この記事は下記の悩みや疑問を持つ人にオススメです。
- ライブ配信でbgmを流しているのに聞こえない!
- フリーBGMをかけているのに音が全然流れない…
- OBSでbgmが聞こえない時の原因や対処法は?
はじめまして。ブログ運営と動画投稿をしているちゃすくです。
この記事ではOBS使用時に音声やbgmが聞こえない原因と対処法を解説します。
結論だけ先に言うと、原因の多くは「オーディオの詳細プロパティ」によって「視聴者には聞こえるが、配信者には聞こえない設定」になっているからです。

対処する場合は「音声ミキサー」にある歯車(︙)から「オーディオの詳細プロパティ」を開き、bgmの音声モニタリングを「モニターと出力」へ切り替えてください。

では、上記の詳細と他の原因について下記で解説します。
動画投稿で役立つ機材・サービスを紹介!
\知らないと他の投稿者と差が開くかも/
【OBS】bgmが聞こえない原因と対処法
OBSでBGMが聞こえない原因は主に下記が考えられ、場合によっては複数の原因が同時に起きているケースもあり得ます。
- BGMの音量が小さい・ミュート
- PCの音量が小さい・ミュート
- OBS Studioの不具合やバグ
- オーディオの詳細プロパティでミス
- エンコード設定に不具合やミス

上記にある原因の詳細と対処法を解説!
原因1:BGMの音量が小さい・ミュート
BGMが自分には聞こえているのに視聴者へ聞こえていない場合は、OBSで流しているBGMの音量が小さい・ミュートになっていることが原因として考えられます。
対処する場合は「音声ミキサー」にあるBGMを流しているソースの音量バーを右へ動かして調整してください。

また、下画像のように音量マークへ「×」があるとミュート(無音)になっています。

音量マークをクリックすればミュートを解除できるので、確認してください。
上記の対処をしてもBGMの音量が小さい場合は下記の方法でも音量を上げられるので試してください。
- 音声が小さいソースを右クリックし、「フィルタ」を選びます。
- 「音声/映像フィルタ」で「+」をクリックし、「ゲイン」を選びます。
- 表示されたシークバーを右へ動かすと、ソースの音声が大きくなります。
ただし、ゲインを大きくしすぎると音割れしやすいので注意してください。
原因2:PCの音量が小さい・ミュート
BGMが自分も視聴者も聞こえない場合は、OBSを使っているPC自体の音量が小さい・ミュートになっていることが原因として考えられます。
特に、音声ミキサーでBGMの音量が全然動いてない場合はPCの音量設定が原因である可能性が高いです。

対処する場合は最初にOBSの設定を開き、「音声」にある「デスクトップ音声デバイス(オーディオデバイス)」を「規定」にしてください。

その後にPCの音量を上げ、BGMが聞こえるかどうか確認してください。

もしPCの音量バーを上げてもBGMが聞こえない場合はWindowsによってOBS自体がミュートになっている可能性もあります。
確認する時はWindowsの音量マークを右クリックし、「音量ミキサーを開く」を選んでください。
すると、下画像のようにOBSの音量バーなどが表示されるため、音量やミュートの有無を確認してください。

また、ヘッドホンを付けている場合はPCの出力デバイスが一致しているか確認してください。


全部確認しても問題が無い場合は他の原因へ
原因3:OBS Studioの不具合やバグ
OBS Studioは不具合やバグが度々起きており、音に関係する不具合が起きることもあります。
特に、OBSやOSのアプデ直後は不具合やバグが起きやすいため、心当たりがある場合はSNSなどで同じ症状の人がいないか確認してみましょう。
ソフト自体に問題がある場合はユーザー側で対処ができない為、BandicamやRECentralなどの録画・配信ソフトを予備として持っておくと便利です。

Bandicamはキャプチャーボードにも対応しており、録画の操作性がOBSよりも簡単なのでオススメです。
原因4:オーディオの詳細プロパティでミス
BGMが自分には聞こえないのに視聴者へ聞こえている場合は、BGMの「オーディオの詳細プロパティ」が原因として考えられます。
実はOBSの初期設定だと、入力している音声やBGMが配信者自身には聞こえない設定になっています。

初期設定では入力している自分の音声も聞こえないよね
対処する場合は「音声ミキサー」にある歯車(または︙)から「オーディオの詳細プロパティ」を開いてください。

すると、下画像のようなポップアウトが表示されるため、BGMを流している音源の音声モニタリングを「モニターと出力」へ切り替えてください。

切り替えると、モニターからBGMが聞こえるようになります。
音声モニタリングの設定は下表の通りなので、配信環境に合わせて設定を調整してください。
音声モニタリングの設定 | 配信者に聞こえる? | 視聴者に聞こえる? |
---|---|---|
モニターオフ(初期設定) | 聞こえない | 聞こえる |
モニターのみ(出力はミュート) | 聞こえる | 聞こえない |
モニターと出力 | 聞こえる | 聞こえる |

PCやOBSの音量設定によっては聞こえない場合もあるので注意
原因5:エンコード設定に不具合やミス
OBSのエンコード設定にミスがあると、PCがBGMや音声を処理できないケースがあります。
エンコード設定のミスへ対処する場合は、OBSの設定から「出力」を開いてください。

出力モードを「詳細」に変更し、「エンコーダ設定」のレート制御を「CBR」、画質とフレームレートに合わせたビットレートを入力します。
YouTubeへのライブ配信であれば、YouTube公式が下表のビットレートを推奨しているので品質に合わせて設定してください。
配信品質 | 2160p(4K)、60 fps | 2160p(4K)、30 fps | 1440p、60 fps | 1440p、30 fps | 1080p、60 fps | 1080p、30fps | 720p、60 fps | 720p、30fps | 480p | 360p |
解像度 | 3840×2160p | 3840×2160p | 2560x1440p | 2560×1440p | 1920x1080p | 1920x1080p | 1280x720p | 1280x720p | 854×480p | 640×360p |
推奨ビットレート | 20,000~51,000 Kbps | 13,000~34,000 Kbps | 9,000~18,000 Kbps | 6,000~13,000 Kbps | 4,500~9,000 Kbps | 3,000~6,000 Kbps | 2,250~6,000 Kbps | 1,500~4,000 Kbps | 500~2,000 Kbps | 400~1,000 Kbps |
次に「音声」の項目を開き、各トラックの音声ビットレートを128前後へ設定します。

設定が終わったら左下にある「適用」をクリックしてから、右下の「OK」をクリックしてbgmを確認してください。
PCスペックが低い場合やネット回線が遅い場合は推奨ビットレートを設定しても上手く出力されません。
もし該当する場合は下記事を確認し、最適なビットレートを探してください。
ゲーム実況・雑談配信にオススメの機材・ソフト
ここからはゲーム実況や雑談配信で使いたいオススメの機材やソフトを紹介します。
【無料版あり】ゲーム実況で役に立つ動画編集ソフト
まずは、ゲーム実況で役に立つ便利な動画編集ソフトです。
Adobe Premier Pro

AdobeのPremiere Proは世界で1番使われてるサブスク型の動画編集ソフトです。
自動字幕起こし機能により、AIが動画内の音声を分析して自動で字幕を入力してくれます。
ゲーム実況動画や雑談配信の切り抜きへ手軽に字幕を付けられるのでオススメです。
しかも、Premiere Proであれば機能制限が全く無い無料版がAdobe公式サイトからダウンロードできるため、気軽に動画編集を始められます。
CyberLink PowerDirector

PowerDirectorはパッケージ版とサブスク版があり、パッケージ版の種類も4つ以上ある動画編集ソフトです。
モザイクの自動追従や動画の自動音量調節が可能であり、視聴者へ不快感を与えない編集が簡単にできます。
PowerDirectorもCyberLink公式サイトから無料体験版が配布されてるので使ってみてください。
Wondershare Filmora

Filmoraは初心者向けの動画編集ソフトであり、買い切り版とサブスク版があります。
機能数と質は他の動画編集ソフトに劣るところもありますが、YouTube用の動画であれば十分なソフトです。
動作も比較的軽めなので、まずはWondershare公式サイトから無料版を試してください。
【コスパ◎】ゲーム実況・雑談配信にオススメのマイク
ここからはゲーム実況や雑談配信にオススメのマイクを紹介します。
HyperX QuadCast S
Kingstonのゲーミングブランド「HyperX」のコンデンサーマイクであり、接続方法はUSB端子です。
本体にポップガードが内蔵されており、ノイズや湿気を防いでくれます。
低価格帯のマイクでありながらノイズを防いでくれるため、OBSでのゲーム実況などにもオススメです。
Blue Microphones Yeti
Logicool傘下である「Blue」のコンデンサーマイクであり、接続方法はUSB端子です。
USB接続でも音質が良く、指向性も4つに切り替えが出来るので撮影環境に合わせた対応が可能です。

ひろゆきさんが配信で使ってたマイクです
Blue Bluebird SL
こちらも「Blue」のコンデンサーマイクですが、XLR接続なのでPCで使う場合はオーディオインターフェイスが必須になります。
オーディオインターフェイスにYAMAHAのAG03を使えば、山田涼介さんのゲーム配信環境と同じ音質になります。
もちろん、OBSなどの録画・配信ソフトにも対応しているので、音質を求めている人にはオススメです。
【分割払い可】オススメBTOパソコンメーカー
BTOパソコン:BTOはBuild To Orderの略称であり、意味は受注生産。
つまり、BTOパソコンメーカーは商品が購入されてから組み立てる形式のメーカー。有名なメーカーは「マウスコンピューター」や「パソコン工房」など。

品揃え豊富:パソコン工房

パソコン工房はゲーミングPCや動画編集PC、ビジネスPC、ティープラーニングPCなど幅広い製品を取り扱っているBTOパソコンメーカーです。
PCパーツ単体でも販売しているので、グラボを買ってゲーミングPCへカスタマイズしたい人にもオススメです。
しかも、パソコン工房はクレジットカードを持ってなくても分割払いができるので、高価なゲーミングPCも買いやすいです。
PC初心者向け:マウスコンピューター

マウスコンピューターはTVCMでもお馴染みのBTOパソコンメーカーであり、G-Tuneと呼ばれるゲーミングブランドがプロゲーマーやVtuberからも人気です。
他のBTOパソコンメーカーに比べるとPC初心者向けなモデルが多く、お手頃な価格帯のゲーミングPCや動画編集用PCが充実しています。
マウスコンピューターはセールもほぼ毎月やっており、金利0の分割払いも出来るので、お得にPCを買いたい場合はオススメです。
業界最安:FRONTIER

FRONTIERはヤマダ電機傘下のBTOパソコンメーカーであり、業界内最安で高スペックゲーミングPCを買うことが出来ます。
なぜなら、FRONTIERでは月末セールや限定セールなどを常にやっており、基本価格が他のメーカーよりも圧倒的に安いからです。
その代わり、数量限定のゲーミングPCが多く、早い者勝ちになっているので注意が必要です。
他のライブ配信者はコチラも読んでいます
当ブログ「ちゃすろぐ」ではライブ配信や動画投稿用機材について執筆しています。
他のライブ配信者が読んだ下の記事もオススメです。

シェアやブックマークもよろしく