売上 | 時価総額/売上 |
|---|---|---|---|
| Paycom | 約104億ドル | 約20.5億ドル | 約5.1倍 |
| Workday | 約491億ドル | 約88億ドル | 約5.6倍 |
| Rippling | 上場時170億ドルを予想 | 2028年約16.3億ドル | 10.5倍 |
成熟した2社の約5〜6倍をそのまま使うと、複数製品を追加販売しながら高成長を続けるRipplingを過小評価します。
成長プレミアムを加えつつ、2026年時点の推定16.8倍からは上場ディスカウントを入れ、10.5倍を採用しました。
2028年の年換算売上から170億ドルを計算
2025年から2026年の約78%成長をそのまま延ばすと過大になりやすいため、成長率は2027年30%、2028年25%へ落としています。
顧客規模の拡大で成長率が下がる一方、Data Cloudや財務製品の追加販売が20%台の成長を支える前提です。
| 計算段階 | 式 | 結果 |
|---|---|---|
| 2026年の年換算売上 | Sacra推定 | 約10億ドル |
| 2027年 | 10億ドル×1.30 | 約13億ドル |
| 2028年 | 13億ドル×1.25 | 約16.3億ドル |
| 上場時評価額 | 16.3億ドル×10.5倍 | 約171億ドル |
端数を丸め、上場時評価額は170億ドルを中心に見ています。
売上は2026年から約63%伸びても、評価倍率が16.8倍から10.5倍へ低下するため、企業価値は2025年の168億ドルから大きく跳ね上がらない計算です。
弱気・基本・強気シナリオ
| シナリオ | 2028年の年換算売上 | 採用倍率 | 上場時評価額 |
|---|---|---|---|
| 弱気 | 14億ドル | 7.5倍 | 105億ドル |
| 基本 | 約16.3億ドル | 10.5倍 | 約170億ドル |
| 強気 | 19億ドル | 13倍 | 約250億ドル |
弱気では直近の私募評価額を下回り、強気では250億ドルまで上がります。
ちゃすくとしては、2028年後半の上場と170億ドルを基本シナリオとしています。
基本シナリオが下振れする目安は、2028年の年換算売上が14億ドルに届かない、Deelとの係争で経営上の不確実性が残る、公開人事ソフト企業の売上倍率が5倍を割る場合です。これらが重なれば、上場は2029年以降へ延び、評価額は105億ドル側へ寄ります。
反対に、2028年前半までに上場申請や主幹事証券が確認され、年換算売上が19億ドルへ近づけば、評価額は250億ドル側へ上がります。

Ripplingへ直接投資するには、IPOか未上場ファンドの募集を待つ必要があります。
今のうちにマネックス証券の口座とHiJoJoの会員登録を済ませ、募集や上場の発表を確認できる状態にしておくのが現実的です。
Ripplingに投資する方法|HiJoJoユニコーンファンドとは
Ripplingが上場する前に投資しておきたい場合は、HiJoJo.comが提供しているHiJoJoユニコーンファンドです。
HiJoJo.comはマネックス証券
とも提携しており、実際に下の画像はマネックス証券で募集されていたSpaceXのHiJoJoユニコーンファンドです。

マネックス証券ユーザーなら購入でき、投資できた人は上場時点で大きな利益を得ています。

HiJoJoユニコーンファンドにはHiJoJo.comで投資するか、マネックス証券
の口座内からそのまま申し込むしかありません。
残念ながら、SBI証券や楽天証券ではHiJoJoユニコーンファンドの取り扱いはありません。
HiJoJoユニコーンファンドの仕組み
HiJoJoユニコーンファンドを提供しているHiJoJo Partnersは、金融庁に登録された第一種金融商品取引業者です。
評価額10億ドル超の未上場企業(ユニコーン企業)に投資する私募ファンドを組成・運用しています。
実際に下の画像はHiJoJo公式サイトの組入実績企業一覧で、SpaceXやStripe、Anthropic、Discordといった名前が並んでいて知っている企業も少なくないと思います。

一般的な投資信託などとは違い、ファンドごとに投資先が指定されています。
「SpaceXファンド」ならSpaceX、「Ripplingファンド」ならRipplingの株式が組み入れ対象です。
1口100万円から投資でき、累計販売額は500億円を突破しています。
HiJoJo Partnersはマネックス証券と提携しており、マネックス証券のサイト上でもファンド一覧を下画像のように確認できます。

SpaceXファンド、パランティアファンド、OpenAIファンドなど、過去に募集があったファンドが並んでいます。
マネックス証券経由でもHiJoJo.comの場合と同じようにファンドへ申し込めます。
ただし、HiJoJoユニコーンファンドは常に募集があるわけではなく、基本的に募集が始まってから下画像のように2週間前後の募集期間しかありません。

そのため、Ripplingへもし上場前に投資したい場合は事前にHiJoJo.comかマネックス証券
のアカウントを作っておき、募集が始まったら応募する方法が現実的です。

つまり、HiJoJoユニコーンファンドにはHiJoJo.comとマネックス証券
の2ルートが存在します。
ここからはHiJoJo.comとマネックス証券
のどちらで投資すると良いのか解説していきます。
上場前にRipplingへ投資する方法1:HiJoJo.com
Ripplingが上場する前に投資する方法1つ目は、HiJoJo.comから直接会員登録してファンド募集へ応募することです。

- HiJoJo.com
で会員登録する
- 新しいファンドの募集情報を確認する
- 投資先、最低投資額、手数料、運用期間を読む
- 途中換金できない期間を確認して申し込む
- マネックス証券ルートよりも応募できるファンド数が多い
- 新規のファンド募集が始まるとメールで通知が来る
- HiJoJoユニコーンファンド以外に投資先がないのでシンプル

HiJoJoユニコーンファンドの募集は2週間しかないことが多いので、事前に登録しておかないと気づいたときには締め切られていた、ということもあり得ます。
上場前にRipplingへ投資する方法2:マネックス証券
Ripplingが上場する前に投資する方法2つ目は、マネックス証券の口座を開設し、マネックス内からそのままファンドへ応募する方法です。

- マネックス証券
の証券口座を作る
- 新しいファンドの募集情報を確認する
- 投資先、最低投資額、手数料、運用期間を読む
- 途中換金できない期間を確認して申し込む
- 大手ネット証券の口座からHiJoJoユニコーンファンドへ投資できる
- 関連銘柄や米国株も同じ口座で管理できる
- 未上場ファンドの募集がない時期でも、別の投資方法を比較しやすい

マネックス証券であれば安心感もあり、既に楽天証券やSBI証券を使ってる人もサブ口座として活用できます。
公式のIPO日程は未発表です。
ちゃすくでは、2025年のCEO発言、従業員持分の流動化、収益規模、新製品の実績、法務リスクから、2028年後半の上場を本命としています。
2028年の年換算売上約16.3億ドルに10.5倍を掛け、約170億ドルを中心に予想しています。
想定レンジは105億〜250億ドルです。
一般の証券口座からRippling株を直接購入することはできません。
将来のHiJoJoユニコーンファンド募集に備えてHiJoJo.comかマネックス証券へ事前登録し、募集条件を確認する方法があります。



