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FANG+超え投資信託5選!?メガ10/S&P10/一歩テック20/Zテック20/全世界半導体を選定基準で比較

FANG+超え投資信託5選!?メガ10/S&P10/一歩テック20/Zテック20/全世界半導体をのランキング表。2025年夏ごろまで新NISA積立ランキングで3位だったFANG+ですが、2026年からはどんどん順位を落としています 投資商品・指数分析

2026年IPOラッシュ|SpaceX・OpenAI・Anthropicが上場したら?

2026年以降は、史上最大規模のIPOラッシュが注目されています。
特に注目すべきは、SpaceX、OpenAI、Anthropicという3社の上場可能性です。
これら3社は時価総額が非常に大きく、今後の成長次第では既存のビッグテック企業以上になることも期待されています。
そのため、もし上場すればビッグテック系ファンドの構成に大きな影響を与える可能性があります。

ここでは各ファンドの銘柄選定ルールから、3社が組み込まれる可能性を客観的に分析していきます。

ちゃすく
ちゃすく

より詳細な話については下の記事でも解説しています。

2026年IPO候補3社の概要

項目SpaceXOpenAIAnthropic
予想時価総額約1.5兆ドル
(約230兆円)
約8000億〜1兆ドル
(約120〜150兆円)
約3500億ドル
(約50兆円)
上場時期2026年6月2026年後半〜2027年2026年後半〜2027年
収益性黒字
(キャッシュフロー黒字化済み)
赤字
(年間約270億ドルの損失)
赤字
(改善傾向)
2025年売上約150億ドル約37億ドル約8.5億ドル
主な事業ロケット打ち上げ
Starlink衛星通信
ChatGPT
AI関連サービス API
Claude AI
AI関連サービス API
GICSセクター資本財・宇宙
or 通信サービス
情報技術
(ソフトウェア)
情報技術
(ソフトウェア)
ちゃすく
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特に注目すべきは「黒字のSpaceX」vs「赤字のOpenAI・Anthropic」という対比です。
この違いが各ファンドの組み入れ可能性を大きく左右します。

SpaceXは2026年6月にも上場が予定されており、時価総額は約1.5兆ドル(約230兆円)と史上最大のIPOになる可能性があります。

SpaceXの最大の特徴は、3社の中で唯一黒字企業であることです。
ロケット打ち上げ事業に加え、衛星インターネットサービス「Starlink」が急成長しており、2025年の売上は約150億ドル、2026年には220〜240億ドルに達すると予想されています。

ただし、SpaceXのセクター分類には不確定要素があります。
ロケット打ち上げ事業は「資本財(宇宙・航空)」に分類される可能性が高いですが、Starlinkの売上比率が高まれば「通信サービス」に分類される可能性もあります。
このセクター分類によって、セクターへ依存するFANG+への採用可否が変わってきます。

OpenAIはChatGPTで世界的に有名なAI企業で、2026年後半〜2027年に時価総額8000億〜1兆ドル規模で上場する可能性が報道されています。

OpenAIの課題は巨額の赤字です。
年間約270億ドル(約4兆円)もの損失を出しており、4四半期連続黒字を達成するまでには相当の時間がかかると予想されます。

一方でセクター分類は「情報技術(ソフトウェア)」で確定的なため、FANG+の対象セクター(テクノロジー)には該当します。
時価総額と売上高成長率を考慮すると、入れ替えランキングで上位に入る可能性は高いでしょう。

AnthropicはClaude AIを開発する企業で、「Anthropicショック」と呼ばれる事件で一般にも知名度が広まりました。
2026年後半〜2027年に時価総額約3500億ドル(約50兆円)での上場が予想されています。

AnthropicもOpenAI同様に赤字企業ですが、損失は改善傾向にあり、黒字化も見え始めていると報道されています。
ただし、時価総額がOpenAIの半分以下のため、時価総額を重視する選定基準では不利になる可能性があります。

各ファンドの組み入れ可能性を分析

各ファンドの銘柄選定ルールに基づいて、3社の組み入れ可能性を客観的に分析します。

メガ10:成長性基準で判断

企業採用可能性理由
SpaceX○ 高い成長性高く黒字&時価総額1.5兆ドルで入りやすい
OpenAI× 困難赤字のため、「利益成長率」の評価が難しい
Anthropic× 困難赤字のため、「利益成長率」の評価が難しい

メガ10は「Solactive GFS United States Growthインデックス」に採用されている「利益成長率と売上高成長率の平均が高い米国グロース株」から時価総額上位10社を選定します。
この基準に基づくと、3社の採用可能性は以下のように考えられます。

SpaceXは黒字企業であり売上成長率も高いため、上場後に時価総額上位に入れば採用される可能性があります。
一方、OpenAIとAnthropicは現時点で赤字のため、「利益成長率」の評価が難しく、採用可能性は不透明です。
ただし、IPO時に黒字転換していれば状況は変わるでしょう。

S&P10:SpaceXのみ採用可能、AI企業は門前払い

企業採用可能性理由
SpaceX○ 高い黒字企業、時価総額1.5兆ドルならトップ10確実
OpenAI× 不可赤字企業はS&P500に採用されない
Anthropic× 不可赤字企業はS&P500に採用されない

S&P500の採用条件である「4四半期連続黒字」を満たすのはSpaceXのみです。
OpenAIとAnthropicは時価総額がどれだけ大きくても、赤字が続く限りS&P500(およびS&P10)に採用されることはありません。

FANG+:AI企業に有利、SpaceXはセクター次第

企業採用可能性理由
SpaceX△〜× 不透明宇宙・航空セクターはFANG+の3セクター対象外の可能性
OpenAI○ 高いテクノロジーセクター該当、時価総額・成長率で上位確実
Anthropic△ 条件付きテクノロジーセクター該当だが、時価総額がOpenAIの半分

FANG+は「一般消費財・サービス」「テクノロジー」「メディア・コミュニケーション」の3セクターに限定されています。
OpenAI・Anthropicは「テクノロジー(ソフトウェア)」で該当しますが、SpaceXは「宇宙・航空」に分類されると対象外になる可能性があります。
ただし、Starlinkの売上比率が高まり「通信サービス」に分類されれば対象になります。

ちゃすく
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とは言え、FANG+は既存銘柄がランキング10位以内だと入れ替え対象になりません。
ランキング上位陣がNVIDIAやブロードコム、パランティアであることを考えるとなかなか抜けることはないと思うので、入れ替えのタイミングはかなり遅れるでしょう。

一歩テック20:AI企業に最も有利

企業採用可能性理由
SpaceX× 困難5テーマ(自動化、クラウド、コンテンツ、Eコマース、半導体)に該当しにくい
OpenAI○ 高いクラウドまたはコンテンツ・プラットフォームテーマに該当
Anthropic○ 高いクラウドテーマに該当、20枠あるため採用余地大

一歩テック20は5つのテーマで選定されるため、SpaceXは該当テーマがなく採用困難です。
一方でOpenAI・Anthropicは「クラウド」または「コンテンツ・プラットフォーム」テーマに該当し、20銘柄という枠の広さもあって両社とも採用される可能性が高いです。

Zテック20:時価総額勝負、SpaceX・OpenAI有利

企業採用可能性理由
SpaceX○ 高い時価総額1.5兆ドルでトップ20入り確実
OpenAI○ 高い時価総額8000億〜1兆ドルでトップ20確実
Anthropic△ 条件付き時価総額3500億ドルではトップ20入りが微妙

Zテック20は「日本・中国・ロシアを除く全世界のテクノロジー企業から時価総額上位20社」というシンプルな基準です。
テクノロジーの定義が広いため、SpaceXも対象になる可能性があり、時価総額1.5兆ドルなら確実に採用されます。
Anthropicは時価総額3500億ドルでは現在のトップ20にギリギリ入れるかどうかという位置です。

全世界半導体株インデックス:3社とも対象外

全世界半導体株インデックスは半導体関連企業のみが対象です。
SpaceX、OpenAI、Anthropicはいずれも半導体企業ではないため、上場しても組み入れ対象にはなりません。

ただし、AI需要の拡大によって、NVIDIAをはじめとする半導体企業の業績が向上する可能性はあります。
間接的にはAI企業の成長がプラスに働く可能性があるでしょう。

3社の組み入れ可能性まとめ

ファンドSpaceXOpenAIAnthropic特徴
S&P10××黒字要件でSpaceXのみ
FANG+△〜×セクター制限でAI企業有利
一歩テック20×5テーマでAI企業が最も有利
Zテック20時価総額勝負
メガ10成長性基準、赤字は不利
全世界半導体×××半導体以外は対象外
ちゃすく
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「黒字のSpaceX」を採用できるのはS&P10とZテック20です。
「赤字のAI企業」を採用できるのはFANG+、一歩テック20、Zテック20ですね。
この違いが今後のパフォーマンスに大きく影響する可能性があります。

もちろん、これらの企業を採用できれば優秀なのか、赤字企業を組み込まない方が優秀なのかは意見が分かれるところです。

ここで大事なのは自分が選んだファンドが本当に自分の狙った銘柄を組み込んでいるかどうかです。
例えば「OpenAIを採用してほしいのにS&P10を買っていた」「SpaceXのような企業が入って欲しいのにFANG+へ投資していた」では、自分の目的とファンドの選定基準が合っていないわけです。

AI企業を組み込みやすいファンドを選びたい場合は一歩テック20やZテック20、逆に赤字企業を組み込みにくい堅実なファンドを選びたい場合はS&P10やメガ10がおすすめです。

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