はじめまして。ブログ運営と動画投稿をしているちゃすくです。
VOICEROIDはWindows専用ソフトですが、MacへWindowsを導入できるParallels Desktopを使えばMacでもVOICEROIDを使えるようになります。
私のボイロ作業環境です。
— Minacle (@mlrlnc) March 7, 2020
Mac メインなので Parallels Desktop を使い Windows を立ち上げて、VOICEROID とか Gynoid Talk とかで色々喋らせてます。 pic.twitter.com/yVToWtcS4A
Parallels であれば公式サイトで無料体験版を配布しているので、MacでVOICEROIDを使ってみたい場合はオススメです。
VOICEROIDをMacで使う方法3選【M1以降対応】
VOICEROIDはWindows専用のソフトなのでMacでは起動しませんが、下記の方法を利用すればMacでも使えるようになります。
- BootCamp(M1以降非対応)
- Wine(macOS Catalina以降非対応)
- Parallels Desktop(M1以降も対応)
MacでVOICEROID1:BootCamp
M1チップ以前のMacであればBootCampを利用できるので、Mac本体で純粋なWindowsを起動できます。
BootCampの特徴は下記であり、M1チップのMacが発売されるまではWindowsを導入する代表的な方法でした。
- 起動時にMacかWindowsを選べるようになる
- BootCampはMacへ最初からインストール済み
- ストレージをmacOSとWindows用に分ける
- Windowsのライセンスさえあれば導入は簡単
M1以降のMacでは利用できないものの、Mac本体で純正のWindowsを起動するので、VOICEROIDのようなWindows専用ソフトを起動できます。
年代で言うと、2019年までに発売されたMacがBootCampの対象です
BootCampを起動すれば自動的に案内がスタートするので、Windowsのライセンスを用意すれば準備は完了です。
MacでVOICEROID2:Wine
MacのOSがmacOS Catalina(2019年公開)以前のバージョンであれば、MacでWindowsソフトを擬似的に動かせるWineを利用できます。
Wineであればオープンソースのフリーソフトなので、無料で誰でも利用できる点が大きな特徴です。
ただし、Macは毎年OSを更新しているので、多くのユーザーは2019年に公開されたmacOS Catalinaよりも新バージョンへアップデートしてあるはずです。
Macは毎年新OSが公開され、無料アプデがあるので、古いバージョンを保ってるMacは珍しい
macOS Catalina以前のMacであればWineでVOICEROIDを起動できましたが、現在のOSを搭載したMacではWineそのものが動作しません。
もし最新のmacOSへアップデートしていた場合は、BootCampやParallels を利用してください。
MacでVOICEROID3:Parallels Desktop
M1チップ以降のMacはBootCampを使えませんが、Parallels ならMac本体で仮想Windowsが使えるのでVOICEROIDを起動できます。
そもそもParallels とはMacでWindowsやLinuxなどを起動できるソフトであり、下記の特徴があります。
- Macの処理速度があまり落ちず、動作も軽い
- MacとWindows間でコピペやドラッグ&ドロップが可能
- Boot Campよりも気軽にWindowsを使える
- M1チップ以降のMacにも対応(Boot Campは非対応)
現在、M1以降のMacで仮想Windowsを起動できる唯一の方法なので、MacでVOICEROIDを使いたい場合は必須ソフトです。
Parallels の料金プランは下表のようになっており、無料のTrial版でもソフトの起動や動画編集を確認できます。
プラン名 | Trial | Standard | Pro | Business |
---|---|---|---|---|
価格 | 無料 | 10,400円 | 11,700円/年 | 147,00円/年 |
ライセンス | 14日間 | 永続ライセンス | 1年間 | 1年間 |
アップデート | 更新なし | 更新なし | 更新あり | 更新あり |
補足 | 無料のプラン | 普通のプラン | 電話サポートあり | 企業向けプラン |
無料体験はParallels Desktop公式サイトからできるので、M1以降のMacでVOICEROIDを利用したい場合はオススメです。
【MacでVOICEROID】Parallelsの導入方法
Parallels であればM1以降のMacでも簡単にVOICEROIDを使えるので、詳細な導入方法を解説します。
Parallels導入方法1:公式サイトへアクセス
Parallels公式サイトへアクセスし、「製品」から「Parallels Desktop for Mac」をクリックします。
最新版のParallelsが表示されるので「今すぐトライ」をクリックします。
すると、無料トライアルをダウンロードできるページへ移動するので「無料トライアルをダウンロード」をクリックしてください。
無料トライアルのダウンロードが始まるので、「保存」をクリックして完了するまで待ってください。
Parallels導入方法2:Parallelsをインストール
Parallels のダウンロードが完了したら、ダウンロードファイルをクリックしてインストーラーを起動します。
インストーラーを起動すれば自動でParallelsがMacへインストールされるので、しばらく待ってください。
Parallels導入方法3:Windowsをダウンロード
Parallels のインストールが完了したら、Windowsをダウンロードしましょう。
M1チップ以降のMacを使ってる場合は下画像の表示が出るので「続行」をクリックし、画面の指示に従ってWindowsをダウンロード&インストールしてください。
しばらく進めるとWindowsのダウンロード&インストールが完了し、MacでWindowsが使えるようになります。
これでParallels の導入は完了なので、後は普通のWindows搭載PCと同じようにVOICEROIDをインストールするだけです。