はじめまして。ブログ運営と動画投稿をしているちゃすくです。
この記事ではMacBookやiMacをゲーミングPC化する方法について詳しく解説しています。
Parallels Desktopを使えばMacへWindowsの環境を導入できるため、Windows専用ゲームをプレイしたい場合は参考にしてください。
MacBookやiMacをゲーミングPC化する方法5選
MacBookやiMacをゲーミングPC化する方法には下記があるため、詳しい内容を解説します。
方法1:グラフィックボードを搭載
Intel製のCPUを搭載しているMacBookやiMacの場合、グラフィックボードを取り付ければゲーミングPC化することも可能です。
グラフィックボード(グラボ)は画面の描画を担当するパーツであり、「GPU」と呼ばれる演算用プロセッサが搭載されています。
連続的な演算処理能力に優れており、PCゲームの描画や仮想通貨のマイニング、CADの3Dモデリングなどで重要になるパーツです。
一般的に「ゲーミングPCやクリエイターPC=グラボ搭載PC」と認識されています。
MacBookの場合は設計の都合上、グラフィックボードの取り付けが難しいものの、iMacであれば比較的グラフィックボードを取り付けやすいです。
グラフィックボードが搭載されればゲームの描画性能が飛躍的に上がるため、MacでPCゲームをプレイできるようになります。
ただし、Appleシリコン(M1チップやM2チップなど)を搭載したMacはグラフィックボードを取り付けられない構造なので、他の方法を検討する必要があります。
2020年以前に発売されたMacであればAppleシリコンを搭載していないので、下記のグラフィックボードを参考にしながら自身に合ったグラボを選んでください。
方法2:外付けグラボを接続
Intel製CPUを搭載したiMacであればグラフィックボードを搭載できるものの、Intel製CPUを搭載したMacBookは本体が薄すぎるせいでグラフィックボードが入りません。
しかし、外付けグラボであればThunderbolt端子で接続できるため、本体が薄いMacBookシリーズでもグラフィックボードを利用できます。
グラフィックボードを使えればゲーミング性能が一気に上がるため、MacBookでもFPSやMMORPGをプレイできるようになります。
ただし、Appleシリコン(M1チップやM2チップなど)を搭載したMacBookは外付けグラボにも対応していないので気をつけてください。
グラフィックボードを後から付けられるのはIntel製CPUを搭載したMacのみなので注意
方法3:Macのスペックを上げる
Appleシリコン(M1チップ以降)を搭載したMacは基盤の関係上、グラフィックボードを増設すること自体が不可能です。
ただし、Appleシリコンにも専用GPUは搭載されているので、Appleシリコンのメモリ量を上げれば実質ゲーミングPCとして利用できます。
メモリはPCのデータを一時保存するストレージであり、CPUとストレージ間のデータ取り扱いをサポートする役割です。
作業台へ例えられることが多く、「作業台が広い=メモリの容量が多い」状態だと1度に処理できるデータ量も増えます。
複数のソフトウェアを同時に使用する場合は大容量メモリが推奨されています。
メモリが不足すると「PCが重くなる」「ソフトが急に落ちる」などの不具合で発生します
ゲーミングPCとしてMacを使うなら最低でも16GB以上、可能なら32GBのメモリが欲しい
と言うのも、AppleシリコンはM1チップの時点でGeForce GTX 1050 Tiと同等クラスのGPU性能があり、GPUへ割り当てるメモリ量が十分にあればグラボの代わりになるからです。
GeForce GTX 1050 Tiであれば設定次第でFortniteやApexをプレイできるスペックがあり、ゲーミングPCとして利用できます。
ただし、Appleシリコンを搭載したMacは「CPU」「GPU」「メモリ」が一体化しており、購入後にメモリだけを増設することはできません。
つまり、Appleシリコン搭載Macのメモリ量が足りない場合は新しいMacへ買い替えるしかないので、購入時にメモリ量を多めにしておくことがオススメです。
方法4:クラウドゲーミングサービス
Macのスペックを上げることが難しい場合、「GeForce Now」や「XboxGamePass」などのクラウドゲーミングサービスを利用する方法もオススメです。
そもそもクラウドゲーミングとは、ネット回線を利用することでスマホやMacでも高負荷のPCゲームを楽しめるサービスです。
クラウドゲーミングではゲームの処理をサービス提供会社のサーバーで負担しており、私たちのスマホやMacには負担がほぼありません。
つまり、私たち利用者はまるで「高スペックなゲーミングPCを遠隔操作している状態」なので、スマホやMacでは遊べないゲームも快適にプレイできます。
クラウドゲーミングサービスであればMacやタブレットでもWindows専用ゲームを遊べますし、本体が低スペックでも問題ありません。
iPadでGeForceNowを使い、Fortniteをプレイしてみた映像
— ちゃすく(cHask)@ちゃすろぐ (@cHaskVideo) November 29, 2022
画面上部の中央にフレームレートが出てるけど、だいたい90〜120fpsくらい
遅延は動画の通り、かなり抑えられてる pic.twitter.com/IO91rbCZos
しかも、高速通信技術によって遅延が最低限に抑えられているので、カジュアルプレイであれば遅延が全く気になりません。
1番簡単にMacをゲーミングPC化できる方法です
下の記事では各クラウドゲーミングサービスの特徴や価格を解説しているので、Macでクラウドゲーミングをしたい場合は参考にしてください。
方法5:Windowsの環境を導入
MacのスペックがPCゲームの要件を満たしていた場合であっても、サイバーパンクやApexなどのWindowsでしか起動できないゲームがあります。
もしApexなどをMacでプレイしたい場合はParallels などでMacへWindowsの環境を導入し、その中でゲームをプレイする必要があります。
Parallels であれば買い切り版でもWindows環境を使え、Windows専用ソフトをMac用アプリのように起動できます。
プラン名 | Trial | Standard | Pro | Business |
---|---|---|---|---|
価格 | 無料 | 10,400円 | 11,700円/年 | 147,00円/年 |
ライセンス | 14日間 | 永続ライセンス | 1年間 | 1年間 |
アップデート | 更新なし | 更新なし | 更新あり | 更新あり |
補足 | 無料のプラン | 普通のプラン | 電話サポートあり | 企業向けプラン |
無料のトライアル版でもWindowsゲームの起動を確認できるため、Windows専用ゲームをMacでプレイしたい場合はオススメです。
MacにWindowsを導入する他の方法
MacをゲーミングPC化する際にWindowsの環境が必要になるケースが多いため、MacにWindowsを導入する方法を下の記事にまとめておきます。
MacでWindows専用ゲームを遊びたい場合は参考にしてください