- OpenAIとディズニーの提携・10億ドル出資がどうなったか知りたい人
- Sora終了後、両社がどこでAIを収益につなげるか知りたい人
- ディズニー株とOpenAIへの上場前投資を分けて検討したい人
OpenAIとディズニーが2025年12月に発表した、Soraを中心とする提携計画は頓挫しました。
Reutersによると、ディズニーの10億ドル出資は実行されていません。
この記事では、2028年までにOpenAIは法人・業務向けAIへの集中を進め、ディズニーは設計・広告制作・作品検索でAI活用を広げると予想しています。
提携の経緯と、その後の公式発表から根拠を確認します。

マネックス証券ならディズニー株を買う方法と、HiJoJoユニコーンファンドによる未上場企業への投資を比較できます。
OpenAI対象ファンドの取扱い・募集はその都度確認が必要で、ディズニー株を買うこととは別の投資です。
OpenAIとディズニーの提携はどうなった?10億ドル出資とSoraの現状
10億ドル出資とキャラクター動画を柱とする大型計画は、Sora終了を受けて進まなくなりました。
ただし、従業員のChatGPT利用など、個々の業務上の契約まで全て終了したとは確認できません。
| 時点 | 発表・報道 | 区別したいこと |
|---|---|---|
| 2025年12月11日 | 3年間のライセンス計画と10億ドル出資を発表 | 最終契約・承認等が条件。出資完了の発表ではない |
| 2026年3月24日 | Sora終了方針。Reutersは提携頓挫と出資未実行を報道 | 10億ドルを投資して失った、という話ではない |
| 2026年4月26日 | SoraのWeb・アプリ提供終了 | 一般向けサービスは終了済み |
| 2026年9月24日予定 | Sora API提供終了 | 2026年9月15日時点では終了予定 |
当初の提携内容|200以上のキャラクターとDisney+への展開
当初は、ディズニー、ピクサー、マーベル、スター・ウォーズの200以上のキャラクター等を使い、Soraでファンが短い動画を作る計画でした。
ChatGPT Imagesによる画像生成と、選ばれた動画をDisney+で配信する構想も含まれていました。
ディズニーはOpenAIへ10億ドルを出資し、追加の株式購入権であるワラントも取得する予定でした。
発表には取引完了の条件が明記され、俳優など実在する人物の肖像や声はライセンスの対象外でした。
ディズニーはOpenAIの株主になったのか
今回の10億ドル出資計画を根拠に、ディズニーをOpenAIの株主として扱うことはできません。
Reutersは、事情を知る2人の話として取引は完了せず、資金の移動もなかったと報じています。
同じ報道には、別の提携・投資の方法を協議しているという情報もありました。
その後の新たな出資完了を確認するには、別の発表が必要です。
OpenAIとディズニーはなぜ提携解消に至ったのか
報道から確認できる中心的な背景は、OpenAIがSoraに使う計算資源を見直し、法人・コーディングなどの事業へ集中しようとしたことです。
ディズニーとの著作権対立だけを理由に、この計画が止まったと考えるのは適切ではありません。
Soraの計算負荷とOpenAIの資源配分
Reutersは、Soraの運営に多くの計算資源が必要となり、他のチームに回せる資源が減っていたと報じています。
動画アプリへの注目が集まることと、OpenAI全体にとって優先すべき事業であることは別です。
同じ計算資源を使うなら、動画を大量に生成するサービスと、仕事の時間を短縮して対価を得るサービスのどちらを伸ばすか。
提携の頓挫は、OpenAIがこの配分を変えた結果として見ると理解しやすくなります。
これは経営判断についての解釈です。
Sora単独の監査済み損益や、終了によってOpenAI全体の利益がいくら改善したかは、この情報だけでは計算できません。
Sora終了と動画・世界シミュレーション研究の違い
Soraという動画サービスを終了しても、研究まで同じ範囲で終了するとは限りません。
WIREDの取材に対してOpenAI広報は、Sora研究チームが現実世界のシミュレーションとロボティクスの研究に取り組むと説明しています。
ただし、その研究が収益を生む製品になる時期は別の問題です。
動画サービス終了を「OpenAIの技術開発が全て失敗した」とも、「次の研究で利益が確定した」とも評価できません。
Sora終了後、ディズニーのAI活用はどこまで進んでいる?
ディズニーは、自社のデザイン資産を使う設計支援、広告主向けの動画広告制作、Disney+やESPNの検索機能でAI活用を進めています。
Soraの計画が止まっても、AI導入を止めたわけではありません。
| 公式発表 | 用途 | 2026年9月時点の確認範囲 |
|---|---|---|
| 6月18日:Adobe Firefly Foundry | 自社資産を使う専用モデルでテーマパーク設計を支援 | Imagineeringの事例。映画制作全体の削減額ではない |
| 7月23日:Disney Ad Creative Studio | 広告主のブランド素材から動画広告を制作 | 一部広告主向けクローズドベータ |
| 8月6日:ESPN・Disney+のAI検索 | 自然言語でスポーツ情報・見たい作品を探す | 限られたユーザー向けベータ |
設計支援では、自社の資産に合わせた出力を作り、広告制作では人間の承認と管理を組み込みます。
ファンが自由に動画を投稿する場と比べ、ディズニーが品質や公開範囲を管理しやすい使い方です。
広告制作は、広告主が素材を作る負担を減らし、出稿へ進みやすくする余地があります。
作品検索は、視聴者が見たい作品にたどり着く負担を減らせるため、既存のDisney+事業で効果を測れます。
利益を見るときには、制作が速くなったかだけでなく、追加のAI費用を引いても採算が改善したか、広告出稿や視聴継続につながったかを確認したいところです。
公式発表から用途は確認できますが、これらの全社利益への寄与はまだ分かりません。
TikTokとの提携|ディズニーはファン動画も続ける
ディズニーは2026年8月5日、TikTokとの短編コンテンツ連携を発表しました。
参加するクリエイターの動画をTikTokとDisney+のVertsへ展開する計画で、まず米国で試行する予定です。
この発表は、ディズニーがファン参加型コンテンツを諦めていないという反対材料になります。
一方、これはSoraによるAI動画生成の再開を発表したものではありません。
OpenAIとディズニーの今後を予想|2028年のAI戦略
2028年までの本命は、Sora型のキャラクター動画提携の復活より、OpenAIの法人・業務用途への集中と、ディズニーの既存事業でのAI実装です。
ディズニーは、ファン動画の流通と、制作・検索のAI活用を分けて進めると予想しています。
両社は同じ市場で直接競う企業ではないため、「どちらが勝つか」よりも、誰が何に対価を払い、どの費用を減らせるかで比較します。
予想の確信度は中〜低で、利益額や株価の予想とは分けています。
OpenAIの予想|動画の利用拡大より業務への定着
OpenAIは、仕事で使われるAIを継続利用へつなげる事業を優先すると予想しています。
9月10日には米GSAが、OpenAIのモデルを政府機関が従量制で使う新たな契約を発表しました。
この契約は10月1日開始予定で、最低注文額や支出の約束はありません。
利用可能な組織が増えても、売上が同じ割合で増えるとは読めませんが、業務に組み込むための販売経路を広げていることは確認できます。
予想の根拠は、Soraの資源配分を見直したことと、その後も業務向けの利用経路を広げていることです。
2028年には、新サービスの利用者数より、有料の継続利用と、その利用を支える費用を重視して評価したいと考えています。
ディズニーの予想|自社資産と広告・配信でAI活用を拡大
ディズニーは、AIそのものを売るより、設計の作業負担を減らし、広告主と視聴者が既存サービスを使いやすくする用途を広げると予想しています。
すでに自社資産、広告の販売経路、配信サービスを持っているため、AIの効果を既存の仕事や売上で測りやすいからです。
設計にかかる時間を減らせても、確認・修正作業が増えれば費用の削減は小さくなります。
検索で作品が見つかりやすくなっても、視聴時間や継続率が変わらなければ、収益面の評価は限定的です。
| 判断対象 | 重要な違い | 2028年までの予想 | 確認する指標 |
|---|---|---|---|
| OpenAI | AIの提供が主な事業。利用に伴う計算費用を負担 | 業務の継続利用と法人・公共向け販売を優先 | 有料利用の継続、実際の利用売上、提供費用 |
| ディズニーの業務AI | 自社資産と既存の設計・広告・配信事業を持つ | 管理された設計支援・広告制作・検索を拡大 | 修正込みの作業時間、広告出稿、視聴・継続への効果 |
| 一般向けキャラクター動画 | ファンとの接点になるが、利用料・権利・生成費用の整理が必要 | 2025年末のSora計画のそのままの復活は中心に置かない | 新たな契約、正式提供、料金と費用の採算 |
再提携の可能性と予想を見直す条件
再提携の余地は残しています。
動画生成の費用が下がり、有料需要と権利管理を両立できるなら、ディズニーのキャラクターを使う新たなサービスには事業上の理由が生まれます。
ただし、出資を伴わない契約、業務だけの契約、一般向けの動画サービスは、それぞれ別です。
再び両社の名前が並んでも、2025年末の計画がそのまま復活したとは判断しません。
- 新たな最終契約と出資完了が発表された場合は、資本関係の判断を更新する
- OpenAIが動画サービスを再投入し、継続課金と採算の裏付けを示した場合は、動画事業の優先度を見直す
- ディズニーの設計・広告・検索のベータが拡大せず、利用や効率の改善も確認できない場合は、業務AI拡大の予想を弱める
現在は、Sora型の大型提携の復活を待つより、両社が既存の業務・販売経路でAIを使い続けられるかを見るのが妥当と判断しています。
OpenAIとディズニーへの投資|米国株と未上場ファンドの違い
ディズニーには米国上場株で投資できますが、OpenAIは未上場で、通常の証券口座から同じように株式を買うことはできません。
今回の10億ドル出資が未実行という報道を踏まえると、ディズニー株をOpenAIへの間接投資として選ぶ理由にはなりません。
ディズニー株を買うなら会社全体の収益で判断する
米ウォルト・ディズニーのティッカーはDISです。
日本のオリエンタルランド株とは別銘柄で、マネックス証券でも米国株として扱われています。
ディズニー株では、AIによる改善だけでなく、配信・コンテンツ・テーマパーク等を含む会社全体の利益と購入時の株価を評価します。
AI活用が進むことだけで、投資リターンまで決まるわけではありません。
OpenAIへの上場前投資は募集ファンドと条件を確認する
2026年9月15日時点、HiJoJo.comでは「OpenAI & Crusoeファンド」の募集案内を確認できます。
募集期間は8月20日〜9月17日、先着順、最低申込金額は200万円です。
OpenAIだけを対象とするファンドと同じものではないため、投資対象の配分や投資形態は書面で確認する必要があります。
募集終了・完売後も申し込めるとは限らず、このファンドをマネックス証券でも同時に募集していると確認したものではありません。
HiJoJo.comの案内には資産3,000万円以上の条件があります。
マネックス経由にも年齢・投資経験・金融資産等の購入開始基準があり、口座を作るだけで全員が購入できる商品ではありません。

マネックス証券を選ぶ理由は、ディズニーなどの米国株を管理しながら、取扱いのあるHiJoJoユニコーンファンドも検討できることです。
OpenAI対象の募集があれば上場前投資の候補になりますが、購入基準と募集条件を先に確認します。
以下はHiJoJoユニコーンファンドの一般的な仕組みと過去の募集画面です。
最低100万円などの一般案内と、現在のOpenAI & Crusoeファンドの最低200万円を混同せず、最新の書面を優先してください。
OpenAIに投資する方法|HiJoJoユニコーンファンドとは
OpenAIが上場する前に投資しておきたい場合は、HiJoJo.comが提供しているHiJoJoユニコーンファンドです。
HiJoJo.comはマネックス証券
とも提携しており、実際に下の画像はマネックス証券で募集されていたSpaceXのHiJoJoユニコーンファンドです。

購入開始基準を満たすマネックス証券ユーザーは、募集期間中にこのファンドへ申し込めました。
この画面は過去の募集事例であり、投資家全員の利益や現在の申込可能性を示すものではありません。

HiJoJoユニコーンファンドにはHiJoJo.comで投資するか、マネックス証券
の口座内からそのまま申し込むしかありません。
残念ながら、SBI証券や楽天証券ではHiJoJoユニコーンファンドの取り扱いはありません。
HiJoJoユニコーンファンドの仕組み
HiJoJoユニコーンファンドを提供しているHiJoJo Partnersは、金融庁に登録された第一種金融商品取引業者です。
評価額10億ドル超の未上場企業(ユニコーン企業)に投資する私募ファンドを組成・運用しています。
実際に下の画像はHiJoJo公式サイトの組入実績企業一覧で、SpaceXやStripe、Anthropic、Discordといった名前が並んでいて知っている企業も少なくないと思います。

一般的な投資信託などとは違い、ファンドごとに投資先が指定されています。
「SpaceXファンド」ならSpaceX、「OpenAIファンド」ならOpenAIの株式が組み入れ対象です。
1口100万円から投資でき、累計販売額は500億円を突破しています。
HiJoJo Partnersはマネックス証券と提携しており、マネックス証券のサイト上でもファンド一覧を下画像のように確認できます。

SpaceXファンド、パランティアファンド、OpenAIファンドなど、過去に募集があったファンドが並んでいます。
マネックス証券経由でもHiJoJo.comの場合と同じようにファンドへ申し込めます。
ただし、HiJoJoユニコーンファンドは常に募集があるわけではなく、基本的に募集が始まってから下画像のように2週間前後の募集期間しかありません。

そのため、OpenAIへもし上場前に投資したい場合は事前にHiJoJo.comかマネックス証券
のアカウントを作っておき、募集が始まったら応募する方法が現実的です。

つまり、HiJoJoユニコーンファンドにはHiJoJo.comとマネックス証券
の2ルートが存在します。
ここからはHiJoJo.comとマネックス証券
のどちらで投資すると良いのか解説していきます。
上場前にOpenAIへ投資する方法1:HiJoJo.com
OpenAIが上場する前に投資する方法1つ目は、HiJoJo.comから直接会員登録してファンド募集へ応募することです。

- HiJoJo.com
で会員登録する
- 新しいファンドの募集情報を確認する
- 投資先、最低投資額、手数料、運用期間を読む
- 途中換金できない期間を確認して申し込む
- マネックス証券ルートよりも応募できるファンド数が多い
- 新規のファンド募集が始まるとメールで通知が来る
- HiJoJoユニコーンファンド以外に投資先がないのでシンプル

HiJoJoユニコーンファンドの募集は2週間しかないことが多いので、事前に登録しておかないと気づいたときには締め切られていた、ということもあり得ます。
上場前にOpenAIへ投資する方法2:マネックス証券
OpenAIが上場する前に投資する方法2つ目は、マネックス証券の口座を開設し、マネックス内からそのままファンドへ応募する方法です。

- マネックス証券
の証券口座を作る
- 新しいファンドの募集情報を確認する
- 投資先、最低投資額、手数料、運用期間を読む
- 途中換金できない期間を確認して申し込む
- 大手ネット証券の口座からHiJoJoユニコーンファンドへ投資できる
- 関連銘柄や米国株も同じ口座で管理できる
- 未上場ファンドの募集がない時期でも、別の投資方法を比較しやすい

マネックス証券であれば安心感もあり、既に楽天証券やSBI証券を使ってる人もサブ口座として活用できます。
未上場ファンドは元本保証がなく、投資額の全額を失う可能性があります。
中途解約・売却の制限と、申込時・運用中・成功報酬等の費用を確認し、生活費や近い将来使う資金を投じないようにしてください。
マネックス証券の一般案内では、契約期間は5年程度、中途解約は不可です。
ファンドごとの実際の期間・延長条件・換金条件は契約書面で確認します。
OpenAIへの投資経路の違いは、下の記事で詳しく比較しています。
- QChatGPTでディズニーのキャラクターを自由に商用利用できますか?
- A
2025年12月の提携発表だけで、現在の自由な生成・商用利用が許可されたとは判断できません。
利用する製品の現行条件と、用途に必要な権利者の許諾を確認してください。
- QディズニーはOpenAIへの出資で10億ドルを失ったのですか?
- A
Reutersは取引が完了せず、資金の移動もなかったと報じています。
10億ドルを出資した後に失ったという説明は、この報道と一致しません。
- QOpenAIとディズニーは再提携すると予想していますか?
- A
別の契約で協力する余地はありますが、2028年までの本命はSora型の大型提携の復活より、法人・業務用途とディズニーの既存事業でのAI活用です。
新たな契約や、採算を伴う一般向け動画サービスが発表された場合は予想を見直します。




