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OBS Studioは危険性は?安全性やダウンロード方法を解説

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  • OBSは安全な配信&録画ソフト?
  • OBS Studioの危険性は?
  • OBSのダウンロード方法は?

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結露だけ先に言うと、OBS Studioは十分安全なソフトですが、知名度やコードを悪用された事件は過去にありました。

もしOBSの悪用による危険性が気になる場合は、代替ソフトとしてBandicamがオススメです。

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OBS Studioは危険性は?安全性を解説

結論から言うと、OBS Studioはオープンソースのソフトであり、危険なプログラムが入る可能性は低いです。

オープンソースとは、誰でも無償で利用できるソフトウェアのことであり、ソースコードが公開されています。

多くの人々がソースコードを閲覧するため、ソフトウェアの品質を監査でき、信頼性が高いとされています。
また、多くの人々がセキュリティホールを見つけて修正できるため、セキュリティ面でも安心できるプログラムが多いです。

ちゃすく
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Googleが開発したAndroidOSもオープンソースです

そのため、OBS自体の安全性は高く、幅広い業種の方が安全に利用できます。

ただし、OBS Stucioは知名度が高く、利用者も多いことから危険な業者が下記のように悪用したケースもあります。

  • OBSの偽ソフトが配布される
  • OBS公式を名乗る偽アカウント
  • OBSを悪用するマルウェア

そこで、上記の悪用されたケースを解説しながら、OBS関係の危険性を紹介していきます。

危険性1:OBSの偽ソフトが配布される

OBSそのものはオープンソースのソフトなので安全ですが、オープンソースだからこそ、偽物のソフトが配布される危険性があります。

引用元:https://obsproject.com

実際に2022年12月、OBSの偽物が配布された事件が発生しており、この偽物にはマルウェアが含まれていたとされています。

ちゃすく
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マルウェアとは、悪意を持ったソフトウェアの総称です。コンピュータウイルスもマルウェアの一種。

偽物のOBSはマルバタイジングと呼ばれる手法を活用し、本物のOBSと同じように見えるサイト「OBS.app」を通じて配布されました。

【マルバタイジング】
マルウェアの拡散や不正なサイトへのリダイレクトを目的とした悪質なWeb広告のこと。
マルウェアと広告を意味するアドバタイジングを組み合わせた造語である。

具体的には偽物サイトであるOBS.appがGoogle広告で検索順位1位を獲得し、ユーザーへマルウェアが入ったOBSをダウンロードさせていました。

もし2022年10月〜2022年12月あたりでOBSをダウンロードしていた場合は、一度削除し、公式サイトからダウンロードし直すことをオススメします。

危険性2:OBS公式を名乗る偽アカウント

OBSは非常に知名度のある配信ソフトなので、偽サイトだけでなく、偽アカウントによる被害も発生しています。

実際に2021年3月、OBS Studio開発チームは偽のFacebookアカウントが作成され、ユーザーをだましてマルウェアをダウンロードさせようとしていることを明らかにしています。

ちゃすく
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OBS StudioのFacebookページは「facebook.com/OpenBroadcasterSoftware」が本物

開発チームは偽ページの取り下げ作業を行っていますが、次々に他のSNSでも新しい偽アカウントが作成されており、イタチごっこになっています。

TwitterなどでもOBSを装った危険はアカウントが存在するため、OBS利用者の方は騙されないように気をつけてください。

もしソフトに関する連絡や質問を定期的にしたい場合は、サポートチームが編成されているBandicamが代替ソフトとしてオススメです。

危険性3:OBSを悪用するマルウェア

OBSは誰でも利用できるオープンソースのソフトなので、RAT型不正プログラム「BIOPASS」へ使われた経験があります。

BIOPASSはOBS Studioの機能を利用し、中国系ギャンブルサイト利用者達のPC画面をプログラム配布者へ配信する機能を持っています。

上記の機能を利用することで、リモートアクセスやファイルの搾取、シェルコマンドの実行などが可能であり、データも簡単に盗めるようになります。

このようにOBSがオープンソースなせいで悪用されるケースがあるため、オープンソースならではの危険性があります。

OBS Studioのダウンロード方法を解説

WindowsとMacに分けてOBSのダウンロード方法を解説します。
まだpcを購入されていない場合は、下の記事を参考にしながらOBS用PCを用意してください。

Windowsの場合

  1. OBS公式サイトへアクセスして「Windows」のインストーラーをダウンロード
  2. ダウンロードファイルを実行、許可をするとインストーラーが起動
  3. インストーラーの指示に従い、OBSをインストール
  4. 「Launch OBS Studio」にチェックを入れるとOBSが起動する

もしOBS起動時に「msvcp140_1.dll 見つかりませんでした~~~」と表示された場合はStreamlabs OBSをインストールしてください。

Macの場合

  1. OBS公式サイトへアクセスして「mac OS xx(xxはバージョン名)」のインストーラーをダウンロード
  2. ダウンロードファイルを実行、許可するとインストーラーが起動
  3. インストーラーの指示に従い、OBSをApplicationに追加
  4. Applicationを確認するとOBSがインストールされている

OBSの基本的な使い方を解説

ここからは「WindowsのpcでYouTubeに任天堂Switchのゲーム配信」と仮定し、やり方を解説していきます。

OBSを起動した時

OBSを始めて起動すると、「自動構成ウィザード」が表示されます。

今回は後から目的に合わせて設定するため「キャンセル」をクリックしてください。

ソースに映像や音声を設定する

まずは起動したOBSに表示されている「ソース」の設定を下記の項目で行います。

  • Switchのゲーム映像と音声
  • 実況用マイクの音声
  • 簡単な紹介用の字幕

Switchのゲーム映像と音声

まずは任天堂Switchのゲーム映像を配信へ表示するために、キャプチャーボードのソースを追加します。

キャプチャーボード(キャプボ)とは、任天堂SwitchやPS5などのゲームハード映像をPCへ取り込むための機材です。
下画像のようにキャプチャーボードがゲーム機とPCを仲介する事で、ゲーム機の映像をPC本体へ表示し、録画や実況が出来るようになります。

任天堂Switchとpcをキャプチャーボードで接続

ソースの「+」を押すと、以下の選択肢が出てくるので「映像キャプチャデバイス」(ビデオキャプチャーデバイス)を選択して「ソースを追加」します。

OBSのソース

pc上で開いているブラウザやソフトを映す場合は「ウインドウキャプチャ」を選んでください。

ソース追加時に名前を付けるように聞かれますが、自分にしか表示されないので分かれば何でも大丈夫です。

ソース追加時または追加されたソースを右クリックすると、「プロパティ」で解像度やfpsなどの細かい設定を行えます。

Switchのゲーム実況であれば「デバイス」接続したキャプチャーボードの名前を選択することでSwitchの映像がOBS上に表示されます。

この表示された画面が配信で流れる映像となります。(例:下画像)

OBSSwitchの映像

表示された映像はマウスで直接移動させたり、拡大縮小することで上のように自由なカスタマイズが出来ます。

基本的に映像や画像が重なるとソースが上に設定されているものが上に表示されます。

ソースの名前をドラッグすることでソースの上下を入れ替えることが可能です。

ゲームの音声も配信に流す場合は「プロパティ」にある「カスタム音声デバイス」にチェックを入れて、対応したデバイスを選択するとゲーム音声が流れます。

実況用マイクの音声

pcと接続したマイクの音声を入れる場合はソースから「音声入力キャプチャ」(オーディオ入力のキャプチャー)を選択して追加してください。

追加時または追加されたソースを右クリックすると、マイクを選べます。内蔵マイクや接続したマイクなどが表示されるので、実況用に使う接続したマイクを選択します。

正しく接続された状態でマイクに声を出すと、OBSの右にある「マイク」の棒が音量に合わせて揺れ動きます。

マイクの音量調節はマイク部分にあるシークバーを動かすことで可能です。

簡単な紹介用の字幕

字幕や説明はソースにあるテキストから追加できます。プロパティから文章の設定を行えます。

OBSテキスト

OBSから各配信サイトへの設定方法

配信する映像&音声の設定が終わったので、以下のサイトで配信するときの設定を行います。

YouTubeニコニコ生放送Twitch
TikTokツイキャスOPENREC
インスタライブMirrativMildom

ここではYouTubeを例として解説します。(どのサイトも基本的な設定方法は似ています)

  1. OBSの設定をクリックして「配信」をクリック
  2. サービスで「YouTube – RTMP」を選択
  3. ストリームキーを入力すると設定完了

ストリームキーの取得方法は下記の通りです。

  1. pcでYouTubeにログインし、「ライブ配信開始」を選択
  2. エンコーダ配信を選択すると、「ストリームキー(可変)」があるのでコピー
  3. コピーしたストリームキーをOBSに張り付ける

注意:ストリームキーは絶対他人に知られてはいけません。
また、ストリームキーが(可変)になっていることを必ず確認してください。

追記:現在、初めてYouTubeライブを起動するとストリームキー取得までに24時間かかります。
配信の日程を考えて早めにYouTubeライブを起動してください。

OBSの録画・配信の画質設定

基本的にOBSの初期設定では1,280×720ドット/30fpsの録画・配信になるように設定されています。問題ない場合は、初期設定のままで構いません。

解像度の設定

解像度はYouTubeでも表示されている720pや1080p、1080p 60fpsのことです。OBSの初期設定では720pの30fpsになっています。

ゲーム実況でよくある1080p 60fpsに変更してみましょう。

  1. 設定にある「映像」の「出力解像度」と「FPS共通値」を確認
  2. 初期設定では出力解像度が1280×720とFPS共通値が30
  3. 出力解像度を1920×1080、FPS共通値を60に設定する
  4. 配信をしてpcの負担が大きければ1920×1080と30に下げる
  5. それでも負担がある場合は解像度も下げてみる

解像度の設定は下のビットレートと密接に関係しているので合わせて変更してください。

ビットレートの設定

ビットレートとは、1秒間に送受信できるデータ量のことであり、数値が高いほど高画質な配信になります。しかし、pcのスペックによっては処理できるビットレートに限界があります。

ビットレートの設定は以下の通りです。

  1. 設定にある「出力」の「映像ビットレート」を確認
  2. 初期設定ではビットレート2500、エンコーダがハードウェア
  3. 1,920×1,080ドット/60fpsにする場合はビットレートに9000と入力(YouTubeでは9000が限界値)
  4. 配信をしてpcの負担が大きければビットレートを1000ずつ下げていく

ビットレートは解像度と大きく関係しています。

1920×1080ドット/60fpsの場合、ビットレートは4500~9000ほど必要になります。

配信の映像によっても必要となるビットレートは変化するので、少しずつ快適な配信が出来るように調整してください。

もっと詳しい調整をしたい場合は「出力モード」を「詳細」にすることで可能です。

OBSの録画・配信開始方法

録画・配信の開始方法はOBSの「録画開始」、「配信開始」ボタンをクリックすれば始まります。

終了したいときはそれぞれの開始ボタンが「録画終了」、「配信終了」に変化しているので、それをクリックすれば終了します。

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